JP2003199334A - 電源回路及び電力供給方法 - Google Patents

電源回路及び電力供給方法

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JP2003199334A
JP2003199334A JP2001395899A JP2001395899A JP2003199334A JP 2003199334 A JP2003199334 A JP 2003199334A JP 2001395899 A JP2001395899 A JP 2001395899A JP 2001395899 A JP2001395899 A JP 2001395899A JP 2003199334 A JP2003199334 A JP 2003199334A
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Takeshi Kitaguchi
剛士 北口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で安価な電源回路を提供する。 【解決手段】12Vバッテリ電源Vbat はツェナーダイ
オードZD1により5Vに降圧され、FET1を介して
WDT14、CPU16及び周辺回路17〜19に供給
される。WDT14のリセット信号によりCPU16が
起動されPWM制御が開始されると、CPU16は、出
力電圧をAD変換してモニタし、これを参照電圧である
ツェナーダイオードZD1の出力電圧と比較し、操作P
WM制御量を算出し、これよりPWM制御信号を生成す
る。生成した信号はトランジスタTr1に出力し、これ
により生成されたスイッチング信号がトランジスタTr
2に印加され、PWM制御による5V電源電圧の生成が
開始される。またこの時、CPU16はFET1をオフ
にする。その結果信号処理回路15の電源電圧は、電力
供給回路13でPWM制御により生成された電源に切り
換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の制御回路に
電力を供給する電源回路であって、特に構成が簡単で安
価な電源回路及び制御回路に対して簡単な構成で安価に
電力を供給する電力供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の信号処理技術及び半導体技術の進
展により、パーソナルコンピュータなどの計算機装置の
小型化、高性能化及び低価格化が急速に進んでおり、ま
た一方で、たとえば家電製品や自動車などの種々の製品
において、電子制御回路(電子制御ユニット(EC
U))による制御が行われるようになってきている。
【0003】このような組み込み型の電子制御回路の具
体的な一例である自動車に搭載される電子制御回路を図
2に示す。図2に示すように、この電子制御回路90
は、電源回路91と、信号処理回路92とを有し、信号
処理回路92は、さらにCPU93とその周辺回路94
〜96を有する。電源回路91は、バッテリから供給さ
れる12V直流電源を、信号処理回路92が動作する例
えば5Vあるいは3.3Vの電源に変換し信号処理回路
92に供給する回路であり、電源ICなどにより構成さ
れる。信号処理回路91のCPU93は、予め設定され
たプログラムに従って例えばエンジン制御や電装品の制
御を行う制御部である。また、周辺回路94〜96は、
メモリあるいは図示せぬセンサあるいはアクチュエータ
とのインターフェイスなどを含む回路である。
【0004】このように、組み込み型の電子制御回路に
おいては、組み込まれる装置・機器に供給されている電
源をそのまま使用できることは少なく、図2に示すよう
に、信号処理回路の他に、供給される電圧を信号処理回
路の動作電圧に変換する電源回路が必要となる場合がほ
とんどである。このような構成は、パーソナルコンピュ
ータなどの計算機装置においても基本的に同じである。
計算機装置の場合には、商用AC電源を信号処理回路の
動作電圧に変換する電源回路が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
計算機装置あるいは電子制御回路(これらを総称して単
に制御回路と言う場合もある)においては、構成をより
簡単にし小型化およびコストの削減を図りたいという要
望がある。しかしながら、前述したような従来の制御回
路においては、信号処理回路と電源回路とが全く独立し
た回路構成として設けられているため、回路規模が大き
く、部品点数も多くコストも高くなるという問題があ
る。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、本発明の目的は、制御回路に適用して
好適な、より簡単な構成で安価な電源回路を提供するこ
とにある。また、本発明の他の目的は、より簡単な構成
で安価に制御回路に対して電力を供給することのできる
電力供給方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点によれば、本発明の電源回路
は、第1の電圧の直流入力より第2の電圧の直流出力を
生成し、当該第2の電圧の直流出力を制御回路を含む所
望の電気回路に供給する電源回路であって、前記第1の
電圧の直流入力を第2の電圧に変換する電圧変換回路
と、前記変換された第2の電圧に基づいて起動され、前
記第1の電圧の直流入力より前記第2の電圧の直流出力
を生成するための電圧制御信号を生成する制御回路と、
前記生成された電圧制御信号に基づいて、前記第1の電
圧の直流入力より前記第2の電圧の直流出力を生成し、
前記制御回路を含む電気回路に供給する電力供給回路と
を有し、前記制御回路は、前記電圧変換回路において変
換された第2の電圧により起動された後所定時間経過し
た後は、前記電力供給回路より供給される第2の電圧の
直流出力に基づいて駆動される(請求項1)。
【0008】このような構成の電源回路においては、ま
ずは簡単な構成の電圧変換回路において変換した電圧で
信号処理回路の主たる処理部である制御回路を直ちに立
ち上げ、たとえばパワオンリセットなどの初期プログラ
ムを稼動させることにより、電力供給回路に対する制御
系の起動を行う。すなわち、制御回路内において電圧制
御信号の生成処理を開始する。そして、初期プログラム
の起動後所定時間が経過し回路動作が落ち着いた頃に、
制御回路に供給される電源そ電圧変換回路から電力供給
回路に切り換えるとともに、回路全体へ電力供給回路か
らの電力の供給を開始する。
【0009】これに限られるものではないが、好適には
前記制御回路は、前記電力供給回路より供給される直流
出力の電圧を検出し、当該検出結果に基づいて、パルス
幅変調(PWM)により当該供給される直流出力の電圧
を前記第2の電圧に保持するためのPWM制御信号を生
成し、前記電力供給回路は、前記生成されたPWM制御
信号に基づいて、前記第1の電圧の直流入力をパルス幅
変調(PWM)し、前記第2の電圧の直流出力を生成す
る(請求項2)。前記電力供給回路は、具体的な構成例
として、前記生成されたPWM制御信号に基づいてスイ
ッチング信号を生成する第1のスイッチング素子と、前
記生成されたスイッチング信号に基づいて、第1の電圧
の直流入力を前記直流出力として出力段に印加する第2
のスイッチング素子とを有する(請求項3)。また、前
記電圧変換回路は、より具体的な構成の例として、前記
第2の電圧を降伏電圧とするツェナーダイオードを有す
る(請求項4)。そして、この場合、好適には、前記制
御回路は、前記ツェナーダイオードの端子電圧を基準信
号として、前記パルス幅変調(PWM)により前記供給
される直流出力の電圧を前記第2の電圧に保持するため
のPWM制御信号を生成する(請求項5)。
【0010】また、好適には、前記電圧変換回路は、前
記変換された第2の電圧の直流入力を前記制御回路に印
加するか否かを選択するスイッチング素子を有し、初期
状態においては当該スイッチング素子を介して前記第2
の電圧に変換された直流入力を前記制御回路に印加し、
前記制御回路において前記電圧制御信号の生成が可能と
なった後は、当該スイッチング素子により前記変換した
第2の電圧の前記制御回路への印加を停止する(請求項
6)。また、好適には、本発明に係る電源回路におい
て、前記制御回路は、半導体集積回路として構成される
(請求項7)。
【0011】また、本発明の第2の観点によれば、本発
明に係る電力供給方法は、第1の電圧の直流入力より第
2の電圧の直流出力を生成し、当該第2の電圧の直流出
力を制御回路を含む所望の電気回路に供給する電源供給
方法であって、前記第1の電圧の直流入力を第2の電圧
に変換し、前記変換された第2の電圧に基づいて制御回
路を起動し、当該制御回路において、前記第1の電圧の
直流入力より前記第2の電圧の直流出力を生成するため
の電圧制御信号を生成し、前記生成された電圧制御信号
に基づいてを電力供給回路を駆動し、前記第1の電圧の
直流入力より前記第2の電圧の直流出力を生成し、前記
生成された第2の電圧の直流出力を所望の電気回路に供
給するとともに、前記変換されて印加されている直流入
力に代わって、前記制御回路に印加する(請求項8)。
【0012】好適には、前記電圧制御信号の生成は、前
記電力供給回路において生成した直流出力の電圧を検出
し、当該検出結果に基づいて、パルス幅変調(PWM)
により当該供給される直流出力の電圧を前記第2の電圧
に保持するためのPWM制御信号を生成し、前記電力供
給回路における直流出力の生成は、前記生成されたPW
M制御信号に基づいて、前記第1の電圧の直流入力をパ
ルス幅変調(PWM)し、前記第2の電圧の直流出力を
生成する(請求項9)。また好適には、本発明に係る電
力供給方法は、記制御回路において前記電圧制御信号の
生成が可能となったら、前記変換した第2の電圧の前記
制御回路への印加を停止し、前記生成した直流出力の前
記供給を開始する(請求項10)。
【0013】
【発明の効果】請求項1〜9に記載の発明によれば、電
源回路を制御回路に対する簡単なスイッチング素子等の
追加により構成することができ、すなわち電源回路のた
めの別個の半導体素子などを必要とせず、より簡単な構
成で安価な電源回路を提供することができる。そして、
特に請求項2に記載の電源回路によれば、PWMにより
適切に制御された電源を供給することができる。また、
請求項3に記載の電源回路によれば、電力供給回路の構
成を簡単にすることができる。
【0014】また、請求項4に記載の電源回路によれ
ば、電圧変換回路の構成を簡単にすることができる。ま
た、請求項5に記載の電源回路によれば、PWM制御す
る際の基準電圧を簡単な構成により得ることができる。
また、請求項6に記載の電源回路によれば、電圧変換回
路からの電力供給と電力供給回路からの電力供給を確実
に切り換えて適切に電源を供給することができる。ま
た、請求項7に記載の電源回路によれば、より部品点数
を少なく構成を簡単にすることができる。
【0015】また、請求項8〜10に記載の発明によれ
ば、制御回路に対して簡単な回路の追加により安価に電
力を供給することのできる電力供給方法を提供すること
ができる。そして特に請求項9に記載の電力供給方法に
よれば、PWMにより適切に制御された電力を供給する
ことができる。また、請求項10に記載の電力供給方法
によれば、電力供給素の回路の切り換えを確実に行い適
切に電源を供給することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図1を参照して説明する。本実施の形態において
は、自動車に搭載されてエンジン制御や電装品の制御な
どに用いられる電子制御ユニット(ECU)を例示して
本発明を説明する。
【0017】図1は、その電子制御ユニット10の構成
を示す回路図である。電子制御ユニット10は、電源回
路11及び信号処理回路15を有する。そして、電源回
路11は、専用の構成部として電圧変換回路12、電力
供給回路13及びウォッチドッグタイマ(WDT)14
を有し、これに加えて信号処理回路15のCPU16に
おける電圧制御処理の機能を用いて構成される。また、
信号処理回路15は、CPU16および周辺回路17〜
19を有する。
【0018】まず、電子制御ユニット10の各部の構成
について説明する。電圧変換回路12は、抵抗R1,R
2、ツェナーダイオードZD1及びFET1が図示のご
とく接続された構成である。ここで、ツェナーダイオー
ドZD1は降伏電圧が5Vである。このような電圧変換
回路12においては、自動車のバッテリから供給される
12Vの直流入力Vbatは、ツェナーダイオードZD
1により5Vに降圧されて(a点)FET1に印加され
る。P−MOS型のFET1は、ゲート電位がロー
(L)レベルの時にはソースードレイン間が導通状態
(オン状態)となり、ゲート電位がハイ(H)レベルの
時には遮断状態(オフ状態)となる。従って、電子制御
ユニット10に電源を投入した直後でFET1のゲート
が抵抗R2を介して接地レベル(Lレベル)に引っ張ら
れている時あるいはCPU16のポート出力によりFE
T1のゲートがLレベルとなっている時には、FET1
のソースに印加された5Vの電圧が、CPU16および
信号処理回路15に対して電源電圧として供給される。
そして、CPU16のポート出力がHレベルとされた時
に、このFET1からの電源の供給は行われなくなる。
【0019】電力供給回路13は、PWM制御により1
2Vの直流入力から5Vの直流出力を生成する回路であ
り、抵抗R3〜R6、第1及び第2のトランジスタTr
1,Tr2及びコンデンサC1,C2が図示のごとく接
続された構成である。このような電力供給回路13にお
いては、CPU16から出力されるPWM制御信号が第
1のトランジスタTr1のベースに印加され、これによ
り第1のトランジスタTr1がオン/オフされて第2の
トランジスタTr2のベースに印加されるPWMスイッ
チング信号もオン/オフされる。その結果、第2のトラ
ンジスタTr2のエミッタ入力となっている12V直流
入力が、CPU16より出力されるPWM制御信号によ
り制御されている所定の期間だけコンデンサC2側
(c、d点)の出力段に印加され、信号処理回路15に
対する電源電圧(b、d点電圧)が実効値5Vに維持さ
れる。
【0020】ウォッチドッグタイマ14は、CPU16
に対する電源入力(b点電圧)が5Vになったことを検
知して、CPU16に対してリセット信号を印加する。
これにより、CPU16においてはパワーオンリセット
処理が開始され、PWM制御処理が開始される。
【0021】電源回路11としてのCPU16は、PW
M制御処理を行い電源電圧を5Vに維持するためのPW
M制御信号を出力する。すなわち、基準電圧(Vre
f)であるツェナーダイオードZD1の出力電圧を参照
して、生成している電源電圧値、すなわち第2のトラン
ジスタTr2の出力電圧(c点電圧)が5Vに維持され
るように、第2のトランジスタTr2をオン状態として
12V直流入力を有効にする割合すなわちデューティ比
を調整する。そして、その調整結果に従ったデューティ
比のPWM制御信号を、抵抗R4を介して第2のトラン
ジスタTr2に印加する。なおCPU16は、ウォッチ
ドッグタイマ14よりリセット信号が入力されることに
よりパワーオンリセット処理が開始され、このリセット
処理の終了時にPWM制御処理が起動されることとな
る。なお、デューティ比の初期値は例えば42%であ
る。
【0022】また、信号処理回路15としてのCPU1
6は、自動車の所望の電装部分の制御を行う中央演算処
理手段である。すなわち、リセット処理の終了とともに
予め設定されている所定の処理プログラムが起動され、
これにより、所望の制御処理が開始される。
【0023】周辺回路17〜19は、CPU16が所望
の処理を行う場合に使用する周辺回路であって、メモリ
や、センサ、アクチュエータなどである。
【0024】次に、このような構成の電子制御ユニット
10の動作について説明する。まず、たとえば図示せぬ
イグニッションスイッチがオンされるなどして、自動車
のバッテリ電源Vbat が投入されると、電圧変換回路1
2のツェナーダイオードZD1によりa点の電位は5V
にクランプされる。FET1のゲートは抵抗R2を介し
て接地されているので、FET1はオンとなり、これに
より5Vの電源電圧が、ウォッチドッグタイマ14、C
PU16及び周辺回路17〜19の負荷側に供給され
る。このとき第1のトランジスタTr1及び第2のトラ
ンジスタTr2はオフであり、PWM制御は開始されて
いない。
【0025】ウォッチドックタイマ14へ電源電圧が供
給されることで、ウォッチドッグタイマ14が出力する
リセット信号によりCPU16が起動し、PWM制御が
開始されると、CPU16はまず出力電圧のモニタを開
始する。出力電圧(d点電圧=c点電圧)は、図示のご
とくAD端子に入力されているので、これをAD変換
し、これを参照電圧(Vref)であるツェナーダイオ
ードZD1の出力電圧と比較することにより、操作PW
M制御量すなわち操作デューティー比を算出し、これに
基づいてPWM制御信号を生成して第1のトランジスタ
Tr1に出力する。この、PWM制御信号の出力を開始
すると同時に、CPU16はポート出力1をHレベルと
し、FET1をオフにする。これにより、ツェナーダイ
オードZD1により5Vに変換された電圧はFET1に
より遮断される。その結果、CPU16の電源電圧は、
電圧変換回路12で変換された電源から、電力供給回路
13においてPWM制御により生成された電源に切り換
えられる。
【0026】このように、本実施の形態の電子制御ユニ
ット10においては、電子制御ユニット10の本来の信
号処理を行うためのCPU16を用いて、電源電圧の制
御のためのPWM制御を行っている。したがって、電源
回路11に電源ICなどのCPUを使用する必要がなく
なり、部品点数、電源回路11の回路規模が大幅に小さ
くなる。すなわち、電源ICの代わりに2個のトランジ
スタと1個のツェナーダイオード、数個の抵抗を追加す
るだけで5V電源を生成することができ、コストを低く
抑えることができる。また、電源生成用のPWMデュー
ティの指令値をモニタすることで特別な回路を付加する
ことなく電流モニタも可能となる。
【0027】また、定常起動状態では、CPUはAD変
換による電圧のモニタとPWMデューティ指令値(PW
M制御信号)に基づく電流モニタとにより、回路消費電
力の計算を行うことができる。従って、消費電力が定格
値を越える場合には、必要に応じて周辺回路の動作を制
限するなどの制御も可能となり、決め細やかな電力制御
を行うことができる。また、従来は、電圧レベルの低下
で回路異常を検知していたが、本実施の形態の電子制御
ユニット10においては、電圧レベルの低下が無くとも
過電流で異常を検知することができる。したがって、で
いち早くフエール処理を行うことができる。
【0028】なお、本実施の形態は、本発明の理解を容
易にするために記載されたものであって本発明を何ら限
定するものではない。本実施の形態に開示された各要素
は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等
物をも含み、また、任意好適な種々の改変が可能であ
る。たとえば、本実施の形態の電子制御ユニット10に
おける電源回路11の詳細な回路構成などはこれに限ら
れるものではなく、任意の回路構成としてよい。また、
電子制御ユニット10の適用範囲は、自動車であればエ
ンジン制御から電装品の制御まで、任意の電気回路の制
御に適用可能である。また、自動車用の電子制御ユニッ
トに限られるものではなく、マイコンなどの汎用計算機
や、家電品など、任意の電気装置に対して適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の電源装置の一実施の形態の電
子制御ユニットの構成を示す回路図である。
【図2】図2は、従来の電子制御ユニットの構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
10…電子制御ユニット 11…電源回路 12…電圧変換回路 13…電力供給回路 14…ウォッチドッグタイマ 15…信号処理回路 16…CPU 17〜19…周辺回路 90…電子制御回路 91…電源回路 92…信号処理回路 93…CPU 94〜96…周辺回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電圧の直流入力より第2の電圧の直
    流出力を生成し、当該第2の電圧の直流出力を制御回路
    を含む所望の電気回路に供給する電源回路であって、 前記第1の電圧の直流入力を第2の電圧に変換する電圧
    変換回路と、 前記変換された第2の電圧に基づいて起動され、前記第
    1の電圧の直流入力より前記第2の電圧の直流出力を生
    成するための電圧制御信号を生成する制御回路と、 前記生成された電圧制御信号に基づいて、前記第1の電
    圧の直流入力より前記第2の電圧の直流出力を生成し、
    前記制御回路を含む電気回路に供給する電力供給回路と
    を有し、 前記制御回路は、前記電圧変換回路において変換された
    第2の電圧により起動され前記電圧制御信号の生成が可
    能となった後は、前記電力供給回路より供給される第2
    の電圧の直流出力に基づいて駆動される電源回路。
  2. 【請求項2】前記制御回路は、前記電力供給回路より供
    給される直流出力の電圧を検出し、当該検出結果に基づ
    いて、パルス幅変調(PWM)により当該供給される直
    流出力の電圧を前記第2の電圧に保持するためのPWM
    制御信号を生成し、 前記電力供給回路は、前記生成されたPWM制御信号に
    基づいて、前記第1の電圧の直流入力をパルス幅変調
    (PWM)し、前記第2の電圧の直流出力を生成する請
    求項1に記載の電源回路。
  3. 【請求項3】前記電力供給回路は、 前記生成されたPWM制御信号に基づいてスイッチング
    信号を生成する第1のスイッチング素子と、 前記生成されたスイッチング信号に基づいて、前記第1
    の電圧の直流入力を前記直流出力として出力段に印加す
    る第2のスイッチング素子とを有する請求項2に記載の
    電源回路。
  4. 【請求項4】前記電圧変換回路は、前記第2の電圧を降
    伏電圧とするツェナーダイオードを有する請求項2また
    は3に記載の電源回路。
  5. 【請求項5】前記制御回路は、前記ツェナーダイオード
    の端子電圧を基準信号として、前記パルス幅変調(PW
    M)により前記供給される直流出力の電圧を前記第2の
    電圧に保持するためのPWM制御信号を生成する請求項
    4に記載の電源回路。
  6. 【請求項6】前記電圧変換回路は、前記変換された第2
    の電圧の直流入力を前記制御回路に印加するか否かを選
    択するスイッチング素子を有し、初期状態においては当
    該スイッチング素子を介して前記第2の電圧に変換され
    た直流入力を前記制御回路に印加し、前記制御回路にお
    いて前記電圧制御信号の生成が可能となった後は、当該
    スイッチング素子により前記変換した第2の電圧の前記
    制御回路への印加を停止する請求項1〜5のいずれかに
    記載の電源回路。
  7. 【請求項7】前記制御回路は、半導体集積回路として構
    成される請求項1〜6のいずれかに記載の電源回路。
  8. 【請求項8】第1の電圧の直流入力より第2の電圧の直
    流出力を生成し、当該第2の電圧の直流出力を制御回路
    を含む所望の電気回路に供給する電源供給方法であっ
    て、 前記第1の電圧の直流入力を第2の電圧に変換し、 前記変換された第2の電圧に基づいて制御回路を起動
    し、 当該制御回路において、前記第1の電圧の直流入力より
    前記第2の電圧の直流出力を生成するための電圧制御信
    号を生成し、 前記生成された電圧制御信号に基づいてを電力供給回路
    を駆動し、前記第1の電圧の直流入力より前記第2の電
    圧の直流出力を生成し、 前記生成された第2の電圧の直流出力を所望の電気回路
    に供給するとともに、前記変換されて印加されている直
    流入力に代わって、前記制御回路に印加する電力供給方
    法。
  9. 【請求項9】前記電圧制御信号の生成は、前記電力供給
    回路において生成した直流出力の電圧を検出し、当該検
    出結果に基づいて、パルス幅変調(PWM)により当該
    供給される直流出力の電圧を前記第2の電圧に保持する
    ためのPWM制御信号を生成し、 前記電力供給回路における直流出力の生成は、前記生成
    されたPWM制御信号に基づいて、前記第1の電圧の直
    流入力をパルス幅変調(PWM)し、前記第2の電圧の
    直流出力を生成する請求項8に記載の電力供給方法。
  10. 【請求項10】前記制御回路において前記電圧制御信号
    の生成が可能となったら、前記変換した第2の電圧の前
    記制御回路への印加を停止し、前記生成した直流出力の
    前記供給を開始する請求項8または9に記載の電力供給
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1295582C (zh) * 2003-10-06 2007-01-17 华邦电子股份有限公司 中央处理器的供应电压的控制电路
JP2010193603A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Fujitsu Semiconductor Ltd Dc−dcコンバータの制御方法、dc−dcコンバータの制御回路、dc−dcコンバータ
JP2015211530A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 新電元工業株式会社 制御回路

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