JPH0442758Y2 - - Google Patents

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JPH0442758Y2
JPH0442758Y2 JP1987018495U JP1849587U JPH0442758Y2 JP H0442758 Y2 JPH0442758 Y2 JP H0442758Y2 JP 1987018495 U JP1987018495 U JP 1987018495U JP 1849587 U JP1849587 U JP 1849587U JP H0442758 Y2 JPH0442758 Y2 JP H0442758Y2
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vibration
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temperature
detection needle
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はスチームトラツプ等の弁の作動に伴う
振動や温度変化を、振動センサーや温度センサー
により検出して、作動の良否を確認する時に用い
る蒸気漏洩量測定装置のセンサーと被検出物との
接触状態の改良に関する。
従来の技術 従来、蒸気漏洩測定装置として、例えば、特願
昭61−57499号にて提案したものがある。
これは、検出器の一端部に温度センサーを取付
け、この温度センサーに振動伝達部材を介して振
動センサーを取付け、温度センサーを被検出物に
当接することにより被検出物の温度と振動を検出
し、各蒸気圧力ごとの振動レベルと蒸気漏洩量の
関係を記憶している演算装置を設け、演算装置で
温度センサーでの検出温度値を基に蒸気圧力を換
算すると共に、換算蒸気圧力と振動センサーでの
検出振動値とから蒸気漏洩量を演算するものであ
る。
本考案が解決しようとする課題 上記のものでは、蒸気漏洩量を正確に測定でき
ない問題がある。すなわち、温度センサーの被検
出物への接触面積が異なると、検出される温度レ
ベルにバラツキを生じるためである。また、温度
センサーの被検出物への接触角度が異なると、被
検出物に生じる振動の方向に対して温度センサー
及び振動伝達部材の軸芯方向が異なり、検出され
る振動レベルにバラツキを生じるためである。
従つて、本考案の技術的課題は、検出される温
度及び振動レベルのバラツキをなくして、正確に
蒸気漏洩量を測定できるようにすることである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じた本考案の技
術的手段は、被検出物との接触面のほぼ中心に開
口を有する検出器内に、一端が上記開口に面して
被検出物に当接し他端側に配した振動センサーに
振動を伝達する検出針を配置し、上記検出器の接
触面に温度センサーを、上記検出針を挟んで複数
個一定の距離を隔てて配置し、上記振動センサー
と温度センサーからの信号を入力して処理し蒸気
漏洩量を算出する演算装置を設けた、ものであ
る。
作 用 検出器の先端をスチームトラツプ等の弁ケーシン
グの被検出物に押し当てると、被検出物の振動と
温度が検出器に伝わる。検出器の被検出物との接
触面には温度センサーが複数個一定の距離を隔て
設けられており、この温度センサーからの検出さ
れた温度の値により検出器の接触面と被検出物と
の接触状態が確認できる。すなわち、スチームト
ラツプ等の弁表面に接触している温度センサーか
らの検出値は高く、接触していない温度センサー
からの検出値は低い。
従つて、検出器の接触面と被検出物との接触面
積、角度等の接触状態を確認しながら検出器を移
動修正することにより、接触状態を一定の状態に
維持でき、検出される振動や温度レベルにバラツ
キはなくなり正確に蒸気漏洩量を測定できる。
考案の効果 本考案は下記の特有の効果を生じる。
複数の温度センサーを検出器の被検出物との接
触面に配しているため、被検出物との接触状態を
一定の状態に移動修正でき、検出レベルに誤差が
なくなるので、従来のものよりも蒸気漏洩量を正
確に測定でき、被検出物の良否の判断が容易にな
る。
実施例 本考案の具体例を示す実施例を説明する。(第
1図参照) 装置全体の構成は検出器1と演算装置50、そ
して両者を結ぶケーブル51から成る。検出器1
は検出針2と、検出針保持部材4と、検出針保持
部材4と本体5とを連結するフロントカバー6
と、ケーブル取出し口25を有するリヤキヤツプ
7とから形成する。
フロントカバー6と本体5とで形成するほぼ円
筒状の内部スペースには、振動板取付け部材11
を保持する保持板15と、保持板15と振動セン
サー(超音波マイク)16をOリング17を介し
て保持するマイクホルダー18とを結合するスプ
リングホルダー19と、検出信号を増幅する回路
を有するプリント基板20とを配置する。
検出針保持部材4は円柱形状で先端面に温度セ
ンサー25,26を配置し、それぞれの温度セン
サー25,26部から途中まで導線孔12を設け
温度センサー25,26からの導線(図示せず)
通しプリント基板20内に結線する。中心部には
貫通した縦穴9を開け、内部に検出針2を配置す
る。検出針保持部材4の先端面が被検出物の表面
に接触するまで検出針2は検出針保持部材4内を
摺動する。
検出針2は、ほぼ円柱状で、一端を振動板取付
け部材11に圧入して形成する。
振動板取付け部材11の一端に振動板21を螺
着する。振動板21に対面して振動センサー16
を配置する。振動センサー16のピンはプリント
基板20内へ結線する。スプリングホルダー19
は、内部に円筒状の空間を有し、検出針2の被検
出物への押し付け力を一定に維持するためのコイ
ルスプリング22を配置する。保持板15と、ス
プリングホルダー19と、マイクホルダー18と
はビス23にて結合する。
演算装置50は検出器1内のプリント基板20
から送られてきた各信号を演算処理する機能部、
表示部等から構成される。
上記装置全体は次の様に作動する。被検出物と
の接触面の温度センサー25,26を被検出物に
当てると、温度信号がプリント基板20を通して
演算装置50へ伝わり、同時に機械的信号が検出
針2を通して振動板取付け部材11に伝わり、振
動板21を振動させる。振動板21の振動は、マ
イクホルダー18内の空間を伝播し対面する振動
センサー16に伝わり、振動信号としてプリント
基板20を通して演算装置50へ送られる。
演算装置50は温度センサー25,26からの
信号を演算表示し、検出針保持部材4の先端面と
被検出物との接触状態を測定者に知らしめる。測
定者は上記表示を確認しながら検出器1を移動修
正し被検出物との接触状態を一定の状態に維持す
る。また、測定温度に対する飽和圧力に変換し、
記憶している蒸気系の圧力に応じた振動レベルと
漏洩量の関係から正確な蒸気漏洩量を演算表示す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成図及び検出器の断面図で
ある。 1……検出器、2……検出針、4……検出針保
持部材、5……本体、11……振動板取付け部
材、16……振動センサー、20……プリント基
板、21……振動板、25,26……温度センサ
ー、50……演算装置、51……ケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検出物との接触面のほぼ中心に開口を有する
    検出器内に、一端が上記開口に面して被検出物に
    当接し他端側に配した振動センサーに振動を伝達
    する検出針を配置し、上記検出器の接触面に温度
    センサーを、上記検出針を挟んで複数個一定の距
    離を隔てて配置し、上記振動センサーと温度セン
    サーからの信号を入力して処理し蒸気漏洩量を算
    出する演算装置を設けた、蒸気漏洩量測定装置。
JP1987018495U 1987-02-09 1987-02-09 Expired JPH0442758Y2 (ja)

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JP1987018495U JPH0442758Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

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JP1987018495U JPH0442758Y2 (ja) 1987-02-09 1987-02-09

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Publication Number Publication Date
JPS63126845U JPS63126845U (ja) 1988-08-18
JPH0442758Y2 true JPH0442758Y2 (ja) 1992-10-09

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ID=30812216

Family Applications (1)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5782728A (en) * 1980-11-11 1982-05-24 Anritsu Keiki Kk Temperature measurement part of noncontacting surface thermometer
JPS5793217A (en) * 1980-12-02 1982-06-10 Takaoka Kogyo Kk Measuring method for temperature
JPS59164930A (ja) * 1983-03-03 1984-09-18 ヒラダステチニカイ・ゲプジヤ−ル 移動物体の表面温度測定方法及び装置
US4534662A (en) * 1980-08-09 1985-08-13 Reinhold Barlian Device for detecting vapor leakages
JPS6174998A (ja) * 1984-09-19 1986-04-17 株式会社 テイエルブイ スチ−ムトラツプの運転時間積算計

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JPS63126845U (ja) 1988-08-18

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