JPH044509A - 誘電体磁器 - Google Patents

誘電体磁器

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JPH044509A
JPH044509A JP2103491A JP10349190A JPH044509A JP H044509 A JPH044509 A JP H044509A JP 2103491 A JP2103491 A JP 2103491A JP 10349190 A JP10349190 A JP 10349190A JP H044509 A JPH044509 A JP H044509A
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Takuya Fujimaru
藤丸 琢也
Masamitsu Nishida
西田 正光
Koichi Kugimiya
公一 釘宮
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は誘電体磁器に関は 特にマイクロ波やミリ波な
どの高周波領域にお、いて高い無負荷Qを有する誘電体
磁器に関する。
従来の技術 一般に 高周波用の誘電体磁器は誘電体共振器やMIC
用誘電体基板等として広く使用されている。また 近鍛
 使用される周波数の高周波化が進みSHF帯を用いた
衛星放送や衛星通信も実用化が行われ始めたた教 −層
高い無負荷Qを有する誘電帯磁器の開発が望まれている
最近、無負荷Qの高い誘電帯磁器として、Ba−M g
 −T a系(特公昭59−23048号公報 特開昭
58−206003号公報 特開昭61−107609
号公報 特開昭6]、−181008号公報 特開昭6
2−170102号公報)の誘電体磁器か注目されてい
る。
高周波用誘電体磁器として使用されるBa −M g−
Ta系複合ペロブスカイト化合物を主成分とする誘電体
磁器は焼結性が悪く、そのため従来のB Fl−Mg−
Ta系においては無負荷Qが11GHzで3740〜3
920と低い値しか得られなかった(特公昭59−23
048号公報)、そこで、焼結助剤としてMnを添加す
る方法が提案され 無負荷Qが10000以上の誘電体
磁器が得られるようになった力<  Mnのような異種
元素を添加することは製造工程の複雑化を招く上ζへ 
添加により磁器特性に悪影響を及ぼす恐れがある(特開
昭58−206003号公報)。
また 焼結性を改善するため焼成方法に急速昇温法とい
う特殊な焼成方法が提案され(特開昭61−10760
9号公報)、無負荷Qは向上している力丈 この方法で
は磁器の内部と外部の収縮率に差が生じる等の理由で、
特に無負荷Qの再現性が非常に悪く、品質の安定した製
品を得ることは難ししも その改善案として加へ 焼成
時に加圧成形物を耐火性粉末で包む方法が提案されたが
本質的に問題が改善されたとは言いがたい(特開昭61
−181008号公報)。
さらlミ  このような複合ペロブスカイト化合物(A
(B’+・3B″′2・5)O−)を主成分とする誘電
体磁器は 六方晶になる場合に41  Bサイトイオン
、節板 前記式におけるB″およびB”力(B″−B”
−B″の順に3層を1周期として広い範囲にわたって繰
り返す周期的配列(長周期配列)をとることが知られお
り、無負荷Qは その長周期配列の規則性をどの程度有
しているかを表す規則度が高くないと向上しないた数 
無負荷Qの高い磁器を得るために(よ 急速昇温法で高
密度な磁器を疎 さら番へ  規則度を上げるため非常
に長時間の熱処理が必要であり、製造工程の複雑になっ
たり生産能率向上の妨げになるという欠点を有していた
(特開昭62−170102号公報)。
発明が解決しようとする課題 そこで、この発明の主たる目的(上 上記の欠点を無<
シナ  節板 特別の焼成方法を用いず、通常の焼成方
法で焼成可能で、長時間の熱処理無しに 無負荷Qの高
い複合ペロブスカイト化合物を主成分とする誘電体磁器
を提供することであム課題を解決するための手段 本発明による誘電体磁器(よ 酸化バリウム 酸化マグ
ネシウム、 及び酸化タンタルを主成分としその組成範
囲が酸化バリウム(BaO)48.1〜4868重量鳳
 酸化マグネシウム(MgO)3.6〜4.5重量翅 
酸化タンタル(T ashs) 46.7〜48゜3重
量%であり、複合ペロブスカイト化合物を主成分とする
また 酸化バリウム 酸化マグネシウム、 及び酸化タ
ンタルを主成分とし その組成範囲が酸化バリウム(B
aO)48.3〜48.8重量に 酸化マグネシウム(
MgO)3.8〜4.3重量兄 酸化タンタル(T a
2O5) 46.9〜47.7重量%であり、複合ペロ
ブスカイト化合物を主成分とすも 作用 上記第1の発明の組成によれば 通常の焼成方法で安定
に 焼結性が大幅に向上して容易に高密度化し 無負荷
Qの高い5000以上の複合ペロブスカイト化合物を主
成分とする誘電体磁器が得られも また 第2の発明のようにより狭い組成範囲とすること
で、高密度化した磁器は極短時間の熱処理で十分規則化
できも その結果 長時間の熱処理無しへ 無負荷Qが
10000以上の複合ペロブスカイト化合物を主成分と
する誘電体磁器を得ることができる。
実施例 以下に限定的でない実施例を上げる。
高純度のBaCO3、MgO1Ta20aを表1に示す
組成からなる磁器組成物が得られるように秤量し 秤量
原料をボールミルにて湿式混合しなそしてその混合物を
1000℃〜1200℃で2時間仮焼し さらにボール
ミルにて湿式粉砕した後、脱水乾燥を行っな その後、
得られた粉体にバインダーを加え整粒L100Okg/
cm2の圧力で直径7.5mB厚さ4.0mmの寸法で
乾式成形を行(\ ごく普通の焼成条件(昇・降温速度
200℃/民 焼成温度1500℃〜1600t、  
2〜24時間焼成)で焼成し磁器試料を得へ 得られた磁器試料を共振周波数が10GHzになるよう
に研磨した後、比誘電率(ε・)、無負荷Q、共振周波
数の温度特性(τf)を測定し その結果を表1に示し
ん 表1 な抵 表1中の試料番号に*印を付した試料は本発明の
範囲外のものである。
第1図は本発明の組成範囲を示す三角図である。
鑞 図中の番号は表1中の試料Noと一致しておりその
試料の組成を示している。
表1より明らかなよう番二  本発明における請求項1
に記載の範囲内に於て(瓜 通常の焼成方法にて無負荷
Qが高い磁器が得られることか明らかである。その中で
も請求項2に記載の範囲内に於いて(戴 特に無負荷Q
が高い磁器が得られ 粉末X線回折にて調べた結果16
00℃−2時間の短時間焼成でもほぼ完全に規則化して
いた その他の範囲i;LBaOが48.8wt%以上では全
く緻密化せず(試料No13.19.20)、48.1
wt%以下では無負荷Qが低く温度特性(τf)か大き
い(試料No15.16)、MgOが4.5wt%以上
では焼結性が劣化しその結果誘電率(εr)低下し無負
荷Qも低い(試料No14.15)、3.6wt%以下
では温度特性(τf)が大きい(試料No17.18)
、等の欠点が有り、本発明の目的には合致しなしも 鑞 僅かの添加物を加えることで焼結性を改善でき、特
性は大きく劣化しないこと力丈 請求項1に記載の範囲
で確認され九 例えば試料No7に5i02を0.02
wt%添加した場合、焼成温度が約80℃程度下がるが
特性は大きく変化しなかっ旭 他の添加物でも同等の効
果か期待できる。
また 本発明の範囲外の組成であ&Ba(Mg1・3T
a2,3)03の理論組成の粉体を同条件で作製し 複
数個を急速昇温法で焼成して熱処理を施したとこへ 焼
結密度が大きくばらついたり、亀裂が生じて、その結果
 無負荷Qのばらつきは2000〜18000と大きく
ばらついたのに対し 本発明の試料No6を複数個通常
の焼成方法で焼成したとこへ無負荷Qは28000〜3
2000と安定して高い無負荷Qが得られ九 な耘 本発明CL  共振周波数の温度特性(τず)を
変化させるためBa、Mg、Taの一部を他の元素で置
換したり、添加物を加えたりしても同様の効果を得るこ
とが出来ることは 当業者には明らかであろう。
発明の効果 本発明によれは 難焼結性磁器である複合ペロブスカイ
ト化合物を主成分とする誘電体磁器において、焼結助剤
や特殊な焼成方法を使用せず−通常の焼成方法で長時間
の熱処理無しに得ることが出来べ 品質的にも安定な無
負荷Qの高い誘電体磁器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における誘電体磁器の組成範囲
を示す三角図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化バリウム、酸化マグネシウム、及び酸化タン
    タルを主成分とする磁器で、その組成範囲が酸化バリウ
    ム(BaO)48.1〜48.8重量%、酸化マグネシ
    ウム(MgO)3.6〜4.5重量%、酸化タンタル(
    Ta_2O_5)46.7〜48.3重量%であり、複
    合ペロブスカイト化合物を主成分とすることを特徴とす
    る誘電体磁器。
  2. (2)酸化バリウム、酸化マグネシウム、及び酸化タン
    タルを主成分とする磁器で、その組成範囲が酸化バリウ
    ム(BaO)48.3〜48.8重量%、酸化マグネシ
    ウム(MgO)3.8〜4.3重量%、酸化タンタル(
    Ta_2O_5)46.9〜47.7重量%であり、複
    合ペロブスカイト化合物を主成分とすることを特徴とす
    る誘電体磁器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5268341A (en) * 1991-10-30 1993-12-07 Kyocera Corporation Dielectric ceramic composition for high-frequency use and dielectric material
JP2014141366A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 National Institute For Materials Science BaO−MgO−Ta2O5系酸化物を基盤とする誘電性磁器組成物、および、当該組成物から製造された高いQ値を有するマイクロ波誘電共振器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62235251A (ja) * 1986-04-01 1987-10-15 住友金属鉱山株式会社 誘電体磁器の製法

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