JPH044490Y2 - - Google Patents

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JPH044490Y2
JPH044490Y2 JP16887185U JP16887185U JPH044490Y2 JP H044490 Y2 JPH044490 Y2 JP H044490Y2 JP 16887185 U JP16887185 U JP 16887185U JP 16887185 U JP16887185 U JP 16887185U JP H044490 Y2 JPH044490 Y2 JP H044490Y2
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JP
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float
planting
notch
rice transplanter
leveling
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JP16887185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、後方に開口する植付爪通過用切欠き
を有し、かつ、この植付爪通過用切欠きの前方に
位置する整地用フロート部分の底部がその前端側
から後端にわたり、前記植付爪通過用切欠きの両
横側に位置するフロート本体部分の底部より高レ
ベルに位置するように形成された田植機用フロー
トに関する。
〔従来の技術〕
上記田植機用フロートは、第7図に示すよう
に、整地用フロート部分12の底部12aが泥面
15より若干上方に位置する状態で田植機に装着
し、植付爪7による苗植付け箇所Pをこれの上端
が標準の前記泥面15より設定値を越えて高くな
らないように整地用フロート部分12によつて押
圧整地するように、かつ、整地用フロート部分1
2の底部12aとフロート本体部分13の底部1
3aとのレベル差のために、両フロート部分1
2,13により整地用フロート部分12の前端側
から後端にわたる溝16が形成され、機体進行に
伴い、泥水が植付爪7の洗浄のために前記溝16
を通して植付爪通過用切欠き11に流れ込むよう
に構成されたものである。
この種田植機用フロートにおいて、従来、第7
図に示すように、整地用フロート部分12の底部
12aが平坦面になつており、次の如き不都合が
あつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
すなわち、田植機全体の沈下が深くなつてフロ
ート沈下が深くなつた場合、第8図に示すよう
に、整地用フロート部分12の底部12aが泥面
15に達して整地用フロート部分12と泥面15
との隙間がなくなり、泥水が植付爪通過用切欠き
11に流入しなくて植付爪洗浄が行われなくなる
ことがあつた。
本考案の目的は、苗植付箇所の整地精度が低下
しないようにしながら、植付爪通過用切欠きへの
泥水流入が沈下深さの変化にかかわらず良好に得
られるように改造することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、冒記した田植機用フロートにおい
て、前記整地用フロート部分の底部にその前端側
から後端にわたる状態で泥水流動用凹溝を備えて
あることにあり、その作用及び効果は次のとおり
である。
〔作用〕
フロート沈下が標準である時に泥面から上方に
わずかしか離れないところの位置、すなわちフロ
ート本体部分の底部とのレベル差が比較的少ない
ところの低レベル位置に整地用フロート部分の底
部を配置しても、かつ、このためにフロート沈下
が標準より深くなつた際に整地用フロート部分の
底部が泥面に接しても、泥水流動用凹溝が整地用
フロート部分と泥面との間に、泥水が植付爪通過
用切欠きに流れ込むことを可能にする隙間を保つ
ている。
〔考案の効果〕
整地用フロート部分の底部を比較的低く配置設
定できることにより、フロート沈下が標準やこれ
より若干浅くなつた場合でも、整地後に標準泥面
よりあまり高い盛り上がり部が残らないように、
整地が精度よく行われるようにできながらも、フ
ロート沈下が標準より深くなつた際に泥水流動の
可能な隙間が保たれていることにより、フロート
沈下の大小如何にかかわらず、泥水が植付爪通過
用切欠きに良好に流入するようになり、植付爪洗
浄が確実に行われて植付爪による苗持ち上げの生
じにくい精度よい苗植付けができるようになつ
た。
〔実施例〕
第5図に示すように、車輪式走行機体の後部
に、油圧シリンダ1によつて上下に揺動操作され
るリンク機構2を介して昇降操作できるように苗
植付装置3を連結すると共に、前記走行機体から
苗植付装置3に回動力伝達されるように構成し
て、乗用型田植機を構成してある。
前記苗植付装置3を構成するに、第5図及び第
6図に示すように、機体横方向に並列させた複数
個の植付けアーム4……夫々を、リンク機構5を
介して上下に揺動駆動されるように植付装置機体
6の後部に取付けて、植付けアーム4……夫々に
備えてある植付爪7が苗載せ台8から苗を取出し
て圃場泥土に下降して植付けるよう上下に回動運
動するように構成すると共に、前記植付装置機体
6の下部に、複数個の接地フロート9または10
を機体横方向に並列させて取付けてある。
前記接地フロート9,10のうち機体中央に位
置するもの10を構成するに、第1図に示すよう
に、植付爪7が通過するところのかつ後方に開口
するところの切欠き11の前方に位置する整地用
フロート部分12と、この整地用フロート部分1
2及び前記植付爪通過用切欠き11夫々の両横側
に各別に位置する一対のフロート本体部分13,
13とから成る平面視U字状に形成してある。そ
して、前記整地用フロート部分12は、第2図に
示すように、底部12aがこれの前端側から後端
にわたつて前記フロート本体部分13の底部13
aより高レベルに位置するように、かつ、泥水流
動用凹溝14を前記底部12aの前端側から後端
にわたる状態で、かつ、後端部で2つの溝部分1
4a,14aに分かれる状態で有するように形成
してある。
つまり、接地フロート10の沈下が標準あるい
はそれよりも浅い時は、第3図に示すように、整
地用フロート部分12の底部12aと泥面15と
の間に隙間が在り、整地用フロート部分12の底
部12aより高い盛り上がりが整地後に残らない
ように苗植付け箇所Pが整地用フロート部分12
の底部12aによつて押圧整地されるように、か
つ、泥水が機体進行のために、整地用フロート部
分12の底部12aと一対のフロート本体部分1
3とが形成する溝16、前記泥水流動用凹溝14
を通つて植付爪通過用切欠き11に流入し、植付
爪7の洗浄が行われるようにしてある。そして、
接地フロート10の沈下が標準より深い時は、第
4図に示すように、整地用フロート部分12と泥
面15との間に前記泥水流動用凹溝14によつて
隙間が形成され、泥水が機体進行のために前記泥
水流動用凹溝14を通つて植付爪通過用切欠き1
1に流入し、植付爪7の洗浄が行われるようにし
てある。
〔別実施例〕
本考案は機体の中央部の他に横外側に配置され
るフロート、所謂サイドフロートにも適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る田植機用フロートの実施例
を示し、第1図は接地フロートの底面図、第2図
は接地フロートの一部切欠き側面図、第3図及び
第4図は接地フロートの後面図、第5図は乗用型
田植機全体の側面図、第6図は苗植付装置の概略
平面図である。第7図及び第8図は従来フロート
の後面図である。 11……植付爪通過用切欠き、12……整地用
フロート部分、12a……底部、13……フロー
ト本体部分、13a……底部、14……泥水流動
用凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後方に開口する植付爪通過用切欠き11を有
    し、かつ、この植付爪通過用切欠き11の前方に
    位置する整地用フロート部分12の底部12aが
    その前端側から後端にわたり、前記植付爪通過用
    切欠き11の両横側に位置するフロート本体部分
    13の底部13aより高レベルに位置するように
    形成された田植機用フロートであつて、前記整地
    用フロート部分12の底部12aにその前端側か
    ら後端にわたる状態で泥水流動用凹溝14を備え
    てある田植機用フロート。
JP16887185U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH044490Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16887185U JPH044490Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JP16887185U JPH044490Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JPS6277519U JPS6277519U (ja) 1987-05-18
JPH044490Y2 true JPH044490Y2 (ja) 1992-02-10

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