JPH0444674Y2 - - Google Patents

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JPH0444674Y2
JPH0444674Y2 JP12384287U JP12384287U JPH0444674Y2 JP H0444674 Y2 JPH0444674 Y2 JP H0444674Y2 JP 12384287 U JP12384287 U JP 12384287U JP 12384287 U JP12384287 U JP 12384287U JP H0444674 Y2 JPH0444674 Y2 JP H0444674Y2
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JP
Japan
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pair
metal fittings
replacement beam
earth retaining
trench
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JP12384287U
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JPS6431136U (ja
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、建込み土留め工法に使用される盛
替え梁に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ボツクスカルバートや大径管等の管渠を
地表面付近に埋設する際の土留め工法として、建
込み土留め工法がある。この工法は、先づ、地面
を管渠の埋設方向に予掘した後、第10図に示す
ように、予掘りした溝内に切梁2によつて連結さ
れた支柱1を建て込む。次に、第11図に示すよ
うに、支柱1に土留め用パネル3の一端を挿入す
る。次いで、第12図に示すように、別の支柱
1′をパネル3の他端に挿入する。この後、第1
3図に示すように、パネル3間の土を掘削する。
そして、第14図に示すように、土の掘削に伴つ
て支柱1,1′を徐々に下降させ且つ新たなパネ
ル3を支柱1,1′の上方から挿入する。このよ
うにして、所定深さまでパネル3の挿入が終了し
たら、パネル3によつて土留された溝内に管渠
(図示せず)を吊り下ろして、既設の管渠に接続
する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、支柱1,1′の上部が、第14図に示
すように地面から突出しているために、覆工板に
よつて溝を覆うことができなかつた。支柱1,
1′の上部が地面から突出する理由は、以下の通
りである。
第15図に示すように、例えば、ボツクスカル
バート4を埋設する場合、既設のボツクスカルバ
ートに接続するには、地上からボツクスカルバー
トを溝内に吊り下ろした後、これを既設のボツク
スカルバート方向に水平移動させる必要がある。
この際、支柱1,1′が地面から突出していない
と、切梁2がボツクスカルバートに当るからであ
る。
この考案の目的は、建込み土留め工法によつ
て、掘削溝内に管渠を埋設する際に、掘削溝内に
立設される支柱の上部を地面から突出させないよ
うにするための、建込み土留め工法に使用される
盛替え梁を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、建込み土留め工法を実施する際
に、掘削溝内に立設される1対の支柱の上端間に
取り付けられる盛替え梁であつて、前記1対の支
柱の上端に垂直に挿入される1対の挿入金具と、
前記1対の挿入金具の上端に対向して固定された
1対の受け金具と、前記1対の受け金具間に水平
に差し渡されるジヤツキとからなることに特徴を
有するものである。
次に、この考案の建込み工法に使用される盛替
え梁の一実施態様を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は、この考案の、建込み工法に使用され
る盛替え梁の一実施態様を示す部分正面図、第2
図は、第1図のA−A線断面図である。
第1図および第2図に示すように、この考案
の、建込み工法に使用される盛替え梁Aは、1対
の挿入金具(一方のみ図示)5と、1対の挿入金
具5の上端にブラケツト8を介して水平に対向し
て固定された1対の受け金具6(一方のみ図示)
と、1対の受け金具6間に水平に差し渡されるジ
ヤツキとからなつている。
1対の挿入金具5の各々は、2枚の平鋼板から
なつており、その下部空間5A内に、後述する支
柱1のウエブ1Dの上部が挿入される。挿入金具
5の高さ方向中央部にはストツパー5Bが固定さ
れていて、これが支柱1の上面に当たるまで挿入
金具5が支柱1に挿入される。
なお、支柱1は、第3図に示すように、3本の
溝形鋼1A,1B,1Cを互いに背中合わせ溶接
したものからなつており、溝形鋼1A,1Bに前
述した土留め用パネル3の端部が挿入され、そし
て、溝形鋼1Cに前述した切梁2の端部が挿入さ
れる。挿入金具5の下部空間5A内に、支柱1の
溝形鋼1A,1Bの、一体的に溶接されたウエブ
1Dが挿入される。
1対の受け金具6の各々は、ブラケツト8の前
面に溶接された、両側が平鋼板によつて塞がれた
溝形鋼からなつており、受け金具6にジヤツキ7
の端部が当接される。ジヤツキ7は、水圧、油
圧、ネジ式の何れであつても良い。
〔作用〕
上述のように構成されている、この考案の盛替
え梁Aの使用法について説明する。
第4図に示すように、基礎工事完了後、支柱1
の下部に捨梁9を取り付けたら、第5図に示すよ
うに、支柱1の上端に1対の挿入金具5を取り付
け、1対の受具6間にジヤツキ7を差し渡す。そ
して、ジヤツキ7を伸ばして固定する。この後、
支柱1間の切梁2を上方に持ち上げて支柱1から
取り外す(第6図参照)。
次に、第7図に示すように、例えば、ボツクス
カルバート4を、隣接する支柱1,1′間の溝内
に吊り下ろす。次に、第9図に示すように、吊り
下ろしたボツクスカルバート4を既設のボツクス
カルバート方向に移動させる。この際、盛替え梁
Aは地上に突出しているので、移動に支障はな
い。次に、第8図に示すように、支柱1の上部に
仮梁10を取り付けた後、盛替え梁Aを撤去す
る。この後、溝を埋め戻す。
上述したように、支柱1を地面から突出させず
に済むので、埋設工事の途中で溝を覆工板によつ
て塞ぐことができる。
なお、挿入金具5の下端を支柱1内に挿入する
代りに、挿入金具5の下端を2つ割りにしてこれ
をパネル3の上端に挿入しても良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、建込
み土留め工法によつて管渠を埋設する際に、溝内
に立設される支柱を地面から突出させずに済むの
で、工事中に溝を覆工板によつて塞ぐことができ
るといつたきわめて有用な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の、建込み土留め工法に使
用される盛替え梁の一実施態様を示す部分正面
図、第2図は、第1図のA−A線断面図、第3図
は、支柱の部分斜視図、第4図から第8図は、こ
の考案の盛替え梁の使用法を示す正面図、第9図
は、同平面図、第10図から第14図は、建込み
土留め工法の工程図、第15図は、同正面図であ
る。図面において、 1,1′……支柱、2……切梁、3……パネル、
4……ボツクスカルバート、5……挿入金具、6
……受け金具、7……ジヤツキ、8……ブラケツ
ト、9……捨梁、10……仮梁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建込み土留め工法を実施する際に、掘削溝内に
    立設される1対の支柱の上端間に取り付けられる
    盛替え梁であつて、前記1対の支柱の上端に垂直
    に挿入される1対の挿入金具と、前記1対の挿入
    金具の上端に対向して固定された1対の受け金具
    と、前記1対の受け金具間に水平に差し渡される
    ジヤツキとからなることを特徴とする、建込み土
    留め工法に使用される盛替え梁。
JP12384287U 1987-08-14 1987-08-14 Expired JPH0444674Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12384287U JPH0444674Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12384287U JPH0444674Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6431136U JPS6431136U (ja) 1989-02-27
JPH0444674Y2 true JPH0444674Y2 (ja) 1992-10-21

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JP12384287U Expired JPH0444674Y2 (ja) 1987-08-14 1987-08-14

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JPS6431136U (ja) 1989-02-27

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