JPH0443445Y2 - - Google Patents

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JPH0443445Y2
JPH0443445Y2 JP1987108182U JP10818287U JPH0443445Y2 JP H0443445 Y2 JPH0443445 Y2 JP H0443445Y2 JP 1987108182 U JP1987108182 U JP 1987108182U JP 10818287 U JP10818287 U JP 10818287U JP H0443445 Y2 JPH0443445 Y2 JP H0443445Y2
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JP
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base
binding
welding
steel
steel band
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JP1987108182U
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JPS6411905U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は結束鋼帯を被結束物の回りに巻きつけ
て緊張し結束鋼帯の重なり合つた部分を溶接によ
つて接合する工具に関する。
〔従来の技術〕
従来、かかる工具に関しては、特公昭53−
14039に提案されているように、結束鋼帯引締装
置を正転して繰出される結束鋼帯が被結束物の回
りに巻きつけられ、その始端部が後端部と重合す
る位置に配置し、該始端を結束鋼帯クランプ機構
で掴み同時に、加圧電極に対向する電極を結束鋼
帯重合部の下に入りこませ、前記結束鋼帯送給引
締装置を逆転して強い緊張力を与えた結束鋼帯重
合部を対向電極で支えながら加圧電極で強く加圧
し、通電してスポツト溶接により固着し、溶接完
了后結束鋼帯の下に介在する対向電極を本装置の
自力で脱却せしめ、同時に結束鋼帯クランプ機構
を開放し、さらに後続余剰結束鋼帯を切断して結
束作業の1サイクルを終るものであり、かつ一連
の作業は制御手段によつて自動的に行われる自動
溶接結束機が実用化されている。
しかし一方被結束物は、この自動結束機が使え
るものばかりとは限らず、むしろ自由に持運びが
出来る軽い手動溶接結束機が要望されて来た。
そこで送給・引締機構(クランプ機構、切断機
構含む)とスポツト溶接機構に分離することを思
い付いたが、そこで起る問題点は、一つ目には結
束鋼帯と被結束物の間にスポツト溶接機構の下部
電極を挿入する為のスペースがないことであり、
二つ目には一つ目が解決できたとしてもこんどは
送給引締機構のベースが結束鋼帯によつて被結束
物に押しつけられ手動では取去ることが出来ない
ということであつた。
このような情況をふまえて、本願出願人は、特
願昭61−260451号として特許出願をしたところで
あるが、この先願においては、スポツト溶接機構
の下部電極を結束鋼帯と被結束物との間に容易に
挿入、取り出しできるように、アームをベースに
対して前方に突出して設け、該アームにスライド
バーを設置したものであり、このスライドバーを
含むアームは、前述のようにベースから前方に異
様に突出しており、鋼帯引締機構全体を大型長形
化するものであり、また、スライドバーによる重
合鋼帯の下側結束鋼帯に対する支持がない(先端
部を規制するのみ)ために、しばしば先端部が垂
下して下部電極の挿入を妨げることがあつた。
そこで本考案者等は鋭意実験研究の結果、フリ
クシヨン型送給引締機構のベースに離間してロー
ラーの付いたベースを設けることを見出し本考案
に到達した。
〔考案の目的〕
本考案の目的は自由に持運び出来る軽い手動溶
接結束機を提供することにある。
〔考案の構成および作用〕
本考案により、三角歯付フイードホイール11
とベース12の間に二枚の結束鋼帯を重ねて上側
の結束鋼帯のみを送るフリクシヨン型送給引締機
構10と、下部電極と上部電極の間に二枚の結束
鋼帯を挾圧し溶接するスポツト溶接機構50とを
分離自在に構成して成る手動溶接結束機におい
て、該フリクシヨン型送給引締機構10が前記ベ
ース12に離間してローラ付ベース21を有する
ことを特徴とする手動溶接結束機が提供される。
以下実施例により本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案実施例の平面図、第2図はその
−′矢視図である。
第1図乃至第2図において、11は三角歯付フ
イードホイールであり、ピン14を中心にして揺
動可能に、リンク13を介してベース12に取り
付けられてある。そしてこの三角付フイードホイ
ール11は、エアモータ16によつて回転するよ
うになつている。なおこの三角歯付フイードホイ
ール11には、逃し溝11Aが設けてある。また
三角歯付フイードホイール11に対向するベース
12の1部には、三角歯付座12Aが設けてあ
る。またこの三角歯付座12Aの右方にはローラ
付ベース21が電極挿入分を離間してベース12
に固着してある。なおローラ22は、ピン23に
よつて軸着してある。またローラ付ベース21の
上方には、下刃31が設けてあり、上下動自在に
設けられた上刃32とともに切断機構を構成して
いる。なお33はハンドルでありピン34を支点
にして上刃32を押し下げるようになつている。
また41はグリツパであり、ピン42を中心にし
て揺動可能にベース12に取り付けられ、常時バ
ネ(図示せず)によつて時計方向に附勢されてあ
る。
つぎに本考案の作用について述べる。
まず被結束物Cを結束鋼帯Kで囲んで閉ループ
を構成した後、結束鋼帯Kの自由端と供給側との
重畳部を三角歯付座12Aと三角歯付フイードホ
イール11で挾圧して、三角歯付フイードホイー
ル11側結束鋼帯Kを引戻し、被結束物Cを緊締
する。つぎに上刃32を下降して下刃31に係合
させ結束鋼帯Kの余剰分を切断する。そしてスポ
ツト溶接機構50を三角歯付座12Aとローラ付
ベース21の離間部に挿入して、下部電極51と
上部電極52の間に結束鋼帯Kの重畳部を挾圧し
溶接する。つぎに三角歯付フイードホイール11
を上昇したのち、まずローラ付ベース21を被結
束物Cと結束鋼帯Kの間から引抜き(このときロ
ーラ付ベース21は、結束鋼帯Kとの接触部にロ
ーラ22を設けているので、極めて容易円滑に引
抜きが達せられるものである)、つぎに三角歯付
座12Aの部分を引抜く。
〔考案の効果〕
本考案を実施することにより、スポツト溶接機
構の下部電極を結束鋼帯と被結束物との間に容易
円滑に、何の支障もなく挿入し、抜去ることがで
き、さらに、フリクシヨン型送給引締機構が極め
てコンパクト化し、低価格製造可能で、取扱い操
作もより簡略化され、従つて自由に持運びのでき
る軽い手動溶接結束機を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の平面図、第2図はその
−′矢視図である。 10……フリクシヨン型送給引締機構、11…
…三角歯付フイードホイール、12……ベース、
21……ローラ付ベース、50……スポツト溶接
機構、C……被結束物、K……結束鋼帯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 三角歯付フイードホイール11とベース12の
    間に二枚の結束鋼帯を重ねて上側の結束鋼帯のみ
    を送るフリクシヨン型送給引締機構10と、下部
    電極と上部電極の間に二枚の結束鋼帯を挾圧し溶
    接するスポツト溶接機構50とを分離自在に構成
    して成る手動溶接結束機において、該フリクシヨ
    ン型送給引締機構10が前記ベース12に離間し
    てローラ付ベース21を有することを特徴とする
    手動溶接結束機。
JP1987108182U 1987-07-13 1987-07-13 Expired JPH0443445Y2 (ja)

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JP1987108182U JPH0443445Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13

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JP1987108182U JPH0443445Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13

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JPS6411905U JPS6411905U (ja) 1989-01-23
JPH0443445Y2 true JPH0443445Y2 (ja) 1992-10-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125113A (ja) * 1986-10-30 1988-05-28 鋼鈑工業株式会社 手動溶接結束機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125113A (ja) * 1986-10-30 1988-05-28 鋼鈑工業株式会社 手動溶接結束機

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JPS6411905U (ja) 1989-01-23

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