JPS6054904B2 - 高周波用誘電体磁器組成物 - Google Patents
高周波用誘電体磁器組成物Info
- Publication number
- JPS6054904B2 JPS6054904B2 JP56160745A JP16074581A JPS6054904B2 JP S6054904 B2 JPS6054904 B2 JP S6054904B2 JP 56160745 A JP56160745 A JP 56160745A JP 16074581 A JP16074581 A JP 16074581A JP S6054904 B2 JPS6054904 B2 JP S6054904B2
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- Japan
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- high frequency
- ceramic composition
- dielectric ceramic
- dielectric
- composition
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は高周波用の誘電体磁器組成物に関するもので
ある。
ある。
マイクロ波やミリ波などの高周波領域において、誘電体
磁器は誘電体共振器やＭＩＣ用誘電体基板などに広く利
用されている。
磁器は誘電体共振器やＭＩＣ用誘電体基板などに広く利
用されている。
従来、この種の誘電体磁器としては、ＺｒＯ。
−ＳｎＯ２−ＴｉＯ。系材料、Ｂａ２Ｔｉ９Ｏ２Ｏ、（
Ｂａ、Ｂｒ）（Ｚｒ、Ｔｉ）Ｏ。系材料、Ｂａ（Ｚｎ、
Ｔａ）Ｏｓ系材料などが知られている。これらの材料は
マイクロ波帯での誘電率（ε、）が２０〜４０、Ｑが４
０００〜８０００、共振周波数の温度係数（Ｔｆ）が０
ｐμｍ／℃の特性を有する優秀な材料であるが、最近で
は使用する周波数領域がさらに高くなつてきており、こ
れに対応してさらに高いＱ値を有する材料が要求されて
いる。したがつて、この発明は高周波領域で従来にくら
べて高いＱを有する誘電体磁器組成物を提供することを
目的とする。
Ｂａ、Ｂｒ）（Ｚｒ、Ｔｉ）Ｏ。系材料、Ｂａ（Ｚｎ、
Ｔａ）Ｏｓ系材料などが知られている。これらの材料は
マイクロ波帯での誘電率（ε、）が２０〜４０、Ｑが４
０００〜８０００、共振周波数の温度係数（Ｔｆ）が０
ｐμｍ／℃の特性を有する優秀な材料であるが、最近で
は使用する周波数領域がさらに高くなつてきており、こ
れに対応してさらに高いＱ値を有する材料が要求されて
いる。したがつて、この発明は高周波領域で従来にくら
べて高いＱを有する誘電体磁器組成物を提供することを
目的とする。
すなわち、この発明の要旨とするところは、一般式（Ｂ
ａ、−ｖＳｒ、）（ＺｒｘＮｉｙＴａ２）Ｏ、Ｉ。
ａ、−ｖＳｒ、）（ＺｒｘＮｉｙＴａ２）Ｏ、Ｉ。
−ｘ’。−０、１０で表わされる組成において、０≦り
≦０．１３、０．０２≦Ｘ≦０．１３、０．２８≦ｙ≦
０．３３、０．５９≦ｚ≦０．６５（ただし、ｘ＋ｙ＋
ｚ＝１）の範囲にあることを特徴とするものである。以
下、この発明を実施例に従つて詳細に説明する。
≦０．１３、０．０２≦Ｘ≦０．１３、０．２８≦ｙ≦
０．３３、０．５９≦ｚ≦０．６５（ただし、ｘ＋ｙ＋
ｚ＝１）の範囲にあることを特徴とするものである。以
下、この発明を実施例に従つて詳細に説明する。
高純度のＢａＣＯａ、ＳｒＣＯ３、ＺｒＯ２、ＮｉＯ、
Ｔａ２Ｏ５を用い、第１表に示す組成からなる磁器が得
られるように秤量し、秤量原料を２時間湿式混合した。
Ｔａ２Ｏ５を用い、第１表に示す組成からなる磁器が得
られるように秤量し、秤量原料を２時間湿式混合した。
次いで１２００℃で２時間仮焼を行い、さらにバインダ
を加えて再び２時間湿式混合し、脱水、整粒を行つた。
得られた粉末を２０００ｋｇ／ｃｒｌの圧力で１２ｍ７
７ｌφ×６Ｔｆｇｆｉｔの寸法からなる円板に成形し、
１４５０℃、４時間の条件て焼成して磁器試料を得た。
得られた磁器試料について、周波数７ＧＨ２における誘
電率（Ｅ）、Ｑ）および共振周波数の温度係数（Ｔｆ）
を測定し、その結果を第１表に示した。第１表中※印は
この発明範囲外のものであり、それ以外はすべてこの発
明範囲内のものである。また第１図にはこの発明にかか
る組成のうち、ＺｒＯ２、ＮｉＯ、ＴａＯ、’。
を加えて再び２時間湿式混合し、脱水、整粒を行つた。
得られた粉末を２０００ｋｇ／ｃｒｌの圧力で１２ｍ７
７ｌφ×６Ｔｆｇｆｉｔの寸法からなる円板に成形し、
１４５０℃、４時間の条件て焼成して磁器試料を得た。
得られた磁器試料について、周波数７ＧＨ２における誘
電率（Ｅ）、Ｑ）および共振周波数の温度係数（Ｔｆ）
を測定し、その結果を第１表に示した。第１表中※印は
この発明範囲外のものであり、それ以外はすべてこの発
明範囲内のものである。また第１図にはこの発明にかか
る組成のうち、ＺｒＯ２、ＮｉＯ、ＴａＯ、’。
についてその組成範囲を示した。図中の番号は第１表の
試料番号と一致する。第１表 １試料Ｌ、［一 成 、、τｆ 共振周波数の温度係数（τｆ）は＋２５℃〜＋８５℃の
温度範囲で行い、次式にもとづいて求めた値である。
試料番号と一致する。第１表 １試料Ｌ、［一 成 、、τｆ 共振周波数の温度係数（τｆ）は＋２５℃〜＋８５℃の
温度範囲で行い、次式にもとづいて求めた値である。
ここでτε：誘電率（ε）の温度変化率
α：磁器試料の線膨脹率
第１表から明らかなように、この発明にかかるものは、
高い誘電率を示すとともにτｆも良好であり、特にＱに
ついては最高１１０００もの値を示すものが得られてお
り、高周波領域において誘電体共振器や■Ｃ用誘電体基
板などの用途に有用な高周波用の誘電体磁器を提供する
ことができる。
高い誘電率を示すとともにτｆも良好であり、特にＱに
ついては最高１１０００もの値を示すものが得られてお
り、高周波領域において誘電体共振器や■Ｃ用誘電体基
板などの用途に有用な高周波用の誘電体磁器を提供する
ことができる。
また、Ｎｉの一部をＣＯ，Ｆｅ，Ｍｇ，Ｚｎなどの２価
イオンで置換しても同様特性を有する高周波用誘・電体
磁器組成物を得ることができる。なお、この発明範囲外
の組成（試料番号１０〜１１）のものは、焼結が不可能
なものであり、実用には供し得ないものである。
イオンで置換しても同様特性を有する高周波用誘・電体
磁器組成物を得ることができる。なお、この発明範囲外
の組成（試料番号１０〜１１）のものは、焼結が不可能
なものであり、実用には供し得ないものである。
第１図はこの発明にかかる組成のうち、
ＺｒＯ２，ＮｉＯ，ＴａＯ５ｌ２について組成範囲を示
した三元図である。
した三元図である。
Claims (1)
- １ 一般式（Ｂａ＿１＿−＿ｖＳｒ＿ｖ）（Ｚｒ＿ｘＮ
ｉ＿ｙＴａ＿ｚ）Ｏ＿７／＿２＿−＿ｘ／＿２＿−＿３
＿ｙ／＿２で表わされる組成において、０≦ｖ≦０．１
３、０．０２≦ｘ≦０．１３、０．２８≦ｙ≦０．３３
、０．５９≦ｚ≦０．６５（ただし、ｘ＋ｙ＋ｚ＝１）
の範囲にあることを特徴とする高周波用誘電体磁器組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56160745A JPS6054904B2 (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56160745A JPS6054904B2 (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5860662A JPS5860662A (ja) | 1983-04-11 |
| JPS6054904B2 true JPS6054904B2 (ja) | 1985-12-02 |
Family
ID=15721533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56160745A Expired JPS6054904B2 (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 高周波用誘電体磁器組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6054904B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6365502A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-24 | Hino Motors Ltd | 自動車のプログラム制御装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01123488A (ja) * | 1987-11-07 | 1989-05-16 | Nikko Kk | 誘電体材料 |
-
1981
- 1981-10-07 JP JP56160745A patent/JPS6054904B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6365502A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-24 | Hino Motors Ltd | 自動車のプログラム制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5860662A (ja) | 1983-04-11 |
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