JPH0445375A - 抗酸化機能付冷蔵庫 - Google Patents

抗酸化機能付冷蔵庫

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JPH0445375A
JPH0445375A JP15337990A JP15337990A JPH0445375A JP H0445375 A JPH0445375 A JP H0445375A JP 15337990 A JP15337990 A JP 15337990A JP 15337990 A JP15337990 A JP 15337990A JP H0445375 A JPH0445375 A JP H0445375A
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JP
Japan
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refrigerator
antioxidant
oxidant
foods
timer
Prior art date
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Pending
Application number
JP15337990A
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English (en)
Inventor
Akishige Tsuruizumi
鶴泉 彰恵
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、食品等を低温下で保存するための冷蔵庫に係
り、詳しくは低温下で保存される油脂食品、あるいは油
脂含有食品中の油脂の酸化を防止するための抗酸化機能
を備えた冷蔵庫に関する。
(従来の技術) 従来、例えば一般家庭に備えられた電気冷蔵庫の場合、
食品を長期に保存するため、あるいは鮮度を保つために
それらの食品を冷凍庫に冷凍保存することが多い。しか
しながら、これらの食品は冷凍保存されていても油脂成
分が空気による酸化作用を受けて風味を損じたり、酸化
の進行によっては有害物質を生成することがあるため、
酸化を防できるような冷蔵庫の開発が期待されていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の冷蔵庫、舛えば電気冷蔵庫による食品冷凍保
存においては、庫内温度をマイナス15℃程度に下げた
場合でも食品中の油脂成分が空気による酸化作用を受け
て風味を損じてしまうという問題があるため、本発明で
は抗酸化剤を例えば噴霧状にして冷蔵庫内に自動的に供
給できるようにすることによって、庫内に保存された食
品の油脂成分の酸化を防止することを解決すべき技術的
課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題解決のための技術的手段は、食品等を低温下で
保存するための冷蔵庫を、前記食品等の酸化促進を防止
する抗酸化剤を庫内に供給するための抗酸化剤供給装置
を設けた構成にすることである。
あるいは押圧力を受けたときに抗酸化剤を噴霧状に庫内
に噴出させるための抗酸化剤容器と、前記押圧力を発生
させるためのソレノイドと、そのソレノイドを作動させ
るための駆動電力を設定時間間隔で出力するタイマとを
有する抗酸化剤供給装置を設けた構成にすることである
(作用) 上記構成の抗酸化機能付冷蔵庫によると、抗酸化剤供給
装置から例えば一定時間毎に抗酸化剤が庫内に供給され
るため、庫内に保存された食品の油脂成分が酸化促進す
ることを防止する作用をする。
(実施例) 次に、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は抗酸化機能付の電気冷凍冷蔵庫の側面図である
。第1図に示すように電気冷凍冷蔵庫l内の上部には、
マイナス15℃程度の冷気により食品f等の貯蔵物を冷
凍し、保存するための冷凍部2が形成されており、その
冷凍部2の下部には冷凍温度より低い庫内温度の冷蔵部
3が形成されている。そして底部には庫内に冷気を供給
するための冷凍装置4が取り付けられている。以上は一
般的な電気冷凍冷蔵庫の構成と同じである。
以上のような構成に加えて、第1図に示すように電気冷
凍冷蔵庫1の上部には抗酸化剤供給装置5が埋め込み状
に設けられている。この抗酸化剤供給装置5には後述す
る抗酸化剤が水溶液状で収容されており、この抗酸化剤
は後で説明するように一定時間毎に自動的に庫内に噴霧
されるようになっている。尚、上記抗酸化剤供給装置5
に対して水溶液状の抗酸化剤が電気冷凍冷蔵庫lの上面
部から補給可能になっている。
第2図は上記抗酸化剤供給装置5を設けた電気冷凍冷蔵
庫1の電気的なブロック図である。
前記冷凍装置4は電源スィッチ11がオンに操作された
状態で、−電源スィッチ11を介してAC100ボルト
電源から駆動電力の供給を受けるようになっている。ま
た電気冷凍冷蔵庫lの扉を開いたときに庫内を照明する
ための庫内照明灯12がドアスイッチ13を介してAC
100ボルト電源から点灯電力の供給を受ける。尚、冷
凍装置4は温度設定器4Aの設定温度に応じて庫内温度
を低温化する。以上は一般的な電気冷凍冷蔵庫の電気的
構成と同じようになっている。
次に、抗酸化剤供給装置5に関する構成を説明する。
第2図に示した抗酸化剤容器21は、後述する抗酸化剤
を水溶液状にした状態で収容し、押圧ボタン22が押さ
れたときに、抗酸化剤容器21に取り付けられた噴射管
23から抗酸化剤が噴霧され、庫内を循環する冷気に乗
って拡散されるようになっている。
また、抗酸化剤供給装置5には、時間を任意に設定でき
るタイマ24が設けられ、設定時間が経過する毎に例え
ば1秒間だけACl 00ボルト電圧を出力するように
なっている。タイマ24には電磁ソレノイド25が電気
的に接続されており、タイマ24からのAC100ボル
ト電圧が印加されると電磁ソレノイド25のプランジャ
ー25Aが上記電圧印加時間の間、突出されるようにな
っている。そして電磁ソレノイド25のプランジャー2
5Aが突出されると前記押圧ボタン22が押され、噴射
管23から抗酸化剤が噴霧される。
次に、抗酸化剤容器21に収容される抗酸化剤について
説明する。
一般に電気冷蔵庫に保存される食品fはバターマーガリ
ンなどの油脂食品、または肉類、魚介類などの油脂含有
食品が多く、保存中に食品f中の油脂成分が空気により
酸化作用を受けると風味を損じて味が落ちることが知ら
れている。そのためハム、ソーセージ、蒲鉾等の加工食
品の場合には一般的に加工過程で抗酸化剤を混ぜること
により加工食品中の油脂成分が酸化促進されることを防
止している。しかしながら一般に電気冷蔵庫に保存され
る食品fは上記のような加工食品だけではなく生肉、生
魚介類などを保存することが多い。
このような生肉、生魚介類などは加工食品と異なって抗
酸化剤を混ぜるような手段をとることが困難である。従
って生肉、生魚介類などの場合、抗酸化剤供給装置5か
ら抗酸化剤を庫内に噴射させ、冷気流に載せて庫内を循
環させることにより油脂成分の酸化を防止する必要があ
る。
抗酸化剤供給装置5の抗酸化剤容器21に収容される抗
酸化剤は、本実施例の場合、噴霧される必要があるため
、油性のものではなく水溶性のものが用いられる。水溶
性の抗酸化剤としてはブチルヒドロキシアニソール(B
、H,A) 、あるいは本願の発明者等による発明であ
って、既に公告された特許出願公告昭和61−3054
9号公報の製造法に基づく生コーヒー豆の抽出物質を用
いる。この生コーヒー豆からの抽出物質を用いた抗酸化
剤は、生コーヒー豆粉熱水抽出液または水性スラリーに
アルカリを加えて還流下に加熱し、水性抽出液を濃縮し
たもので強い抗酸化作用を示すことが実験により確かめ
られているが、その詳細は上記公告公報に示されている
のでここでは説明しない。
尚、生コーヒー豆は周知のようにコーヒー飲料を目的と
して南米等において広く栽培されており栽培現地におい
ては生産された生コーヒー豆は前装に適するものと適さ
ないものとに分別され、コーヒー飲料に適さないものは
通常単に燃料として使用されていたことから、このコー
ヒー飲料に適さない生コーヒー豆を抗酸化剤の原料とし
て利用できるため、資源の有効利用を計ることができる
という特長がある。
以上のような抗酸化剤、即ちブチルヒドロキシアニソー
ル(B、H,A) 、あるいは生コーヒー豆からの抽出
物を水溶液状にして抗酸化剤容器21に収容する。尚、
この抗酸化剤容器21は、抗酸化剤供給装置5が第1図
に示すように電気冷蔵庫1に取り付けられた状態で、電
気冷蔵庫lの上部から抗酸化剤を注入できるように形成
されている。
次に、上記電気冷蔵庫lにより食品fを保存したときの
抗酸化作用を確認するための実験について説明する。
〔実験例〕
電気冷蔵庫lに保存される食品fとして、不飽和脂肪酸
が多く、酸化され易い鰯を用いた。この鰯の頭と内臓と
を取り除き、5%の食塩水で十分洗浄して細断したあと
、これをよく混練したうえ1個10グラムの鰯スリ身団
子を10個作り、これらの鰯スリ身団子を一15℃の冷
凍室に21日間収納した状態で、生コーヒー豆からの抽
出物を噴射したときの酸化状態を測定する。また、同様
にして作られた10個の鰯スリ身団子を一15°Cの冷
凍室に21日間収納した状態で、ブチルヒドロキシアニ
ソール(B、H,A)を噴射したときの酸化状態を測定
する。また、前記タイマに関して24時間毎に1秒間A
C100ボルト電圧を出力するように設定して1日1回
定時に0.2%濃度の生コーヒー豆からの抽出物、及び
、ブチルヒドロキシアニソール(B、H,A)を1ミリ
リフドル噴射するようにした。尚、上記実験におけるコ
ントロールとしては、前記同様にして作られた10個の
鰯スリ身団子を一15℃の冷凍室に21日間収納した状
態で、抗酸化剤を噴射させない状態での酸化状態を測定
した。
酸化状態測定手段としては保存開始日がら3日目、5日
目、7日目、lo0日目144日目及び211日目10
個の鰯スリ身団子を冷凍庫から取り出し、ウェラー法で
それぞれの鰯スリ身団子の過酸化物価(P、0.V)と
酸価(A、V) を測定したあと、10個の鰯スリ身団
子の過酸化物価(P、0、■)と酸価(A、V) それ
ぞれの平均値をとった。以上の実験結果をまとめて表示
したのが第3図の表図である。
第3図から明らかなようにコントロールの鰯スリ身団子
に比較して生コーヒー豆からの抽出物、及びブチルヒド
ロキシアニソール(B、H,A)を噴射したものは保存
日数が経過しても過酸化物価(P、0SV)と酸価(A
、V)が著しく小さく、酸化速度が遅い。そのため、所
謂鮮度と風味を比較的長く保つことができ、更に保健、
衛生上極めて有意義であるg (発明の効果) 以上のように本発明によれば、自動的に抗酸化剤を例え
ば噴霧状にして冷蔵庫内に供給できるようにしたため、
冷蔵庫内に保存された油脂食品あるいは油脂含有食品の
酸化速度を遅くすることが可能になることから、冷蔵庫
内に保存された油脂食品あるいは油脂含有食品の鮮度と
風味を長く保つことができるという保健衛生の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例に係り、第1図は抗酸化機能付冷蔵庫の構
成を示した側面図、第2図は抗酸化機能付冷蔵庫の電気
ブロック、第3図は実験結果を示した表図である。 l:電気冷凍冷蔵庫 2:冷凍部 3:冷蔵部 5:抗酸化剤供給装置 21:抗酸化剤容器 22:押圧ボタン 23:噴射管 24:タイマ 25:ソレノイド 25Aニブランジヤー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)食品等を低温下で保存するための冷蔵庫において
    、前記食品等の酸化を防止する抗酸化剤を庫内に供給す
    るための抗酸化剤供給装置を設けたことを特徴とする抗
    酸化機能付冷蔵庫。
  2. (2)押圧力を受けたときに抗酸化剤を噴霧状に噴出さ
    せるための抗酸化剤容器と、前記押圧力を発生させるた
    めのソレノイドと、そのソレノイドを作動させるための
    駆動電力を設定時間間隔で出力するタイマとを備えた抗
    酸化剤供給装置を設けたことを特徴とする抗酸化機能付
    冷蔵庫。
JP15337990A 1990-06-12 1990-06-12 抗酸化機能付冷蔵庫 Pending JPH0445375A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110089533A (ko) * 2010-02-01 2011-08-09 엘지전자 주식회사 냉장고
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