JPH0443397Y2 - - Google Patents

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JPH0443397Y2
JPH0443397Y2 JP1987067377U JP6737787U JPH0443397Y2 JP H0443397 Y2 JPH0443397 Y2 JP H0443397Y2 JP 1987067377 U JP1987067377 U JP 1987067377U JP 6737787 U JP6737787 U JP 6737787U JP H0443397 Y2 JPH0443397 Y2 JP H0443397Y2
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JP
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lid
ashtray
rear plate
rib
leaf spring
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JP1987067377U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動車等の灰皿に適用して好適な灰
皿の構造に関する。
〈従来の技術〉 従来、例えば第7図に示すように自動車のドア
のアームレストなど比較的奥行きの狭い所に備え
られている灰皿01は、例えば第8図及び第9図
に示すような構造となつている。
両図に示すように、灰皿01はドアトリム10
のアームレスト部10aにガーニツシユ11を介
して保持されている灰皿本体02と、この灰皿本
体02に対して基端辺側が回動自在に取付けられ
ているリツド03とを有しており、このリツド0
3は板ばね04より開閉時の節度感が与えられる
ようになつている。さらに詳言すると、板ばね0
4は灰皿本体02の内部に一体的に樹脂成型され
て煙草の揉み消しを行う揉み消し部05と灰皿本
体01の後面01aとの間に保持されており、リ
ツド03の閉時にはリツド03の下面の図示しな
い回動支持部より少し先端側に幅方向に亘つて突
設されたリブ03aの先端側側面03bを閉方向
に付勢して節度を与えるとともにリツド03の開
時にはリブ03aの先端面03cを開方向に付勢
して節度を与えるように設けられている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 前述したような灰皿01においては、リツド0
3を閉めたときなどにリツド03と灰皿本体02
とが干渉して不快音を発するという問題があるの
で、通常、リツド03の灰皿本体02の前板部0
2bとの当接部分にはクツシヨン材(図示せず)
が設けられている。
しかしながら、クツシヨン材をあまり厚くはで
きないので、実際にはびびり音を完全に防止する
ことはできなかつた。
本考案は、このような事情に鑑み、灰皿本体と
リツドとの干渉による不快音を防止する灰皿の構
造を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 前記目的を達成する本考案の構成は、灰皿本体
上方開口部に設けられるとともにその下面にリブ
を突設したリツドと、上記灰皿本体の後板部に設
けられ同後板部との間で上記リブを保持して同リ
ブ近傍で上記リツドを回動させる板ばねとを有す
る灰皿において、上記後板部を挟持すべく屈曲さ
れた取付部と、この取付部の上記後板部内面に密
着する部分に連続して形成され上記リツドが上記
回動する軸方向に沿う断面凹形状の煙草保持用の
凹部と、この凹部のほぼ上方に存するように屈曲
形成された当接部と、この当接部に連続して形成
されてその先端部が上記後板部に対向する上記灰
皿本体の前板部を外方向へ押圧するように延在す
る揉み消し部とが上記板ばねに設けられ、上記リ
ツド閉時には、上記後板部内面に密着する上記取
付部の部分と上記当接部との間〓に存する上記リ
ブが上記当接部を介してリツドの閉方向に回動付
勢される一方、リツド開時には、、上記回動付勢
の力に抗して上記間〓から出た上記リブ先端面部
が上記当接部に当接することによりリツドの開方
向に付勢されるように構成したことを特徴とす
る。
〈作用〉 前記構成において、リツド閉時には、リブが板
ばねの取付部の内側の部分と当接部との間〓に存
在して当該リブが当接部によりリツドの閉方向に
回動付勢される。一方、リツド開時には、上記回
動付勢の力に抗して上記間〓から出たリブの先端
面部が板ばねの当接部に当接してリツドの開方向
に付勢される。したがつて、リツドは板ばねの作
用により、閉時には閉方向に回動付勢され、開時
には開方向に付勢される。
また、板ばねに一体的に形成した揉み消し部に
より灰皿本体の前板部が外方向に押圧されるの
で、灰皿本体の前板部の振動が防止される。
〈実施例〉 以下、本考案の好適な一実施例を図面を参照し
ながら詳細に説明する。
第1図〜第3図には第1の実施例を示す。これ
らの図面に示すように、この灰皿1は灰皿本体2
とこの灰皿本体2に対し基端辺側で回動自在に取
付けられているリツド3とこのリツド3の開閉時
に節度を与える板ばね4とからなるものであり、
例えばドアトリムのアームレスト部に取付けられ
るものである。
ここで、板ばね4は第4図及び第5図に示すよ
うに灰皿本体2の後板部2aを挾持するように屈
曲された取付部4aと、この取付部4aの後板部
2aの内面に密着する部分に連続して設けられて
吹いかけの煙草20を保持しうる保持用凹部4b
と、この保持用凹部4bのほぼ上方に位置するよ
うに連続的に設けられた当接部4cと、この当接
部4cに連続して設けられてその先端が灰皿本体
2の前板部2bに当接する揉み消し部4dとから
なる。この板ばね4は灰皿本体2の後板部2aと
前板部2bとの間に圧入されるようになつてお
り、揉み消し部4dの先端が前板部2bを外方向
に向つて押圧している。この揉み消し部4dには
煙草揉み消し用孔4e及び3辺に亘つての折り返
し部4fが形成されている。また、灰皿本体2の
後板部2aの後側には板ばね保持部2cが設けら
れており、板ばね4の取付部4aの端部が板ばね
保持部2cと後板部2aとの間に挿入されるよう
になつているので、板ばね4を密に保持できるよ
うに取付部4aの端部に多少の屈曲を与えてい
る。一方、板ばね4の当接部4cは、リツド3の
図示しない回動部より少し先端辺側の下面に幅方
向に亘つて突設されたリブ3aに当接するように
なつている。すなわち、リツド3の閉時には当接
部4cがリブ3aの先端側側面3bと当接してリ
ツド3を閉方向に付勢しており、リツドの開時に
は当接部4cがリブ3aの先端側面3cと当接し
てリツド3を開方向に付勢している。さらに本実
施例の板ばね4の取付部4aには灰皿本体2の後
板部2aの後方に突出するようにふらつき防止片
4gが設けられている。このふらつき防止片4g
は開時のリツド3の基端辺部3cの下面に当接し
てリツド3を閉方向に付勢するようになつてい
る。これにより、開時のリツド3は板ばね4の当
接部4cにより開方向に付勢されるとともにふら
つき防止片4gにより閉方向に付勢されることに
なり、開時のふらつきが防止される。なお、この
ふらつき防止片4gは必ずしも設ける必要はな
い。
本実施例のように、板ばね4に揉み消し部4d
を一体的に形成して揉み消し部4dの先端で灰皿
本体2の前板部2bを外方向に押圧してその振動
を防止することにより、リツド3と灰皿本体2と
の干渉を防止することができる。また、本実施例
ではこの揉み消し部4dの後方下部のデツトスペ
ースに煙草保持用凹部4bを設けるようにした。
なお、上記実施例では、煙草20を横方向より保
持用凹部4bに挿入して保持させることができ
る。
第6図には第2の実施例にかかる灰皿の斜視図
を示す。同図に示すように、本実施例では、板ば
ね4の取付部4a及び煙草保持用凹部4bを幅方
向に延設して煙草の保持部を拡大したものであ
る。これにより、煙草を保持用凹部4bに保持し
易くなり、且つ安定に保持できるようになる。
〈考案の効果〉 以上、実施例ととともに具体的に説明したよう
に、本考案によれば、スペース灰皿本体とリツド
との干渉による不快音発生が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例にかかる灰皿の
斜視図、第2図及び第3図はその断面図、第4図
及び第5図はその板ばねの斜視図、第6図は第2
の実施例にかかる灰皿の斜視図、第7図〜第9図
は従来技術にかかる灰皿を示す説明図である。 図面中、1は灰皿、2は灰皿本体、2aは前板
部、3はリツド、4は板ばね、4bは保持用凹
部、4cは揉み消し部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 灰皿本体上方開口部に設けられるとともにその
    下面にリブを突設したリツドと、上記灰皿本体の
    後板部に設けられ同後板部との間で上記リブを保
    持して同リブ近傍で上記リツドを回動させる板ば
    ねとを有する灰皿において、上記後板部を挟持す
    べく屈曲された取付部と、この取付部の上記後板
    部内面に密着する部分に連続して形成され上記リ
    ツドが上記回動する軸方向に沿う断面凹形状の煙
    草保持用の凹部と、この凹部のほぼ上方に存する
    ように屈曲形成された当接部と、この当接部に連
    続して形成されてその先端部が上記後板部に対向
    する上記灰皿本体の前板部を外方向へ押圧するよ
    うに延在する揉み消し部とが上記板ばねに設けら
    れ、上記リツド閉時には、上記後板部内面に密着
    する上記取付部の部分と上記当接部との間〓に存
    する上記リブが上記当接部を介してリツドの閉方
    向に回動付勢される一方、リツド開時には、上記
    回動付勢の力に抗して上記間〓から出た上記リブ
    先端面部が上記当接部に当接することによりリツ
    ドの開方向に付勢されるように構成したことを特
    徴とする灰皿の構造。
JP1987067377U 1987-05-07 1987-05-07 Expired JPH0443397Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987067377U JPH0443397Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JP1987067377U JPH0443397Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JPS63173850U JPS63173850U (ja) 1988-11-11
JPH0443397Y2 true JPH0443397Y2 (ja) 1992-10-14

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624899B2 (ja) * 1975-10-17 1981-06-09
JPS603756U (ja) * 1983-06-20 1985-01-11 ナショナル住宅産業株式会社 テ−プ貼り治具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595347Y2 (ja) * 1979-08-03 1984-02-17 富士重工業株式会社 車両用灰皿

Patent Citations (2)

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JPS5624899B2 (ja) * 1975-10-17 1981-06-09
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JPS63173850U (ja) 1988-11-11

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