JPH02298940A - 帯電防止層 - Google Patents

帯電防止層

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JPH02298940A
JPH02298940A JP1119587A JP11958789A JPH02298940A JP H02298940 A JPH02298940 A JP H02298940A JP 1119587 A JP1119587 A JP 1119587A JP 11958789 A JP11958789 A JP 11958789A JP H02298940 A JPH02298940 A JP H02298940A
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JP
Japan
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group
groups
antistatic layer
hydrophobic polymer
general formula
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JP1119587A
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English (en)
Inventor
Hideaki Sakata
英昭 坂田
Yasuhiko Takamukai
保彦 高向
Takeshi Haniyu
武 羽生
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスチックフィルム支持体用の帯電防止層
に関し、特に帯電防止能の優れたハロゲン化銀写真感光
材料に関する。
〔発明の背景〕
一般にプラスチイックフィルム支持体は、帯電性が強く
、これが使用上多くの制約を与えている例は多い。例え
ばハロゲン化銀写真感光材料においてはポリエチレンテ
レフタレートのような支持体が一般に使用されるが1、
特に冬季の如き低湿度において帯電し易い。最近のよう
に高感度写真乳剤を高速度で塗布したり、高感度の感光
材料を自動プリンターを通して露光処理をする場合、特
に帯電防止対策が重要である。
感光材料が帯電すると、その放電によりスタチックマー
クがでたり、またはゴミ等の異物を付着し、これにより
ピンホールを発生させたりして著しく品質を劣化し、そ
の修正のため非常に作業性をおとしてしまう。このため
、一般に感光材料では帯電防止剤が使用され、最近では
、含フツ素界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面
活性剤、ポリエチレンオキサイド基を含有する界面活性
剤ないし高分子化合物、スルホン酸又はリン酸基を分子
内に有するポリマー等が用いられている。
特にフッ素系界面活性剤による帯電列調整、あるいは導
電性ポリマーによる導電性向上が多く使用されてきてお
り、例えば特開昭49−91165号及び同49−12
1523号にはポリマー主鎖中に解離基を有するイオン
型ポリマーを適用する例が開示されている。
しかしながら、これらの従来技術では、現像処理により
、帯電防止能が大幅に劣化してしまう。
これはアルカリを用いる現像工程、酸性の定着工程、水
洗等の工程を経ることにより帯電防止能が失われるもの
と思われる。
したがって印刷感光材料等のように、処理済みフィルム
をさらに用いてプリントするような場合に、ゴミの付着
によるピンホール発生等の問題を生ずる。このため例え
ば特開昭55−84658号、同61−174542号
ではカルボキシル基を有する水溶性導電性ポリマー、カ
ルボキシル基を有する疎水性ポリマー及び多官能アジリ
ジンからなる帯電防止層が提案されている。
この方法によれば処理後にも帯電防止能を残すことがで
きるが、疎水性ポリマー粒子の分散安定性が悪く、膜中
で凝集をおこし、帯電防止層の透明性を損なうという欠
点があった。
〔発明の目的〕
上記のような問題に対し、本発明の目的は、透明性の優
れたヘーズのないプラスチイックフィルム支持体用の帯
電防止層を提供することであり、別の目的としては、帯
電防止に優れたハロゲン化銀写真感光材料を提供するこ
とである。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、■水溶性導電性ポリマー、■疎水
性ポリマー粒子、■硬膜剤の反応生成物からなる帯電防
止層を有してなるプラスチックフィルム支持体において
、該疏水性ポリマーが、N−メチロール基及び誘導体、
アミノ基、エポキシ基、アジリジン基、活性メチレン基
、スルフィン基、アルデヒド基、ビニルスルホン基、ブ
ロックイソシアネート基のうち少なくとも1つの基を有
し、かつ硬膜剤として下記一般式CI)を含有すること
を特徴とする帯電防止層により達成される。
一般式CI)  IX z R,%R2は炭素数4までのアルキル基を表し、互いに
異なっていてもよい。Xl5X、、X3、X。
は、水素、炭素数3までのアルキル基、ハロゲン原子を
表し、互いに異なっていてもよい。Lは単なる結合で、
炭素数4までのアルキル基、アルキレンオキシ基を表す
以下、本発明の詳細について説明する。
本発明の請求項1記載の水溶性導電性ポリマーについて
は、スルホン酸基、硫酸エステル基、4級アンモニウム
塩、3級アンモニウム塩、カルボキシル基、ポリエチレ
ンオキシド基から選ばれる少なくとも1つの導電性基を
有するポリマーが挙げられる。これらの基のうちスルホ
ン酸基、硫酸エステル基、4級アンモニウム塩基が好ま
しい。
導電性基はポリマー1分子当たり5重量%以上を必要と
する。水溶性の導電性ポリマー中にはN−メチロール基
及び誘導体、ヒドロキシ基、アミノ基、エポキシ基、ア
ジリジン基、活性メチレン基、スルフィン酸基、アルデ
ヒド基、ビニルスルホン基、ブロックイソシアネート基
を含んでいるのが好ましい。
これらの基はポリマー1分子当たり5重量%以上必要と
する。ポリマーの分子量は3000〜100000であ
り、好ましくは3500〜50000である。
以下、本発明に用いられ、る水溶性導電性ポリマーの化
合物例を挙げるがこれに限定されるものではない°。
(1)    ホモポリマー (2)   ホモポリマー )す3Na SO,Na         x:y−60:40Mn
=0.5万 CrH・ (11〕 Q CrH・ CH20SO3Na          x:y−95
: 5M=2.5万 SO3Na          M#U、t+カC11
゜ ■ Mt1万 M崎0.6万 S”Nax:y:z−80:10:10M=1.5万 (23)デキストランサルフエイト 置換度 2.0   M=lO万 503Na        M=500003Na x:y:z=50:40:10 M#10万 SO3Na         x:y−80:2OM物
5万 M崎6万 x:y:z−60:10:30 i崎6万 尚、上記(1)〜(31)において、X*Y*Zはそれ
ぞれ単量体成分のモル%を、又Mは平均分・千量(本明
細書中、平均分子量とは数平均分子量を示す。)を表す
これらのポリマーは市販又は常法によって得られる七ツ
マ−を重合することにより合成することが出来る。
次に本発明の水溶性導電性ポリマ一層中に含有させる疎
水性ポリマー粒子は、スルホン酸基、硫酸エステル基又
はその塩のうちの少なくとも1つを有し、実質的に水に
溶解しない所謂ラテックス状で含有されている。
この疎水性ポリマー中にはねN−メチロール基及び誘導
体、アミ7基、エポキシ基、アジリジン基、活性メチレ
ン基、スルフィン酸基、アルデヒド基、ビニルスルホン
基、ブロックイソシアネート基のうちの少なくとも1つ
の基を含んでいるのが必要であり、疎水性ポリマー1分
子当たり1重量%以上含ませるのが好ましい。特に5%
以上が好ましい。この疎水性ポリマーは、スチレン、ス
チレン誘導体、アルキルアクリレート、アルキルメタク
リレート、オレフィン誘導体、ハロゲン化エチレン誘導
体、アクリルアミド誘導体、メタクリルアミド誘導体、
ビニルエステル誘導体、アクリロニトリル等の中から任
意の組み合わせで選ばれたモノマーを重合して得られる
。特にスチレン誘導体、アルキルアクリレート、アルキ
ルメタクリレートが少なくとも30モル%含有されてい
るのが好ましい。特に50モル%以上が好ましい。
疎水性ポリマーをラテックス状にするには乳化重合をす
る、固体状のポリマーを低沸点溶媒に溶かして微分散後
、溶媒を留去するという2つの方法があるが粒径が細か
く、しかもそろったものができるという点で乳化重合す
ることが好ましい。
乳化重合の際に用いる界面活性剤としては、アニオン性
、ノニオン性を用いるのが好ましく、七ツマ−に対し1
0重量%以下が好ましい。
多量の界面活性剤は導電性層をくもらせる原因となる。
疎水性ポリマーの分子量は3000以上であれば良く、
分子量による透明性の差はほとんどない。
本発明の疎水性ポリマーの具体例を挙げる。
■。
7・                  CH。
)υ2n lO・       CH3 υ■ 本発明の導電性層を硬化する一般式(1)について説明
する。
一般式〔I〕 X r   X z R、、R! :炭素数4までのアルキル基を表し、互い
に異なっていてもよい。
x 、、X 2.X 、、X 、 :水素、炭素数3ま
テノアルキル基、ハロゲン原子を表し、互いに異 なっていてもよい。
L:単なる結合、炭素数4までのアルキル基、アルキレ
ンオキシ基を表す。
次に具体的化合物例を挙げる。
1−I  CH30,5−CH2−CH2−5O3CH
3■−2CHx03sOH2)TSOxCHxI3  
 CH303S  CHz(CH2)−xcH2sO,
C1h■−4CI+303S  CH2(CHz) 0
(CHzhCHz  5O3CH3■−5CaCI2 1   ] CHsOsS C1t(CHz)<CH5ChCHs!
 −6C2H。
■ CHsOsS CH(CH2)4CH25O3CH3こ
れらの化合物は米国特許2,726.162号の明細書
の記載を参考にして合成することができる。
本発明では導電性層が透明支持体上に塗設される。透明
支持体は写真用のもの全てが使えるが好ましくは、可視
光を90%以上透過するように作られたポリエチレンテ
レフタレート又はセルローストリアセテートである。
これらの透明支持体は、当業者に良く知られた方法で作
成されるものであるが、場合によっては光透過を実質的
に阻害しないように染料を若干添加して青味付けしたり
しても良い。
本発明の支持体は、コロナ放電処理をした後ラテックス
ポリマーを含有する下引層が塗設されていてもよい。コ
ロナ放電処理は、エネルギー値としてl mW−I K
W/m”minが特に好ましく適用される。
又特に好ましくは、ラテックス下引層塗布後導電性層を
塗設する前にコロナ放電処理を再度行うと良い。
本発明の導電性層は感光性層より支持体側にあってもよ
いし、感光層に対し支持体の反対側、いわゆる背面にあ
ってもよい。
本発明は、支持体上に形成される感光材料金てに応用す
ることができる。例えばハロゲン化銀カラー感光材料、
レントゲン用感光材料、製版用感光材料等である。
本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳剤には、ハロ
ゲン化銀として、臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、塩臭化銀
、塩沃臭化銀等の通常のノ10ゲン化銀乳剤に使用され
る任意のものを用いる事ができ、ハロゲン化銀粒子は、
酸性法、中性法及びアンモニア法のいずれで得られたも
のでもよい。
ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一なI・ロゲン
化銀組成分布を存するものでも、粒子の内部と表面層と
でハロゲン化銀組成が異なるコア/シェル粒子であって
もよく、潜像が主として表面に形成されるような粒子で
あっても、又主として粒子内部に形成されるような粒子
でもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、例えば米国特
許2,444.607号、同2,716.062号、同
3.512.982号、西独間出願公告1,189,3
80号、同2,058゜626号、同2,118.41
1号、特公昭43−4133号、米国特許3,342.
596号、特公昭47−4417号、西独国出願公告2
,149,789号、特公昭39−2825号、特公昭
49−13566号等の各明細書又は公報に記載されて
いる化合物、好ましくは、例えば5,6−ドリメチレン
ー7−ヒドロキシンーS−)リアゾロ (1,5−a)
ピリミジン、5.6−チトラメチレンー7−ヒドロキシ
ーS−)リアゾロ(1,5−a)ピリミジン、5−メチ
ル−7−ヒドロキシ=S−トリアゾロ(1,5−a)ピ
リミジン、5−メチル−7−ヒドロキシ−5−)リアゾ
ロ(1,5−a)ピリミジン、7−ヒドロキシン−5−
トリアシロン(t、5−a)ピリミジン、5−メチル−
6−ブロモーフーヒドロキシーs−トリアゾロ(1゜5
−a)ピリミジン、没食子酸エステル(例えば没食子酸
イソアミル、没食子酸ドデシル、没食子酸プロピル、没
食子酸ナトリウム)、メルカプタン類(l−フェニル−
5−メルカプトテトラゾール、2−メルカプトベンツチ
アゾール)、ベンゾトリアゾール類(5−ブロムベンツ
トリアゾール、5−メチルベンツトリアゾール)、ベン
ツイミダゾール類(6−ニドロペンツイミダゾール)等
を用いて安定化することができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料及び/又は現像
液中には、アミノ化合物を含有することができる。
又現像性を高めるために、フェニドンやノーイドロキノ
ンのような現像主薬、ベンゾトリアゾールのような抑制
剤を乳剤側に含有せしめることができる。或いは処理液
の処理能力を上げるために、バッキング層に現像主薬や
抑制剤を含有せしめることができる。
本発明に特に有利に用いられる親水性コロイドはゼラチ
ンである。
本発明に用いられるゼラチンは、アルカリ処理、酸処理
いずれも用いることが出来るが、オセインゼラチンを用
いる場合にはカルシウム或いは鉄分を取り除くことが好
ましい。好ましい含有量としてカルシウム分は1〜99
9ppmであるが、更に好ましくはll−500ppで
あり、鉄分は9.001−50ppが好ましく、更に好
ましくはO,l”lOppmである。このようにカルシ
ウム分や鉄分の量を調節する方法は、ゼラチン水溶液を
イオン交換装置に通すことにより達成することができる
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の現像に用いら
れる現像主薬としてはカテコール、ピロガロール及びそ
の誘導体ならびにアスコルビン酸、クロロハイドロキノ
ン、ブロモハイドロキノン、メチルハイドロキノン、2
,3−ジブロモハイドロキノン、2.5−ジエチルハイ
ドロキノン、カテコール、4−クロロカテコール、4−
フェニル−カテコール、3−メトキシ−カテコール、4
−アセチル−ピロガロール、アスコルビン酸ソーダ等が
ある。
又、HO(CH= CH)−NHz型現像現像剤ては、
オルト及びパラのアミノフェノールが代表的なもので、
4−アミノフェノール、2−アミノ−6−フェニルフェ
ノール、2−アミノ−4−クロロ−6−フェニルフェノ
ール、N−メチル−p−アミノフェニール等がある。
更に、H2N−(CH= CH)、 −NH2型現像現
像剤ては例えば4−アミノ−2−メチル−N、N−ジエ
チルアニリン、2.4−ジアミノ−N、N−ジエチルア
ニリン、N−(4−アミノ−3−メチルフェニル)−モ
ルホリン、p−フェニレンジアミン等がある。
ヘテロ環型現像剤としては、l−フェニル−3−ピラゾ
リドン、1〜フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾ
リドン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメ
チル−3−ピラゾリドンのような3−ピラゾリドン類、
■−フェニルー4−アミノー5−ピラゾロン、5−アミ
ノラウシル等を挙げることができる。
T、H,ジェームス著ザ・セオリイ・オブ・ザ・ホトグ
ラフィック・プロセス第4版(The Theory 
ofPhotographic Process Fo
urth Edition)第291〜334頁及びジ
ャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエテ
! (Journal of the America
nChemical 5ociety)第73巻、第3
,100頁(1951)に記載されているごとき現像剤
が本発明に有効に使用し得るものである。これらの現像
剤は単独で使用しても2種以上組み合わせてもよいが、
2種以上を組み合わせて用いる方が好ましい。又本発明
にかかる感光材料の現像に使用する現像液には保恒剤と
して、例えば亜硫酸ソーダ、亜硫酸カリ、等の亜硫酸塩
を用いても、本発明の効果が損なわれることはない。
又保恒剤としてヒドロキシルアミン、ヒドラジド化合物
を用いることができ、この場合その使用量は現像液if
f当たり5〜500gが好ましく、より好ましくは20
〜200gである。
又現像液には有機溶媒と゛してグリコール類を含有させ
てもよく、そのようなグリコール類としてはエチレング
リコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、トリエチレングリコール、1.4−ブタンジオール
、■、5−ベンタンジオール等があるが、ジエチレング
リコールが好ましく用いられる。そしてこれらグリコー
ル類の好ましい使用量は現像液112当たり5〜500
gで、より好ましくは20〜200gである。これらの
有機溶媒は単独でも併用しても用いることができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、上記のごと
き現像抑制剤を含んだ現像液を用いて現像処理すること
により極めて保存安定性に優れた感光材料を得ることが
できる。
上記の組成になる現像液のpH値は好ましくは9〜13
であるが、保恒性及び写真特性上からpH値は10−1
2の範囲が更に好ましい。現像液中の陽イオンについて
は、ナトリウムよりカリウムイオンの比率が高い程現像
液の活性度を高めることができるので好ましい。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、種々の条件
で処理することができる。処理温度は、例えば現像温度
は50℃以下が好ましく、特に25℃〜40℃前後が好
ましく、又現像時間は2分以内に終了することが一般的
であるが、特に好ましくは10秒〜50秒が好効果をも
たらすことが多い。又現像以外の処理工程、例えば水洗
、停止、安定、定着、更に必要に応じて前硬膜、中和等
の工程を採用することは任意であり、これらは適宜省略
することもできる。更に又、これらの処理は皿現像、枠
現像などいわゆる手現像処理でも、ローラー現像、ハン
ガー現像など機械現像であってもよい。
〔実施例〕
以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
尚、当然のことではあるが、本発明は以下述べる実施例
に限定されるものではない。
実施例−1 下引き処理したポリエチレンテレフタレートにコロナ放
電した後下記構成の帯電防止液を、lOmQ/dn+”
になる様に33m/winの速さでロールフィツトコー
ティングパン及びエアーナイフを使用して塗布した。
水溶性導電性ポリマー(A )      6g/Q本
発明のラテックス (B )      4g/Q硬膜
剤(C)             1.5g/ff1
90℃、2分間乾燥し140℃、90秒間熱処理した。
この帯電防止層の上にゼラチンを2.0g/m”になる
様に塗布しベース試験を行った。ゼラチンの硬膜剤とし
ては、ホルマリン、2.4−ジクロロ−6−ヒドロキシ
S−)リアジンナトリウムを用いた。
結果を表−1に示す。
(1)接着力試験 く乾燥膜付試験〉 試料の乳剤面に、カミソリで浅傷を基盤の目状につけ、
その上にセロハン接着テープを圧着したのち該テープを
急激に剥離したときの、セロハンテープの接着面積に対
する乳剤膜の残存率を百分率で示した。
く処理膜付試験〉 処理浴中で試料の乳剤面にキリ状の鋭利な先端で基盤の
目状に傷をつけて、その面をこすり、乳剤膜の残存率を
百分率で示した。実用上、この百分率が8.0%以上で
あれば支障ない。
表−1 実施例−2 pH3,0の酸性雰囲気下でコントロールダブルジェッ
ト法によりロジウムを銀1モル当たり10−’モル含有
する粒子を作成した。粒子の成長は、ベンジルアデニン
を1%のゼラチン水溶液14当たり30mg含有する系
で行った。銀とハライドの混合後6−メチルー4−ヒド
ロキシ−1,3,3a、7テトラザインデンをハロゲン
化銀1モル当たり600mg加え、その後水洗、脱塩し
た。
次いで、ハロゲン化銀1モル当たり60mgの6−メチ
ル−4−ヒドロキシ−1,3,3a、7−テトラザイン
デンを加えた後、イオウ増感をした。イオウ増感後安定
剤として6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a、
7−テトラザインデンを加えた。
(ハロゲン化銀乳剤層) 前記各乳剤に添加剤を下記の付量になるよう調整添加し
、ポリ(ビニリデンクロライド−イタコン酸)ラテック
ス下引処理した(100pm厚さ)ポリエチレンテレフ
タレート支持体上に塗布した。
ラテックスポリマー:スチレン−ブチルアクリレート−
アクリル酸 3元共重合ポリマー     1.0g/m”テトラフ
ェニルホスホニウム クロライド            30mg/m”サ
ポニン             200mg/m”ポ
リエチレングリコール      100mg/m”ド
デシルベンゼンスルホン酸 ナトリウム100mg/m” ハイドロキノン          200+ng/m
”フェニドン            100mg/m
”スチレンスルホン酸ナトリウム− マレイン酸重合体(lit−25万)    200m
g/m”没食子酸ブチルエステル      500m
g/m”30mg/+” 5−メチルベンゾトリアゾール    30mg/m”
2−メルカプトベンツイミダゾール−5−スルホン酸 
           30mg/m”イナートオセイ
ンゼラチン(等電点4.9)■・5g/m” 1−(p−アセチルアミドフェニル)−5メルカプトテ
トラゾール      30mg/m”銀Jl    
           2.8 g/m”(乳剤層保護
膜) 乳剤層保護膜として、下記の付量になるよう調製塗布し
た。
弗素化ジオクチルスルホコハク酸エステル300mg/
m2 マット剤:ポリメタクリル酸メチル (平均粒径3.5.# m)        100m
g/m”硝酸リチウム塩          30+o
g/m’酸剋理ゼラチン(等電点7.0)     1
.2g/m”コロイダルシリカ         50
mg/m”スチレンスルホン酸ナトリウム− マレイン酸共重合体        100mg/m″
CH3Cl20 染  料 So、Na (バッキング層) 乳剤層とは反対側の支持体に、予め30W/m”min
のパワーでコロナ放電した後、ポリ(ブチルアクリレー
ト−スチレン−t−ブチルアクリレート−ヒドロキシエ
チルメタクリレート)ラテックスポリマーをヘキサメチ
レンアジリジン硬膜剤の存在下で塗布し更に本発明の帯
電防止層を実施例−1と同様に塗設し、ついでこの層上
に下記組成のバッキング染料を含有するバッキング層を
塗布した。ゼラチン層はグリオキザール及びl−オキシ
−3,5−ジクロロ−5−トリアジンナトリウム塩で硬
膜した。
(バッキング層) ハイドロキノン           100mg/s
+”フェニドン             30mg/
a+”ラテックスポリマー:ブチルアクリレート−スチ
レン共重合体        0.5g/m”スチレン
−マレインR共重合体100mg/m”クエン酸   
           40mg/m”ベンゾトリアゾ
ール        100mg/m”スチレンスルホ
ン酸ソーダー マレイン酸共重合体        200mg/m”
硝酸リチウム塩           30mg/m”
バッキング染料(a )、 (b )、 (c )オセ
インゼラチン          2.0g/m”(b
) SosK     5osK (c) 以上のようにして得られた試料を全面露光し下記に示す
現像液、定着液を使用して現像処理しtこ後膜付ヘーズ
試験を行った。
〈現像液処方〉 ハイドロキノン           25g1−フェ
ニル−4,4ジメチル−3− ピラゾリドン            0・4g臭化ナ
トリウム           3g5−メチルベンゾ
トリアゾール    0.3g5−ニトロインダゾール
      0.05gジエチルアミノプロノ(ツー1
.2−.;オー1110亜硫酸カリウム       
   90g5−スルホサリチル酸ナトリウム   7
5gエチレンジアミン四酢酸ナト1ノウム  2g水で
lQに仕上げた。
pHは、苛性ソーダで11.5とした。
く定着液処方〉 (組l1cA) チオ硫酸アンモニウム(72.5w%水溶液)40mQ 亜硫酸ナトリウム          17g酢酸ナト
リウム・3水塩      6.5g硼酸      
          6gクエン酸ナトリウム・2水塩
      2g酢酸(901%水溶液)      
  13.6mff(組成り) 純水(イオン交換水)         l 7mQ硫
酸(501%の水溶液)       3.0g硫酸ア
ルミニウム(Aff!03換算含量が8、1w%の水溶
液)20g 定着液の使用時に水500m12中に上記組板A、組J
OBの順に溶かし、lI2に仕上げて用いた。
この定着液のpHは約5.6であった。
〈現像処理条件〉 (工程)   (温度)    (時間)現像    
40°C8秒 定着    35℃     8秒 水洗    常温     lO秒 評価は以下のようにして行い、結果を表−2に示した。
表−2 また、乳剤層中のヒドラジン化合物を下記テトラゾリウ
ム塩に代えても同様な効果があった。
テトラゾリウム化合物 ポリマー及び化合物の添加量単位はg/m2で表す。
表面比抵抗はΩ/amである。
〔発明の効果〕
本発明により、現像等の処理後も帯電防止性能の劣化し
ないハロゲン化銀写真感光材料を提供することができた

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性導電性ポリマー、(2)疎水性ポリマー粒
    子、(3)硬膜剤の反応生成物からなる帯電防止層を有
    してなるプラスチックフィルムにおいて、該疎水性ポリ
    マー粒子が、N−メチロール基及び誘導体、アミノ基、
    エポキシ基、アジリジン基、活性メチレン基、スルフィ
    ン基、アルデヒド基、ビニルスルホン基、ブロックイソ
    シアネート基のうち少なくとも1つの基を有し、かつ硬
    膜剤として下記一般式〔 I 〕を含有することを特徴と
    する帯電防止層。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔R_1、R_2は炭素数4までのアルキル基を表し、
    互いに異なっていてもよい。X_1、X_2、X_3、
    X_4は、水素、炭素数3までのアルキル基、ハロゲン
    原子を表し、互いに異なっていてもよい。 Lは単なる結合、炭素数4までのアルキル基、アルキレ
    ンオキシ基を表す。〕
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