JPH044591Y2 - - Google Patents

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JPH044591Y2
JPH044591Y2 JP1987024574U JP2457487U JPH044591Y2 JP H044591 Y2 JPH044591 Y2 JP H044591Y2 JP 1987024574 U JP1987024574 U JP 1987024574U JP 2457487 U JP2457487 U JP 2457487U JP H044591 Y2 JPH044591 Y2 JP H044591Y2
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JP
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rail
guide rod
intermediate rail
drawer
main body
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JP1987024574U
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JPS63131650U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キヤビネツト等の家具本体に設ける
抽斗サスペンシヨンにおける遊動転子の案内装置
の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
キヤビネツト等の家具本体内に、前後長手方向
に本体レールを固定し、該本体レールに対して中
間レールを前後移動自在に嵌挿し、この中間レー
ルに抽斗側面から突出する前後長手の抽斗レール
を前後移動自在に支持させるように構成した抽斗
サスペンシヨンにおいて、前記中間レールの前後
移動を円滑に行わせる手段として、例えば先行技
術の実開昭55−79245号公報では、中間レールに
その前後長手方向に沿つてガイド杆を配設し、ガ
イド杆に遊動転子の軸を支持させて、抽斗を前後
移動させるとき、前記遊動転子が抽斗レールに接
当した状態にて転動するように構成している。そ
の場合、前記先行技術によれば、鋼材から成る丸
棒状のガイド杆の前後端部を屈曲させて、その屈
曲部を中間レールにおける支持部に着脱自在に係
止する構成が開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この構成によれば、前記ガイド
杆における屈曲部の形状が複雑であるから、その
形成作業が困難であり、手間が掛かる。
また、前記屈曲部の曲げ変形量が大きいことか
ら、支持部に対する嵌合作業時に屈曲部分が折損
する可能性もあり、且つガイド杆の取扱時には、
屈曲部が互いに絡みあつて取扱が至極厄介となる
と云う問題があつた。
本考案は、これらの問題を解決することを目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案では、この種の抽斗サスペンシ
ヨンにおいて、中間レールには、その垂直板部の
上下中途部にて遊転する遊動転子の軸を案内支持
するガイド杆を、中間レールの前後長手方向に沿
つて配設し、該ガイド杆の前後端を各々連結体に
おける係合凹所に嵌挿し、該各連結体を中間レー
ルにおける前後各支持片に各々着脱自在に装着し
たものである。
〔作用・効果〕
本考案の構成によれば、遊動転子の軸を支持す
るガイド杆の前端及び後端は、各々連結体を介し
て中間レールにおける支持片に着脱自在に装着す
るのであり、各連結体における係合凹所にガイド
杆の真直ぐな端部を嵌挿するだけであるから、従
来のようにガイド杆の端部を屈曲変形させる必要
がなく、真直ぐなガイド杆と、連結体を別体にて
各々製作すれば良いから、製作工程も簡単とな
る。
ガイド杆には従来のように屈曲部分が存在しな
いから、従つてガイド杆の端部が互いに絡まると
云う不都合も無くなり、取扱いが簡単となる。
また、連結体とガイド杆とは着脱自在であつて
も良く、固着することもでき、連結体の係合凹所
にガイド杆端部を嵌挿するとき接着剤により両者
を固着しておけば、組立作業時の部品の取扱いが
一層簡単且つ便利になるという効果を有する。
反対に、連結体とガイド杆とを中間レールの支
持片への装着時に互いに嵌挿及び係合させるよう
に三者を互いに分離可能に構成しておけば、連結
体若しくはガイド杆の破損時にその部品のみの交
換が可能となり、経済的である。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を説明すると、図におい
て、符号1は抽斗サスペンシヨンにおける本体レ
ール、符号2は中間レール、3は抽斗4の左右両
側板の外面に固定した抽斗レールを各々示す。
前記本体レール1は断面コ字型に形成され、且
つキヤビネツトの本体の左右側板5,5に対して
前後長手に配設し、本体レール1の背面前後位置
に切り起こした後向き係合爪6,6にて前記側板
5,5の孔(図示せず)に取付き、背面前位置の
膨出ダボ7にて本体レール1が前向きに脱落しな
いようになつている。
該本体レール1のL字状上板1aと同じくL字
状上板1bとの間に、同じく断面コ字型の中間レ
ール2をそのL字状の上板2aと同じくL字状下
板2bとが嵌つて前後移動自在に嵌挿する。中間
レール2の後端上部に軸支した転子8が本体レー
ルの上板1aに転動自在に接当し、中間レール2
の前端に軸支した転子9ならびに中間レール2の
前後方向中途の下部に適宜間隔にて軸支された複
数の中間転子10,11,12,13が各々本体
レールの下板1bに対して適宜転動自在に接当し
得るようになつている。
中間レール2の上板2aの後端部には、合成樹
脂製の係止片14を装着してある。
他方本体レール1の上板1aの前後中途位置に
は、大きい幅の挿入孔15を穿設し、該挿入孔1
5の前縁から所定寸法だけ前方位置には小さい幅
の係止溝孔16を穿設し、合成樹脂材にて一体的
に成形して成るストツパ体17を、前記挿入孔1
5と係止溝孔16と之間の上板1aに係止するも
のであり、該ストツパ体17の後端面が前記係止
片14の前端面に接当して中間レール2の前方向
の行き過ぎを防止するものである。
符号18は中間レール2の前端に取付く前部ス
トツパで、抽斗4の側板外面に横向きに突出する
規制体19が接当することにより、抽斗4の引き
出し動作と共に中間レール2を前方向に引き出す
役目を果たす。
遊転転子23はその軸24を中間レール2の長
手方向に沿つて配設したガイド杆21に支持させ
た状態で前後移動自在となるもので、遊動転子2
3の片面を中間レールの垂直板2cにもたれ掛け
させてあり、該遊転転子23と前記中間転子11
乃至13とにより挟まれる抽斗レール3の前後移
動を円滑にする。
中間レール2の垂直板2cの前後方向中途部に
は、相対向して前後一対の支持片20,20を切
り起こし形成し、各支持片20には取付け孔20
aを穿設し、該両取付け孔20a,20aに合成
樹脂製等の連結体22,22を介してガイド杆2
1の前後端部を着脱自在に装着するものである。
即ち、各連結体22の一側には、前記取付け孔
20aに係合する突起状係合部22aを一体的に
形成する一方、連結体22の他側には、ガイド杆
21の端部が嵌挿し得る係合凹所22bを凹み形
成してあり、ガイド杆21はグラスフイバー強化
プラスチツクの棒やピアノ線のような鋼線であつ
ても良い。
そして、ガイド杆21と連結体22とは係合凹
所22bに嵌挿した箇所にて接着固定して良い
し、着脱自在であつても良い。ガイド杆21は第
2図の二点鎖線に示すように湾曲させて着脱す
る。両支持片20に係合支持された前記ガイド杆
21はそれ自身の弾性により直線状に復帰でき、
前記両連結体22,22おける突起状係合部22
aが支持片20の取付け孔20aに嵌つてガイド
杆21の脱落を防止できる。
符号25,25は前記遊転転子23の前後移動
量を規制すると共に細長いガイド杆21の横振れ
を或程度規制できる切り起こしストツパであり、
符号26は本体レール1に取付く合成樹脂製のス
ライダを示し、27,28は各々中間レール2に
取付く合成樹脂製のスライダを示す。
また、本体レール1の下板1bの後部には、下
向き傾斜部29,30を切り起こし成形して前記
中間レール2を本体レール1に押し込み状態にす
るとき、当該中間レール2後部の中間転子12,
13が落ち込むことにより中間レール2の後部を
下向きに傾斜させて抽斗4が不用意に前向きに突
出しないようにするものである。
この構成により、抽斗4をキヤビネツト等の家
具本体から引き出すと、左右両側の中間レール
2,2の転子9と中間転子10乃至13に乗り、
遊転転子23に挟まれた抽斗レール3は円滑に前
移動する。抽斗レール3が一定距離前移動する
と、規制体19にて前部ストツパ18を前に押
し、本体レール1に対して中間レール2を前方向
に移動させる。
そして、中間レール2における係止片14が本
体レール1におけるストツパ体17の後端面に接
当すると、中間レール2の前移動を不能にするこ
とができる。
抽斗4が前下向きに転倒しないように、前記抽
斗レール3の上面が遊動転子23の下面を上向き
に押圧している状態では、遊動転子23の荷重は
ガイド杆23に作用せず、遊転転子23の軸24
がガイド杆21に支持されて落下不能になるよう
に案内するだけの役割を果たすものである。
従つて、このガイド杆21の前後端部は中間レ
ール2における支持片20に対してそれほど強度
を必要とせずに支持すれば良く、本考案の連結体
22を介して簡単に係合支持することができる。
しかも、連結体22を棒状のガイド杆21とは
別体で製作することにより、従来のようにガイド
杆21の前後端部を屈曲変形させる必要が無くな
るので、ガイド杆21の材質を金属に限ることな
く任意の材料を選択することができるし、複雑な
屈曲作業工程も省略して製作コストを低減するこ
とができる。
さらに、連結体22とガイド杆21とは着脱自
在であつても良く、固着することもでき、連結体
の係合凹所にガイド杆端部を嵌挿するとき接着剤
により両者を固着しておけば、組立作業時の部品
の取扱いが一層簡単且つ便利になるという効果を
有する。
反対に、連結体とガイド杆とを中間レールの支
持片への装着時に互いに嵌挿及び係合させるよう
に三者を互いに分離可能に構成しておけば、連結
体若しくはガイド杆の破損時にその部品のみの交
換が可能となり、経済的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は抽斗サ
スペンシヨンの側面図、第2図は中間レールの要
部側面図、第3図は第2図の−線視断面図、
第4図は第2図の−視断面図、第5図は第2
図の要部拡大側面図、第6図はガイド杆及び連結
体の斜視図、第7図は本体レールの平面図、第8
図は本体レールの側面図、第9図は第1図の−
視で示す抽斗装着状態の断面図である。 1……本体レール、2……中間レール、3……
抽斗レール、4……抽斗、8,9……転子、1
0,11,12,13……中間転子、14……係
止片、15……挿入孔、16……係止溝孔、17
……ストツパ体、20,20……支持片、20a
……取付け孔、21……ガイド杆、22,22…
…連結体、22a……突起状係合部、22b……
係合凹所、23……遊転転子、24……軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体レールと抽斗との間においてその前後方向
    に移動自在に嵌挿した中間レールを備えた抽斗サ
    スペンシヨンにおいて、前記中間レールには、そ
    の垂直板部の上下中途部にて遊転する遊動転子の
    軸を案内支持するガイド杆を、中間レールの前後
    長手方向に沿つて配設し、該ガイド杆の前後端を
    各々連結体における係合凹所に嵌挿し、該各連結
    体を中間レールにおける前後各支持片に各々着脱
    自在に装着したことを特徴とする移動サスペンシ
    ヨンにおける遊動転子の案内装置。
JP1987024574U 1987-02-20 1987-02-20 Expired JPH044591Y2 (ja)

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JP1987024574U JPH044591Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

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JP1987024574U JPH044591Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

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JPS63131650U JPS63131650U (ja) 1988-08-29
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JP2502786Y2 (ja) * 1992-07-20 1996-06-26 高橋金物株式会社 レ―ル装置

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JPS63131650U (ja) 1988-08-29

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