JPH0750676Y2 - 振動計 - Google Patents

振動計

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JPH0750676Y2
JPH0750676Y2 JP1987191267U JP19126787U JPH0750676Y2 JP H0750676 Y2 JPH0750676 Y2 JP H0750676Y2 JP 1987191267 U JP1987191267 U JP 1987191267U JP 19126787 U JP19126787 U JP 19126787U JP H0750676 Y2 JPH0750676 Y2 JP H0750676Y2
Authority
JP
Japan
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detection needle
casing
microphone
vibration
detected
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1987191267U
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English (en)
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JPH0193531U (ja
Inventor
正 小池
湯本  秀昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tlv Co Ltd
Original Assignee
Tlv Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はスチームトラップ等の弁の作動に伴う振動や回
転軸の振動を検出して、作動の良否を確認する時に用い
る振動計に関する。
従来の振動計は、一端を被検出物に押し当てる検出針を
プローブのケーシングに固定し、検出針を伝わってくる
振動を、検出針の他端に接着した圧電素子を用いたマイ
クロフォンで電気的信号に変換し、その電気的信号を増
幅してメーターの針を振らせたり、スピーカーを鳴らせ
たりするものである。
上記のものは、検出針からの振動を検出してメーターの
針を振らせたり、スピーカーを鳴らせたりするので、振
動レベルを検出することができる。しかしながら、この
ものでは、個人差によって一定の押し付け力が得られ
ず、得られた振動レベルでは正しい判定ができない問題
があった。
従来の技術 そこで、本件出願人は、一定の押し付け力の得られる振
動計を実願昭62-3875号で提案した。これは、検出針を
軸方向に摺動自在にプローブのケーシングに取り付け、
スプリングで検出針を付勢して検出針の被検出物に押し
当てる一端をケーシングから突出せしめ、スプリングに
抗して検出針の一端をケーシングの先端まで押し込むよ
うにしたものである。
ケーシングの先端が被検出物に当接することにより、検
出針はそれ以上押し込まれることはない。従って、検出
針はスプリングの圧縮力に対応した一定の力で被検出物
に押し付けられる。
本考案が解決しようとする問題点 この場合、ケーシングの先端が被検出物に当接するの
で、被検出物の振動が僅かであるがケーシングからも伝
わる。ケーシングの被検出物への押し付け力の調節機構
はないので、ケーシングの被検出物への押し付け力によ
って、得られた振動レベルが異なる不都合が生じてい
た。
従って、本考案の技術的課題は、ケーシングの被検出物
への押し付け力による振動レベルの違いをなくすことで
ある。
問題点を解決するための手段 上記の技術的課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は、検出針を軸方向に摺動自在にプローブのケー
シングに取り付け、スプリングで検出針を付勢して検出
針の被検出物に押し当てる一端をケーシングから突出せ
しめ、スプリングに抗して検出針の一端をケーシングの
先端まで押し込むようにしたものに於いて、検出針の他
端に振動板をケーシングから離して固定し、マイクロフ
ォンを振動板から離して配置し、検出針をケーシングに
ゴム等の弾性部材を介して摺動自在に取り付け、マイク
ロフォンをケーシングにゴム等の弾性部材を介して固定
した、ものである。
作用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
検出針はプローブのケーシングに弾性部材を介して取り
付けてあるので、ケーシングからの振動が検出針に伝わ
ることがない。また、マイクロフォンはプローブのケー
シングに弾性部材を介して取り付けてあるので、ケーシ
ングからの振動がマイクロフォンに伝わることもない。
従って、検出針からのみ振動がマイクロフォンに伝わ
り、ケーシングの被検出物への押し付け力によって振動
レベルが異なることがない。
考案の効果 本考案は下記の特有の効果を生じる。
ケーシングの被検出物への押し付け力にかかわらず、検
出針の被検出物への押し付け力は一定であり、かつ、ケ
ーシングから振動はマイクロフォンに伝わらないので、
正確な振動レベルを検出することができる。
検出針に取り付けた振動板はケーシングから離している
ので、ケーシングからの振動が伝わらず、振動針の振動
のみに基づいて振動でき、被検出物の振動レベルを正確
に検出できる。また、振動板はケーシングで保持されて
いないので、検出針の振動に基づいて自由に大きく振動
でき、減衰することなく音波をマイクロフォンに発する
ことができる。このことによっても、被検出物の振動レ
ベルを正確に検出できる。
実施例 本考案の具体例を示す実施例を説明する。(第1図参
照) 振動計全体の構成は検出器1と演算装置50、そして両者
を結ぶケーブル51から成る。検出器1は検出針2と、検
出針保持部材4と、検出針保持部材4とフロントカバー
6を連結する連結部材3と、フロントカバー6に連結し
た本体5と、ケーブル取出し口25を有し本体5に連結す
るリヤキャップ7とから形成する。本実施例においてプ
ローブのケーシングは、検出針保持部材4と、連結部材
3と、フロントカバー6と、本体5と、リヤキャップ7
とから形成している。
フロントカバー6と本体5とで形成するほぼ円筒状の内
部スペースには、振動板取付け部材11を保持する保持板
15とスプリングホルダー19と、マイクロフォン16を保持
するマイクホルダー18と、検出信号を増幅する回路を有
するプリント基板20とを配置する。
検出針保持部材4と連結部材3は合成ゴム製の弾性部材
32を接着することにより連結する。検出針保持部材4と
連結部材3には中心部に貫通した縦穴9を開け、内部に
検出針2を配置する。検出針2は検出針保持部材4の先
端部分に嵌め込んだ合成ゴム製の弾性部材33で摺動自在
に保持する。検出針保持部材4の先端が被検出物の表面
に接触するまで検出針2は検出針保持部材4内を摺動す
る。
検出針2はほぼ円柱形状で、一端に温度センサー10を配
置し、他端を振動板取付け部材11に圧入して形成する。
温度センサー10からの導線は、検出針2の中央に途中ま
で設けた導線孔12と、検出針保持部材4と連結部材3の
縦穴9と、保持板15、スプリングホルダー19、マイクホ
ルダー18を連通する連通孔14とを通し、プリント基板20
内に結線する。
振動板取付け部材11の一端に振動板21を螺着する。振動
板21に対面してマイクロフォン16を、合成ゴム製の弾性
部材34で覆って、マイクホルダー18に取り付ける。マイ
クロフォン16のピンはプリント基板20内へ結線する。ス
プリングホルダー19は内部に円筒状の空間を有し、検出
針2の被検出物への押し付け力を一定に維持するための
コイルスプリング22を配置する。振動板取付け部材11と
スプリングホルダー19の間には合成ゴム製の弾性部材3
5、36を介在せしめる。
保持板15にはマイクロスイッチ31を取り付ける。マイク
ロスイッチ31からの導線はプリント基板20内に結線す
る。マイクロスイッチ31は振動板取付け部材11との距離
が一定以上になればスイッチが入り一定以下になれば切
れる。この距離は検出針2の先端が検出針保持部材4の
先端まで押し込まれた位置である。保持板15と、スプリ
ングホルダー19と、マイクホルダー18とはビス23で結合
する。
演算装置50は検出器1内のプリント基板20から送られて
きた各信号を演算処理する機能部、表示部等から構成さ
れる。
検出器1の先端の温度センサー10を被検出物に押し当て
ると、検出針2がコイルスプリング22の付勢力に抗して
検出針保持部材4の先端まで押し込まれ、この位置でマ
イクロスイッチ31が入り、演算装置50が測定開始状態と
なる。温度信号が直接導線を通じて演算装置50へ、同時
に機械的振動が検出針2を通して振動板取付け部材11に
伝わり、振動板21を振動させる。振動板21の振動はマイ
クホルダー内の空間を伝播し対面するマイクロフォン16
に伝わり、振動信号としてプリント基板20を通して演算
装置50に送られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成図及び検出器の断面図である。 1:検出器 2:検出針 3:検出針保持部材 16:マイクロフォン 21:振動板 22:コイルスプリング 32、33、34、35:弾性部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出針を軸方向に摺動自在にプローブのケ
    ーシングに取り付け、スプリングで検出針を付勢して検
    出針の被検出物に押し当てる一端をケーシングから突出
    せしめ、スプリングに抗して検出針の一端をケーシング
    の先端まで押し込むようにしたものに於いて、検出針の
    他端に振動板をケーシングから離して固定し、マイクロ
    フォンを振動板から離して配置し、検出針をケーシング
    にゴム等の弾性部材を介して摺動自在に取り付け、マイ
    クロフォンをケーシングにゴム等の弾性部材を介して固
    定した振動計。
JP1987191267U 1987-12-15 1987-12-15 振動計 Expired - Lifetime JPH0750676Y2 (ja)

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JP1987191267U JPH0750676Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15 振動計

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JP1987191267U JPH0750676Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15 振動計

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JPH0193531U JPH0193531U (ja) 1989-06-20
JPH0750676Y2 true JPH0750676Y2 (ja) 1995-11-15

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ID=31482189

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JP6153418B2 (ja) * 2013-08-09 2017-06-28 株式会社ハッピーリス 音聴棒

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JPS55100166U (ja) * 1978-12-30 1980-07-12
JPS57179131U (ja) * 1981-05-11 1982-11-13
JPS58178642U (ja) * 1982-05-24 1983-11-29 トヨタ自動車株式会社 振動測定用ピツクアツプ・ホ−ルダ
JPS6238323A (ja) * 1985-08-13 1987-02-19 Kokusai Kikai Shindo Kenkyusho:Kk 振動検出プロ−ブ

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