JPH0443323A - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置の製造方法

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JPH0443323A
JPH0443323A JP2151978A JP15197890A JPH0443323A JP H0443323 A JPH0443323 A JP H0443323A JP 2151978 A JP2151978 A JP 2151978A JP 15197890 A JP15197890 A JP 15197890A JP H0443323 A JPH0443323 A JP H0443323A
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慎一郎 林
Eiji Fujii
英治 藤井
Koji Senda
耕司 千田
Fumiaki Emoto
文昭 江本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は液晶表示装置の製造方法に関する。
従来の技術 近年、液晶表示装置は、従来のCRT表示装置に代わっ
て小型、軽量、平板性が要求されるラップトツブパソコ
ン、あるいは、ビデオ一体型カメラ等の表示装置として
用いられている。
第4図および第5図は、そのような従来の液晶表示装置
の要部の一部断面図および平面構成ブロック図である。
これらの図において、41は石英基板、42sはソース
領域、42dはドレイン領域、42 iはチャネル領域
、43はゲート酸化膜、44はゲート電極、45はゲー
ト信号線、46は層間絶縁膜、47はソースコンタクト
、48はドレインコンタクト、49はソース信号線、5
0はポンディングパッド、52はコンタクト膜、53は
画素電極、54は保護膜、55は液晶配向膜、56は上
面ガラス板、57は共通電極、58は第二の液晶配向膜
、59はスペーサ、60は液晶、61は画素部、62は
垂直走査回路、63は水平走査回路を示す。
まず、第4図を参照して、石英基板41上に、ポリシリ
コン層によるトランジスタ領域を形成した後、熱酸化シ
リコン層を形成し、さらにその上に、ポリシリコン層を
形成し、ドライエツチングによりゲート電極44と第5
図に示すゲート信号線45とを形成する。
そして、ウェットエツチングによりチャネル領域42i
上に、ゲート酸化膜43を形成する。この後、トランジ
スタ領域上に、P+またはAs”をイオン注入し、n十
領域であるソース領域42sとドレイン領域42d及び
、チャネル領域42iを形成する。
次に、ソースコンタクト用窓とドレインコンタクト用窓
とを有する眉間絶縁膜46を、酸化シリコン(ノンドー
プドシリカガラスNon doped  5ilcaG
lass:以下、NSGと記す。)により形成した後、
アルミニウムーシリコン(A+!−8i)合金膜による
、ソースコンタクト47とドレインコンタクト48とを
形成すると同時に、第5図に示すソース信号線49とポ
ンディングパッド50とを形成する。
そして、クロム(Cr)等によるコンタクト膜52を形
成した後、酸化インジウム錫(Indiu■Tin  
0xide :以下、ITOと記す。)等の画素電極5
3を形成し、窒化シリコンによる保護膜54を形成する
このようにして、第5図に示すような画素部61、垂直
走査回路62と水平走査回路63が形成される。
その後、液晶工程において、画素部61上に液晶配向膜
55を形成し、ラビングする。一方、上面ガラス板56
上にはrTO#等の共通電極57を形成し、さらにその
上に第二の液晶配向膜58を形成し、ラビングした後、
この第2の液晶配向膜58の便を内面にして石英基板4
1と対向するように、第5図に示すような接着剤を兼ね
たスペーサ59を介して、接着する。
そして、液晶60を注入後封止して、液晶表示装置が製
造されていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の液晶表示装置の製造方法では、石英
基板が薄いと、液晶工程における液晶配向膜のラビング
や液晶注入工程の際に、基板の一部にヒビが入ったり、
割れたりすることがあり、その回避のため基板厚さは、
最小限として、1.1m+程度にしていた。
しかし、コスト削減を目的に既存の半導体生産ラインを
利用するために、石英基板41の厚さを、通常の半導体
集積回路製造に用いられるシリコンウェハと同形状、同
厚にする必要がでてきた。
この発明は上述に鑑み、液晶工程において発生する基板
のヒビ、割れを排除し、かつ、既存の半導体生産ライン
を利用することを可能とする、信頼性の高い液晶表示装
置の製造方法の提供を目的とする。
課題を解決するための手段 この発明は、基板の主面に薄膜トランジスタ(Th1n
  F iJs  Transistor :以下、T
PTと記す。)を製造する工程の終了後、前記基板の他
面に補強基板を接着してから液晶工程を行なう液晶表示
装置の製造方法である。
作用 この構成によって、液晶工程においては見かけ上基板の
厚さが増すので、液晶配向膜のラビングや液晶注入等の
工程で、基板に負荷がかかっても、基板の強度が十分あ
るので基板の一部にヒビが入ったり、割れたりすること
がなくなる。
実施例 以下、この発明を、5インチ径のシリコンウェハサイズ
と同様寸法の石英基板を用いた場合の実施例について、
図面を参照しながら説明する。
第1図(a)〜(0)は、この発明の一実施例における
液晶表示装置の製造方法を説明するための要部の工程順
断面図、第2図は同実施例で得られた液晶表示装置の画
素部の一部平面図、第3図は同実施例で得られた液晶表
示装置の等価回路構成図を示す。
第1図、第2図、第3図において、1は厚さ525μm
の5インチ径のウェハサイズの石英基板、2はトランジ
スタ領域、2sはソース領域、2dはトレイン領域、2
1はチャネル領域、3はゲート酸化膜、3′は熱酸化シ
リコン層、4はゲート電極、5はゲート信号線、6は層
間絶縁膜、7はソースコンタクト、7Wはソースコンタ
クト用窓、8はドレインコンタクト、8Wはドレインコ
ンタクト用窓、9はソース信号線、10はポンディング
パッド、11は酸化防止膜、12はコンタクト膜、13
は画素電極、14は保護膜、15は液晶配向膜、16は
上面ガラス板、17は共通電極、18は第二の液晶配向
膜、19はスペーサ、20は液晶、21は画素部、22
は垂直走査回路、23は水平走査回路、24は接着膜、
25は石英による補強基板である。
第1図を参照して説明すると、まず、同図(a)のよう
に、石英基板1の主面上に低圧CVD装置により、厚さ
0.2μm程度のポリシリコン層を形成し、フォトレジ
ストをマスクとしてのプラズマエツチング装置により、
トランジスタ領域2を形成する。
次に、第1図(b)のように、ソース領域2S、ドレイ
ン領域dとチャネル領域21を形成するために、熱酸化
により厚さ0.1μm程度の熱酸化シリコン層3′を形
成し、さらに、その上に、第1図(C)のように、低圧
CVD装置により厚さ0.3μm程度のポリシリコン層
を形成し、フォトレジストをマスクとしてのプラズマエ
ツチング装置により、ゲート電極4と第2図に示すゲー
ト信号線5とを形成する。
さらに、フォトレジストをマスクとしての反応性イオン
エツチング装置により、チャネル領域21上以外の熱酸
化シリコン層3′を除去し、第1図(d)のように、ゲ
ート酸化膜3を形成する。
そして、フォトレジストをマスクとしてトランジスタ領
域2上に、P+またはAs中をイオン注入し、第1図(
e)のように、n中領域のソース領域2sとドレイン領
域2dを形成し、それらの中間部にチャネル領域21を
残存する。
この後、常圧CVD装置により、厚さ1μm程度のNS
G層を形成し、フォトレジストをマスクとして、反応性
イオンエツチング装置により、第1図げ)のように、ソ
ースコンタクト用窓7Wとドレインコンタクト用窓8W
とを有する眉間絶縁膜6を形成する。
次に、DCバイアスバッタ装置により厚さ1μm程度の
Ae−S i合金層を形成し、フォトレジストをマスク
としてウェットエツチング装置により、第1図(g)の
ように、ソースコンタクト7、ドレインコンタクト8と
ソース信号線9を形成すると同時に、第3図に示すポン
ディングパッド10を形成する。
そして、画素電極13として、例えば、+TO等の酸化
膜を用いるために、第1図r11)のように、酸化膜の
作成時に、Ae−3i合金が酸化されないように、ソー
スコンタクト7およびソース信号線9上にはプラズマC
VD装置により、厚さ0.2μm程度の窒化シリコン層
を形成後、フォトレジストをマスクとしてウェットエツ
チング装置により、酸化防止膜11を形成する。
また、第1図(i)のようにドレインコンタクト8上に
は酸化されにくい金属、例えば、Cr膜やNi膜を、高
周波マグネトロンスパッタ装置により、厚さ0.2μm
程度形成した後、フォトレジストをマスクとしてウェッ
トエツチング装置により、コンタクト膜12を形成する
そして、高周波マクネトロンスパッタ装置により厚さ0
.1μm程度のITO膜を形成した後、第1図(j)の
ように、フォトレジストをマスクとしてウェットエツチ
ング装置により、画素電極13を形成する。
最後に、第1図(k)のように、スピンコード装置によ
り厚さ0.3 μm程度のSOG (Spin onG
 1ass )による保護膜14を形成する。
このようなCMOSプロセスにより、第2図に示すよう
な画素部21が形成されると同時に、周辺回路、いわゆ
る、駆動回路として、第3図中に示すような垂直走査回
路22と水平走査回路23とが形成され、これによって
、TPT工程を終了する。
ここで、液晶工程に入る前に、第1図(1)のように、
フォトレジストによる接着膜24が予めスプレー塗布し
である石英の補強基板25を、石英基板1の他面、すな
わち、素子の形成されていない面に、接着膜24を介し
て、一体成形する。このとき、石英の補強基板25は、
従来用いてきた基板厚さと同程度の厚さになるように、
たとえば、基板1が従来製品の約半分の厚さであれば、
同基板と同等の厚さのもを用いるように選択する。この
後、第1図(1)のように、液晶工程により画素部21
上に、ポリイミドによる液晶配向膜15を形成しラビン
グする。
一方、上面ガラス板16上には、第1図(n)のように
、ITO膜等の共通電極17を形成し、さらにその上に
、第二の液晶配向[18を形成してラビングした後、石
英基板1と対向するように、第3図に示すような接着剤
を兼ねたスペーサ19により、上面ガラス板16と石英
基板1とを接着する。そして、第1図(0)のように;
液晶20を注入後封止し、補強基板25を除去して、液
晶表示装置が製造される。
以上のように、この実施例によれば、既存の半導体生産
ラインを利用するために、石英基板厚が従来より半分程
度になっても、補強基板により強度が保たれるので、液
晶工程における液晶配向膜のラビングや液晶注入等の工
程で同基板に負荷がかかる際にも、基板の一部にヒビが
入ったり、割れたりすることが阻止できる。
なお、この実施例では接着膜として、半導体生産ライン
でよ(使用されるフォトレジストを用いたために基板の
透光性が劣化するので、液晶工程の最後で補強基板の除
去とともにフォトレジストを除去したが、透光性に優れ
る接着膜を用いれば、補強基板を除去しなくてもよく、
工程の削減になる。すなわち、液晶工程において補強基
板が接着されていれば、接着膜は何でもよい。
また、この実施例では補強基板を基板と同一材料の石英
とすることにより熱履歴時の膨張に対する接着力の強化
を図っているが他のものを用いてもよい。
さらに、この実施例ではゲート電極として、シングルゲ
ート構造を用いたがデュアルゲート構造のものも適用で
きる。TFTして、P+やAs”をイオン注入してソー
ス領域およびドレイン領域を形成したn型トランジスタ
を用いたが、B十をイオン注入してソース領域およびド
レイン領域を形成したn型トランジスタでもよい。
発明の効果 以上のようにこの発明によれば、基板の主面上に、TP
Tを製造する工程の終了後、前記基板の他面に補強基板
を接着してから液晶工程を行なうことにより、液晶工程
においては見かけ上基板の厚さが増すので、液晶配向膜
のラビングや液晶注入工程のように、基板に負荷がかか
る工程の際にも、同基板の強度が十分に保たれ、基板の
一部にヒビが入ったり、割れたりすることがな(なる。
したがって、これにより、諸工程での歩留まりが向上し
、信頼性の高い画像表示装置が製造でき、その実用的効
果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における液晶表示装置の製
造方法を説明するための要部の工程順断面図、第2図は
この発明の一実施例で形成された液晶表示装置の要部の
一部平面図、第3図はこの発明の一実施例で形成された
液晶表示装置の等価回路構成図、第4図は従来の液晶表
示装置の画素部の一部断面図、第5図は従来の液晶表示
装置の平面構成ブロック図である。 1・・・・・・石英基板、2・・・・・・トランジスタ
領域、2S・・・・・・ソース領域、2d・・・・・・
ドレイン領域、21・・・・・・チャネル領域、3・・
・・・・ゲート酸化膜、3°・・・・・・熱酸化シリコ
ン層、4・・・・・・ゲート電極、5・・・・・・ゲー
ト信号線、6・・・・・・層間絶縁膜、7・・・・・・
ソースコンタクト、7W・・・・・・ソースコンタクト
用窓、8・・・・・・ドレインコンタクト、8W・・・
・・・ドレインコンタクト用窓、9・・・・・・ソース
信号線、10・・・・・・ポンディングパッド、11・
・・・・・酸化防止膜、12・・・・・・コンタクト膜
、13・・・・・・画素電極、14・・・・・・保護膜
、15・・・・・・液晶配向膜、16・・・・・・上面
ガラス板、17・・・・・・共通電極、18・・・・・
・第二の液晶配向膜、19・・・・・・スペーサ、20
・・・・・・液晶、21・・・・・・画素部、22・・
・・・・垂直走査回路、23・・・・・・水平走査回路
、24・・・・・・接着膜、25・・・・・・補強基板
。 代理人の氏名 弁理士 粟野重量 ほか1名第1図 蒋4順 16  上面が゛う7硫 7617共通電硲 ・  l? 箪zLf)#&紅閘順 O 液晶 弔 図 第 図 弁シ 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板の主面上に、薄膜トランジスタを製造する工
    程の終了後、前記基板の他面に補強基板を接着して液晶
    工程を行なうことを特徴とする液晶表示装置の製造方法
  2. (2)補強基板が基板と同一材料であることを特徴とす
    る請求項(1)記載の液晶表示装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000038714A (ko) * 1998-12-08 2000-07-05 윤종용 액정표시 장치 제조방법
JP2012230207A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Nitto Denko Corp 光学積層体の製造方法

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