JPH0444008B2 - - Google Patents

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JPH0444008B2
JPH0444008B2 JP62024948A JP2494887A JPH0444008B2 JP H0444008 B2 JPH0444008 B2 JP H0444008B2 JP 62024948 A JP62024948 A JP 62024948A JP 2494887 A JP2494887 A JP 2494887A JP H0444008 B2 JPH0444008 B2 JP H0444008B2
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JP
Japan
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hair
filament
piece
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loop
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Myuraa Kurausu
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Wegmann and Co GmbH
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は基材が網目構造物よりなり、ヘアをそ
れぞれ基材のフイラメントに結び目によつて結び
付けたヘア・ピース並びにその製造方法に関す
る。
この種のヘア・ピースは従来種々知られてい
る。しかし、いづれのヘア・ピースも頭部の皮膚
と毛髪との自然な関係を模写した、理想的なヘ
ア・ピースから程遠く、自然の頭髪とは似ても似
つかぬものであつた。
本発明の目的は、冒頭で述べたヘア・ピースの
製造方法と、この製造方法により作られる自然の
外観に非常によく似たヘア・ピースを提供するに
ある。
而して本発明の目的は、下記の特徴とするヘ
ア・ピースの製造方法により達成される。即ち、 a ヘアとして天然毛髪、または合成ヘアを用い
る。
a−1 ヘアの長さを不同にする。
a−2 ヘアの太さを不同にする。
a−3 ヘアの色彩を不同にする。
b 着用者の毛髪にループ状の結び目をつくリ、
これにより基材の周縁部に通したフイラメント
に毛髪を固定し、かつ、フイラメントにループ
をつくり該ループにより張力を緩和する。
本発明の特に注目すべき点として、特定の表面
処理により自然の毛髪に近似した光学的性質(屈
折率)、機械的性質をもつ合成物質からなるヘア
を用い、これにより着実に毛髪−皮膚間の自然な
状態を観察、追求した事があげられる。
長さが不同な、合成物質からなるヘアを、本発
明のヘア・ピースの製造に用いれば、いくつかの
利点が同時に得られる。
従来、比較的同じ長さの合成ヘアを用い基材に
これを結び付けていた。また、可能な限り自然の
外観に近づけるために、長さが不同になるように
わざわざ経費のかかる切断法を用いてヘアを切断
していた。
とりわけ仕上工程でヘア・ピースの中のヘアの
長さを不同にすることから、経費がかさみ、かつ
習熟に困難を伴なう切断法が必要であつたこと
は、従来のヘア・ピースの製造において非常な欠
点であつた。
しかし、本発明のヘア・ピースの第二の製造方
法によれば、ヘア・ピースの中に種々長さの異な
るヘアを作ることができ、これにより上で述べた
如き経費の嵩む切断法は不要になるので、いま述
べた欠点がなくなる。
また、種々の長さのヘアを基材の中に結びつけ
ることにより、短いヘアが長いヘアを支持し、こ
れによりもつと自然の毛髪に近い感触をもつたヘ
ア・ピースができるという本質的な利点が得られ
る。さらにこれによりヘア・ピースのヘア全体が
都合よく一体となり従来のヘア・ピースにおいて
しばしば見られたように、風でヘアが乱れなくな
る。
ヘアの長さを、3cmないし20cm、好ましくは3
cmないし10cmの範囲とし、この長さのヘアを基材
全面にわたりランダムに分散させ、しかも基材と
種々の長さに結び付けるのが好ましい。
本ヘア・ピースの第三の製造方法の特徴とし
て、天然の毛髪の太さがすべて異なつているよう
に、ヘア自身の太さを不同にすることが提案され
ている。
例えば太さが約50mμの合成物質からなるヘア
や、同様にその太さがこの平均値に対して約±20
%程度バラツキがあり、天然の頭髪におけるよう
に不規則なヘアを用いるのが好ましい。
この様に太さがそれぞれ不同なヘアを用いるこ
とにより、それらの強度の差によつても自然の頭
髪の状態によく似た外観が得らえる。
さらに、本発明のヘア・ピースの第四の製造方
法の特徴として、上記同様に自然な外観を呈する
上で効果があるが、ヘアに種々な着色をすること
が提案されている。
即ちこの提案に関し、二つのそれぞれ異なる実
施態様を示しことにする。第一の好ましい実施態
様では、短いヘアだけを長いヘアに比較して、暗
色に着色することが提案されている。これにより
ヘア・ピースにおいて表層のヘアと対比した場
合、深層のヘアが比較的に暗く見えるところか
ら、ヘアの付根が暗い色の短いヘアで覆われ、基
材部が実際上見え難くなる。
この様に、ひとつには基材に色彩的に隠蔽が施
されるため、ヘア・ピースの上から見ても基材が
認めにくく、またひとつには、従来のヘア・ピー
スにおいて必要であつた。着色した沢山のヘアが
不要になる。
事実、従来のヘア・ピースにおいては、基材を
隠蔽するために、毎平方センチメートル当り沢山
のヘアと結び目が必要であつた。
本発明によれば、暗色の短いヘアが深層部にあ
つて基材を色彩的に隠蔽し、基材の毎平方センチ
メートル当りに使うヘアと結び目の数が本質的に
少なくてすむので、上記のように沢山のヘアと結
び目を作る必要はなくなつた。
この結果、ヘア・ピースの製造コストが節減さ
れるとともに、ヘア・ピースの通気性のヘアスタ
イルが格段と向上した。
上記提案の第二の実施態様として、暗色の短い
ヘアを用いる代りに、ヘアの付根の固定部分(基
材との結び目)を先端部分より連続的、かつ段階
的に暗色に着色することが提案されている。
即ち、第四の製造方法の第二の提案では、第一
の提案における如くヘアの長短に従い異なる彩色
を施すのではなく、各ヘアの彩色を先端が付根部
分より明るくなる様に連続的、段階的に着色す
る。
また、本発明の第五の製造方法として、ヘア・
ピースを着用する者の頭髪にループ状の結び目を
つくり、この結び目と基材の周縁部分に円弧状に
通してあるフイラメントを結び、またフイラメン
トにもループを作つて張力の緩和を行なうよう提
案されている。この方法はもちろん本発明のヘ
ア・ピースを着用者と頭髪に固定する手段に関す
るものである。
従来、この種の固定手段として硬質プラスチツ
ク、セルロイド、金属製の各種止め金、カギ針な
どが用いられていたが、例えばカギ針でヘア・ピ
ースを固定する場合、カギ針の端が基材の周縁部
に通してあるフイラメントに固定されるとともに
着用者の頭髪の中に嵌り込むので、着用者の毛髪
と基材との間に張力がかかると、張力を緩和する
手段がない為、毛髪が非常に強く引張られ、この
結果毛髪が切れたり、引抜かれたりするのでヘ
ア・ピースの周囲に脱毛によつてリングができる
という欠点があつた。
しかし、この欠点は着用者の毛髪にループ状の
結び目をつくり、基材に通したフイラメントとこ
の結び目を固定し、かつ、フイラメントにループ
を作り張力緩和手段としたので、フイラメントは
毛髪に張力がかかるたびに伸びることができ、こ
れにより応力が緩和される為、解決されることに
なつた。
この様に本発明のヘア・ピースは着用者の頭の
皮膚に固着されるので、毛髪とヘア・ピースの境
目が実際上認め難く、その上毛髪にかかる張力が
非常に緩和されるので長期にわたり使用しても、
毛髪が抜けてなくなるような事態に至らない。張
力緩和がこのように効果的に行なわれるので、ヘ
ア・ピースと着用者の毛髪との釣り合いも良好で
ある。毛髪を引張ると、頭の骨から皮膚が引張ら
れるが、ヘア・ピースのヘアと自分の髪を引張る
と、これと同じ状態になる。従つて、どこにも無
理な張力がかからず、特に睡眠中は従来のヘア・
ピースに較べ快適である。
本発明の思想をさらに具体化する上で、フイラ
メントと着用者の毛髪を結ぶ場合、毛髪の長さを
段階的に不同にカツトし、ループ状の結び目を作
つて、フイラメントに種々の長さで結ぶことが提
案されている。これにより従来知られずにいた毛
髪の成長の平均化が好都合に行なわれる。
すなわち、従来は毛髪を同じ長さにカツトし同
じ長さの毛髪をそれに見合つた機械的な固定手段
でヘアピースに固定していた。このため、ヘア・
ピースを覆つている部分の毛髪が1ケ月程度後に
は徒長し、全体的にみて毛髪の成長(1ケ月につ
き約1cm)平均化が行なわれないという欠点があ
つた。このように毛髪の成長が不均一であると、
ヘア・ピースの周縁部が押し上げられるので、頭
から離れ、外観上不自然であつた。
しかし本発明のように、基材の周縁部に固定す
る毛髪は始めから長さを不同にしてカツトした場
合、毛髪の成長は確実に平均化される。本発明者
等の研究によれば、長い髪も短い髪も、ヘア・ピ
ースの基材にフイラメントを介して結んだ場合、
30%程度の成長の平均化が行なわれ、これにより
毛髪の不均一な生成でヘア・ピースの周縁部がも
ち上げられることなく、ヘア・ピースを一層長期
にわたり着用できることが判明した。本発明のヘ
ア・ピースはこれにより『毛髪を備えた第二の皮
膚』として用いられ、再も理想的に頭と髪との簡
係に接近することになつた。
このために本発明のヘア・ピースは、空気と湿
気の透過性の改善にも役立つている。
本発明のヘア・ピースは種々の長さのヘアを用
いることにより、良好な感触が得られること、即
ち短いヘアが長いヘアを支持するのでヘアの数が
少なくてすむことはすでに冒頭において述べた通
りであるが、さらにヘアに種々な色彩を着色すれ
ば、これによりヘアの付根が隠蔽され、上記同様
にヘアの数が少なくてすむ。
また通常の接着プラスター(絆創膏)を使用せ
ず特殊な接着剤を使用すれば、本発明のヘア・ピ
ースの通気性はさらに改善される。例えばヘア・
ピースの週辺の縁端部に頭皮の中で生物学的に分
解する接着剤を、微細な液筒状として塗布に用い
れば、従来用いられていた接着プラスターでは到
底考えられなかつたような通気性が得られる。
もちろんこの接着剤を頭皮と基材との間に直接
適用することは必ずしも必要でなく、基材の下面
に通気性を有する。例えばGoretex(登録商標)
なる商標を冠し、他の目的に使われている様な織
物を用いることもでき、本発明の要件として、こ
の織物の使用を特許請求の範囲に加える。
本発明の発明の要件は個々の特許請求の範囲の
項に記載された要件から明らかになるのではな
く、各項記載の要件の組合わせから明らかにな
る。
以下において開示した目的及び特徴、就中、図
面において示された各空間的配置は、それらが単
独または組合せにおいて技術水準に照し新規であ
るものに限り、本発明の要件として特許請求の範
囲に入れる。
以下、本発明を各実施態様により添付図面を参
照しながら詳述する。これにより本発明の特徴と
利点は更に一層明瞭になる。
〔実施例〕
第1図及び第2図に本発明によるヘア・ピース
の基材1の断面図を示す。従来、基材としては、
例えば第5図に示す様な網目構造物が用いられて
いたが、本発明では、フイラメント24,25が
たがいに交叉し基材である網目構造を形作つてい
る。第1図に示す如くヘア・ピースを製造する場
合、種々な太さと色彩のヘアを基材1のフイラメ
ント24,25に結びヘア・ピースを構成する。
ヘアの結び方は、特別な結び方でなく周知の結び
目26を作り、これにより行なわれる。
ただし短いヘア30bには、長いヘアに較べ色
彩的に暗い色を用いこれにより、ヘアの付根、す
なわち基材の網目構造4が一見した場合、沈んで
見えるようにすることが本実施例において重要で
ある。さらにヘアはその長・短に応じて種々の太
さのものが使われる。即ち、長いヘア30aは、
短いヘア30bより太く、中間の長さ30cは、
両者の中間の太さである。
第2図に付根(結び目26)の彩色を暗く、先
端に行くにつれ彩色23を徐々に連続的に明るく
したヘアを示す。第2図には、この他、着用者の
頭部皮膚17に基材1を直接接着した状態と、多
少大きさを誇示して図示してあるが、接着剤の粒
子16とを示す。第2図から、接着剤の粒子16
が部分的に着用者の頭部皮膚18に浸透し、この
影響で血管19が接着剤の粒子16を迂回してい
る状態が明瞭である。ただし、接着剤16は生物
学的に分解可能な物質であり、着用者の体内にア
レルギー現象を惹き起さず、また着用者の頭部皮
膚によつて直接分解されるものであることが肝要
である。皮膚が新陳代謝により28日で全部新しく
なつた後でも、接着剤と皮膚との接着は最大限20
〜25日保持されている。
本発明の他の実施例においては、接着剤16を
直接ヘア・ピース1のフイラメント24,25に
接着せず、ヘア・ピース1の下面(図示せず)に
半透過性の繊維製プラスターを付着させることが
提案されている。いづれにしても、頭部皮膚17
から矢印の方向21に空気や湿気の流通がヘア・
ピースを通して行なわれる事が重要で、これが保
証されていなければならない。
第3図に示すヘア・ピース20は、第5図の網
目構造物に相当する基材1からなる。第5図の基
材1である網目構造物は、六角形の網目4である
ことが重要であるが、第3図の網目構造物は単に
模式的にヘア・ピースの構造を示したものにすぎ
ない。
基材1の網目構造物を形成するフイラメント
は、周知の合成物質からなり、また網目構造物に
挿入するヘアは合成物質或いは天然の毛髪であ
る。合成プラスチツクのヘアを使用する場合、
BEGALONヘア(本特許出願人の登録商標)を
使用することができる。
第3図に示す基材1は、第4図に示す補強バン
ド5で補強された周縁部2を備えている。周縁部
は、この他合成物質のバンド、液状接着剤あるい
はコーテイング剤を用いて補強することができる
が、また周縁部に補強を施さないことも可能であ
る。
第4図は補強バンド5の下端面が基材1の縁端
に一致して取付けられている状態を単に模式的に
示す。他の実施態様では、補強バンド5で基材1
の縁端部及び基材1の裏面まで覆うことも行なわ
れる。
基材1の形態安定性をよくする場合、基材の周
縁部に沿つて一本のフイラメント3を囲撓するよ
うに通すことができる。しかし、実施態様によつ
ては、このフイラメント3を使用しない場合があ
る。
本発明によれば周縁部2にフイラメント6をゆ
るくループ7を画く様にして取り付けることがで
きる。フイラメント6と基材1を固定する個所
は、ループ7の個所のみとし、これによりループ
7とループ7の間一つまり基材1にフイラメント
6が固定されていないところで一でフイラメント
6が直線状8になる。
第6図にヘア・ピースの着用者の毛髪10をル
ープ9またはカギ編みの如くまるめて、フイラメ
ント6の直線部分8に結びつけた状態を示す。第
6図はフイラメント6の直線部分8にループ状の
結び目9がひとつ出来たところを模式的に示す
が、実際にはこのような結び目9が多数ぎつしり
並んでループ9の間にできることになる。着用者
の毛髪10は第7図に示すように最終的に接着剤
13でフイラメント6に固定されるまで、矢印1
1,12のように両方に動かすことができるた
め、ループ状の結び目9を作る際便利である。
第7図に着用者の毛髪10が最終的に固定され
たところを示す。ループ状の結び目9が接着剤1
3によつてフイラメント6に固定され、多数ぎつ
しり並んでいるので、ヘア・ピース20と着用者
の毛髪10との結び付きが保証されることは図を
見れば明らかである。ヘア・ピースがいま矢印1
1または12の方向に引張られたとしても、この
張力が毛髪10に直接及ぶことはない。その訳
は、まず張力がフイラメント6上の結び目9にか
かり、つづいてフイラメント6が矢印11または
12の方向に引張られ、最終的に張力がかかつた
方の側のループ7が多少引張られて伸びるからで
ある。このようにフイラメント6が矢印の方向に
引張られ易くなつているので、張力の緩和効果が
生じ、毛髪にかかる張力の負荷が打消される。
同時にヘア・ピース20の周縁部2は着用者の
頭部皮膚になめらかにも人目につかぬ様に固定さ
れ、引きはがしの力に対しても接着力を十分に持
つている。
着用者は本発明のヘア・ピースを何カ月も長期
間にわたつて着用することができるが、毛髪の伸
びは常に平均化され、ヘア・ピースによつて覆わ
れている、はげた部分に毛髪が生えた場合、この
部分をさらに小さなヘア・ピースに代えることが
できる。
ヘア・ピースは毛髪の平均的生成のために着用
が続けられるが、毛髪とフイラメントとの固定
は、フイラメントが毛髪の成長につれて離れてく
るために、弛んでくる。このような場合、毛髪の
結び目9を固定していた接着剤13を、毛髪を傷
めない溶剤で溶解し、フイラメント6を矢印11
の方向に引張つて基材から引抜くと、毛髪を傷め
ることなく、結び目9はすべてゆるみ、ヘア・ピ
ース20を取外しできる。この他、フイラメント
を単に切ることもでき、溶剤によつて弛んだ毛髪
の結び目から引抜くことができる。
取外したヘア・ピース20は、新しいフイラメ
ントを入れることにより、前記のように再び使用
することができ、しかも毛髪とフイラメントを結
んだり、接着することにより、毛髪に対する張力
の緩和も再び元通りに得られる。
第3図に、頭部皮膚17の毛髪10を種々の長
さに切り、この毛髪を前記結び目9によりフイラ
メントに結んだ状態を示す。
このようにすると、毛髪10の長さをそろえて
切り、その先端をフイラメントに結ぶ場合より成
長が一層平均化される。
本発明の様に毛髪の長さを不同に段階的にカツ
トすると、揃えてカツトする場合に較べ、ヘア・
ピースを30%程度長く着用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第一の実施態様におけるヘ
ア・ピースの拡大断面図、第2図は、第1図のヘ
ア・ピースを、第二の実施態様に従つて頭部の皮
膚に固定した状態の拡大断面図、第3図は本発明
による基材の平面図、第4図は第3図の線−
における断面図、第5図は、第3図の基材の小片
を編目状に形成した場合の平面図、第6図は毛髪
を張力の緩和機構をもつたフイラメントに固定す
るところを示す説明図、及び第7図は第6図に示
すように毛髪とフイラメントを最後に固定した状
態を示す図である。 30,30a〜30e……ヘア、1……基材、
24,25,6……フイラメント、26,9……
結び目、10……毛髪、2……周縁部、7……ル
ープ、16……接着剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヘア30と、網目構造をもつ基材1のフイラ
    メント24,25を結び目26により固定する下
    記の点を特徴とするヘア・ピースの製造方法。 a ヘアとして天然毛髪、または合成ヘアを用い
    る。 a1 ヘアの長さを不同にする。 a2 ヘアの太さを不同にする。 a3 ヘアの色彩を不同にする。 b 着用者の毛髪10にループ状の結び目9をつ
    くるか、または接着剤により毛髪10を基材1
    の周縁部2に通したフイラメント6に固定し、
    かつフイラメントにループ7をつくり該ループ
    により張力を緩和する。 2 着用者の毛髪10をフイラメント6に固定す
    るに際し、毛髪を不同の長さにカツトし、ループ
    状の結び目9により不同の長さにフイラメント6
    に結びつけることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項記載のヘア・ピースの製造方法。 3 ヘア・ピースを頭部皮膚の中で生物学的に分
    解する接着剤16を微細な液滴の形として用い頭
    部の予め定めた部位に接着することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第2項記載のヘア・ピースの
    製造方法。 4 合成物質よりなるヘア30に結び目26をつ
    くり、これにより該ヘアを網目構造をもつ基材1
    のフイラメント24,25に固定した下記の点を
    特徴とするヘア・ピース。 a ヘア30a−eが合成物質よりなる。 a1 ヘアの長さを不同にする。 a2 ヘアの太さを不同にする。 a3 ヘアの色彩を不同にする。 b 着用者の毛髪10にループ状の結び目9をつ
    くり、これにより基材1の周縁部2に通したフ
    イラメントに毛髪を固定しかつフイラメントに
    ループ7をつくり該ループにより張力を緩和す
    る。 5 ヘア30a−eの基材上に固定部分(結び目
    26)に近い部分が先端部分より暗色になるよう
    に漸次段階的にヘアに色彩を施したことを特徴と
    する、特許請求の範囲第4項記載のヘア・ピー
    ス。 6 短いヘア30bのみを暗色に、他のヘア30
    a,cを明色に着色した(第1図)ことを特徴と
    する、特許請求の範囲第4項記載のヘア・ピー
    ス。 7 張力の緩和作用を有するフイラメント6に結
    ぶ着用者の毛髪を段階的に不同にカツトしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第4項記載のヘア・
    ピース。
JP2494887A 1987-02-06 1987-02-06 ヘア・ピ−ス並びにその製造方法 Granted JPS63196705A (ja)

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