JPH0444490Y2 - - Google Patents

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JPH0444490Y2
JPH0444490Y2 JP1987168273U JP16827387U JPH0444490Y2 JP H0444490 Y2 JPH0444490 Y2 JP H0444490Y2 JP 1987168273 U JP1987168273 U JP 1987168273U JP 16827387 U JP16827387 U JP 16827387U JP H0444490 Y2 JPH0444490 Y2 JP H0444490Y2
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JP
Japan
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pallet
slat
guide rail
conveyor
plates
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JP1987168273U
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JPH0172508U (ja
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  • Chain Conveyers (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば自動車の組立てラインに使
用されるところのスラツトコンベヤ装置に関する
ものである。
従来の技術 従来では、たとえば特公昭61−60002号公報に
見られるようなスラツトコンベヤ装置が提供され
ている。すなわち、この従来構成では、左右一対
のチエン間に、チエン長さ方向で多数枚のスラツ
ト板を固定し、そして所定のスラツト板の表面に
ボルトを介して受けポストを取付けて構成してい
る。この従来構造によると、ワーク(自動車)を
受けポスト間に載置させることで、一定の搬送経
路上で搬送することができる。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記の従来構成によると、搬送経路上
で別の種類(車種)のワークを搬送しようとした
とき、現在の受けポストでは正確で安定した支持
が行えないことから、この受けポストの取代えや
取付け位置の変更などを行わなければならない。
その場合に受けポストは多数であり、かつ1個の
受けポストに対して複数個のボルト操作が必要で
あることから、全体をセツトし直すには多大な時
間と労力とが必要になる。
本考案の目的とするところは、被搬送物に変更
があつた際に、その支持を含めた全体の変更を迅
速に容易に行えるスラツトコンベヤ装置を提供す
る点にある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案のスラツトコ
ンベヤ装置は、駆動チエンに多数のスラツト板を
取付けたスラツトコンベヤ装置において、前記ス
ラツト板の表面に係合部を設け、複数枚のパレツ
ト板を相対揺動自在に連結してパレツトを形成
し、このパレツトの表面に治具を設けるととも
に、裏面間に亘つて左右一対のチエンを設け、前
記パレツト裏面のチエンの連結ピン間に前記係合
部を係合可能に構成した被係合部を設けている。
作 用 かかる本考案構成によると、連続運転されるス
ラツト板側の移動力は、係合部と連結ピンとを介
してパレツトに均等に伝えられ、このパレツトを
安定に移動させることになる。したがつてパレツ
トに治具を介して支持された被搬送物を搬送経路
上で搬送されることになる。そして異なる形状の
被搬送物を搬送するときには、現在のパレツトを
除去し、次の被搬送物に見合つた治具を有するパ
レツトを組込んで、被係合部であるチエンの連結
ピン間にスラツト板の係合部を係合させればよ
い。なおパレツトを除去した状態においては、ス
ラツト板を載置面として、治具を必要としない被
搬送物の搬送を行える。
実施例 以下に本考案の一実施例を第1図〜第4図に基
づいて説明する。
スラツトコンベヤ1は、基本的には、機枠2に
支持される左右一対の案内レール3と、この案内
レール3にローラ4を介して支持案内される左右
一対のローラチエン5と、これらローラチエン5
の相対向するチエンリンク間に取付けたスラツト
板6と、前記ローラチエン5を掛張するスプロケ
ツト7ならびに従動スプロケツト8と、前記駆動
スプロケツト7を連続回転させるための駆動装置
9とからなり、各スラツト板6の表面で両側に
は、それぞれ凸状の係合部10が設けられる。1
1はパレツトで、複数枚のパレツト板12を相対
揺動自在に連結して形成される、すなわちパレツ
ト板12は前記スラツト板6と同じような寸法
(長さならびに幅)に設定してあり、その裏面間
に亘つて左右一対の有端チエン13取付けること
で、連結ピン14の周りで相対揺動自在にすると
ともに、連結ピン14間に凹状の被係合部15を
形成している。そしてパレツト11における所期
のパレツト板12の表面は、その所定箇所に治具
16が取付けられている。さらにパレツト板12
の表面で両側には、ブラケツト17を介してガイ
ドローラ18と幅規制ローラ19とが取付けられ
る。前記ローラチエン5の上位移動部に沿つて搬
送経路20が形成され、そして下位移動部に沿つ
てパレツト返送経路21が形成される。前記搬送
経路20の始端部に自動車(被搬送物の一例)2
2の供給部23が形成され、また終端部に取出し
部24が形成される。そしてパレツト返送経路2
1に沿つた両側には、ガイドローラ18ならびに
幅規制ロール19を支持案内するチヤンネル状の
ガイドレール26が配設され、これらガイドレー
ラ26は機枠2に固定される。ここでガイドレー
ル26は少し下位に配設して、スラツト板6から
パレツト板12が下方に離間するように構成して
ある。前記始端部側には、パレツト返送経路21
から供給部23へとパレツト11を案内する反転
ガイドレール27が配設され、また終端部側にも
反転ガイドレール28が配設され、これら反転ガ
イドレール27,28は前述と同様にチヤンネル
状に形成される。前述パレツト返送経路21はア
キユームコンベヤ30によつて形成される。すな
わち一例を示すアキユームコンベヤ30は、駆動
装置31に連動する駆動ローラ32と、従動ロー
ラ33と、両ローラ32,33間に掛張したベル
ト34と、このベルト34が下部を摺動すべく多
数配設した搬送用ローラ35と、この搬送用ロー
ラ35に下方から対向する加圧用ローラ36と、
ベルト34の垂れ下がりを防止する受けローラ3
7などから構成される。
前記供給部23には供給側リフト装置40が設
けられる。すなわち搬送経路20をはさんで左右
一対の昇降杆41が配設され、これら昇降杆41
はそれぞれガイド体42に案内される。ガイド板
42には、昇降杆41を昇降させるためのピニオ
ンやラツクからなる駆動部43が設けられ、これ
ら駆動部43は同期軸44にて連動するととも
に、一方に入力軸45が入る。両昇降杆41の上
端にはフレーム46などを介して分断ガイドレー
ル47が取付けられる。これら分断レール47は
チヤンネル状であつて、反転ガイドレール27に
接続する位置と、これよりも下方の位置とに亘つ
て昇降自在となる。また前記取出し部24には取
出し側リフト装置50が設けられる。すなわちレ
ール51上に車輪52を介して載置され、搬送経
路20に沿つて往復走行自在な台車53が設けら
れる。この台車53には、前記供給側リフト装置
40と同様の駆動部54などを介して昇降杆55
が設けられ、この昇降杆55にフレーム56を介
して分断ガイドレール57が取付けられる。この
分断ガイドレール57は、上部フランジのないチ
ヤンネル状のものが使用される。58は往復走行
用の駆動装置を示す。
前記反転ガイドレール27,28に沿つてそれ
ぞれフイダーコンベヤ60,61が設けられ、ま
た供給部23に対向して搬入装置62が配設され
るとともに、取出し部24に対向して搬出装置6
3が配設される。これら搬入装置62と搬出装置
63とはたとえば吊下げ搬送形式からなり、また
場合によつては共通の搬送装置を使う形式であつ
てもよい。
次に上記実施例の作用を説明する。
空のパレツト11はパレツト返送経路21にス
トレージされており、そして供給部23が空の状
態において1つが切り出され、スラツトコンベヤ
1とフイダーコンベヤ60との協働により供給部
23へ送り出される。このとき供給側リフト装置
40においてはフレーム46などが上昇してお
り、その分断ガイドレール47を反転ガイドレー
ル27に接続させている。したがつて送り出され
るパレツト11の各ローラ18,19は反転ガイ
ドレール27からガイドレール25へと乗り移る
ことになる。第1図に示すように前述の送り出し
が完全に行われたのち、搬入装置62により搬入
されてきた自動車22が、この搬入装置62側の
下動によつて下降され、以つて治具16を介して
パレツト11側に支持される。そして搬入装置6
2のハンガ吊下げ台車などが供給部23から退出
した第1図の状態において、供給側リフト装置4
0を前述とは逆作動させ、フレーム46や分断ガ
イドレール47などを介して第3図に示すように
パレツト11を下降させる。するとパレツト11
の被係合部15がスラツトコンベヤ1の係合部1
0に係合し、パレツト11はスラツトコンベヤ1
と一体に移動することになる。パレツト11のロ
ーラ18,19は分断ガイドレール47から外れ
るにつれてフリーとなる。また自動車22は搬送
経路20上を搬送され、その間に種々な作業が行
われる。取出し部24においては、台車53は第
1図仮想線イで示すように最も供給部23の側に
位置しており、そして分断ガイドレール57を下
降させている。したがつてパレツト11は分断ガ
イドレール57に乗り移ることになり、完全に乗
り移ると同時に昇降杆55などを介して上昇され
る。そして台車53の下手側への早送り走行によ
つてスラツトコンベヤ1に対して距離をかせいだ
状態で、自動車22は搬出装置63に受け取られ
搬出される。空になつたパレツト11はフレーム
56などの下降でスラツトコンベヤ1上に渡さ
れ、そして分断ガイドレール47から反転ガイド
レール28へと案内される。このパレツト11
は、スラツトコンベヤ1とフイダーコンベヤ61
との協働によつてパレツト返送経路21へ送り出
されアキユームコンベヤ30に渡される。アキユ
ームコンベヤ30では、ベルト34の移動で搬送
用ローラ35が回転し、その回転力でパレツト1
1の搬送を行うとともに終端側から順次ストレー
ジする。
自動車22の車種変更にともなつてパレツト1
1の変更が行われる。すなわち第4図仮想線に示
すように搬送経路20の側方に作業台車65を位
置させ、そして作業台車65側のフオークやクレ
ーンなどで、スラツトコンベヤ1により搬送され
てきたパレツト11を上方へ順次取出せばよい。
また新たなパレツト11の組込みは上述とは逆操
作により行われ、その際にピツチの変更も行われ
る。
このように搬送経路20上のパレツト11を上
方へ除去できることにより、たとえば不良品の自
動車22とともにパレツト11を除去すること
で、不良品をライン外へ取出せる。
なおパレツト11の変更は、リフト装置40,
50により分断ガイドレール47,57を上昇さ
せ、この分断ガイドレール47,57の長さ方向
の開放面を利用してパレツト11を引き抜いたり
差し込んだりすることにより行うこともできる。
第5図はパレツト11の変更を行う別の実施例
を示す。すなわち実線で示すようにアキユームコ
ンベヤ30の終端に連続して、第1搬入出コンベ
ヤ70と第2搬入出コンベヤ71とを設け、そし
て反転ガイドレール27の部分にガイドレール分
岐装置72を設けている。これによると、分岐装
置72をコンベヤ71側に切換えることによつ
て、アキユームコンベヤ30のパレツト11を、
第1搬入出コンベヤ70を介して第2搬入出コン
ベヤ71に次々と取出すことができ、また逆作用
で次々とパレツト11を組込み得る。なお、この
ような形式は仮想線で示すように上位経路に対向
して設けてもよく、また取出し部24側の反転ガ
イトレール28に対向して設けてもよい。
なお全てのパレツト11を除去し、新たなパレ
ツト11の組込みを行わないときには、スラツト
コンベヤ1のスラツト板6を載置面として、治具
16を必要としない被搬送物の搬送を行える。こ
のことは、既設のスラツトコンベヤに対して、パ
レツト11やガイド装置などを付設することで、
本考案を実現できることにもなる。
考案の効果 上記構成の本考案によると、スラツト板側の移
動力は係合部と連結ピンとを介してパレツトに均
等に伝えられ、このパレツトを安定に移動させる
ことができる。したがつて、パレツトに治具を介
して支持された被搬送物を搬送経路上で搬送する
ことができる。そして異なる形状の被搬送物を搬
送するときには、現在のパレツトを除去し、次の
被搬送物に見合つた治具を有するパレツトを組込
んで、被係合部であるチエンの連結ピン間にスラ
ツト板の係合部を係合させればよく、その支持を
含めた全体の変更を迅速に容易に行うことができ
る。なおパレツトを除去した状態においては、ス
ラツト板を載置面として、治具を必要としない被
搬送物の搬送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、第
1図は概略側面図、第2図は要部の展開斜視図、
第3図、第4図は要部の縦断正面図、第5図は別
の実施例を示す要部の概略側面図である。 1……スラツトコンベヤ、5……ローラチエ
ン、6……スラツト板、10……係合部、11…
…パレツト、12……パレツト板、13……有端
チエン、14……連結ピン、15……被係合部、
16……治具、18……ガイドローラ、20……
搬送経路、21……パレツト返送経路、22……
自動車(被搬送物)、23……供給部、24……
取出し部、26……ガイドレール、27,28…
…反転ガイドレール、30……アキユームコンベ
ヤ、40……供給側リフト装置、41……昇降
杆、47……分断ガイドレール、50……取出し
側リフト装置、55……昇降杆、57……分断ガ
イドレール、65……作業台車、72……ガイド
レール分岐装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動チエンに多数のスラツト板を取り付けたス
    ラツトコンベヤ装置において、前記スラツト板の
    表面に係合部を設け、複数枚のパレツト板を相対
    揺動自在に連結してパレツトを形成し、このパレ
    ツトの表面に治具を設けるとともに、裏面間に亘
    つて左右一対のチエンを設け、前記パレツト裏面
    のチエンの連結ピン間に前記係合部を係合可能に
    構成した被係合部を設けたことを特徴とするスラ
    ツトコンベヤ装置。
JP1987168273U 1987-11-02 1987-11-02 Expired JPH0444490Y2 (ja)

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JP1987168273U JPH0444490Y2 (ja) 1987-11-02 1987-11-02

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Publication Number Publication Date
JPH0172508U JPH0172508U (ja) 1989-05-16
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