JPH044437A - マルチプロセッサシステム保守装置 - Google Patents

マルチプロセッサシステム保守装置

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JPH044437A
JPH044437A JP2105405A JP10540590A JPH044437A JP H044437 A JPH044437 A JP H044437A JP 2105405 A JP2105405 A JP 2105405A JP 10540590 A JP10540590 A JP 10540590A JP H044437 A JPH044437 A JP H044437A
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JP
Japan
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microprocessor
processor
interrupt
maintenance device
input
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JP2105405A
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Inventor
Yasunori Sugano
菅野 泰則
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数のプロセッサが資源を共有して動作する
マルチプロセッサシステムにおいて、ソフトウェアデバ
ッグや保守時に使用するマルチプロセッサシステム保守
装置に関する。
(従来の技術) マイクロプロセッサを動作させるためのソフトウェアを
開発し、あるいは既に稼働中のマイクロプロセッサのソ
フトウェアを改良し点検等するために、プログラムのデ
バッグ等が行なわれる。このプログラムのデバッグ等に
使用される保守装置は、従来、例えば第2図のような構
成とされていた。
第2図に、従来の保守装置ブロック図を示す。
尚、この保守装置の構成を説明する前に、先ず、第3図
を用いてプロセッサシステム全体構成を説明する。
第3図は、保守装置を備えたプロセッサシステムのブロ
ック図である。
図において、マイクロプロセッサ1は、システムバス2
に接続されており、このシステムバス2に接続された主
記憶装置3.入出力装置4を用いて、種々の動作を実行
する。マイクロプロセッサ1の動作用プログラムは、記
憶装置3に格納される。
ここで、このシステムバス2には、インタフェース5が
接続され、これに保守装置6が接続されている。
この保守装置6は、インクフェース5を介して、マイク
ロプロセッサ1に対し割込み信号IPTを出力し、マイ
クロプロセッサ1の動作中、種々の内部状態の読取りを
行なう構成とされている。入出力装置4は、タイマやレ
ジスタ等の各種周辺装置から成る。
また、保守装置6は、マイクロプロセッサ1のワンステ
ップ動作を制御したり、主記憶装置3内のデータのり−
ド/ライトを行なったり、入出力装置4内のデータのり
−ド/ライト等を行うことができる既知のデバッグ用保
守ツールである。
尚、この保守装置6には、通信回線7を介して、パーソ
ナルコンピュータ等の上位装置8が接続されており、保
守装置6は、この上位装置8により遠隔制御も可能な構
成とされている。
第4図に、第3図に示したインタフェース5の詳細なブ
ロック図を示す。
このインタフェース5は、4つのバッファ51〜54に
より構成されている。
バッファ51には、保守装置6から割込み信号IPTが
入力し、これがマイクロプロセッサ1に向けて出力され
る結線とされている。また、バッファ52には、マイク
ロプロセッサ1からアドレス信号ADRが入力し、これ
が保守装置6に向けて出力される結線とされている。更
に、バッファ53には、マイクロプロセッサ1からステ
ータス信号STSが入力し、これが保守装置6に向けて
出力される結線とされている。最後のバッファ54は、
マイクロプロセッサ1や保守装置6から出力されるデー
タDTを一時保持するためのものである。
尚、アドレス信号ADR,ステータス信号STS及びデ
ータDTを伝送する信号線は、第3図に示したシテムバ
ス2に接続されるよう結線されている。
ここで、第2図に戻って、従来の保守装置ブ。
ロック図の説明を行なう。
この保守装置は、入出力コントローラ601、ランダム
・アクセス・メモリ(RAM) 602 、リード・オ
ンリ・メモリ(ROM) 603 、割込み制御部60
4、I10デコーダ605、ステータスコントローラ6
06、シリアルインタフェースコントローラ607及び
l10608から構成される。
入出力コントローラ601には、デイスプレィ610及
びキーボード611が接続されており、これらによって
、この装置の動作制御が行なわれる。
リード・オンリ・メモリ603は、この保守装置の動作
用プログラムを格納したメモリで、ランダム・アクセス
・メモリ602は、その動作用パラメータ等を格納する
メモリである。
割込み制御部604は、先に第3図で示したマイクロプ
ロセッサ1に対し、割込み信号IPTを出力する制御を
行なう回路である。I10デコーダ605は、マイクロ
プロセッサ1から入力するアドレス信号ADHを受入れ
て、これをデコードし、シリアルインタフェースコント
ローラ607か、あるいはI / 0608の何れか一
方を動作させるよう制御する回路である。
ステータスコントローラ606は、マイクロプロセッサ
1から入力するステータス信号STSを受入れて、これ
をデコードし、入出力コントローラ601、ランダム・
アクセス・メモリ602、リード・オンリ・メモリ60
3、l10608及びシリアルインタフェースコントロ
ーラ607に対し、リード/ライト等の制御信号を出力
する回路である。
尚、アドレス信号ADHは、I10デコーダ605の他
、入出力コントローラ601.ランダム・アクセス・メ
モリ602.リード・オンリ・メモリ603 、  l
10608及びシリアルインタフェースコントローラ6
07に入力するよう結線されている。
また、データDTは、I10デコーダ605を除く回路
各部に入力するよう結線されている。また、入出力コン
トローラ601.シリアルインタフェースコントローラ
607及びl10608は、何れも割込み制御部604
を制御する制御信号を出力するよう構成されている。
尚、第3図に示したマイクロプロセッサ1のメモリマツ
プには、第5図に示すように、主記憶装置の記憶領域M
1の他、第2図の保守装置6に設けられたランダム・ア
クセス・メモリ602やリード・オンリ・メモリ603
の記憶領域M2がマツピングされている。これによって
、マイクロプロセッサ1は、直接保守装置6内部のラン
ダム・アクセス・メモリ602.リード・オンリ・メモ
リ603に対しアクセスすることができる。
以上の保守装置は、次のように動作する。
この例では、マイクロプロセッサ1がオペレータの指定
するブレークアドレスを発生したとき、保守装置6がマ
イクロプロセッサの動作を停止するものとして説明を行
なう。
先ず、第2図において、オペレータは、始めにキーボー
ド611を操作して、マイクロプロセッサ1を止める命
令を入力する。入出力コントローラ601は、この命令
を受けて、割込み制御部604に対し割込み信号IPT
の出力を指示する。割込み制御部604は、その出力指
示を受取ると、マイクロプロセッサ−に対し割込み信号
IPTを出力する。
第6図に、その後のブレークアドレス設定手順フローチ
ャートを示す。
図のように、先ずマイクロプロセッサを止めると(ステ
ップS1)、その後、以下に説明する手順によってブレ
ークアドレスの設定を行なう(ステップS2)。そして
、その後、マイクロプロセッサをスタートさせ(ステッ
プS3)、保守動作に移行する(ステップS4)。この
保守動作においては、マイクロプロセッサの動作を監視
し、ブレークアドレスが発生した場合に割込みをかけて
、プロセッサの動作を停止させる。
第7図に、第6図のステップS2におけるブレークアド
レスの設定処理前後のマイクロプロセッサの処理手順を
示す。
図のように、第3図のマイクロプロセッサ1は、主記憶
装置3上のプログラムによる処理を実行している。この
処理を処理Aと表示する。
ここで、割込み信号IPTが入力すると、保守装置6の
リード・オンリ・メモリ603上のプログラムに制御が
移る。このリード・オンリ・メモリ603に格納されて
いる保守プログラムは、オペレータのキーボード611
の操作による一定の処理を待って、再び処理Aに制御を
移すよう動作するプログラムである。この保守用プログ
ラムによる処理を処理Bと表示する。
即ち、処理Bが開始された後、オペレータがキーボード
611を操作して入力コマンドを入力すると、入出力コ
ントローラ601はマイクロプロセッサ1が止まったこ
とをデイスプレィ610に表示する。これに応えて、オ
ペレータはキーボード611を用いてブレークアドレス
を入力する。その後、入出力コントローラ601は、割
込み制御部604に対し割込み信号IPTの出力指示を
行なう。これにより、先にオペレータが入力したブレー
クアドレスを設定するための処理Cに移る(第7図)。
この処理Cにおいては、オペレータによる入力コマンド
をリードし、その内容を判定し、保守装置内のl106
08にオペレータが入力したブレークアドレスを設定す
る。尚、このl10608は、図示しないレジスタ等を
内蔵しており、そこにブレークアドレスを保持する。
この設定動作が終了後、入出力コントローラ601は、
その旨をデイスプレィ610に表示し、リード・オンリ
・メモリ603に格納された保守プログラムの制御する
処理Bに戻る。その後、オペレータは、キーボード61
1を操作して、マイクロプロセッサ1の再スタートを指
示する。その結果、入出力コントローラ601は、割込
み制御部604に対し割込み信号出力指示を行なう。割
込み制御部604は、これにより割込み信号IPTをマ
イクロプロセッサに向は出力し、入出力コントロ−ラ6
01は、マイクロプロセッサ1が再スタートしたことを
デイスプレィ610に出力する。これにより、第7図に
示すように、処理Bから再び処理Aに移行する。
その後、第2図に示すI /’060Bは、マイクロプ
ロセッサ1の出力するアドレス信号ADRを常に監視し
、先に設定したブレークアドレスと一致するか否かの判
断を繰返す。アドレス信号ADRとブレークアドレスと
が一致した場合には、割込み制御部604に対し割込み
信号出力指示を出す。
割込み制御部604は、これにより、マイクロプロセッ
サ1に対し割込み信号IPTを出力し、マイクロプロセ
ッサ1を停止させる。
こうして、再び第2図に示したリード・オンリ・メモリ
603中の保守プログラムに制御が移り、入出力コント
ローラ601はデイスプレィ610にマイクロプロセッ
サlが停止したことを表示する。
この段階で、オペレータは入出力コントローラ601を
操作し、マイクロプロセッサ1の内部状態の読取り等を
実行する。
尚、この保守プログラムに様々な機能を追加することに
よって、例えば、第3図に示す主記憶装置3のリード/
ライト、入出力装置4のリード/ライト、マイクロプロ
セッサ1のワンステップ動作等が実現する。
(発明が解決しようとする課題) ところで、複数のプロセッサが資源を共有して動作する
マルチプロセッサシステムにおいては、上記のような保
守装置を使用した場合、次のような問題が生じる。
第8図に、従来一般のマルチプロセッサシステムブロッ
ク図を示す。
図のように、マルチプロセッサシステムは、パスライン
2に接続された主記憶装置3や入出力装置4等の資源を
、例えばマイクロプロセッサIA及びIBが共有して動
作する。この場合、例えば、一方のマイクロプロセッサ
IAに対し、先に説明した保守装置6を接続し、そのプ
ログラムのデバッグや保守診断等を行なっている場合、
他のマイクロプロセッサIBは、その動作と無関係に独
自の動作を実行する。
ここで、何れのマイクロプロセッサにおいても正常なプ
ログラムが動作している場合には、マイクロプロセッサ
IA及びマイクロプロセッサIBは1、そのメモリマツ
プ上の資源の一部を占有したり共有したりして、互いの
動作を妨げることなく処理を実行する。しかしながら、
デバッグ前のプログラム、障害の生じたプログラムある
いはハードウェアにおいては、他のプロセッサの動作を
妨げるような処理が実行される恐れもある。
従って、例えば、第8図に示すマイクロプロセッサIA
の動作を停止させて、その内部状態を読取り、あるいは
レジスタやメモリ上のデータの書換えを行なった後、マ
イクロプロセッサIAを再度動作させた場合、もう一方
のマイクロプロセッサIBが、その間に、マイクロプロ
セッサIAの使用していた主記憶装置3上のデータを、
破壊してしまったり変更してしまうこともある。
即ち、マイクロプロセッサIAが、内部状態読取りのた
め保守装置によって一時停止させられている間に、シス
テムの状態が変わってしまい、停止前の状態から動作を
再開することができなくなるという問題があった。
また、従来の保守装置は、先に説明したように、1つの
マイクロプロセッサに接続し、その動作解析等を行なう
ことができる構成のものであるが、第8図に示したよう
なマルチプロセッサシステムにおいては、各プロセッサ
が一定の動作を実行中に、他のプロセッサはどのような
動作を実行しているかを把握し、プロセッサ相互の動作
状態の関連性を把握することが、より高度なシステムの
保守や開発に必要となる。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、。
マルチプロセッサシステムによる複数のプロセッサの内
部状態を読取り、プロセッサ相互の状況をリアルタイム
に把握することができるマルチプロセッサシステムの保
守装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の第1発明におけるマルチプロセッサシステム保
守装置は、複数のプロセッサが資源を共有して動作する
マルチプロセッサシステムに設けられた保守装置であっ
て、何れか2以上のプロセッサに対し同時に割込みを行
なう割込み制御部と、割込みを行なっ庚各プロセッサの
内部状態を読取る状態読取り部と、前記割込みを行なっ
た何れかの被監視プロセッサに対して、再割込みのため
の動作条件を設定する動作条件設定部とを備え、前記割
込み制御部は、前記再割込みのための動作条件が前記被
監視プロセッサに発生したとき、全てのプロセッサに対
して、同時に割込みを行ない、前記状態読取り部は、割
込みを行なった各プロセッサの内部状態を読取ることを
特徴とするものである。
また、本発明の第2発明におけるマルチプロセッサシス
テム保守装置は、複数のプロセッサが資源を共有して動
作するマルチプロセッサシステムにおいて、各プロセッ
サに設けられた保守装置には、自己のプロセッサに対し
割込みを行なう割   “込み制御部と、割込みを行な
ったプロセッサの内部状態を読取る状態読取り部と、前
記割込みを行なったプロセッサに対して、再割込みのた
めの動作条件を設定する動作条件設定部とを備え、前記
割込み制御部は、前記再割込みのための動作条件が前記
プロセッサに発生したとき、当該プロセッサに対して、
割込みを行ない、前記状態読取り部は、割込みを行なっ
たプロセッサの内部状態を読取ると共に、他のプロセッ
サの保守装置に対し割込み及び内部状態転送命令を出力
することを特徴とするものである。
(作用) 本発明の第1発明の保守装置は、1つのプロセッサに対
し一定の動作条件を設定した後、その動作条件が発生し
た場合には、複数のプロセッサに同時に割込みを行ない
、全てのプロセッサを停止させる。これにより、被監視
プロセッサの処理中、メモリ等が破壊されず、又、同時
に複数のプロセッサの内部状態を読取れる。
また、第2発明は、全てのプロセッサに保守装置を取付
け、1つのプロセッサの動作条件が発生した場合、他の
プロセッサの保守装置に対し、割込みと内部状態転送命
令を出力する。そして、他のプロセッサも停止させ、こ
れらの内部状態の読取りを行なう。
(実施例) 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。
〈第1発明〉 第1図は、本発明の第1発明のマルチプロセッサシステ
ム保守装置の実施例を示すブロック図である。
図の装置は、入出力コントローラ201、ランダム・ア
クセス・メモリ202、リード・オンリ・メモリ203
、割込み制御部204、I10デコーダ205、ステー
タスコントローラ206、シリアルインタフェースコン
トローラ207、l10208及び1、/ O入カポー
ト209から構成される。
入出力コントローラ201には、デイスプレィ210及
びキーボード211が接続されている。この入出力コン
トローラ201の役割りや一般的なバー18゜ ドウエア構成は、第2図に示した入出力コントローラ6
01 とほば同様である。
また、リード・オンリ・メモリ203は、この保守装置
の動作用プログラムを格納したメモリであり、ランダム
・アクセス・メモリ202は、その動作用パラメータ等
を格納するメモリである。
■10デコーダ205.ステータスコントローラ206
.シリアルインタフェースコントローラ207 、  
l10208の構成は、第2図に示した従来の保守装置
と同様である。また、相互の結線もほぼ変わるところは
ない。
一方、この第1図の保守装置の割込み制御部204は、
2台のマイクロプロセッサに対して割込み信号IPTA
とIPTBを出力し、2台のマイクロプロセッサから入
力するホールド信号)10LD八及び)10LDBを受
入れる構成とされている。また、ホールド信号)10L
DA、 )IOLDBは、I / 0208とI10入
カポート209にも入力するよう結線されている。
尚、このホールド信号110LDa及び)IOLIlb
は、各マイクロプロセッサのシステムバス使用要求のた
めの信号である。
即ち、第3図に示したような2台のマイクロプロセッサ
IA、IBの内の一方のマイクロプロセッサIAがシス
テムバスを使用しているときは、ホールド信号110L
DAがアクティブとなり、もう一方のマイクロプロセッ
サIBがシステムバスを使用しているときは、ホールド
信号HOLDBがアクティブとなる。
尚、I10人カ人力ト209には、I10デコーダ20
5の動作状態を示す信号と、ステータスコントローラ2
06の動作状態を示す信号とが入力している。
I10人カ人力ト209は、これらの人力信号をまとめ
たデータを出力し、入出力コントローラ201が、マイ
クロプロセッサIA、IBあるいは保守装置各部の動作
状態を、データ線を介して認識できるようにしている。
これによって、マイクロプロセッサIAやマイクロプロ
セッサIBから所定のタイミングで内部状態の読取り等
を行なうことが可能となる。
第9図に、本発明の保守装置を備えたマルチプロセッサ
システムのブロック図を示す。
図のように、システムバス2には、主記憶装置3及び入
出力装置4が接続されており、これにマイクロプロセッ
サIA及びマイクロプロセッサIBが接続されている。
両マイクロプロセッサに対して、インタフェース10を
介して保守装置20が接続されている。この保守装置2
0は、先に第3図を用いて説明したように、回線7を介
して上位装置8により遠隔制御することもできる。
インタフェース10からは、マイクロプロセッサIAに
対し割込み信号I PTAが入力し、マイクロプロセッ
サIBに対し割込み信号I PTBが入力する。また、
マイクロプロセッサIAから、インタフェース1o及び
マイクロプロセッサIBに対しホールド信号HOLDA
が入力し、マイクロプロセッサIBからは、インタフェ
ース10及びマイクロプロセッサIAに対しホールド信
号110LDBが入力するよう結線されている。
第10図は、第9図に示したインタフェース10の詳細
なブロック図を示す。
図のインタフェース10は、7つのバッファ回路101
〜107により構成される。
ここで、保守装置20からは、割込み信号IPTAがバ
ッファ101を介してマイクロプロセッサIAに入力し
、割込み信号I PTBがバッファ102を介してマイ
クロプロセッサIBに入力する。また、マイクロプロセ
ッサIAから出力されるホールド信号HOLDAは、バ
ッファ103を介して保守装置20に入力する一方、マ
イクロプロセッサIBに直接する。その逆にマイクロプ
ロセッサIBから出力されるホールド信号HOLDBは
、バッファ104を介して保守装置20に入力する一方
、直接マイクロプロセッサIAに入力する。
次に、マイクロプロセッサIA、IBから出力されるア
ドレス信号ADRは、共にバッファ105を介して保守
装置20に入力する。更に、マイクロプロセッサLA、
IBから出力されるステータス信号STSは、共にバッ
ファ106を介して保守装置20に向は出力される。
上記アドレス信号ADRとステータス信号STSとは、
同時にシステムバスへ向けて出力される。
また、データDTは、マイクロプロセッサIAとマイク
ロプロセッサIBと保守装置20との間で、バッファ1
07を介して相互に授受され、その出力はシステムバス
に接続されている。
本発明の実施例においても、各マイクロプロセッサIA
、IBのメモリマツプには、先に第5図を用いて説明し
たように、保守装置20のランダム・アクセス・メモリ
202及びリード・オンリ・メモリ203の記憶領域が
マツピングされている。
以上説明した本発明の保守装置は、次のように動作する
ここでは12例えば、第9図に示したマイクロプロセッ
サIAに対しブレークアドレスを設定し、そのブレーク
アドレスでマイクロプロセッサIAが止まった場合、マ
イクロプロセッサIA及びマイクロプロセッサIBの内
部状態を読取る処理を実行する場合の説明を行なう。
第11図に、本発明に関わるマイクロプロセッサの処理
手順を示す。
先ず、第1図に示すキーボード211から、オペレータ
がマイクロプロセッサIAの停止を指示するコマンドを
入力する。入出力コントローラシO1は、この命令を受
けて、割込み制御部204に対し割込み信号の出力指示
を行なう。割込み制御部204は、これにより、マイク
ロプロセッサIA及びマイクロプロセッサIBに対し、
同時に割込み信号IPTAあるいはI PTBを出力す
る。マイクロプロセッサIA及びIBは、割込み信号I
 PTAあるいはI PTBを受取ると、現在実行中の
プログラムの実行を停止し、保守装置内のリード・オン
リ・メモリ203に格納されている保守プログラムに制
御を移す。
即ち、第11図に示すように、マイクロプロセッサ、L
 Aは、現在実行中の処理Aを停止し、保守プログラム
による処理Bに移行する。また、マイクロプロセッサI
Bは、現在実行中の処理りを停止し、保守プログラムに
よる処理Eに移行する。この処理B及び処理Eでは、マ
イクロプロセッサIA及びマイクロプロセッサIBの内
部レジスタに格納された情報やステータス情報、プログ
ラムカウンタ値等の内部情報を読取って、第1図に示す
ランダム・アクセス・メモリ202に格納する。
そして、入出力コントローラ201にマイクロプロセッ
サIA及びIBが止まったことが通知されると、命令待
ち状態に入る。入出力コントローラ201は、デイスプ
レィ210にマイクロプロセッサIA及びIBが止まっ
たこと、及び、先に読取った内部状態に関する情報を表
示する。オペレータは、キーボード211を操作して、
マイクロプロセッサIAを被監視プロセッサとした場合
、再割込みのための動作条件を設定する。
即ち、この例の場合、マイクロプロセッサIAのブレー
クアドレスを入力する。入出力コントローラ201は、
オペレータの入力する入力コマンドに従って、割込み制
御部204を介して、マイク0プロセツサIA及びIB
に割込み信号IPTAとIPTBとを出力する。マイク
ロプロセッサIA及びIBは、割込み信号IPTAある
いはI PTBを受取ると、現在実行中の処理B及び処
理Eを中断し、第11図に示す処理C及び処理Fに制御
を移す。
処理Cにおいては、第1図中のキーボード211から入
力された命令に従って、I / 0208中にマイクロ
プロセッサIAのブレークアドレスをセットする。そし
て、入出力コントローラ201は、そのセット完了をデ
イスプレィ210に表示して、第11図の処理Bに移行
する。
尚、マイクロプロセッサIBの処理Fにおいては、キー
ボード211から入力された命令中に、マイクロプロセ
ッサIBに対するものが無いことを確認し、処理Eへ移
行する。
その後、オペレータは、キーボード211を用いて、マ
イクロプロセッサIA及びマイクロプロセッサIBの再
スタートを指示する。その結果、第11図に示すように
、マイクロプロセッサIAは処理Aを再開し、マイクロ
プロセッサIBは処理りを再開する。
一方、第1図において、l10208に設定されたブレ
ークアドレスとアドレス信号ADRとが、。
その後繰返し比較される。この場合、何れのプロセッサ
がそのアドレスを出力しているかを、ホールド信号HO
LOA及びHOLDBにより判断し、マイクロプロセッ
サIAがブレークアドレスと同一のアドレスを出力する
場合を監視する。
アドレス信号ADHがブレークアドレスと一致し、かつ
、ホールド信号HOLDAがアクティブ、即ちマイクロ
プロセッサIAがシステムバスな使用中である場合、I
 / O208は割込み制御部204に対し、割込み信
号発生要求を出力する。割込み制御部204は、これを
受けて、マイクロプロセッサIA及びIBに対し、割込
み信号I PTAあるいはI PTBを同時に出力する
。この際、割込みによりマイクロプロセッサIA及びI
Bは、再び処理を中断し、それぞれ第11図に示した先
に説明した要領で、処理Aから処理Bへ、あるいは処理
りから処理Eに制御を移す。
処理Bでは、マイクロプロセッサIAの内部レジスタ、
ステータス情報、プログラムカウンタ値等の内部状態を
読取って、保守装置内のランダム・アクセス・メモリ2
02(第1図)に格納する。
また、同様にして、処理Eでも、マイクロプロセッサI
Bの内部レジスタス、データス情報、プログラムカウン
タ値等の内部状態を読取って、ランダム・アクセス・メ
モリ202(第1図)に格納する。
一方、入出力コントローラ201は、マイクロプロセッ
サ1Δ及びIBが停止したことをデイスプレィ210に
表示する。また、先に各マイクロプロセッサLA、IB
から読取った内部状態をデイスプレィに表示する。
以上のようにして、オペレータは一方の被監視プロセッ
サIAに対して、再割込みのための動作条件を設定し、
その動作条件が被監視プロセッサIAに発生したとき、
全てのプロセッサに対し、同時に割込みを行なって、各
プロセッサの内部状態を読取ることができる。
尚、上記実施例では、2台のマイクロプロセッサを使用
した例を示したが、マイクロプロセッサが3台以上接続
されていたとしても、全く同様の動作を行なうことがで
きる。
また、保守プログラムに種々な機能を追加することによ
って、主記憶装置3のリード/ライト。
入出力制御部4のリード/ライトワンステップ動作等が
実現できる。また、何れか一方の被監視プロセッサに着
目して、内部状態の読取り設定を行なう場合においても
、各プロセッサを同時に停止させてしまうため、誤って
主記憶装置3や入出力装置4の内部状態が書換えられて
しまうといった問題も生じない。
〈第2発明〉 次に、第2発明の説明を行なう。
第12図に、本発明の別のマルチプロセッサ保守装置ブ
ロック図を示す。
この図の説明の前に、第13図を用いて第2発明の詳細
な説明する。
第13図は、本発明の保守装置を備えたマルチプロセッ
サシステムのブロック図を示す。
図のように、この第2発明においては、複数のプロセッ
サ、例えば、図に示す2台のプロセッサ1Δ、IBが、
主記憶装置3や入出力装置4等の資源を共有しており、
この各プロセッサにそれぞれ保守装置2OA、20Bが
設けられている。
即ち、システムバス2には、主記憶装置3と入出力装置
4の他、2組のブロック、即ちAブロック101とBブ
ロック102が接続されている。
Aブロック101は、マイクロプロセッサIA、及び、
このマイクロプロセッサIAの保守のための保守装置2
OAが、インタフェースIOAを介して接続された構成
とされている。尚、保守装置2OAは、通信線7を介し
て上位装置8により遠隔制御が可能である。
一方、Bブロック102には、マイクロプロセッサIB
が設けられ、このマイクロプロセッサIBの保守のため
に、インタフェース10bを介して保守装置20Bが接
続されている。この保守装置20Bも、通信線7を介し
て上位装置8により遠隔制御可能な構成とされている。
更に、Aブロック101の保守装置2OAとBブロック
102の保守装置20Bは、相互に、後に説明する命令
を伝送するための信号線100により接続されている。
ここで、第12図に基づいて、この保守装置のブロック
図を説明する。
図の装置は、入出力コントローラ201、ランダム・ア
クセス・メモリ202、リード・オンリ・メモリ203
、割込み制御部204、I10デコーダ205、ステー
タスコントローラ206、シリアルインタフェースコン
トローラ207、l10208及び人出力ボート212
から構成されている。
入出力コントローラ201には、デイスプレィ210及
びキーボード211が接続されている。
図中の入出力ポート212を除く各回路の構成及び結線
は、第2図に示した従来の保守装置と変わるところはな
い。
ここで、入出力ポート212は、先に第13図を用いて
説明した、他のブロックの保守装置に設けられた入出力
ポートに通信線100を介して接続されている。この入
出力ポートの出力信号は、割込み制御部204に入力し
、I10デコーダ205の出力とステータスコントロー
ラ206の出力、及び、アドレス信号ADHとデータD
Tとが、入出力ポート212に入力するよう結線されて
いる。
以上の構成の第2発明の装置は、次のように動作する。
この動作例も、先に説明したと同様に、例えばマイクロ
プロセッサIAを所定のブレークアドレスで停止させ、
マイクロプロセッサIA及びマイクロプロセッサIBの
内部状態を読取るものとする。
第14図に、その場合のマイクロプロセッサの処理手順
を示す。
図において、オペレータが、第12図に示すキーボード
211を用いて、マイクロプロセッサIAの処理Aを割
込みにより停止させ、処理Bに制御を移し、処理Cによ
ってブレークアドレスを設定する手順は、先に第7図を
用いて説明した動作と全く同様である。
次に、第14図に示すように、ブレークアドレス設定後
、再びマイクロプロセッサ1△か処理Aの動作を再開す
る。
ここで、第12図に示すl10208は、マイクロプロ
セッサIAの出力するアドレス信号ADHを監視し、こ
れがブレークアドレスと一致した場合に、割込み制御部
204に対し割込み制御の指示を行なう。これにより、
割込み制御部204は、マイクロプロセッサIAに対し
割込み信号IPTを出力し、マイクロプロセッサIAの
処理Aを停止させる。このとき、マイクロプロセッサI
Aは、保守装置2OAのリード・オンリ・メモリ203
に格納されたプログラムによる処理りに制御を移す(第
14図)。
一方、第12図に示す入出力コントローラ201は、入
出力ポート212と通信線100を介して、マイクロプ
ロセッサIBの保守装置20Bに対しストップ命令を出
力する。これにより、マイクロプロセッサIBの保守装
置20Bが、マイクロプロセッサIBに対し割込み信号
IPTを出力し、第14図に示すようにマイクロプロセ
ッサIBの処理Xを中断させる。その後、マイクロプロ
セッサIBは、第14図に示すように処理Yに制御が移
る。この処理Yにおいては、マイクロプロセッサIBが
、そのレジスタ、イントラクションポインタ等の内部状
態を、第12図に示す入出力ポート212を介して、マ
イクロプロセッサIAの保守装置2OAに向は出力する
処理を行なう。これらの内部状態の出力が終了後、マイ
クロプロセッサIBが処理Xを再開する。一方、マイク
ロプロセッサIAは、マイクロプロセッサIBから内部
  ′状態を受取ると、処理りから処理Eに移行し、デ
イスプレィ210に、マイクロプロセッサIA及びマイ
クロプロセッサIBの内部状態を表示する。
以上のようにして、上記第2発明によれば、マイクロプ
ロセッサIAの動作を監視し、その内部状態が一定の状
態に達した場合に、複数のプロセッサから同時に内部状
態を読取ることができる。また、この場合にも、複数の
プロセッサを同時に停止させるため、主記憶装置3や入
出力装置4等の内部状態がこの段階で変化することなく
、そのまま次の処理に移行することかできる。
尚、上記実施例では、マイクロプロセッサが2台の場合
を説明したが、第15図のように、ローカルエリアネッ
トワーク等に接続された多数のプロセッサについて、上
記のような処理が可能である。
第15図に、本発明の保守装置を備えた別のマルチプロ
セッサシステムの実施例を示す。
このシステムバス2には、各1台の主記憶装置3及び入
出力装置4が接続されているが、その−方でマイクロプ
ロセッサがN台、即ちマイクロプロセッサLA、IB、
・・・INがシステムバス2に接続されている。また、
各マイクロプロセッサIA〜INには、それぞれインタ
フェースIOA〜IONを介して、保守装置20A〜2
ONが接続されている。このようなシステムの場合には
、システムコントローラ30を接続し、システムバス上
の排他性を保証する。そして、各保守装置20A〜2O
Nを相互に通信線100を介して接続し、先に説明した
ような処理を実行することか可能である。
(発明の効果) 以上説明した本発明のマルチプロセッサシステム保守装
置は、複数のプロセッサが資源を共有して動作している
場合に、何れかの被監視プロセラ  。
すに対し割込みのための動作条件を設定し、その動作条
件が発生した場合、全てのプロセッサに対し同時に割込
みを行なって、各プロセッサの内部状態を読取るため、
内部状態の読取り中にメモリ等が破壊されることがない
。また、複数のマイクロプロセッサの同一時間軸におけ
る内部状態を把握し、ソフトウェアデバッグ、ハードウ
ェアデバッグ等の装置の保守管理を容易にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のマルチプロセッサシステム保守装置ブ
ロック図、第2図は従来の保守装置ブ0ツク図、第3図
は保守装置を備えたプロセッサシステムブロック図、第
4図はインタフェースのブロック図、第5図はメモリマ
ツプ、第6図はブレークアドレス設定手順を示すフロー
チャート、第7図はマイクロプロセッサの処理手順タイ
ムチャート、第8図はマルチプロセッサシステムブロッ
ク図、第9図は本発明の保守装置を備えたマルチプロセ
ッサシステムブロック図、第10図はインタフェースの
ブロック図、第11図は本発明に関わるマイクロプロセ
ッサの処理手順タイムチャート、第12図は本発明の別
のマルチプロセッサ保守装置ブロック図、第13図は本
発明の保守装置を備えたマルチプロセッサシステムブロ
ック図、第14図はそのマイクロプロセッサの処理手順
タイムチャート、第15図は本発明の保守装置を備えた
別のマルチプロセッサシステムブロック図である。 201・・・入出力コントローラ、 202・・・ランダム・アクセス・メモリ、203・・
・リード・オンリ・メモリ、204・・・割込み制御部
、205・・・I10デコーダ、206・・・ステータ
スコントローラ、207・・・シリアルインタフェース
コントローラ、208・・・動作条件設定部、210・
・・デイスプレィ、211・・・キーボード、300・
・・状態読取り部。 メモリマツプ 主記憶装置上の 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のプロセッサが資源を共有して動作するマルチ
    プロセッサシステムに設けられた保守装置であって、 何れか2以上のプロセッサに対し同時に割込みを行なう
    割込み制御部と、 割込みを行なった各プロセッサの内部状態を読取る状態
    読取り部と、 前記割込みを行なった何れかの被監視プロセッサに対し
    て、再割込みのための動作条件を設定する動作条件設定
    部とを備え、 前記割込み制御部は、 前記再割込みのための動作条件が前記被監視プロセッサ
    に発生したとき、全てのプロセッサに対して、同時に割
    込みを行ない、 前記状態読取り部は、 割込みを行なった各プロセッサの内部状態を読取ること
    を特徴とするマルチプロセッサシステム保守装置。 2、複数のプロセッサが資源を共有して動作するマルチ
    プロセッサシステムにおいて、 各プロセッサに設けられた保守装置には、 自己のプロセッサに対し割込みを行なう割込み制御部と
    、 割込みを行なったプロセッサの内部状態を読取る状態読
    取り部と、 前記割込みを行なったプロセッサに対して、再割込みの
    ための動作条件を設定する動作条件設定部とを備え、 前記割込み制御部は、 前記再割込みのための動作条件が前記プロセッサに発生
    したとき、当該プロセッサに対して、割込みを行ない、 前記状態読取り部は、 割込みを行なったプロセッサの内部状態を読取ると共に
    、他のプロセッサの保守装置に対し割込み及び内部状態
    転送命令を出力することを特徴とするマルチプロセッサ
    システム保守装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08263381A (ja) * 1995-03-27 1996-10-11 Nec Corp 仮想記憶システムにおける自動再配置リンク方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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