JP2885310B2 - バンドの巻付け固定方法 - Google Patents

バンドの巻付け固定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のドライ
ブシャフト端部の等速ジョイントの開口部を覆うブーツ
に対するバンドの巻付け固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドライブシャフト端部の等速ジ
ョンイトの連結部には、ごみ、水等の侵入を防止し、内
部のグリース等の飛散を防止する等のため従来からゴム
製のブーツを設けて周囲を覆っている。斯かるブーツを
固定する従来技術として、実公昭63−20514号公
報は、ブーツの周囲に金属製のバンドを巻いた後、バン
ドの上から外周をクランプして締め付けることで径を収
縮させ、バンドの重合部を溶接するようにしている。ま
た、この技術ではバンドを巻いた後、クランプ締め付け
時にバンドに張力がかからないため、特開平4−347
074号公報では締付時にバンドに張力がかかるような
技術を開示している。そして、この技術ではカム機構に
よって外周の締め付けクランプを周方向に沿って変化さ
せるようにしており、バンドの中央部から両端部に向け
て順次押圧力を変化させながら加えてゆくことで弛みを
防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし特開平4−34
7074号公報の場合、締め付けはうまくいってもバン
ドの挿入に問題がある。即ち、従来の技術では、ブーツ
の周囲を隙間を持って締付部材で囲い、締付部材の内面
をバンドの挿入ガイド面として利用しながら隙間内にバ
ンドを挿入して、ブーツの外周にバンドを巻回するよう
にしており、上記技術では締付部材の内面がバンドのガ
イド面の機能を発揮するには不十分な形状である。ま
た、外周のクランプを周方向に変化させるカム機構が複
雑となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、請求項1では、ブーツの周囲を左右一対の上
方締付部材と左右一対の下方締付部材で取り囲んで各上
方、下方締付部材の内面とブーツの外周面との間に隙間
を形成し、この隙間内にバンドを挿入してブーツの周囲
に巻回するとともにバンドを上部で重合させ、次いで各
上方、下方締付部材を締め付けて前記重合部を溶着する
ようにしたバンドの巻付け固定方法において、前記バン
ド挿入時に、前記上方、下方締付部材の内面が略真円に
なるようにし、且つバンド挿入以前に前記ブーツの上部
にバックバーをセットし、バンド挿入後、各下方締付部
材を上方に移動させて夫々の下端部でバンドの最下端部
をブーツに向けて押圧し、爾後、前記一対の上方締付部
材をそれぞれ内側に前進させることで各下方締付部材の
上端をそれぞれ内側に向けて傾動させるとともに、この
傾動によってバンドの下方から上方に向けて順次ブーツ
を締め付け、次いで各上方締付部材で上方のバンドを締
め付けた後、余分なバンドを切断し、バックバー上方の
バンド重合部を溶着し、前記バンド重合部の溶着完了後
で、且つ上方及び下方締付部材の締め付けを開放する前
にバックバーを退動させるようにしたことを特徴とす
る。
【0005】請求項2では、請求項1に加えるに、各下
方締付部材を上方に移動させてバンドの最下端部をブー
ツに向けて押圧した後、バンドの挿入方向からバンドに
引張り方向の張力を与えつつ各下方締付部材、上方締付
部材の締め付けを行うことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1では、各上方、下方締付部材の内面と
ブーツ外周面との間の隙間にバンドを挿入するにあた
り、挿入ガイド面となる上方、下方締付部材の内面を略
真円にしておくことでスムーズな挿入が可能となる。バ
ンドを締め付ける際に、最初にバンドの最下端部を押圧
し、順次締め付けを上方に移行することでバンドの弛み
を開放端に向けて送り、緩みを取り除く。また、バンド
の重合部を溶着する際、バンドの重合部とブーツの間に
バックバーを介在させ、バックバーの上部で溶着を行え
ばブーツに熱的影響を及ぼすことなく、強固な接合が行
える。
【0007】請求項2では、バンドの最下端部を押圧し
た後、バンドの挿入方向から引張り張力を与えれば、一
層バンドに張力を与えた状態で固定できる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明方法を実施するバンド
巻付け固定装置の全体図、図2は締付部材の内面とブー
ツ外周面との隙間にバンドを挿入する状態を示す拡大
図、図3は図2のA方向の平面図である。本発明のブー
ツの固定方法は、図7に示すようなドライブシャフトS
の端部の等速ジョイントJの開口部を覆うゴム製等のブ
ーツBを金属製のバンドDで固定する際の固定方法とし
て適用され、このバンドDは小径のシャフト軸外周部a
と大径の等速ジョイント外周部bの2ヵ所に巻かれてブ
ーツBを固定する。
【0009】このバンドDをブーツBに巻き付けて固定
するバンド巻付け固定装置1は、図1に示すように、バ
ンドDを供給するバンド供給部2と、供給されたバンド
DをブーツBに巻き付けて固定するバンド固定部3を備
え、バンド供給部2には、コイル状のバンドDを巻き取
ったリール4と、リール4からバンドDを引出すピンチ
ローラ5と、バンドDの繰り出しをガイドするガイドロ
ーラ6、テンションをかけるテンションローラ7と、バ
ンドDの繰り出し量を検出するカウントローラ8が設け
られている。
【0010】また、バンド固定部3には、基台10に枢
着されたシリンダユニット11によって揺動軸12周り
に揺動自在な揺動アーム13と、図示しない駆動源によ
ってカム軸14周りに回転自在なカム15と、このカム
15に係合する3つのカムローラ16、17、18が設
けられ、このうち図1の左方のカムローラ16は第1プ
ッシャ20の外側端に取り付けられ、この第1プッシャ
20の内側端には第4締付部材21が取り付けられてい
る。また、図1の右方のカムローラ17はコの字状の左
右摺動部材22の一端側に取り付けられ、この左右摺動
部材22の他端側には、第2プッシャ23の外側端のロ
ーラ24に当接している。そして、この第2プッシャ2
3の内側端には第1締付部材25が取り付けられてい
る。そして、この第1、第4締付部材25、21が左右
の上方締付部材として構成されている。
【0011】また、残り1つのカムローラ18は、前記
揺動アーム13に構成されたリンク機構26を介して第
3プッシャ27の一端側のローラ28に力が伝達可能と
なり、この第3プッシャ27の他端側には、枢着軸30
で枢着される第2、第3締付部材31、32が取り付け
られている。そして、この第2、第3締付部材31、3
2が左右の下方締付部材として構成されている。また、
前記シリンダユニット11を作動させ、揺動アーム13
を上方に揺動させることで、第1、第2、第3、第4締
付部材25、31、32、21にてブーツBの周囲を円
形に取り囲むことができるが、細部については後述す
る。
【0012】また、このバンド固定部3の下方には、搬
送パレット33が走行可能となり、この搬送パレット3
3には、ドライブシャフトSを保持した保持具34が設
けられ、この保持具34は上下動自在とされている。そ
して、ドライブシャフトSをバンド固定部3の下方に搬
送すると保持具34を上昇させ、基台10側に設けた把
持機構によってドライブシャフトSの軸部を把持し所定
の位置に位置決めする。
【0013】次に、図2及び図3に基づき、第1〜第4
締付部材25、31、32、21の細部等につき説明す
る。前記第2、第3締付部材31、32を上方に揺動さ
せた際、前述のように第1〜第4締付部材25、31、
32、21がブーツBの周囲を隙間cを持って円形状に
取り囲むが、これら第1〜第4締付部材25、31、3
2、21は、それぞれガイド板25a、31a、32
a、21aと、このガイド板25a、31a、32a、
21aの両側面に取り付けられ、且つガイド板25a、
31a、32a、21aに対して径方向に進退動自在な
各側板25b、31b、32b、21bを備えている。
【0014】そして、第1締付部材25のガイド板25
aは前記第2プッシャ23に取り付けられ、第2、第3
締付部材31、32のガイド板31a、32aは第3プ
ッシャ27の枢着軸30に枢着され、第4締付部材21
のガイド板21aは第1プッシャ20に取り付けられて
いる。そして、前記各側板25b、31b、32b、2
1bは夫々のバネ35…で内方に付勢されるとともに、
前面がガイド板25a、31a、32a、21aの内端
面より内側に突出している。すなわち、内面側に凹溝が
形成されるようにしている。
【0015】そして、ガイド板25a、31a、32
a、21aの内面によって略真円が形成されるように
し、また、ガイド板25a、31a、32a、21aの
内面側の厚み幅はバンドD幅と略同一としている。そし
て、上部の第1締付部材25と第4締付部材21の隙間
からバンドDを挿入し、この、挿入の際、ガイド板25
a、31a、32a、21aの内面に沿って押込んでブ
ーツBの周囲に巻回し、上部で重合部を形成するように
するが、内面が略真円であるためスムーズに巻くことが
でき、幅方向に対しては各側板25b、31b、32
b、21bによってガイドされる。
【0016】また、第1締付部材25のガイド板25a
と第2締付部材31のガイド板31aとの間、及び第2
締付部材31のガイド板31aと第3締付部材32のガ
イド板32aとの間、及び第3締付部材32のガイド板
32aと第4締付部材21のガイド板21aとの間に
は、それぞれ凸部と凹部の嵌合部を形成し、連続して連
なる略真円が形成されるようにしている。この際、バン
ドD挿入の上流側が凸部で下流側が凹部になるような組
合わせにしてバンドD挿入時の引っ掛かり等を防止する
ようにしている。
【0017】また、第1締付部材25のガイド板25a
の下端部と、第4締付部材21のガイド板21aの下端
部には、図4に示すように、それぞれ肩部K、Kを設け
ており、この肩部k、kはそれぞれ第2、第3締付部材
31、32のガイド板31a、32aの当接部p、pと
係合可能とされている。すなわち、第2、第3締付部材
31、32が揺動して各締付部材25、31、32、2
1によってブーツBの周囲を取り囲んだ状態では、肩部
kと当接部pは離れており、第1、第4締付部材25、
21が前進すると、肩部kが当接部pに当接して押圧力
を与えるようにしている。
【0018】ところで、上方の第1締付部材25と第2
締付部材21の間には、左右一対のバンドガイド37、
38を設け、各枢支軸40、41周りに揺動自在にして
いる。そして、これらバンドガイド37、38の下面に
は、挿入バンドDを案内する凹溝を形成するとともに、
高さ方向の中間部附近に各ローラ42、43を設け、更
に一方側のバンドガイド38の下方裏面にはバンド供給
部2から送られるバンドDを通過させる図示しない溝を
形成している。
【0019】そして、これら両者のバンドガイド37、
38の中間部には昇降自在なクランプ兼カッタ44を設
け、このクランプ兼カッタ44の下端面の一端側に切刃
44aを設けるとともに、両側面のカム面が前記ローラ
42、43に係合するようにしている。すなわち、クラ
ンプ兼カッタ44が降下すると、ローラ42、43を介
してバンドガイド37、38の下方を押し広げ、クラン
プ兼カッタ44が上昇すると、図示しないバネによって
バンドガイド37、38の下方が閉じて挿入バンドDを
案内することができるようにしている。また、このクラ
ンプ兼カッタ44には、レーザー溶接光を通すことので
きる縦溝を設けており、クランプ兼カッタ44の上方か
らレーザー光を照射する。
【0020】また、クランプ兼カッタ44の下方には、
第1締付部材25と第4締付部材21の間のブーツBを
下方に押圧しながら位置決めされるバックバー45が設
けられている。このバックバー45はバンドDの重合部
を溶接する際、ブーツBに熱的影響を及ぼさないため使
用されるものであり、バンドDの重合部はこのバックバ
ー45上に形成するようにしている。そして、このバッ
クバー45はシャフト軸方向(図2の紙面垂直方向)と
上下方向に移動自在にされている。
【0021】次に、以上のようなバンド巻付け固定装置
1を用いた巻付け固定方法について図4乃至図6を参照
して説明する。先ず、図1に示すシリンダユニット11
を伸張させ、図2に示すようにブーツBの周囲を各締付
部材25、31、32、21で取り囲む。この際、各ガ
イド板25a、31a、32a、21aの内面は略真円
であり、この内面とブーツBの外周面との間には所定間
隙の隙間cが形成される。そして、バックバー45がブ
ーツBの上方に移動してブーツBを下方に押圧し、位置
決めされる。
【0022】このような状態で、図4に示すように、バ
ンド供給部2から送られるバンドDの先端は、バンドガ
イド37の下面の凹溝にガイドされてこの隙間c内に送
り込まれ、第1締付部材25のガイド板25aの内面に
沿って進行し、第2締付部材31のガイド板31a内
面、第3締付部材のガイド板32a内面、第4締付部材
21のガイド板21a内面、バンドガイド38下面の凹
溝を経てバックバー45の上部で重合する。この際、内
面が真円を形成しているためバンドDの挿入が円滑に行
われ、また、幅方向については各側板25b、31b、
32b、21bによって規制される。
【0023】このようにして、バンドDの巻き付けが終
わると締め付けを行う。締め付けは次のような順序で行
われる。即ち、図1に示す前記カム15の作用にて、ま
ず第3プッシャ27を突き上げ、図5に示すように第
2、第3締付部材31、32を上方に移動させて、各締
付部材31、32の内面下端部でバンドDの最下端部を
ブーツBに向けて押付ける。そして、こうしてバンドD
の最下端部を押圧保持すると挿入方向のバンドDに逆方
向の引張り力を加えて挿入側のバンドDの弛みを取り除
く。
【0024】次いで、図1に示すカム15を更に回転さ
せると、第1、第2プッシャ20、23が内側に移動
し、図6に示すように、第1、第4締付部材25、21
が内方に移動する。そして、その途中に第1、第4締付
部材25、21の肩部k、kが、第2、第3締付部材3
1、32の当接部p、pを押圧して第2、第3締付部材
31、32を枢着軸30周りに揺動させ、下方から上方
に向けて締付力を加える。このため、バンドDの弛みは
上部の開放部に向けて送られ、途中に緩みのない状態で
締め付けることができる。
【0025】尚、この際、第1〜第4締付部材25、3
1、32、21の側板25b、31b、32b、21b
はブーツB表面に向けて押圧されると、ガイド板25
a、31a、32a、21aの内面と面一になるまで径
方向に退動し、バンドDに対する押圧力が緩まないよう
にしている。
【0026】次いで、上方からクランプ兼カッタ44を
降下させ、バックバー45から外れた位置の上部のバン
ドDを切刃44aにより切断するとともに、バンドDの
重合部をバックバー45との間で挟み込んでクランプす
る。そして、このようにクランプした状態で上方から重
合部に向けてレーザー溶接光を照射し溶着する。そし
て、溶着が終ったならばバックバー45を軸方向に移動
させて引抜き、次いで各締付部材25、31、32、2
1による締め付けを開放する。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
請求項1では、ブーツの周囲を左右一対の上方締付部材
と左右一対の下方締付部材で取り囲んで各上方、下方締
付部材の内面とブーツの外周面との間に隙間を形成し、
この隙間内にバンドを挿入してブーツの周囲に巻回する
とともにバンドを上部で重合させ、次いで各上方、下方
締付部材を締め付けて前記重合部を溶着するようにした
バンドの巻付け固定方法において、前記バンド挿入時
に、前記上方、下方締付部材の内面が略真円になるよう
にし、且つバンド挿入以前に前記ブーツの上部にバック
バーをセットし、バンド挿入後、各下方締付部材を上方
に移動させて夫々の下端部でバンドの最下端部をブーツ
に向けて押圧し、爾後、前記一対の上方締付部材をそれ
ぞれ内側に前進させることで各下方締付部材の上端をそ
れぞれ内側に向けて傾動させるとともに、この傾動によ
ってバンドの下方から上方に向けて順次ブーツを締め付
け、次いで各上方締付部材で上方のバンドを締め付けた
後、余分なバンドを切断し、バックバー上方のバンド重
合部を溶着し、前記バンド重合部の溶着完了後で、且つ
上方及び下方締付部材の締め付けを開放する前にバック
バーを退動させるようにしたので、上方、下方締付部材
でブーツの周囲を取り囲む際に、バンドをガイドする内
面を略真円にしたため、バンドを円滑に挿入することが
できる。また、巻き付けたバンドを締め付ける際に、バ
ンドの中央部から端に向けて順次締め付けるようにして
いることから、バンドの弛みを綺麗に取り除くことがで
きる。そしてこの際、上方締付部材を締付移動させる際
に下方締付部材を傾動させるようにしているため機構が
簡素化できた。また、重合部を溶着するに際し、バンド
の重合部とブーツの間にバックバーを介在させること
で、ブーツへ熱影響等が及ぶ心配がなくなり、強固な接
合が可能である。請求項2では、請求項1において、各
下方締付部材を上方に移動させてバンドの最下端部をブ
ーツに向けて押圧した後、バンドの挿入方向からバンド
に引張り方向の張力を与えつつ各下方締付部材、上方締
付部材の締め付けを行うようにしたので、請求項1の効
果に加えるに、バンドの最下端部を押圧した後、バンド
に挿入と逆方向の引張り力を与えるので、バンドの弛み
防止に一層有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するバンド巻付け固定装置の
全体図
【図2】締付部材の内面とブーツ外周面との隙間にバン
ドを挿入する状態を示す拡大図
【図3】図2のA方向の平面図
【図4】隙間内にバンドを挿入する作用図
【図5】バンド最下端部を押圧した状態の作用図
【図6】上方締付部材を内側に移動させた作用図
【図7】ドライブシャフトの部分断面図
【符号の説明】
1…バンド巻付け固定装置、21…第4締付部材、25
…第1締付部材、31…第2締付部材、32…第3締付
部材、45…バックバー、B…ブーツ、D…バンド、c
…隙間。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブーツの周囲を左右一対の上方締付部材
    と左右一対の下方締付部材で取り囲んで各上方、下方締
    付部材の内面とブーツの外周面との間に隙間を形成し、
    この隙間内にバンドを挿入してブーツの周囲に巻回する
    とともにバンドを上部で重合させ、次いで各上方、下方
    締付部材を締め付けて前記重合部を溶着するようにした
    バンドの巻付け固定方法において 記バンド挿入時に、前記上方、下方締付部材の内面が
    略真円になるようにし、且つバンド挿入以前に前記ブー
    ツの上部にバックバーをセットし、 ンド挿入後、各下方締付部材を上方に移動させて夫々
    の下端部でバンドの最下端部をブーツに向けて押圧し 後、前記一対の上方締付部材をそれぞれ内側に前進さ
    せることで各下方締付部材の上端をそれぞれ内側に向け
    て傾動させるとともに、この傾動によってバンドの下方
    から上方に向けて順次ブーツを締め付け 次いで各上方締付部材で上方のバンドを締め付けた後、
    余分なバンドを切断し、バックバー上方のバンド重合部
    を溶着し 前記バンド重合部の溶着完了後で、且つ上方及び下方締
    付部材の締め付けを開放する前にバックバーを退動させ
    るようにした、 ことを特徴とするバンド巻付け固定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のバンドの巻付け固定方
    法において、前記各下方締付部材を上方に移動させてバ
    ンドの最下端部をブーツに向けて押圧した後、バンドの
    挿入方向からバンドに引張り方向の張力を与えつつ各下
    方締付部材、上方締付部材の締め付けを行うことを特徴
    とするバンドの巻付け固定方法。
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