JPH0444472Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0444472Y2 JPH0444472Y2 JP2277985U JP2277985U JPH0444472Y2 JP H0444472 Y2 JPH0444472 Y2 JP H0444472Y2 JP 2277985 U JP2277985 U JP 2277985U JP 2277985 U JP2277985 U JP 2277985U JP H0444472 Y2 JPH0444472 Y2 JP H0444472Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- handle
- small diameter
- impact force
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は内燃機関の振動や走行の振動の伝ぱ
んに基づく、パイプ材で形成されたハンドルの共
振を防止する自動二輪車等のハンドル防振装置に
関するものである。
んに基づく、パイプ材で形成されたハンドルの共
振を防止する自動二輪車等のハンドル防振装置に
関するものである。
(従来の技術)
一般に、自動二輪車や自動三輪車等のハンドル
にはパイプ材で形成されたハンドルが用いられて
いる。このハンドルは内燃機関の振動や走行の振
動の伝ぱんに基づき、特にハンドルの端部のグリ
ツプ部で共振する。このため、例えば、実公昭58
−19106号公報に開示されるように、ハンドルの
中空端部に重りを取り付け、この重りでハンドル
の共振を減少させるものがある。
にはパイプ材で形成されたハンドルが用いられて
いる。このハンドルは内燃機関の振動や走行の振
動の伝ぱんに基づき、特にハンドルの端部のグリ
ツプ部で共振する。このため、例えば、実公昭58
−19106号公報に開示されるように、ハンドルの
中空端部に重りを取り付け、この重りでハンドル
の共振を減少させるものがある。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、ハンドルは車幅方向へ張り出してい
るため、走行中に重りが障害物と接触したり、停
車するときスタンドを立てる際に誤つて転倒し、
重りに強い衝撃がかかることがある。
るため、走行中に重りが障害物と接触したり、停
車するときスタンドを立てる際に誤つて転倒し、
重りに強い衝撃がかかることがある。
このときの重りにかかる衝撃力が、重りが取り
付けられているハンドルの端部にかかり、この部
分が変形することがある。また、ハンドルの端部
に回動操作式のスロツトルグリツプを設けたもの
にあつては、ハンドルの変形でスロツトルグリツ
プの回動操作が困難になるとともに、ハンドルグ
リツプ自体も変形するおそれがある。
付けられているハンドルの端部にかかり、この部
分が変形することがある。また、ハンドルの端部
に回動操作式のスロツトルグリツプを設けたもの
にあつては、ハンドルの変形でスロツトルグリツ
プの回動操作が困難になるとともに、ハンドルグ
リツプ自体も変形するおそれがある。
(問題点を解決するための手段)
この考案は前記の問題点を解決するために、重
りをハンドルの端部に脱着可能に設けるととも
に、この重りに重り自体にかかる衝撃力を吸収す
る小径部を形成したことを特徴としている。
りをハンドルの端部に脱着可能に設けるととも
に、この重りに重り自体にかかる衝撃力を吸収す
る小径部を形成したことを特徴としている。
(作用)
この考案では、ハンドルの端部の重りが走行中
に障害物と接触したり、あるいは停車時スタンド
を立てる際に誤つて転倒した場合に、重りに衝撃
がかかつても、重りの小径部を変形したり、損傷
することによつて衝撃力が吸収される。このた
め、ハンドルの端部にかかる衝撃力が緩和され、
端部が変形したり、損傷することがない。従つ
て、重りを交換するだけで、容易に再使用が可能
になる。
に障害物と接触したり、あるいは停車時スタンド
を立てる際に誤つて転倒した場合に、重りに衝撃
がかかつても、重りの小径部を変形したり、損傷
することによつて衝撃力が吸収される。このた
め、ハンドルの端部にかかる衝撃力が緩和され、
端部が変形したり、損傷することがない。従つ
て、重りを交換するだけで、容易に再使用が可能
になる。
(実施例)
以下、この考案を自動二輪車に適用した一実施
例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
第1図において符号1は自動二輪車、2は車体
フレームで、この車体フレーム2の前端部にはヘ
ツドパイプ3が設けられている。このヘツドパイ
プ3には図示しないステアリング軸が回動可能に
挿着され、このステアリング軸にフロントフオー
ク4が上ブラケツト5、下ブラケツト6を介して
連結されている。
フレームで、この車体フレーム2の前端部にはヘ
ツドパイプ3が設けられている。このヘツドパイ
プ3には図示しないステアリング軸が回動可能に
挿着され、このステアリング軸にフロントフオー
ク4が上ブラケツト5、下ブラケツト6を介して
連結されている。
フロントフオーク4の下端部には前輪7が支持
され、上端部にはハンドル8が取付けられてい
る。このハンドル8は車幅方向外方に向つて伸び
ており、その右側端部には回動操作式のスロツト
ルグリツプ9が設けられている。スロツトルグリ
ツプ9の車体中心側端部には内燃機関のスロツト
ルバルブと連結した操作ワイヤ10の巻取プーリ
11が設けられ、スロツトルグリツプ9と一体に
回転するようになつている。
され、上端部にはハンドル8が取付けられてい
る。このハンドル8は車幅方向外方に向つて伸び
ており、その右側端部には回動操作式のスロツト
ルグリツプ9が設けられている。スロツトルグリ
ツプ9の車体中心側端部には内燃機関のスロツト
ルバルブと連結した操作ワイヤ10の巻取プーリ
11が設けられ、スロツトルグリツプ9と一体に
回転するようになつている。
前記ハンドル8は第3図に示すように、鋼材等
のパイプ材で形成され、スロツトルグリツプ9は
ゴム材でパイプ状に形成されている。ハンドル8
の中空端部12には環状の支持体13が圧入固定
され、この支持体13に重り14が着脱可能に設
けられている。支持体13はナツト13aの外周
に環状のゴムダンパ13bを焼付けて固定し、中
空端部12内に圧入固定されている。
のパイプ材で形成され、スロツトルグリツプ9は
ゴム材でパイプ状に形成されている。ハンドル8
の中空端部12には環状の支持体13が圧入固定
され、この支持体13に重り14が着脱可能に設
けられている。支持体13はナツト13aの外周
に環状のゴムダンパ13bを焼付けて固定し、中
空端部12内に圧入固定されている。
重り14は軸部15と、小径部16と、頭部1
7とからなつている。軸部15はねじ軸部18
と、小径段部19と、大径段部20とを有してい
る。軸部15はそのねじ軸部18を支持体13の
ナツト13aに螺着し、この状態で小径段部19
は中空端部12内に位置し、大径段部20はその
内側面が中空端部12の開口端と所定の〓間を有
し、重り14の移動を許容するようになつてい
る。また、大径段部20の外周面はスロツトルグ
リツプ9に密着してシールし、内部に水等が侵入
しないようになつている。
7とからなつている。軸部15はねじ軸部18
と、小径段部19と、大径段部20とを有してい
る。軸部15はそのねじ軸部18を支持体13の
ナツト13aに螺着し、この状態で小径段部19
は中空端部12内に位置し、大径段部20はその
内側面が中空端部12の開口端と所定の〓間を有
し、重り14の移動を許容するようになつてい
る。また、大径段部20の外周面はスロツトルグ
リツプ9に密着してシールし、内部に水等が侵入
しないようになつている。
前記頭部17はハンドル8の中空端部12から
車幅方向外方へ伸び、スロツトルグリツプ9と略
同径D1に形成されている。小径部16は頭部1
7と前記軸部15との間に位置し、ハンドル8の
軸方向と直交する方向から環状の溝に切り欠い
て、ハンドル8と同軸上に形成され、その径D2
は小径になつている。
車幅方向外方へ伸び、スロツトルグリツプ9と略
同径D1に形成されている。小径部16は頭部1
7と前記軸部15との間に位置し、ハンドル8の
軸方向と直交する方向から環状の溝に切り欠い
て、ハンドル8と同軸上に形成され、その径D2
は小径になつている。
この小径部16はその断面係数がハンドル8の
断面係数以下の断面に形成され、頭部17が走行
中に障害物と接触したり、あるいは停車時スタン
ドを立てる際に誤つて転倒した場合に、衝撃がか
かつても、小径部16を変形したり、損傷するこ
とにより衝撃力を吸収する。
断面係数以下の断面に形成され、頭部17が走行
中に障害物と接触したり、あるいは停車時スタン
ドを立てる際に誤つて転倒した場合に、衝撃がか
かつても、小径部16を変形したり、損傷するこ
とにより衝撃力を吸収する。
次に、この実施例の作用について説明する。
内燃機関の振動や走行の振動がハンドル8に伝
ぱんしてくると、ハンドル8の中空端部12に設
けた重り14が支持体13を構成するゴムダンパ
13bで支持されているので、ハンドル8の振動
を打消し、振動が軽減される。
ぱんしてくると、ハンドル8の中空端部12に設
けた重り14が支持体13を構成するゴムダンパ
13bで支持されているので、ハンドル8の振動
を打消し、振動が軽減される。
ところで、この重り14はハンドル8の端部よ
り車幅方向に伸びているため、走行中に障害物と
接触したり、また、停止する時スタンドを立てる
際に誤つて車体を転倒する場合がある。
り車幅方向に伸びているため、走行中に障害物と
接触したり、また、停止する時スタンドを立てる
際に誤つて車体を転倒する場合がある。
このような場合、重り14の頭部17に、例え
ば、ハンドル軸と直交する方向から衝撃力がかか
ることがあり、この衝撃力は重り14の小径部1
6、軸部15を介して、支持体13からハンドル
8に伝達される。ところで、重り14の小径部1
6の軸方向の断面の断面係数がハンドル8の断面
係数より小さく設定されているため、衝撃力は小
径部16を変形したり、損傷することによつて吸
収される。
ば、ハンドル軸と直交する方向から衝撃力がかか
ることがあり、この衝撃力は重り14の小径部1
6、軸部15を介して、支持体13からハンドル
8に伝達される。ところで、重り14の小径部1
6の軸方向の断面の断面係数がハンドル8の断面
係数より小さく設定されているため、衝撃力は小
径部16を変形したり、損傷することによつて吸
収される。
このため、衝撃力は支持体13を介してハンド
ル8に伝達されることが軽減され、重り14を支
持する部分が変形したり、損傷するとが防止され
るとともに、スロツトルグリツプ9の車幅方向外
側の開口端部が変形することがない。
ル8に伝達されることが軽減され、重り14を支
持する部分が変形したり、損傷するとが防止され
るとともに、スロツトルグリツプ9の車幅方向外
側の開口端部が変形することがない。
従つて、重り14の軸部15をハンドル8の中
空端部12の支持体13を構成するナツト13a
から取り外して、新たな重り14と交換するだけ
で再使用可能になり、スロツトルグリツプ9の回
動操作も円滑に行なうことができる。
空端部12の支持体13を構成するナツト13a
から取り外して、新たな重り14と交換するだけ
で再使用可能になり、スロツトルグリツプ9の回
動操作も円滑に行なうことができる。
(考案の効果)
この考案は前記のように、重りをハンドルの端
部に脱着可能に設けるとともに、この重りに重り
自体にかかる衝撃力を吸収する小径部を形成した
から、重りが走行中に障害物と接触したり、ある
いは停車時スタンドを立てる際に誤つて転倒した
場合に、衝撃がかかつても、小径部を変形した
り、損傷することよつて衝撃力が吸収される。こ
のため、ハンドルの端部にかかる衝撃力が緩和さ
れ、端部の変形等が防止され、重りを交換するだ
けで、容易に再使用が可能になる。
部に脱着可能に設けるとともに、この重りに重り
自体にかかる衝撃力を吸収する小径部を形成した
から、重りが走行中に障害物と接触したり、ある
いは停車時スタンドを立てる際に誤つて転倒した
場合に、衝撃がかかつても、小径部を変形した
り、損傷することよつて衝撃力が吸収される。こ
のため、ハンドルの端部にかかる衝撃力が緩和さ
れ、端部の変形等が防止され、重りを交換するだ
けで、容易に再使用が可能になる。
第1図はこの考案を適用した自動二輪車の前側
側面図、第2図はハンドルの正面図、第3図は要
部の断面図である。 4……フロントフオーク、8……ハンドル、9
……スロツトルグリツプ、12……中空端部、1
3……支持体、14……重り、15……軸部、1
6……小径部、17……頭部、18……ねじ軸
部。
側面図、第2図はハンドルの正面図、第3図は要
部の断面図である。 4……フロントフオーク、8……ハンドル、9
……スロツトルグリツプ、12……中空端部、1
3……支持体、14……重り、15……軸部、1
6……小径部、17……頭部、18……ねじ軸
部。
Claims (1)
- 車体に支持されたパイプ材で形成されたハンド
ルの端部に重りを取り付けた自動二輪車等のハン
ドル防振装置において、前記重りをハンドルの端
部に脱着可能に設けるとともに、この重りに重り
自体にかかる衝撃力を吸収する小径部を形成した
自動二輪車等のハンドル防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2277985U JPH0444472Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2277985U JPH0444472Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61138786U JPS61138786U (ja) | 1986-08-28 |
JPH0444472Y2 true JPH0444472Y2 (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=30515395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2277985U Expired JPH0444472Y2 (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0444472Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP2277985U patent/JPH0444472Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61138786U (ja) | 1986-08-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1391373B1 (en) | Motorcycle body protecting device | |
JPH0444472Y2 (ja) | ||
JPH037271Y2 (ja) | ||
JPH05170163A (ja) | 自動二輪車のステアリング構造 | |
JPH0211485A (ja) | 車両用ハンドルの防振取付構造 | |
JP3898356B2 (ja) | 二輪車のリヤフォーク取付構造 | |
JPS62261585A (ja) | 自動二輪車等車両のバ−ハンドル | |
JP2004217070A (ja) | ハンドルバー用制振装置およびそれを用いたハンドルバー | |
JPH06314Y2 (ja) | 自動二輪車等のハンドル防振装置 | |
JPS647918B2 (ja) | ||
JPS5924617Y2 (ja) | 二輪車ハンドルの防振取付け構造 | |
JPH06321159A (ja) | 自動二輪車のバーハンドル防振装置 | |
JPH07187044A (ja) | ハンドルの防振装置 | |
JPH01103593A (ja) | 自動二輪車等の棒状ハンドルの防振装置 | |
JPS5819106Y2 (ja) | 二輪車の防振ハンドル | |
JPH047033Y2 (ja) | ||
JPH09309480A (ja) | 二輪車等のフロントフォーク用ブラケット及びその製造方法 | |
JP2510697Y2 (ja) | フロントフォ―ク | |
JPH0628391Y2 (ja) | 車両の後車軸用ベアリングホルダの取付構造 | |
JPH017648Y2 (ja) | ||
JP2003182679A (ja) | 自動二輪車のハンドル防振装置 | |
JP3205057B2 (ja) | 鞍乗型車両のフロントフォーク締結構造 | |
JP2518479B2 (ja) | 不整地走行用鞍乗型四輪車のステアリングシャフト支持構造 | |
JPH0545596Y2 (ja) | ||
JPS6218140Y2 (ja) |