JPH0443484B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443484B2 JPH0443484B2 JP62071151A JP7115187A JPH0443484B2 JP H0443484 B2 JPH0443484 B2 JP H0443484B2 JP 62071151 A JP62071151 A JP 62071151A JP 7115187 A JP7115187 A JP 7115187A JP H0443484 B2 JPH0443484 B2 JP H0443484B2
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- Japan
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- edge material
- substrate
- wood
- attached
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Links
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Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は、主に、戸棚やタンスなどの収納家
具に取付て使用される化粧扉の製造方法に関す
る。
具に取付て使用される化粧扉の製造方法に関す
る。
［従来の技術］
従来、戸棚やタンスなどの収納家具に取り付け
て使用される扉は、天然の板材を矩形などの形状
に切削加工して作成していた。
て使用される扉は、天然の板材を矩形などの形状
に切削加工して作成していた。
所が、広い面積を有する板材が木材資源の枯渇
から入手が困難となり、高価なものとなつた。そ
こで、挽材や合板、パーテイクルボード、MDF
等の棒状芯材で矩形や円形の枠組を作り、その表
裏面に表面化粧を施した合板を貼りつけたフラツ
シユ構造による扉が多数製作されてきた。
から入手が困難となり、高価なものとなつた。そ
こで、挽材や合板、パーテイクルボード、MDF
等の棒状芯材で矩形や円形の枠組を作り、その表
裏面に表面化粧を施した合板を貼りつけたフラツ
シユ構造による扉が多数製作されてきた。
しかし近年、高級志向から重量感がある無垢調
の物が好まれるようになつた。
の物が好まれるようになつた。
そこで、合板やパーテイクルボード、MDF等
を基板として、その表裏面に〓板を貼着し、木口
を木製の縁材で被覆して、縁材部にルーターなど
の切削加工機を用いて面取り加工等の化粧を施し
たものや品質が劣る安価な天然の挽板を基板と
し、その表裏面に〓板を貼着し、その後挽板の端
部を〓板とともに切削加工するなどの方法により
製造されていた。
を基板として、その表裏面に〓板を貼着し、木口
を木製の縁材で被覆して、縁材部にルーターなど
の切削加工機を用いて面取り加工等の化粧を施し
たものや品質が劣る安価な天然の挽板を基板と
し、その表裏面に〓板を貼着し、その後挽板の端
部を〓板とともに切削加工するなどの方法により
製造されていた。
［発明の解決すべき問題点］
ところが、従来のパネルは製造の手順として、
まず、合板やパーテイクルボード、MDF等の基
板の表裏面に〓板を全面に貼着後、その基板の木
口や木端の側面に木製縁材を貼着し、その後に縁
材の周辺を切削加工する工程が採用されていたの
で、第３図に示す様に、縁材部と基材部を接着し
た継ぎ目が表面に出現し不自然で無垢調の再現性
に乏しかつた。また、品質が劣る天然の挽材を基
板とすると表裏面に貼着した高級な〓板と安価な
挽材の樹種が異なることにより表面と縁材部では
見掛上の違和感があるだけでなく、水分変化によ
り生じる寸法変化率などの性質が異るため化粧表
面に貼着した〓板に割れが生じるなどの問題があ
つた。
まず、合板やパーテイクルボード、MDF等の基
板の表裏面に〓板を全面に貼着後、その基板の木
口や木端の側面に木製縁材を貼着し、その後に縁
材の周辺を切削加工する工程が採用されていたの
で、第３図に示す様に、縁材部と基材部を接着し
た継ぎ目が表面に出現し不自然で無垢調の再現性
に乏しかつた。また、品質が劣る天然の挽材を基
板とすると表裏面に貼着した高級な〓板と安価な
挽材の樹種が異なることにより表面と縁材部では
見掛上の違和感があるだけでなく、水分変化によ
り生じる寸法変化率などの性質が異るため化粧表
面に貼着した〓板に割れが生じるなどの問題があ
つた。
［問題を解決するための手段］
そこで本願発明では、合板、パーテイクルボー
ド、MDF等のべた芯基板１の側面に木製縁材２
を貼着後、表裏面を平滑に調整し、ついでその縁
材部２を含む基板１表裏面に〓板４を貼着し、つ
ぎにその木製縁材２の周囲を切削加工する化粧パ
ネルの製造方法により上記の問題点を解決したも
のである。
ド、MDF等のべた芯基板１の側面に木製縁材２
を貼着後、表裏面を平滑に調整し、ついでその縁
材部２を含む基板１表裏面に〓板４を貼着し、つ
ぎにその木製縁材２の周囲を切削加工する化粧パ
ネルの製造方法により上記の問題点を解決したも
のである。
以下、本願発明を図面を参照しながら詳細に説
明する。
明する。
第１図は本願発明の実施例になる化粧パネルの
断面図を示すもので、第２図はその製造工程を示
している。
断面図を示すもので、第２図はその製造工程を示
している。
第３図は従来の化粧パネルの断面図を示すもの
である。
である。
基板１は合板、パーテイクルボード、MDFな
どの寸法変化や異方性が改良された常用の板材を
そのままべた芯基板１として用いる。
どの寸法変化や異方性が改良された常用の板材を
そのままべた芯基板１として用いる。
そして、第２図ｂに示す様に、基板１の木口や
木端の側面には木製縁材２を常用の木材用接着剤
等を用いて強固に固着する。木製縁材２の寸法と
しては、断面形状の一辺が基板１の厚さと同一の
棒状で、樹種は雨後の工程で貼着される〓板４の
樹種と同一か、あるいは類似した見掛の木理（特
に、道管溝の数と形状）を持つ物を使用する。
木端の側面には木製縁材２を常用の木材用接着剤
等を用いて強固に固着する。木製縁材２の寸法と
しては、断面形状の一辺が基板１の厚さと同一の
棒状で、樹種は雨後の工程で貼着される〓板４の
樹種と同一か、あるいは類似した見掛の木理（特
に、道管溝の数と形状）を持つ物を使用する。
ついで、第２図ｃの様に、縁材２を固着した基
板１の縁材２を含む表裏面を平滑に調整する。方
法としては、サンダー３などの研削装置を用いて
表面を研摩し、基板１と縁材２の継ぎ目５の段差
をなくする。
板１の縁材２を含む表裏面を平滑に調整する。方
法としては、サンダー３などの研削装置を用いて
表面を研摩し、基板１と縁材２の継ぎ目５の段差
をなくする。
つぎに、それら基板１の表裏全面に接着剤を塗
布し、第２図ｄのごとく、銘木を薄削して得た〓
板４を基板１の表裏面に貼着する。
布し、第２図ｄのごとく、銘木を薄削して得た〓
板４を基板１の表裏面に貼着する。
接着剤としては常用の木材用接着剤が用いら
れ、〓板４としては、厚さが0.3〜１mm程度の単
板で、樹種としては、縁材２と同一あるいは類似
の木理を持つ物が用いられる。
れ、〓板４としては、厚さが0.3〜１mm程度の単
板で、樹種としては、縁材２と同一あるいは類似
の木理を持つ物が用いられる。
その後、第２図ｅの様に、縁材２の周囲を表面
に貼着した〓板４と共に所望のＲ形状や段形状に
切削加工して化粧パネルを作成する。切削加工の
方法としては、ルーター６などの加工機を用い
る。
に貼着した〓板４と共に所望のＲ形状や段形状に
切削加工して化粧パネルを作成する。切削加工の
方法としては、ルーター６などの加工機を用い
る。
なお、化粧パネルの表面を着色したり塗料を塗
布する場合には、切削加工後に行なうことがパネ
ルの一体感を向上させて好ましい。
布する場合には、切削加工後に行なうことがパネ
ルの一体感を向上させて好ましい。
［作用］
この本願発明において、基板の側面に木製縁材
を固着した後に縁材部を含む基板表裏面に〓板を
貼着し、縁材部周囲と〓板を同時に切削加工する
のは、基板と縁材を固着した継ぎ目を同一樹種あ
るいは類似する見掛けの〓板で覆い隠し、パネル
全体を見掛上あたかも天然の無垢板であるかのよ
うに見せるとともに、反りや狂いを防止するため
である。
を固着した後に縁材部を含む基板表裏面に〓板を
貼着し、縁材部周囲と〓板を同時に切削加工する
のは、基板と縁材を固着した継ぎ目を同一樹種あ
るいは類似する見掛けの〓板で覆い隠し、パネル
全体を見掛上あたかも天然の無垢板であるかのよ
うに見せるとともに、反りや狂いを防止するため
である。
［実施例］
以下、本願発明の実施例を示します。
基板１として厚さ15mmのパーテイクルボードの
両側面にケヤキの原木から木取りした断面形状15
mm×15mmの縁材２を尿素系木材用接着剤を用いて
固着した。つぎに、その基板１の縁材部２を含む
表裏面をサンダー３を用いて研削し、全体を平滑
に仕上げた。次いで、その基板１表裏面全体に厚
さ0.5mmのケヤキの〓板４を接着剤を介してホツ
トプレスを用いて貼着した。その後、縁材２の周
囲と〓板４の端部を同時にルーター６を用いてモ
ールデイング加工し、第１図の様な断面構成を有
する化粧パネルを得ました。
両側面にケヤキの原木から木取りした断面形状15
mm×15mmの縁材２を尿素系木材用接着剤を用いて
固着した。つぎに、その基板１の縁材部２を含む
表裏面をサンダー３を用いて研削し、全体を平滑
に仕上げた。次いで、その基板１表裏面全体に厚
さ0.5mmのケヤキの〓板４を接着剤を介してホツ
トプレスを用いて貼着した。その後、縁材２の周
囲と〓板４の端部を同時にルーター６を用いてモ
ールデイング加工し、第１図の様な断面構成を有
する化粧パネルを得ました。
［効果］
本願発明による化粧板は、基板の側面を表裏面
に貼着する〓板と同樹種、あるいは木理が類似し
た樹種からなる縁材で被覆し、かつ縁材を含む基
材表裏面に〓板を貼着するので、基材と縁材の継
ぎ目は〓板で覆い隠されると同時に連続した表面
を形成して縁材と〓板は一体的に見え、天然の無
垢材を加工した様な見掛を呈する効果を有し、さ
らに寸法安定性が良く、異方性の少ない合板やパ
ーテイクルボードをべた芯基板として使用するの
でパネルの反りや狂いあるいは〓板の割れなどの
ない品質が安定した化粧パネルを安価に製造でき
る効果を有している。
に貼着する〓板と同樹種、あるいは木理が類似し
た樹種からなる縁材で被覆し、かつ縁材を含む基
材表裏面に〓板を貼着するので、基材と縁材の継
ぎ目は〓板で覆い隠されると同時に連続した表面
を形成して縁材と〓板は一体的に見え、天然の無
垢材を加工した様な見掛を呈する効果を有し、さ
らに寸法安定性が良く、異方性の少ない合板やパ
ーテイクルボードをべた芯基板として使用するの
でパネルの反りや狂いあるいは〓板の割れなどの
ない品質が安定した化粧パネルを安価に製造でき
る効果を有している。
第１図は本願発明の実施例になる化粧パネルの
断面図を示すもので、第２図はその製造工程を示
している。第３図は従来の化粧パネルの断面図を
示すものである。 １……基板、２……木製縁材、３……サンダ
ー、４……〓板、５……継ぎ目、６……ルータ
ー。
断面図を示すもので、第２図はその製造工程を示
している。第３図は従来の化粧パネルの断面図を
示すものである。 １……基板、２……木製縁材、３……サンダ
ー、４……〓板、５……継ぎ目、６……ルータ
ー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 合板、パーテイクルボード、MDF等のべた
芯基板１の側面に木製縁材２を貼着後、表裏面を
平滑に調整し、ついでその縁材部２を含む基板１
表裏面に〓板４を貼着し、つぎにその木製縁材２
の周囲を切削加工することを特徴とした化粧パネ
ルの製造方法。 ２ 基板１表裏面に貼着する〓板４と木製縁材２
が同一樹種あるいは類似の木理を持つ木材である
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の化
粧パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7115187A JPS63236603A (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 化粧パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7115187A JPS63236603A (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 化粧パネルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63236603A JPS63236603A (ja) | 1988-10-03 |
| JPH0443484B2 true JPH0443484B2 (ja) | 1992-07-16 |
Family
ID=13452319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7115187A Granted JPS63236603A (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 化粧パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63236603A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010060928A (ko) * | 1999-12-28 | 2001-07-07 | 정재열 | 가구용 무늬목의 습식 접착방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6143007B2 (ja) * | 1977-05-11 | 1986-09-25 | Suntory Ltd |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6143007U (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-20 | 美憲 熱田 | 集成材 |
-
1987
- 1987-03-24 JP JP7115187A patent/JPS63236603A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6143007B2 (ja) * | 1977-05-11 | 1986-09-25 | Suntory Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63236603A (ja) | 1988-10-03 |
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