JPH044275Y2 - - Google Patents

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JPH044275Y2
JPH044275Y2 JP20461585U JP20461585U JPH044275Y2 JP H044275 Y2 JPH044275 Y2 JP H044275Y2 JP 20461585 U JP20461585 U JP 20461585U JP 20461585 U JP20461585 U JP 20461585U JP H044275 Y2 JPH044275 Y2 JP H044275Y2
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power supply
microcomputer
voltage
power
self
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マイクロコンピユータの電源ライン
電圧を自身が出力する電源自己保持指令信号によ
つて自己保持するようにしたマイクロコンピユー
タの電源自己保持回路に関する。
[従来技術] 近年、例えば自動車においては、ヘツドラン
プ、ワイパ、ターンシグナルランプ等の自動車用
負荷をマイクロコンピユータによつて制御するこ
とが広く行なわれるようになつてきた。このよう
に自動車用負荷の制御のためにマイクロコンピユ
ータを採用するに当たつては、その制御が終了し
たときにマイクロコンピユータの電源をしや断す
ることにより電源バツテリの無用な消耗を抑制す
る必要性があり、特に斯様な必要性はマイクロコ
ンピユータとして低価格ではあるが消費電力が比
較的大きいnチヤネルMOS・ICを使用するとき
等に重要となる。この場合、上記自動車用負荷を
動作させるためにモーメンタリ形の操作スイツチ
を使用するときには、従来より、操作スイツチの
操作に応じてマイクロコンピユータの電源を確立
すると共に、その操作に応じた自動車用負荷の動
作終了までの期間だけマイクロコンピユータから
の電源自己保持指令信号によつて自身の電源を自
己保持する構成とし、以てマイクロコンピユータ
による制御が終了したときにその電源をしや断す
ることが行なわれている。
ところが、マイクロコンピユータの電源ライン
とアースラインとの間には、外来ノイズ及び瞬時
停電による誤動作を防止するため等の目的で多数
のコンデンサが接続されるのが通常であるため、
前述のようにマイクロコンピユータの電源がしや
断された後においても、その電源ラインの電圧は
直ちに零レベルに低下せず上記コンデンサによる
時定数に応じた速度で徐々に低下することにな
る。しかるに、マイクロコンピユータにあって
は、その電源電圧が所定の動作電圧未満に下がる
過程で誤動作することが往々にしてあり、特に前
記電源自己保持指令信号が誤って出力された場合
には、マイクロコンピユータの電源の再投入及び
しや断動作が反復して行なわれることがあり、こ
の点が未解決の課題となつていた。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、マイクロコンピユータの電源の
自己保持を解除するときに、その電源しや断を確
実に行なうことができるマイクロコンピユータの
電源自己保持回路を提供するにある。
[考案の要約] 本考案は上記目的を達成するために、動作状態
で電源からの出力を制御用電源回路を介してマイ
クロコンピユータの電源ラインに与えるスイツチ
ング手段、及び前記マイクロコンピユータからの
電源自己保持指令信号によりオンされてそのオン
状態で前記電源ラインの出力電圧を前記スイツチ
ング手段に与えてこれを動作させるスイツチング
素子を夫々設けると共に、一定レベルの電圧を発
生して前記電源ラインから前記スイツチング手段
に与えられる電圧信号のレベルを上記発生電圧に
応じた分だけ引下げる電圧発生手段を設ける構成
としたものであり、これによつて電源ラインの電
圧が低下したときにはマイクロコンピユータから
電源自己保持指令信号が出力されたとしても前記
スイツチング手段が動作されないようにしたもの
である。
[実施例] 以下、本考案の第1の実施例について第1図及
び第2図を参照しながら説明する。
第1図において、1は自動車の電源をなすバツ
テリで、そのマイナス端子側がアースされている
と共に、プラス端子側が後述するスイツチング手
段2及び例えば所謂三端子レギユレータから成る
制御用電源回路3を介して電源ライン4に接続さ
れている。尚、上記電源ライン4とアース端子と
の間には、外来ノイズ及び瞬時停電による誤動作
を防止するためのコンデンサ5,6が接続されて
いる。
7は自動車用負荷(図示せず)を制御するため
に設けられたマイクロコンピユータで、これは前
記電源ライン4から給電されるようになつてお
り、その給電状態では図示しない操作スイツチか
らの入力信号及び予め記憶した制御用プログラム
に基いて上記自動車負荷の駆動を制御するように
なつている。特に、マイクロコンピユータ7の上
記制御用プログラムには、その電源が一旦確立さ
れた後には出力ポートPijからローレベル信号よ
り成る電源自己保持指令信号Shを出力すると共
に、その電源自己保持指令信号Shの出力状態を
電源保持が不要となるまで継続するルーチンが組
込まれており、第2図にはそのルーチン部分のフ
ローチヤートを示す。
8はスイツチング素子たる例えばPNP形のト
ランジスタで、そのエミツタ・ベース間に抵抗9
が接続されている。また、トランジスタ8にあつ
ては、そのエミツタが電源ライン4に接続され且
つベースが抵抗10を介してマイクロコンピユー
タ7の出力ポートPijに接続されていると共に、
コレクタが前記スイツチング手段2が有する
NPN形のトランジスタ11のベース(スイツチ
ング手段2の動作指令端子に相当)に抵抗12を
介して接続されている。さて、スイツチング手段
2は、上記トランジスタ11の他にPNP形のト
ランジスタ13を有し、このトランジスタ13の
エミツタ・コレクタ間を前記バツテリ1のプラス
側端子と制御用電源回路3との間に介在させてい
る。また、上記各トランジスタ11及び13の各
エミツタ・ベース間には抵抗14及び15が夫々
接続されていると共に、トランジスタ13のベー
スが抵抗16を介してトランジスタ11のコレク
タに接続されており、さらにトランジスタ11の
エミツタが電圧発生手段17を介してアースされ
ている。この電圧発生手段17は、トランジスタ
11のエミツタとアース端子との間に例えば複数
個のダイオード18を順方向に直列接続して成る
ものであり、その順方向電圧降下分に応じた一定
電圧Vfを発生して、トランジスタ11のエミツ
タ電位を発生電圧Vfだけ持ち上げるように機能
する。一方、19はモーメンタリ形スイツチより
成る起動スイツチで、これはバツテリ1のプラス
側端子とトランジスタ8のコレクタとの間に接続
されている。尚、この起動スイツチ19は、前記
図示しない操作スイツチに連動する接点を利用し
て構成するようにしても良い。
次に上記構成の作用について説明する。今、マ
イクロコンピユータ7の電源がしゃ断された状
態、即ちスイツチング手段2内のトランジスタ1
3がオフされて制御用電源回路3が動作停止され
た状態から、モーメンタリ形の起動スイツチ19
がオン操作されると、そのオンに応じてトランジ
スタ11及び13が順次オンされるため、制御用
電源回路3がバツテリ1から電源供給されて動作
するようになり、これに応じて電源ライン4に直
流定電圧が出力され、以てマイクロコンピユータ
7の電源が投入される。すると、マイクロコンピ
ユータ7が出力ポートPijからローレベル信号よ
り成る電源自己保持指令信号Shを出力するよう
になるめ、その電源自己保持指令信号Shを受け
たトランジスタ8がオンするようになり、電源ラ
イン4の出力電圧がそのトランジスタ8及び抵抗
12を介してトランジスタ11のベースに与えら
れるようになる。従つて、起動スイツチ19がオ
フされた後においても、スイツチング回路2の動
作状態(トランジスタ11,13がオンした状
態)が電源自己保持指令信号Shによつて継続さ
れるようになり、以てマイクロコンピユータ7が
自身の電源を自己保持するようになる。この後、
自動車用負荷の動作が終了する等電源保持が不要
となつてマイクロコンピユータ7が電源自己保持
指令信号Shの出力を停止すると、これに伴うト
ランジスタ8のオフに応じてトランジスタ11,
13が順次オフされるため制御用電源回路3の動
作が停止され、以てマイクロコンピユータ7の電
源しゃ断動作が行なわれる。しかして、この場合
には、電源ライン4にコンデンサ5,6が接続さ
れているので、マイクロコンピユータ7の電源電
圧は、直ちに低下せず上記コンデンサ5,6によ
る時定数に応じた速度で徐々に低下するようにな
る。そして、このように電源電圧が徐々に低下す
る過程で、その電源電圧がマイクロコンピユータ
の動作電圧Vaより低くなると、マイクロコンピ
ユータ7が誤動作してこれから本来出力されては
いけない電源自己保持指令信号Shが出力される
ことがあり、この場合には、トランジスタ8がオ
ンされて電源ライン4の出力電圧がスイツチング
手段2内のトランジスタ11のベースに与えられ
る。しかるに、この場合には、トランジスタ11
のエミツタ電位が電圧発生手段17の発生電圧
Vfだけ持上げられるようになるが、本実施例に
おいては、上記電圧発生手段17による発生電圧
Vfを、上記トランジスタ8を介してトランジス
タ11のベースに与えられる電圧(電源ライン4
の出力電圧)がマイクロコンピユータ7の前記動
作電圧Vaより低くなつた状態でそのトランジス
タ11がオンしない電圧に設定する構成としてい
る。従つて、マイクロコンピユータ7から電源自
己保持指令信号Shが誤つて出力されたとしても、
スイツチング手段2が動作せず、以てマイクロコ
ンピユータ7の電源が再投入されてしまうことが
なくなるものであり、これにて電源自己保持信号
Shが出力停止されたときにマイクロコンピユー
タ7の電源自己保持状態が確実に解除されるよう
になる。
尚、本考案の第2の実施例を示す第3図のよう
に、起動スイツチ19をトランジスタ11のコレ
クタとアース端子との間に接続しても上記第1の
実施例と同様の作用が得られるものである。
また、上記実施例では電圧発生手段17をダイ
オード18により構成するようにしたが、これに
限らず、例えば定電圧ダイオード或は抵抗等を用
いて電圧発生手段を構成しても良いことは勿論で
ある。
[考案の効果] 本考案によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、マイクロコンピユータの電源ライン電圧を
自身が出力する電源自己保持指令信号によつて自
己保持するようにしたマイクロコンピユータの電
源自己保持回路において、上記マイクロコンピユ
ータの電源の自己保持を解除するときに、その電
源しゃ断を確実に行なうことができるという実用
的な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第1の実施例を示
すもので、第1図は結線図、第2図はマイクロコ
ンピユータの制御用プログラムの要部を示すフロ
ーチヤートである。また、第3図は本考案の第2
の実施例を示す第1図相当図である。 図中、1はバツテリ(電源)2はスイツチング
手段、3は制御用電源回路、4は電源ライン、
5,6はコンデンサ、7はマイクロコンピユー
タ、8はトランジスタ(スイツチング手段)、1
1,13はトランジスタ、17は電圧発生手段、
18はダイオード、19は起動スイツチを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動作指令端子に対して所定レベル以上の電圧信
    号が与えられたときに動作するように設けられそ
    の動作状態で電源からの出力を制御用電源回路を
    介してマイクロコンピユータの電源ラインに与え
    るスイツチング手段と、前記マイクロコンピユー
    タからの電源自己保持指令信号を受けたときにオ
    ンされてそのオン状態で前記電源ラインの出力電
    圧を前記スイツチング手段の動作指令端子に与え
    るスイツチング素子と、一定レベルの電圧を発生
    するように設けられ前記電源ラインから前記スイ
    ツチング手段に与えられる電圧信号のレベルを上
    記発生電圧に応じた分だけ引下げる電圧発生手段
    とを具備して成るマイクロコンピユータの電源自
    己保持回路。
JP20461585U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH044275Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20461585U JPH044275Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20461585U JPH044275Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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Publication Number Publication Date
JPS62112729U JPS62112729U (ja) 1987-07-17
JPH044275Y2 true JPH044275Y2 (ja) 1992-02-07

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