JPH04440A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH04440A
JPH04440A JP10261190A JP10261190A JPH04440A JP H04440 A JPH04440 A JP H04440A JP 10261190 A JP10261190 A JP 10261190A JP 10261190 A JP10261190 A JP 10261190A JP H04440 A JPH04440 A JP H04440A
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JP
Japan
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layer
polymer
corona discharge
silver halide
compd
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JP10261190A
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English (en)
Inventor
Akio Fujita
藤田 章夫
Takeshi Haniyu
武 羽生
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication of JPH04440A publication Critical patent/JPH04440A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、帯電防止層を有するハロゲン化銀写真感光材
料に関し、特に帯電防止能及び膜付きに優れたハロゲン
化銀写真感光材料に関する。
〔発明の背景〕
一般にプラスチイックフィルムは帯電性が強く、これが
使用上多くの制約を与えている例は多い。
例えばハロゲン化銀写真感光材料においては、ポリエチ
レンテレフタレートのような支持体が一般に使用される
が、特に冬季の如き低湿度において帯電し易い。最近の
ように高感度写真乳剤を高速度で塗布したり、高感度の
感光材料を自動プリンターを通して露光処理をする場合
、特に帯電防止対策が重要である。
感光材料が帯電すると、その放電によりスタチックマー
クがでたり、またはゴミ等の異物を付着し、これにより
ピンホールを発生させたりして著しく品質を劣化し、そ
の修正のため非常に作業性をおとしてしまう。このため
、一般に感光材料では帯電防止剤が使用され、最近では
、含フツ素界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面
活性剤、ポリエチレンオキサイド基を含有する界面活性
剤ないし高分子化合物、スルホン酸又はリン酸基を分子
内に有するポリマー等が用いられている。
特にフッ素系界面活性剤による帯電列調整、あるいは導
電性ポリマーによる導電性向上が多く使用されてきてお
り、例えば特開昭49−91165号および同49−1
21523号にはポリマー主鎖中に解離基を有するイオ
ンをポリマーを適用する例が開示されている。
しかしながら、これらの従来技術では、現像処理により
、帯電防止能が大幅に劣化してしまう。
これはアルカリを用いる現像工程、酸性の定着工程、水
洗等の工程を経ることにより帯電防止能が失われるもの
と思われる。したがって印刷感光材料等のように、処理
済みフィルムをさらに用いてプリントするような場合に
、ゴミの付清によるピンホール発生等の問題を生ずる。
このため例えば特開昭55−84658号、同61−1
74542号ではカルボキシル基を有する水溶性導電性
ポリマー カルボキシル基を有する疎水性ポリマー及び
多官能アジリジンからなる帯電防止層が提案されている
。この方法によれば処理後にも帯電防止能を残すことが
できるが、この帯電防止層は、その上に塗布されるハロ
ゲン化銀乳剤層及びバッキング層等との接着性が悪いと
いう欠点を有している。この傾向は高湿になると顕著に
なり、23℃、60%R)]以上では使用に耐えないレ
ベルまで劣化してしまう。このような導電性層の膜付き
を改良する効果的な方法としては、導電性層塗設面への
コロナ放電が挙げられ、この処理により膜付きは大幅に
改良された。
しかしながら新たな問題として、裏放電ムラが発生する
ようになった。
裏放電ムラとは、支持体上にコロナ放電をかけた際に、
裏面の濡れ性が部分的に変わってしまい、その上に塗布
した乳剤層及びバッキング層の塗布故障となって現れる
ムラのことであり、コロナ放電圧が高くなる程、ムラの
出方は激しくなる。
ムラの形状としては、様々であるが、特にスポット状に
丸くでるムラが主である。このようなムラの発生を抑え
るには、コロナ放電圧の低下が必要であるが、膜付き良
化の点からすれば放電圧を下げるわけにはゆかず、早急
な対策が必要であった。
〔発明の目的〕
上記のような問題に対し、本発明の目的は、高湿でも帯
電防止能の劣化が起こらず、かつ裏放電ムラのない帯電
防止能に優れたハロゲン化銀写真感光材料を提供するこ
とである。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、支持体上に、少なくとも1層の水
溶性導電性ポリマー、疎水性ラテックス及びエポキシ系
硬化剤の反応生成物からなる帯電防止層を有し、かつそ
の支持体表面がコロナ放電処理されていることを特徴と
するハロゲン化銀写真感光材料により達成される。
以下、本発明の詳細について説明する。
本発明の水溶性導電性ポリマーについては、スルホン酸
基、硫酸エステル基、4級アンモニウム塩、3級アンモ
ニウム塩、カルボキシル基、から選ばれる少なくとも1
つの導電性基を有するポリマーが挙げられる。導電性基
はポリマー1分子当たり5重量%以上を必要とする。水
溶性の導電性ポリマー中には、ヒドロキシ基、アミノ基
、エポキシ基、アジリジン基、活性メチレン基、スルフ
ィン酸基、アルデヒド基、ビニルスルホン基を含んでい
てもよい。
ポリマーの分子量は、3000〜100000であり、
好ましくは3500〜50000である。
以下、本発明に用いられる水溶性導電性ポリマーの化合
物例を挙げるがこれに限定されるものではない。
SO,Na SO,Na So 、Na So,Na CH。
デキス ト ランサルフ ィ ド 置換度 3、0 Mn= 500000 So,Na デキスト フ ンサルフェ イ ト 置換度 2、0 Mn= 100000 A−21 So 3Na Mn#10000 尚、上記A−1−A−21において、Mnは平均分子量
(本明細書中、平均分子量とは数平均分子量を示す。)
を表し、ポリエチレングリコール換算で表したGPCに
よる測定値によるものである。
本発明の水溶性導電性ポリマー層中に含有させる疎水性
ポリマー粒子は、寅質的に水に溶解しない所謂ラテック
スで構成されている。この疎水性ポリマーは、スチレン
、スチレン誘導体、アルキルアクリレート、アルキルメ
タクリレート、オレフィン誘導体、ハロゲン化エチレン
誘導体、ビニルエステル誘導体、アクリルニトリル等の
中がら任意の組み合わせで選ばれるモノマーを重合して
得られる。特にスチレン誘導体、アルキルアクリレート
、アルキルメタクリレートが少なくとも30モル%含有
されているのが好ましい。特に50モル%以上が好まし
い。
本発明のラテックスに含有させるアミド基を有する千ツ
マ−としては、下記一般式CI)で表されるものが好ま
しい。
一般式CI) CH2=C 〔式中、Rは水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル基
を表す。Lは2価の基、aは0又はlを表す。R,、R
2は水素原子、炭素数1〜6の低級アルキル基を表す。
〕 本発明のモノマーの具体例を挙げる。
1゜ CH2=CH 0NH2 CH2−C 0NH2 3。
CH2−CH C0NHCH。
疎水性ポリマーをラテックス状にするには乳化重合をす
る、固体状のポリマーを低沸点溶媒に溶かして微分散後
、溶媒を溜去するという2つの方法があるが、粒径が細
かくしかもそろったものができるという点で乳化重合す
ることが好ましい。
疎水性ポリマーの分子量は3000以上であれば良く、
分子量による透明性の差はほとんどない。
本発明の疎水性ポリマーの具体例を挙げる。
本発明の疎水性ポリマーラテックスにポリアルキレンオ
キシド鎖を導入する方法としては、ポリアルキレンオキ
シド鎖を有する七ツマ−を共重合させることによる方法
が好ましい。
モノマーとしては下記一般式CM)で表されるものが好
ましい。
一般式[:M)     R。
CH,=C −X ここでRは、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
、−CH2−L−Xを表し、Lは、−COOI C0N−1又は炭素数6から12のアリール基を表す。
R,は、水素原子、アリール基、低級アルキル基、X、
を表し、Xは、fR2−oすnRsを表す。R2は−C
H2CH2 CJCH2CJCHz    CH2=HCH2−カラ
選ばし6少なく と も 1種からなり、 R3は水素原子、 低級ア ルキル基アルキルスルホン酸又はその塩、アルキ ルカルボン酸基又はその塩を表す。
nは2以上で 70以下の整数である。
C00(CH2C)lxノ1+CH,CHCH2+rv
HH CH2−CH 鴛 CH。
し112 M−29 CH3 CH。
CH2=C C0NH−(CH2CH,O品CH,1hcOONa以
下に本発明のラテッ クスの具体例を挙げる。
=12 B CH。
CH。
0OCH3 COOC,H,0H Coo(CJaO) loH COO Coo(C2H,O)、SO,Na 本発明のエポキシ化合物としては、 ヒ ドロキシ 基又はエーテル縮合を含有するものが好ましい。
本発明のエポキシ化合物の具体例を挙げる。
l 本発明の導電性層の膜面pHとしては、8.0以下が好
ましいが、低すぎても膜の安定性から好ましくない。特
に好ましくは3.0〜7.5である。
本発明の導電性層は感光性層より支持体側にあってもよ
いし、感光層に対し支持体の反対側、いわゆる背面にあ
ってもよい。
本発明では導電性層が透明支持体上に塗設される。
透明支持体は写真用のもの全てが使えるが好ましくは、
可視光を90%以上透過するように作られたポリエチレ
ンテレフタレート又セルローストリアセテートである。
これらの透明支持体は、当業者に良く知られた方法で作
成されるものであるが、場合によっては光透過を実質的
に阻害しないように染料を若干添加して青味付けしたり
しても良い。
本発明の支持体は、コロナ放電処理をした後ラテックス
ポリマーを含有する下引層が塗設されていてもよい。コ
ロナ放電処理は、エネルギー値としてl W−I KW
/ (m2・m1n)が特に好ましく適用される。又特
に好ましくは、ラテックス下引層塗布後場電性層を塗設
する前にコロナ放電処理を再度行うとよい。
導電性層に施すコロナ放電処理はエネルギー値として5
W〜I KW/ (m”・m1n)が特に好ましく適用
される。
又、導電性層塗設面の裏面に施すコロナ放電処理はエネ
ルギー値としてI W−I KW/ (m”m1n)が
特に好ましく適用される。
本発明は、支持体上に形成される感光材料金てに応用す
ることができる。例えばハロゲン化銀カラー感光材料、
レントゲン用感光材料、製版用感光材料等である。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、例えば米国特
許第2,444,607号、同第2.716.062号
、同第3.512.982号、西独国出願公告第1,1
89,380号、同第2.058,626号、同第2,
118,411号、特公昭43−4133号、米国特許
第3,342.596号、特公昭47−4417号、西
独国出願公告第2,149.789号、特公昭39−2
825号、特公昭49−13566号等の各明細書また
は公報に記載されている化合物、好ましくは、例えば5
.6− トリノチレンー7−ヒドロキシンー5−t−リ
アゾロ(1,5−a)ピリミジン、5,6−チトラメチ
レンー7−ヒドロキシーS−トリアゾロ(1,5−a)
ピリミジン、5−メチル−7−ヒドロキシ−3−トリア
ゾロ(1,5−a)ピリミジン、5−メチル−7−ヒド
ロキシ−5−)リアゾロ(1,5−a)ピリミジン、7
−ヒドロキシン−s−トリアシロン(1,5−a)ピリ
ミジン、5−メチル−6−プロモーフ−ヒドロキシ−S
−トリアゾロ(1,5−a)ピリミジン、没食子酸エス
テル(例えば没食子酸イソアミル、没食子酸ドデシル、
没食子酸プロピル、没食子酸ナトリウム)、メルカプタ
ン類(1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール、2
−メルカプトベンツチアゾール)、ベンゾトリアゾール
類(5−ブロムベンツトリアゾール、5−メチルベンツ
トリアゾール)、ベンツイミダゾール類(6ニトロペン
ツイミダゾール)等を用いて安定化することができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料及び/又は現像
液中には、アミノ化合物を含有することができる。
又現像性を高めるために、フェニドンやハイドロキノン
のような現像主薬、ベンゾトリアゾールのような抑制剤
を乳剤側に含有せしめることかできる。あるいは処理液
の処理能力を上げるために、バッキング層に現像主薬や
抑制剤を含有せしめることができる。
本発明に特に有利に用いられる親水性コロイドはゼラチ
ンである。
本発明に用いられるゼラチンは、アルカリ処理、酸処理
いずれも用いることが出来るが、オセインゼラチンを用
いる場合にはカルシウムあるいは鉄分を取り除くことが
好ましい。好ましい含有量としてカルシウム分は1〜9
99ppmであるが、更に好ましくはl −500pp
mであり、鉄分は0.01−50ppmが好ましく、更
に好ましくは0.1−10ppmである。このようにカ
ルシウム分や鉄分の量を調節する方法は、ゼラチン水溶
液をイオン交換装置に通すことにより達成することがで
きる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の現像に用いら
れる現像主薬としてはカテコール、ピロガロール及びそ
の誘導体ならびにアスコルビン酸、クロロハイドロキノ
ン、ブロモハイドロキノン、メチルハイドロキノン、2
.3−ジブロモハイドロキノン、2.5−ジエチルハイ
ドロキノン、カテコール、4−クロロカテコール、4−
フェニル−カテコール、3−メトキシ−カテコール、4
−アセチル−ピロガロール、アスコルビン酸ソーダ等が
ある。
又、HO(CH= CH)−NOj型現像現像剤ては、
オルト及びパラのアミノフェノールが代表的なもので、
4−アミノフェノール、2−アミノ−6−フェニルフェ
ノール、2−アミノ−4−クロロ−6−フェニルフェノ
ール、N−メチル−p−アミノフェニール等がある。
更に、H,N−(CH= CH)、−NH,型現像剤と
しては例えば4−アミノ−2−メチル−N、N−ジエチ
ルアニリン、2.4−ジアミノ−N、N−ジエチルアニ
リン、N−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−モル
ホリン、p−7二二レンジアミン等がある。
ヘテロ環型現像剤としては、l−7エニルー3−ピラゾ
リドン、l−フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾ
リドン、■−7エニルー4−メチルー4−ヒドロキシメ
チル−3−ピラゾリドンのような3−ピラゾリドン類、
1=フェニル−4−アミノ−5−ピラゾロン、5−アミ
ノラウシル等を挙げることができる。
T、 H,ジェームス著ザ・セオリイ・オブ・ザ・ホト
グラフィック・プロセス第4版(The Theory
of Photographic Process F
ourth Edition)第291〜334頁及び
ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル0ソサエ
テ4 (Journal of the Americ
anChemical 5ociety)第73巻、第
3,100頁(1951)に記載されているごとき現像
剤が本発明に有効に使用し得るものである。これらの現
像剤は単独で使用しても2種以上組み合わせてもよいが
、2種以上を組み合わせて用いる方が好ましい。また本
発明にかかる感光材料の現像に使用する現像液には保恒
剤として、例えば亜硫酸ソーダ、亜硫酸カリ、等の亜硫
酸塩を用いても、本発明の効果が損なわれることはない
。又保恒剤としてヒドロキシルアミン、ヒドラジド化合
物を用いることができ、この場合その使用量は現像液I
C当たり5〜500gが好ましく、より好ましくは20
〜200gである。
又現像液には有機溶媒としてグリコール類を含有させて
もよく、そのようなグリコール類としてはエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール
、トリエチレングリコール、1.4−ブタンジオール、
■、5−ベンタンジオール等があるか、ジエチレングリ
コールが好ましく用いられる。そしてこれらグリコール
類の好ましい使用量は現像液lQ当たり5〜500gで
、より好ましくは20〜200gである。これらの有機
溶媒は単独でも併用しても用いることができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、上記の如き
現像抑制剤を含んだ現像液を用いて現像処理することに
より極めて保存安定性に優れた感光材料を得ることがで
きる。
上記の組成になる現像液のpH値は好ましくは9〜13
であるが、保恒性及び写真特性上からpH値はlO〜1
2の範囲が更に好ましい。現像液中の陽イオンについて
は、ナトリウムよりカリウムイオンの比率が高い程現像
液の活性度を高めることができるので好ましい。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、種々の条件
で処理することができる。処理温度は、例えば現像温度
は50°C以下が好ましく、特に25°C〜40°C前
後が好ましく、又現像時間は2分以内に終了することが
一般的であるが、特に好ましくは10秒〜50秒が好効
果をもたらすことが多い。又現像以外の処理工程、例え
ば水洗、停止、安定、定着、更に必要に応じて前硬膜、
中和等の工程を採用することは任意であり、これらは適
宜省略することもできる。更にまた、これらの処理は皿
現像、枠現像などいわゆる手現像処理でも、ローラー現
像、ハンガー現像など機械現像であってもよい。
〔実施例〕
以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
なお、当然のことではあるが、本発明は以下述べる実施
例に限定されるものではない。
実施例1 コロナ放電した後、下引処理したポリエチレンテレフタ
レートに再びコロナ放電した後、下記組成の帯電防止液
に表1に示すエポキシ系硬化剤(E)を1Occ/m”
になるように50m/minの速さでエアーナイフコー
ターにより塗布した。
水溶性導電性ポリマー(A) 疎水性ポリマー粒子 (B) 硫酸アンモニウム 硬化剤(E) 上記組成でlQとする。
尚、Eは塗布しながら添加した。
乾燥風温90°C1総括伝熱係数25Kcal/(m2
・hr・℃)の平行流乾燥条件で、30秒間乾燥した。
次に前記導電性層塗設面の裏面にコロナ放電した後、下
引処理し、再びコロナ放電をほどこした後、下記組成の
ゼラチン液を導電性層と同じ条件になるように塗布した
後、140°C190秒間熱処理した。
オセインゼラチン       9g/ff’I’テシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム200mg/12 硬膜剤(H)          120mg#20g
IQ 40g/Q 0.5g、1 12g/(2 COCH−CH2 上記組成でIffに仕上げる。
このようにして得られた支持体を3分割し、■未処理 ■導電性層にコロナ放電をかけ、裏面は無処理■導電性
層にコロナ放電をかけ、その後、裏面にもコロナ放電を
かける。
の3種類の処理を施した。
これらの試料について、下記方法で裏放電ムラの評価を
行い、結果を表−1に示す。
裏放電ムラ試験 各支持体のゼラチン層塗設面に蒸気を当てると、濡れ性
の違いによりムラがみえる。この数、大きさを評価し、
ランク付けした。
表−1 ◎:裏放電ムラ無し。    ○:出てはいるが使用可
△:問題のあるレベル    ×:使用不可表−1の結
果から本発明の試料は裏放電ムラの発生がないことがわ
かる。
実施例2 (試料作成) 実施例1と同じ条件で、厚さ100μmのポリエチレン
テレフタレートベース上に、それぞれ導電性層及びゼラ
チン層を塗設した支持体を5分割し、以下の処理を行っ
た。
導電柱層塗設面     裏面 1、未処理         未処理 2、コロナIOW        未処理3、コロナ5
0W        未処理4、コロナLOW    
    コロナ30W5、コロナ50W       
 コロナ30W尚、導電性層は乳剤層(E C)側に塗
設する場合とバッキング層(B C)側に塗設する場合
について行った。下記表2におけるOはこの塗設面を表
す。
(乳剤調製) pH3,0の酸性雰囲気下でコントロールダブルジェッ
ト法によりロジウムを銀1モル当たりlo−5モル含有
する粒子を作成した。粒子の成長は、ベンジルアデニン
を1%のゼラチン水溶液lQ当たり30mg含有する系
で行った。銀とハライドの混合後6−メチルー4−ヒド
ロキシ−1,3,3a、7テトラザインデンをハロゲン
化銀1モル当たり600mg加え、その後水洗、脱塩し
た。
次いで、ハロゲン化銀1モル当たり60mgの6−メチ
ル−4−ヒドロキシ−1,3,3a、7−チトラザイン
デンを加えた後、イオウ増感をした。イオウ増感後安定
剤として6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a、
7−チトラザインデンを加えた。
(ハロゲン化銀乳剤層) 前記各乳剤に添加剤を下記の付量になるよう調整添加し
、前記、支持体上に塗布した。
ラテックスポリマー:スチレン−ブチルアクリレート−
アクリル酸3元共重合 ポリマー             1.0g/m2テ
トラフェニルホスホニウムクロライド30mg/n” サポニン            200mg/m”ポ
リエチレングリコール     100mg/+n”ド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム100mg/m” ハイドロキノン          200mg/m”
フェニドン           100mg/m2ス
チレンスルホン酸ナトリウム−マレイン酸重合体(Mw
=25万)200mg/m”没食子酸ブチルエステル 
    500mg/m”ヒドラジン化合物     
    20mg/m”5−メチルベンゾトリアゾール
    30mg/m”2−メルカプトベンツイミダゾ
ール−5−スルホン酸             30
mg/m2イナートオセインゼラチン (等電点4.9
)1.5g/m2 l−(p−アセチルアミドフェニル)−5メルカプトテ
トラゾール 銀量 テトラゾリウム化合物 30mg/m2 2.8g/m” (乳剤層保護膜) 乳剤層保護膜として、 下記の付量になるよう調 製塗布いこ。
弗素化ジオクチルスルホコハク酸エステルマット剤:ポ
リメタクリル酸メチル (平均粒径3.5μm) 硝酸リチウム塩 酸処理ゼラチン(等電点7.0) コロイダルンリ力 スチレンスルホン酸ナトリウム− マレイン酸共重合体 媒染剤 300mg/m” 100mg/m2 30mg/m2 1.28/m” 50mg/m” 100mg/m2 (バッキング層) 乳剤層とは反対側の支持体に、下記組成のバッキング染
料を含有するバッキング層を塗布した。
ゼラチン層はグリオキザール及びl−オキシ−3,5−
ジクロロ−8−トリアジンナトリウム塩及びヒドロキシ
含有エポキシ化合物であるE−5で硬膜した。
(バッキング層) ハイドロキノン          100mg/m”
フェニドン            30mg/m’ラ
テックスポリマー:ブチルアクリレート−スチレン共重
合体        0.5g/m”スチレン−マレイ
ン酸共重合体   100mg/m”クエン酸    
         40mg/m2ベンゾトリアゾール
        loomg/m2スチレンスルホン酸
− マレイン酸共重合体        100mg/m2
硝酸リチウム塩          30mg/m2バ
ッキング染料(a Xb Xc ) オセインゼラチン         2.0g/m2(
b) So 、 Na 以上のようにして得られた試料を全面露光し下記に示す
現像液、定着液を使用して現像処理した後、表面比抵抗
試験、膜付き試験及び裏放電ムラ評価を行った。
〈現像液処方〉 ハイドロキノン            25g1−フ
ェニル−4,4ジメチル−3 ピラゾリドン             0.4g臭化
ナトリウム            3g5−メチルベ
ンゾトリアゾール     0.3g5−ニトロインダ
ゾール        0.05gジエチルアミノプロ
パン−1,2−ジオール 10g亜硫酸カリウム   
         90g5−スルホサリチル酸ナトリ
ウム     75gエチレンジアミン四酢酸ナトリウ
ム   2g水でIQに仕上げた。
pHは、苛性ソーダで11.5とした。
く定着液処方〉 (組成A) チオ硫酸アンモニウム(72,5w%水溶液)24On
+I2 亜硫酸ナトリウム           17g酢酸ナ
トリウム・3水塩        6.5g硼酸   
               6gクエン酸ナトリウ
ム・2水塩       2g酢酸(90w%水溶液)
         13 、6mQ(組成り) 純水(イオン交換水)          17mQ硫
酸(50w%の水溶液)         3.0g硫
酸アルミニウム(Al1,0.換算含量が8.1w%の
水溶液)20g 定着液の使用時に水500+n12中に上記組成A1組
成りの順に溶かし、lQに仕上げて用いた。この定着液
のpHは約5.6であった。
く現像処理条件〉 (工程)   (温度)    (時間)現像    
40°C8秒 定I!      35°0      8秒水洗  
  常温     lO秒 裏表面比抵抗測定し、膜付き、裏放電ムラを評価し、結
果を表−2に示した。
尚、表面比抵抗は川口電気(株)製テラオームメーター
モデルVE−30を用いて23°C55%RHで測定し
t二。
膜付評価 23°C180%RHにて調湿した試料に軽く傷を入れ
、上からセロハンテープを接着し、剥がした時のセロハ
ンテープの面積に対する剥がれ方の度合いにより評価し
た。
A:剥がれ無し B:僅かに剥がれる C:半分程剥がれる D=全全面わたって剥がれる (裏放電ムラの評価) 乳剤層塗布面:平均ベタ濃度0.7の試料を作り、目視
評価した。
バッキング層像布面:明るみで、染料濃度差を目視によ
り評価した。
目視評価はm2当たりのムラの数で示した。
ago         b:1〜2 3〜10 d:10個以上 表−2の結果から本発明の方法によれば、現像処理後で
も優れた帯電防止能を保持し、かつ膜付き及び裏放電ム
ラも良好であることが分かる。
特に導電性層へのコロナ放電圧を上げ、裏面へのコロナ
放電処理を施している1〜5.1−10.2−5.2−
1O13−5,3−10は膜付き、裏放電ムラ共に優れ
ていることが分かる。
また、乳剤層中のテトラゾリウム化合物を下記ヒドラジ
ン化合物に代えても同様な効果があった。
ヒドラジン化合物 〔発明の効果〕 本発明により、高湿でも膜付き性に優れ、裏放電ムラ故
障も起こさず、かつ現像処理後も帯電防止能の劣化のな
い優れたノ・ロゲン化銀写真感光材料の帯電防止層の塗
設方法を提供することができlこ 。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上に、少なくとも1層の水溶性導電性ポリマー、
    疎水性ラテックス及びエポキシ系硬化剤の反応生成物か
    らなる帯電防止層を有し、かつその支持体表面がコロナ
    放電処理されていることを特徴とするハロゲン化銀写真
    感光材料。
JP10261190A 1990-04-17 1990-04-17 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH04440A (ja)

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