JPH036555A - 帯電防止層 - Google Patents

帯電防止層

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JPH036555A
JPH036555A JP14087289A JP14087289A JPH036555A JP H036555 A JPH036555 A JP H036555A JP 14087289 A JP14087289 A JP 14087289A JP 14087289 A JP14087289 A JP 14087289A JP H036555 A JPH036555 A JP H036555A
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hydrophobic polymer
antistatic
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salt
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JP14087289A
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Hideaki Sakata
英昭 坂田
Takeshi Haniyu
武 羽生
Yasuhiko Takamukai
保彦 高向
Akira Kobayashi
昭 小林
Noriki Tachibana
範幾 立花
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスチックフィルム支持体用の帯電防止層
に関し、特に帯電防止能の優れたハロゲン化銀写真感光
材料に関する。
〔発明の背景〕
一般にプラスチイックフィルム支持体は、帯電性が強く
、これが使用上多くの制約を与えている例は多い。例え
ばハロゲン化銀写真感光材料においてはポリエチレンテ
レフタレートのような支持体が一般に使用されるが、 
特に冬季の如き低湿度において帯電し易い。最近のよう
に高感度写真乳剤を高速度で塗布したり、高感度の感光
材料を自動プリンターを通して露光処理をする場合、特
に帯電防止対策が重要である。
感光材料が帯電すると、その放電によりスタチックマー
クがでたり、またはゴミ等の異物を付着し、これにより
ピンホールを発生させたりして著しく品質を劣化し、そ
の修正のため非常に作業性をおとしてしまう。このため
、一般に感光材料では帯電防止剤が使用され、最近では
、含フツ素界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面
活性剤、ポリエチレンオキサイド基を含有する界面活性
剤ないし高分子化合物、スルホン酸又はリン酸基を分子
内に有するポリマー等が用いられている。
特にフッ素系界面活性剤による帯電列調整、あるいは導
電性ポリマーによる導電性向上が多く使用されてきてお
り、例えば特開昭49−91165号および同49−1
21523号にはポリマー主鎖中に解離基を有するイオ
ン型ポリマーを適用する例が開示されている。
しかしながら、これらの従来技術では、現像処理により
、帯電防止能が大幅に劣化してしまう。
これはアルカリを用いる現像工程、酸性の定着工程、水
洗等の工程を経ることにより帯電防止能が失われるもの
と思われる。したがって印刷感光材料等のように、処理
済みフィルムをさらに用いてプリントするような場合に
、ゴミの付着によるピンホール発生等の問題を生ずる。
このため例えば特開昭55−84658号、同61−1
74542号ではカルボキシル基を有する水溶性導電性
ポリマー カルボキシル基を有する疎水性ポリマー及び
多官能アジリジンからなる帯電防止層が提案されている
。この方法によれば処理後にも帯電防止能を残すことが
できるが、疎水性ポリマー粒子の分散安定性が悪く、膜
中で凝集を起こし、帯電防止層の透明性を損なうという
問題があった。
〔発明の目的〕
上記のような問題に対し、本発明の目的は、透明性の優
れたヘーズのないグラスチック用の帯電防止層を提供す
ることであり、別の目的としては、帯電防止に優れたハ
ロゲン化銀写真感光材料を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、■水溶性導電性ポリマー■疎水性
ポリマー粒子、■硬膜剤の反応生成物からなる帯電防止
層を有してなるプラスチックフィルムにおいて、該疎水
性ポリマー粒子が、スルホン酸、硫酸エステル、または
その塩のうちの少なくとも1つの基を有し、かつ硬膜剤
として下記−般式(1)を含有することを特徴とする帯
電防止層により達成された。
〔式中、R1は水素原子、炭素数20までのアルキル基
またはアリール基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子を表す
。R8は水素原子、炭素数10までのアルキル基を表す
。〕 本発明の請求項1記載の水溶性導電性ポリマーについて
は、スルホン酸基、硫酸エステル基、4級アンモニウム
塩、3級アンモニウム塩、カルボキシル基、ポリエチレ
ンオキシド基から選ばれる少なくとも1つの導電性基を
有するポリマーが挙げられる。これらの基のうちスルホ
ン酸基、硫酸エステル基、4級アンモニウム塩基が好ま
しい。
導電性基はポリマー1分子当たり5重量%以上を必要と
する。水溶性の導電性ポリマー中にはヒドロキシ基、ア
ミノ基、エポキシ基、アジリジン基、活性メチレン基、
スルフィン酸基、アルデヒド基、ビニルスルホン基を含
んでいるのが好ましい。これらの基はポリマー1分子当
たり5重量%以上必要とする。ポリマーの分子量は、3
000−100000であり、好ましくは3500〜5
0000である。
以下、本発明に用いられる水溶性導電性ポリマーの化合
物例を挙げるがこれに限定されるものではない。
(1)*−e、f5v−y − (2) ホモポリマー ≧すsNa (5) (6) (7) (8) (13) (14) (15) (16) So 3 Na 5o 、 Na 5o、Na 5o、K CHxO5OsNa CH。
CH3 (9) (10) (11) (12) (17) (18) (19) (20) So 、 Na CH。
CH3 a M#1万 (21) (22) (23) デキストランサル7エイ ト 置換度 2.0 M−10万 (24) ≧υ、I’111 (29) (30) (31) (32) (25) (26) 0sNa (33) (34) (35) 尚、 上記 ( 1) (35) において、 X 。
はそれぞれ単量体成分のモル%を、 又Mは平均分 千量 (本明細書中、 平均分子量とは数平均分子量 を示す。
) を表す。
これらのポリマーは市販又は常法によって得られる七ツ
マ−を重合することにより合成することが出来る。
次に本発明の水溶性導電性ポリマー層中に含有させる疎
水性ポリマー粒子は、スルホン酸基、硫酸エステル基又
はこの基のうちの少なくとも1つを有し実質的に水に溶
解しない所謂ラテックス状で含有されている。この疎水
性ポリマーは、スチレン、スチレン誘導体、アルキルア
クリレート、アルキルメタクリレート、オレフィン誘導
体、ハロゲン化エチレン誘導体、アクリルアミド誘導体
、メタクリルアミド誘導体、ビニルエステル誘導体、ア
クリロニトリル等の中から任意の組み合わせで選ばれた
七ツマ−を重合して得られる。特にスチレン誘導体、ア
ルキルアクリレート、アルキルメタクリレートが少なく
とも30モル%含有されているのが好ましい。特に50
モル%以上が好ましい。
スルホン酸基、硫酸エステル基又はその塩を導入するた
めのモノマーとしては、下記一般式C11)で表される
ものが好ましい。
一般式(IF) R:炭素数1〜4のアルキル基、水素原子、ハロゲン L : −C−−NH−、−0−、なる結合基から選ば
れる少なくとも1つの基を有し炭素数1〜6の2価基、
又は、アリール基、置換アリール基 A:炭素数1〜12のアルキル基、アルケニル基、アリ
ール基 a、b:0又はl X : −3OslJ、 −0301M、 Mはカチオ
ン又は水素一般式(n)で表されるモノマーとして好ま
しいものの具体例を挙げる。
3 、            CH。
Hs スルホン酸基、硫酸エステル基では、その塩を有するモ
ノマーは20モル%以下が好ましい。
疎水性ポリマーをラテックス状にするには乳化重合をす
る、固体状のポリマーを低沸点溶媒に溶かして微分散後
、溶媒を留去するという2つの方法があるが粒径が細か
く、シかもそろったものができるという点で乳化重合す
ることが好ましい。
乳化重合の際に用いる界面活性剤としては、アニオン性
、ノニオン性を用いるのが好ましく、七ツマ−に対し1
0重量%以下が好ましい。多量の界面活性剤は導電性層
をくもらせる原因となる。
疎水性ポリマーの分子量は3000以上であれば良L;
H,UhLI3Na 本発明の疎水性ポリマーの具体例を挙げる。
5 SO,Na 9 。
13゜ 10゜ 11゜ 12、 次に本発明に用いられる硬化剤は下記一般式( ) %式% ここでR8は水素原子、炭素数20までのアルキルまた
はアリール基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子を表わし、
R8は水素原子、炭素数IOまでのアルキル基を表わす
以下のものが好ましく用いられるが、これらに限定され
るものではない。
(1) (5) (6) (7) 本発明では導電性層が透明支持体上に塗設される。透明
支持体は写真用のもの全でが使えるが好ましくは、可視
光を90%以上透過するように作られたポリエチレンテ
レフタレート又はセルローストリアセテートである。
これらの透明支持体は、当業者に良く知られた方法で作
成されるものであるが、場合によっては光透過を実質的
に阻害しないように染料を若干添加して青味付けしたり
しても良い。
本発明の支持体は、コロナ放電処理をした後ラテックス
ポリマーを含有する下引層が塗設されていてもよい。コ
ロナ放電処理は、エネルギー値としてl mW” I 
KW/m!minが特に好ましく適用される。
又特に好ましくは、ラテックス下引層塗布後導電性層を
塗設する前にコロナ放電処理を再度行うと良い。
本発明の導電性層は感光性層より支持体側にあってもよ
いし、感光層に対し支持体の反対側、いわゆる背面にあ
ってもよい。
本発明は、支持体上に形成される感光材料金てに応用す
ることができる。例えばノ10ゲン化銀カラー感光材料
、レントゲン用感光材料、製版用感光材料等である。
本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳剤には、ハロ
ゲン化銀として、臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、塩臭化銀
、塩沃臭化銀等の通常のノ10ゲン化銀乳剤に使用され
る任意のものを用いる事ができ、ハロゲン化銀粒子は、
酸性法、中性法及びアンモニア法のいずれで得られたも
のでもよい。
ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一なノ)ロゲン
化銀組成分布を有するものでも、粒子の内部と表面層と
でハロゲン化銀組成が異なるコア/シェル粒子であって
もよく、潜像が主として表面に形成されるような粒子で
あっても、又主として粒子内部に形成されるような粒子
でもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、例えば米国特
許第2,444.607号、同第2,716.062号
、同第3.512.982号、西独国出頼公告第1.1
89.380号、同第2,058,626号、同第2.
118.411号、特公昭43−4133号、米国特許
第3.342.596号、特公昭47−4417号、西
独国出願公告第2.149.789号、特公昭39−2
825号、特公昭49−13566号等の各明細書又は
公報に記載されている化合物、好ましくは、例えば5゜
6−ドリメチレンー7−ヒドロキシンーS−トリアゾロ
 (1,5−a)ピリミジン、5,6−チトラメチレン
=7−ヒドロキシ−8−トリアゾロ (1,5−a)ピ
リミジン、5−メチル−7−ヒドロキシ−5−トリアゾ
ロ(1,5−a)ピリミジン、5−メチル−7−ヒドロ
キシ−3−トリアゾロ (1,5−a)ピリミジン、7
−ヒドロキシン−5−トリアシロン(1,5−a)ピリ
ミジン、5−メチル−6−プロモーフ−ヒドロキシ−S
−+−リアゾロ(1,5−a)ピリミジン、没食子酸エ
ステル(例えば没食子酸イソアミル、没食子酸ドデシル
、没素子酸プロピル、没食子酸ナトリウム)、メルカプ
タン類(l−フェニル−5−メルカプトテトラゾール、
2−メルカプトベンツチアゾール)、ベンゾトリアゾー
ル[(5−ブロムベンツトリアゾール、5−メチルベン
ツトリアゾール)、ベンツイミダゾ−/1.l[(6−
ニドロペンツイミダゾール)等ヲ用いて安定化すること
ができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料及び/又は現像
液中には、アミノ化合物を含有することができる。
又現像性を高めるために、フェニドンやハイドロキノン
のような現像主薬、ベンゾトリアゾールのような抑制剤
を乳剤側に含有せしめることができる。或いは処理液の
処理能力を上げるために、バッキング層に現像主薬や抑
制剤を含有せしめることができる。
本発明に特に有利に用いられる親水性コロイドはゼラチ
ンである。
本発明に用いられるゼラチンは、アルカリ処理、酸処理
いずれも用いることが出来るが、オセインゼラチンを用
いる場合にはカルシウム或いは鉄分を取り除くことが好
ましい。好ましい含有量としてカルシウム分は1〜99
9ppmであるが、更に好ましくは1〜500ppmで
あり、鉄分は0.01〜50ppmが好ましく、更に好
ましくは0.1〜10ppmである。このようにカルシ
ウム分や鉄分の量を調節する方法は、ゼラチン水溶液を
イオン交換装置に通すことにより達成することができる
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の現像に用いら
れる現像主薬としてはカテコール、ピロガロール及びそ
の誘導体ならびにアスコルビン酸、クロロハイドロキノ
ン、ブロモハイドロキノン、メチルハイドロキノン、2
.3−ジブロモハイドロキノン、2.5−ジエチルハイ
ドロキノン、カテコール、4−クロロカテコール、4−
7エニルーカテコール、3−メトキシ−カテコール、4
−アセチル−ピロガロール、アスコルビン酸ソーダ等が
ある。
又、HO−(CH÷CH)、 −NH,型現像剤として
は、オルト及びバラのアミノフェノールが代表的なもの
で、4−アミノフェノール、2−アミノ−6−フェニル
フェノール、2−アミノ−4−クロロ−6−フェニルフ
ェノール、N−メチル−p−アミノフェニール等カアル
更に、H2N  (CH−CH)、 −NHt型現像現
像剤ては例えば4−アミノ−2−メチル−N、N−ジエ
チルアニリン、2.4−ジアミノ−N、N−ジエチルア
ニリン、N−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−モ
ルホリン、p−フェ三レンジアミン等がある。
ペテロ環型現像剤としては、1−7xニル−3−ピラゾ
リドン、l−7エニルー4,4−ジメチル−3−ピラゾ
リドン、l−7エニルー4−メチル−4−ヒドロキシメ
チル−3−ピラゾリドンのような3−ピラゾリドン類、
■−フェニルー4−アミノー5−ピラゾロン、5−アミ
ノラウシル等を挙げることができる。
T、H,ジェームス著ザ・セオリイ・オプ・ザ・ホトグ
ラフィック・プロセス第4版(The Theory 
ofPhotographic T’rocess F
ourth Edition)第291〜334頁及び
ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエ
テ4 (Journal of the A+seri
canChemical 5ociety)第73巻、
第3,100頁(1951)に記載されているごとき現
像剤が本発明に有効に使用し得るものである。これらの
現像剤は単独で使用しても2種以上組み合わせてもよい
が、2種以上を組み合わせて用いる方が好ましい。又本
発明にかかる感光材料の現像に使用する現像液には保恒
剤として、例えば亜硫酸ソーダ、亜硫酸カリ、等の亜硫
酸塩を用いても、本発明の効果が損なわれることはない
。又保恒剤としてヒドロキシルアミン、ヒドラジド化合
物を用いることができ、この場合その使用量は現像液l
Q当たり5〜500gが好ましく、より好ましくは20
〜200gである。
又現像液には有機溶媒としてグリコール類を含有させて
もよく、そのようなグリコール類としてはエチレングリ
コール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール
、トリエチレングリコール、1.4−ブタンジオール、
1.5−ベンタンジオール等があるが、ジエチレングリ
コールが好ましく用いられる。そしてこれらグリコール
類の好ましい使用量は現像液tQ当たり5〜500gで
、より好ましくは20〜200gである。これらの有機
溶媒は単独でも併用しても用いることができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、上記のごと
き現像抑制剤を含んだ現像液を用いて現像処理すること
により極めて保存安定性に優れた感光材料を得ることが
できる。
上記の組成になる現像液のpH値は好ましくは9〜13
であるが、保恒性及び写真特性上からpH値はlO〜1
2の範囲が更に好ましい。現像液中の陽イオンについて
は、ナトリウムよりカリウムイオンの比率が高い程現像
液の活性度を高めることができるので好ましい。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、種々の条件
で気運することができる。処理温度は、例えば現像温度
は50°C以下が好ましく、特に25℃〜40°C前後
が好ましく、又現像時間は2分以内に終了することが一
般的であるが、特に好ましくは10秒〜50秒が好効果
をもたらすことが多い。又現像以外の処理工程、例えば
水洗、停止、安定、定着、更に必要に応じて前硬膜、中
和等の工程を採用することは任意であり、これらは適宜
省略することもできる。更に又、これらの処理は皿現像
、枠現像などいわゆる手現像処理でも、ローラー現像、
ハンガー現像など機械現像であってもよい。
〔実施例〕
以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
尚、当然のことではあるが、本発明は以下述べる実施例
に限定されるものではない。
実施例−1 下引き処理したポリエチレンテレフタレートにコロナ放
電しt;後下記構成の帯電防止液を、10m12/dm
2になる様に33m/m inの速さでロールフィツト
コーティングパン及びエアーナイフを使用して塗布した
水溶性導電性ポリマー(A )     6 glQ本
発明のラテックス (B )     4 g/12一
般式CI)で表される硬膜剤(C)  1.5g/+2
90℃、2分間乾燥し140°C190秒間熱処理した
この帯電防止層の上にゼラチンを2.0g/m”になる
様に塗布しヘーズ試験を行った。ゼラチンの硬膜剤とし
ては、ホルマリン、2.4−ジクロロ−6−ヒドロキシ
S−トリアジンナトリウムを用いた。結果を表−1に示
す。
〈ヘーズ試験〉 東京電色株式会社製濁度計MODEL T−2600D
Aを用いフィルム支持体を測定してヘーズを百分率で示
し Iこ 。
実施例−2 pH3,0の酸性雰囲気下でコントロールダブルジェッ
ト法によりロジウムを銀1モル当たり10−5モル含有
する粒子を作成した。粒子の成長は、ベンジルアデニン
を1%のゼラチン水溶液1i2当たり30mg含有する
系で行った。銀とハライドの混合後6メチルー4−ヒド
ロキシ−1,3,3a、7テトラザインデンをハロゲン
化銀1モル当たり600mg加え、その後水洗、脱塩し
た。
次いで、ハロゲン化銀1モル当たり60mgの6−メチ
ル−4−ヒドロキシ−1,3,3a、7−チトラザイン
デンを加えた後、イオウ増感をした。イオウ増感後安定
剤として6−メチル−4−ヒドロキシ−■、3゜3a、
7−チトラザインデンを加えた。
(ハロゲン化銀乳剤層) 前記各乳剤に添加剤を下記の付量になるよう調整添加し
、ポリ(ビニリデンクロライド−イタコン酸)ラテック
ス下引処理した (100μm厚さ)ポリエチレンテレ
フタレート支持体上に塗布した。
ラテックスポリマー:スチレン−ブチルアクリレート−
アクリル酸3元共重合 ポリマー         1.0 g/m2テトラフ
ェニルホスホニウムクロライド30  mg/m” サポニン           200  mg/m2
ポリエチレングリコール    100  mg/m2
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム100  mg
/m’ ハイドロキノン        200  mg/m”
フェニドン          100  mg/m’
スチレンスルホン酸ナトリウム−マレイン酸重合体(M
y−25万)      200  mg/m”没食子
酸ブチルエステル    500  mg/m”30 
 mg/m” 5−メチルベンゾトリアゾール  30  mg/m!
2−メルカプトベンツイミダゾール−5−スルホン酸 
             30  mg/m”イナー
トオセインゼラチン(停電点4.9)l・5  gem
” 1−(p−アセチルアミドフェニル)−5メルカプトテ
トラゾール       30  a+g/m”銀量 
            2.8 gem”(乳剤層保
護膜) 乳剤層保護膜として、下記の付量になるよう調製塗布し
た。
弗素化ジオクチルスルホコハク酸エステル300mg/
m” マット剤:ポリメタクリル酸メチル (平均粒径3.577 m)       100  
mg/m”硝酸リチウム塩         30  
mg/m”酸処理ゼラチン(等電点7.0)    1
.2 g/m!コロイダルシリカ        50
  mg/m”スチレンスルホン酸ナトリウム−マレイ
ン酸共重合体           100  mg/
m”(バッキング層) 乳剤層とは反対側の支持体に、あらかじめ30W/m’
minのパワーでコロナ放電した後、ポリ(ビニリデン
クロライド−イタコン酸)ラテックスポリマーをヘキサ
メチレンアジリジン硬膜剤の存在下で塗布し更に本発明
の帯電防止層を実施例−1と同様に塗設し、ついでこの
層上に下記組成のバッキング染料を含有するバッキング
層を塗布した。
ゼラチン層はグリオキザール及びl−オキシ−3,5−
ジクロロ−5−トリアジンナトリウム塩で硬膜した。
(バッキング層) ハイドロキノン        100  mg/s”
フェニドン           30  mg/ s
”ラテックスポリマー:ブチルアクリレート−スチレン
−アクリル共重合体 0.5 g/■2スチレン−マレ
イン酸共重合体100 1g/m”クエン酸     
       40  ■g/ra”ベンゾトリアゾー
ル      100  mg/m’スチレンスルホン
酸ソーダーマレイン酸共重合体           
20Q  ■g/ *”硝酸リチウム塩 バッキング染料(a)。
オセインゼラチン (b)。
(c) SO,Na 2.0 rag/la” g/11! 以上のようにして得られた試料を全面露光し下記に示す
現像液、定着液を使用して現像処理した後膜付ヘーズ試
験を行った。
く現像液処方〉 ハイドロキノン         25  gl−フェ
ニル−4,4ジメチル−3− ピラゾリドン          0.4g臭化ナトリ
ウム         3g5−メチルベンゾトリアゾ
ール  0.3 g5−二トロインダゾール     
0.05g5gジエチルアミノプロパン−2−ジオール
0   g 亜硫酸カリウム        90  g5−スルホ
サリチル酸ナトリウム75  gエチレンジアミン四酢
酸ナトリウム g 水でIQに仕上げた。
pHは、苛性ソーダで11.5とした。
く定着液処方〉 (組成A) チオ硫酸アンモニウム(72,5v%水溶液)240 
 mQ 亜硫酸ナトリウム       17  g酢酸ナトリ
ウム・3水塩      6.5g硼酸       
       6gクエン酸ナトリウム・2水塩   
 2g酢酸(90w%水溶液)       13.6
+a(2(組成り) 純水(イオン交換水)       17  mQ硫酸
(50w%の水溶液)      3.0g硫酸アルミ
ニウム(A<2yOs換算含量が8.1v%の水溶液)
20g 定着液の使用時に水500mff中に上記組成人1組成
りの順に溶かし、lQに仕上げて用いた。この定着液の
pHは約5.6であった。
く現像処理条件〉 (工程)   (温度)    (時間)現像    
40°C8秒 定着    35℃     8秒 水洗    常温     lO秒 評価は実施例−1と同じようにして行い、結果を表−2
に示した。表面比抵抗の単位は0cmである。
手続補正書 平成 2年 6月28日 また、乳剤層中のヒドラジン化合物を下記テトラゾリウ
ム塩に代えても同様な効果があった。
テトラゾリウム化合物 平成 1年特許願第140872号 2、発明の名称 帯電防止層 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2号本発明に
より、現像等の処理後も帯電防止性能の劣化しないハロ
ゲン化銀写真感光材料を提供することができた。
連絡先 〒191 東京都日野市さくら町1番地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性導電性ポリマー、(2)疎水性ポリマー粒
    子、(3)硬膜剤の反応生成物からなる帯電防止層を有
    してなるプラスチックフィルムにおいて、該疎水性ポリ
    マー粒子が、スルホン酸、硫酸エステル、またはその塩
    のうちの少なくとも1つの基を有し、かつ硬膜剤として
    下記一般式〔 I 〕を含有することを特徴とする帯電防
    止層。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は水素原子、炭素数20までのアルキル
    基またはアリール基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子を表
    す。R_2は水素原子、炭素数10までのアルキル基を
    表す。〕
JP14087289A 1989-06-02 1989-06-02 帯電防止層 Pending JPH036555A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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