JPS5848077Y2 - パンスライサ−における被裁断物の載置板の移動装置 - Google Patents

パンスライサ−における被裁断物の載置板の移動装置

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JPS5848077Y2
JPS5848077Y2 JP15571378U JP15571378U JPS5848077Y2 JP S5848077 Y2 JPS5848077 Y2 JP S5848077Y2 JP 15571378 U JP15571378 U JP 15571378U JP 15571378 U JP15571378 U JP 15571378U JP S5848077 Y2 JPS5848077 Y2 JP S5848077Y2
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JP
Japan
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mounting plate
cutter
base
plate
rollers
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JP15571378U
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JPS5575493U (ja
Inventor
冬平 土倉
Original Assignee
ハクラ精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパンスライサーにおける被裁断物の載置板の移
動装置に関する。
パンスライサーにおいては、被裁断物を裁断するための
カッターを定位置に固定し、被裁断物のほうをカッタ一
方向に移動せしめることにより裁断を行うようになって
いる。
第1図において、1は基台、2はこの基台1の一側端に
固設されるカッター、3は該カッター2に隣接して設け
られる定板であり、該定板3は基台1の反対側側部に設
けられた操作ハンドル4を操作することにより、基台1
の幅方向に進退が可能となっている。
また5は被裁断物の載置板であり、該載置板5は基台1
上をカッター2方向に移動が可能となっている。
以上のような構成のパンスライサーにおいて、パンを裁
断する場合には、前記載置板5上にパンを載置し、パン
の先端を前記定板3に当接せしめた後、載置板5をカッ
ター2方向に移動せしめるものであり、かくすれば定板
3とカッター2の間隔aだけの厚さのパンが裁断される
ものである。
しかして、このようなパンスライサーにおける前記載置
板5を移動せしめる装置としては、諸種の形式のものが
採用されているが、例えば第2図及び第3図に示される
ものは基台1にカッター2及び定板3と平行なl対の案
内軸6,6を設けるとともに、載置板5の裏面に片側各
2個ずつの溝形ローラ7を計4個回転可能に設け、該載
置板5をその片側各2個ずつの溝形ローラ7が前記案内
軸6,6の内側に嵌合する如くして基台1上に配設した
ものであり、前記溝形ローラ7が案内軸6゜6に挾まる
ような形で該案内軸6,6上を摺動することによって載
置板5が図中矢印方向に移動し得るようになっている。
また第4図及び第5図に示されるものは、基台1の両側
に断面コ字状のレール8,8を設けるとともに、載置板
5の裏面には片側各2個ずつのロラ9を計4個回転可能
に設け、該片側各2個ずつのローラ9を前記コ字状のレ
ール8,8にそれぞれ嵌装したものであり、ローラ9が
レーク8゜8内を摺動することによって載置板5が図中
矢印方向に移動し得るようになっている。
ところで、このような載置板5の移動装置において構造
上置も留意すべき点は、載置板5が基台1上を安定して
移動し得るということの他に、載置板5がカッター2面
に対して常に直角をなした状態にあり、且つその移動が
カッター2に対して常に平行でなければならないという
点にある。
そして、この点が不十分であると、カッター2がパンに
対して非直角の状態で当たり、これを裁断することにな
るので、各部の厚さが不均一なパンが裁断されてしまう
ことになる。
従って、載置板5の移動装置の加工及び組付けには高い
精度が要求される訳であるが、前記した如き装置におい
ては、装置自体が左右対称の構成となっていて装置の各
部分毎の加工・組付けの精度によって載置板5のカッタ
ー2面に対する直角状態と載置板5のカッター2と平行
な移動状態とを同時に確保しなければならないという構
成となっているので、その加工・組付は精度の確保に大
きな配慮を必要とするという難点がある。
本考案は以上のような従来の不利・難点を解消すべく考
案されたものであって、パンスライサーにおける載置板
のカッターに対する直角状態と、載置板のカッターと平
行な移動状態とを従来の如く大きな配慮を必要とするこ
と7.L <簡単な構成の下に確保することができる載
置板の移動装置の提供を目的とし、このため被裁断物の
載置板裏面の載置板移動方向両側に脚部を設けるととも
に、一方の脚部を載置板内方にL字状に折曲せしめた構
成とし、該一方の脚部の載置板内方に延出した水平部に
は3個以上の溝形ローラを互いに近接して回転可能に設
け、また他方の脚部には横ローラを回転可能に設け、一
方基台内部には定板或カッターと平行案内軸を設けると
ともに、基台上に定板及びカッターと平行に横ローラの
転勤面を形成し、前記載置板を、近接する複数の溝形ロ
ーラ間に前記案内軸が嵌挿し且つ前記横ローラが基台上
の転勤面に当接する如くして基台上に装着し、前記案内
軸及び転勤面に沿った溝形ローラ及び横ローラの転動に
よって載置板をカッタ一方向に移動よしめるようにし、
さらに、基台上部に前記両脚部間に位置し且つ溝形ロー
ラ及び横ローラの上部を覆うようにしてカバー板体を取
付けるとともに、該カバー板体下面を横ローラの上下動
を規制する押えとして構成せしめたことをその基本的特
徴とする。
次に本考案による装置の一実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。
第6図ないし第9図は本考案による装置の一実施例を示
すものであって、10は本考案による装置本体、1は基
台、2はカッター、3は定板、5は載置板を各示す。
本考案においては、まず前記載置板5の裏面に板体11
が固着されており、この板体11の長さ方向のカッター
2寄りの一端には」字状の脚部111が、また他端には
直角状の脚部112がそれぞれ下方に向けて連成されて
いる。
しかして、前記−仔状の脚部111の水平部には2個の
溝形ローラ12a、12aが一定の間隔をおいてカッタ
ー2及び載置板5側縁と平行な状態で回転可能に取付け
られ、また、前記溝形ローラ12a。
12aの中間部よりやや」字状脚部111の内側寄りの
位置には同じく溝形ローラ12bが回転可能に取付けら
れている。
しかしてこの状態で前記溝形ローラ12a、12aの溝
形部と溝形ローラ12bの溝形部との間に後記する案内
軸13が嵌挿し得るようになっている。
また前記直角状の脚部112の内側面には横ローラ14
が回転可能に取付けられている。
なお本実施例においてはこの横ローラ14は1つだけで
あるが、これを並列的に複数個設けることも可能である
一方、基台1内側の前記」字状脚部111の直下には前
記カッター2と平行な案内軸13が配設されるとともに
、基台1のカッター2取付側と反対側の壁上面の略全長
には前記横ローラ14の転動面15が形成されている。
以上のような構成において、前記載置板5は、前記溝形
ローラ12a、12aと溝形ローラ12bとの間に前記
案内軸13が嵌挿し、且つ前記横ローラ14が基台1上
の前記摺動面15に当接する如くして基台1上に装着さ
れ、この状態で載置板5は前記溝形ローラ12a 、
12a 、 12bが案内軸13にガイドされ且つ横ロ
ーラ14が前記転動面15を転動することによって、第
6図中の矢印A方向への移動が可能となっている。
またこのようlζして載置板5が装着された状態で、基
台1の上部には第9図に示す如きカバー板体16が前記
脚部111の」字状の内側に位置し、且つ基台1の上部
全体を覆う如くして取付けられており、この状態で前記
案内軸13及び溝形ローラ12a、12a、12bは前
記カバー板体16の内側に位置している。
またこのカバー板体16の側縁部は横ローラ14とわず
かな間隙を有して前記転動面15上に位置し、こイ1に
よって載置板5を移動せしめたときの横ローラ14の上
下動を規制し得る押えを形成している。
以上述べたような本考案による装置によれば、前記案内
軸13及び溝形ローラ12a、12aをカッター2に対
して平行に取付けるという配慮をなすことだけで載置板
5のカッター2に対する平行な移動状態を確保すること
ができるとともに、前記横ローラ14の高さ方向の取付
位置を調整するだけで、載置板5のカッター2面に対す
る直角状態を確保することができるものであり、このよ
うに、装置10の各部分に載置板5のカッター2に対す
る平行な移動状態を確保する役目と、同じくカッター2
面に対する直角の位置状態を確保する役目を分担せしめ
たので、これらの移動状態及び位置状態をきわめて容易
に得ることができる。
また前記案内軸13及び溝形ローラ12a、12a 。
12bは前記カバー板体16によって外部に露出しない
ようになっているので、外力によって損傷を受けること
があまりなく、またごみやパンスライスによって生ずる
パンくず等の異物が装置に付着してその正常な作動が阻
害されるということも効果的に防止されている。
なお、本実施例においては本考案を手動式のパンスライ
サーに適用した場合を述べたが、これに限らず、自動パ
ンスライサーにも適用し得ることは言うまでもない。
以上述べたような本考案による装置によれは、被裁断物
の載置板5裏面の載置板移動方向両側に脚部111,1
12を設けるとともに、一方の脚部111を載置板内方
にL字状に折曲せしめた構成とし、該一方の脚5111
の載置板内方に延出した水平部には3個以上の溝形ロー
ラ12を互いに近接して回転可能に設け、また他方の脚
部112には横ローラ14を回転可能に設け、一方基台
1内部には定板或はカッターと平行に案内軸13を設け
るとともに、基台1上に定板及びカッターと平行に横ロ
ーラ14の転動面15を形成し、前記載置板5を、近接
する複数の溝形ローラ12間に前記案内軸13が嵌挿し
且つ前記横ローラ14が基台1上の転動面15に当接す
る如くして基台1上に装着し、前記案内軸13及び転動
軸15に沿って溝形ローラ12及び横ローラ14の転動
によって載置板5をカッタ一方向に移動せしめるように
し、さらに、基台1上部に前記両脚部111゜112間
に位置し且つ溝形ローラ12及び横ローラ14の上部を
覆うようにしてカバー板体16を取付けるとともに、該
カバー板体16下面を横ローラ14の上下動を規制する
押えとして構成せしめたので、載置板をカッターに対し
て平行に移動せしめることと、載置板をツノツタ−面に
対して直角状態にすることを、装置を構成する部分毎に
分担させること力に!、このため従来の如く装置の各構
成部分毎に前記した如き平行な移動の状態と直角状態を
同時に確保するための配慮をなすという必要がなくなり
、装置自体の精度をきわめて簡単に確保することができ
、加えて、構造上移動やガイドのためのローラや他の部
材をカバー板体により全面的に覆うことが可能なため、
装置自体が外力によって損傷を受けることがなく、また
特にパンくず等の異物が装置の構成部材に付着してその
正常な作動が阻害されることがない等の実用上の利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はパンスライサーを示す斜視図である。 第2図及び第3図は従来の載置板の移動装置を示すもの
であって、第2図は平面図、第3図は第2図中1−1線
に沿う断面図である。 また第4図及び第5図は従来の他の載置板の移動装置を
示すものであって、第4図は平面図、第5図は第4図中
田−■線に沿う断面図である。 第6図ないし第9図は本考案による装置を示すものであ
って、第6図は平面図、第7図は第6図中■−■線に沿
う断面図、第8図は斜視図、第9図は第8図に示すもの
にカバー板体を取付けた状態を示す斜視図である。 図中、1は基台、2はカッター、3は定板、5は載置板
、10は装置本体、111,112は脚部、12は溝形
ローラ、13は案内軸、14は横ローラ、15は転動面
、161まカバー板体を各示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被裁断物の載置板裏面の載置板移動方向両側に脚部を設
    けるとともに、一方の脚部を載置板内方にL字状に折曲
    せしめた構成とし、該一方の脚部の載置板内方に延出し
    た水平部には3個以上の溝形ローラを互いに接近して回
    転可能に設け、また他方の脚部には横ローラを回転可能
    に設け、−方基台内部にに定板或はカッターと平行に案
    内軸を設けるとともに、基台上に定板及びカッターと平
    行に横ローラの転勤面を形成し、前記載置板を、近接す
    る複数の溝形ローラ間に前記案内軸が吠挿し且つ前記横
    ローラが基台上の転勤面に当接する如くして基台上に装
    着し、前記案内軸及び転勤面に沿った溝形ローラ及び横
    ローラの転動によって載置板をカッタ一方向に移動せし
    めるようにし、さらに、基台上部に前記両脚部間に位置
    し且つ溝形ローラ及び横ローラの上部を覆うようにして
    カバー板体を取付けるとともに、該カバー板体下面を横
    ローラの上下動を規制する押えとして構成せシメてなる
    パンスライサーにおける被裁断物の載置板の移動装置。
JP15571378U 1978-11-14 1978-11-14 パンスライサ−における被裁断物の載置板の移動装置 Expired JPS5848077Y2 (ja)

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JP15571378U JPS5848077Y2 (ja) 1978-11-14 1978-11-14 パンスライサ−における被裁断物の載置板の移動装置

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JP15571378U JPS5848077Y2 (ja) 1978-11-14 1978-11-14 パンスライサ−における被裁断物の載置板の移動装置

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JPS5575493U JPS5575493U (ja) 1980-05-24
JPS5848077Y2 true JPS5848077Y2 (ja) 1983-11-01

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JP15571378U Expired JPS5848077Y2 (ja) 1978-11-14 1978-11-14 パンスライサ−における被裁断物の載置板の移動装置

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JP7036417B2 (ja) * 2017-10-20 2022-03-15 清己 吉村 食品の切断装置

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