JPH0442590B2 - - Google Patents

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JPH0442590B2
JPH0442590B2 JP57198985A JP19898582A JPH0442590B2 JP H0442590 B2 JPH0442590 B2 JP H0442590B2 JP 57198985 A JP57198985 A JP 57198985A JP 19898582 A JP19898582 A JP 19898582A JP H0442590 B2 JPH0442590 B2 JP H0442590B2
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JP
Japan
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compressor
refrigerant
cut switch
output
overfilling
Prior art date
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JP57198985A
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English (en)
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JPS5989968A (ja
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Taku Degawa
Yukio Takahashi
Atsuo Kishi
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5989968A publication Critical patent/JPS5989968A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、自動車空調用サイクル内の冷媒過封
入の検出装置に関する。
〔従来技術〕
従来の自動車空調用サイクルを第1図に示す。
この自動車空調用サイクルは、コンプレツサ1、
プーリ2、デイスク3、電磁クラツチ4、高圧カ
ツトスイツチ5、コンデンザ6、ダンパータンク
7、膨張弁8、エバポレータ9より成る。高圧カ
ツトスイツチ5は、冷媒過封入が主要因を占める
と考えられているコンプレツサの吐出圧力の高圧
化防止の観点からコンプレツサ1の吐出側に設け
ている。コンプレツサ1の吐出圧が高圧になつた
時、この高圧を高圧カツトスイツチ5が検出し、
電磁クラツチ4をオフとし、プーリ2とデイスク
3とを切離し、コンプレツサ1へのエンジンから
の動力の供給を停止する。これによつて、コンプ
レツサ1の耐久性を維持させた。
一方、冷媒過封入である状態とは、コンプレツ
サの吐出圧力の高圧化の潜在力を常に維持してい
ることを意味する。基本的な解決策は、過封入分
の冷媒を抜きとることである。然るに、上記従来
の空調用サイクルでは、このうような基本的な解
決策はとつていない。更に、上記従来例では、コ
ンプレツサ及び電磁クラツチをオン、オフさせる
ため、コンプレツサ及び電磁クラツチの寿命を弱
める欠点を持つ。尚、冷凍装置の冷媒の過不足に
関する従来例には、特開昭55−68564号がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、冷媒過封入そのものを検知可
能とした検出装置を提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明の概要は、冷媒過封入下では、高圧カツ
トスイツチがオン/オフ正常時よりも多く繰返し
ているとの点に注目し、高圧カツトスイツチのオ
ン/オフの繰返し回数をモニタし、規定数を越え
ていれば、冷媒過封入として検出せしめている。
更に、詳述する。
第1図の従来例で考察するに、コンプレツサの
吐出圧が規定値より大きくなると、高圧カツトス
イツチ5がこれを検出(オフとなる)し、電磁ク
ラツチ4を作動させてコンプレツサ1への動力を
切離す(オフ)。この切離しによつて、コンプレ
ツサ1の吐出圧は低下する。吐出圧の低下によ
り、高圧カツトスイツチ5は再びオンとなる。以
下、このオンとオフとを吐出圧の大きさによつて
繰返す。
第2図は、出願人の確認した実験例を示す。横
軸に、冷媒封入量の大きさをとり、縦軸に高圧カ
ツトスイツチ5のオン/オフ作動回数Nを示す。
図で、斜線で示した範囲が、冷媒の正規量範囲
を示し、正規量範囲よりも下側が冷媒量が少ない
場合、正規量範囲よりも上側が冷媒量が多すぎる
所の過封入の場合を示す。
正規量範囲よりも大きい所の過封入の場合に
は、その過封入量の大きに従つて、正比例的に高
圧カツトスイツチのオン/オフ作動回数が増加す
る。
従つて、正規量範囲の上限値Qでの作動回数
Nqを過封入基準値として設定しておき、高圧カ
ツトスイツチのオン/オフ繰返し回数がこの過封
入基準値Nqよりも大きい時に、冷媒過封入とし
て検出することができる。検知結果の利用には、
警報やランプによる点灯等の表示がある。
〔発明の実施例〕
第3図は本発明の冷媒過封入検出装置の実施例
を示す。図で、高圧カツトスイツチ5には、直列
に抵抗11を接続しておき、高圧カツトスイツチ
5の一端は接地をなす。高圧カツトスイツチ5が
オンの時には、出力は零電位となり、高圧カツト
スイツチ5がオフの時には出力は基準電位Vとな
る。
波形整形回路12は、高圧カツトスイツチ5の
出力を取込み、波形整形する。立上り微分回路1
3は、1種のワンシヨンツトであり、波形整形回
路12の出力の立上りのみを取込む。この立上り
時に同期したパルスである立上り微分回路13の
出力は、カウンタ14の計数入力となる。
冷媒過封入時には、高圧カツトスイツチ5は、
Nq以上の回数でオン/オフを繰返す。従つて、
高圧カツトスイツチ5の出力の中のオン又はオフ
のいずれかに注目して、その出現回数を所定単位
時間内で監視することによつて高圧カツトスイツ
チ5のオン/オフ回数を監視できる。
タイミング回路15は、波形整形回路12の高
圧カツトスイツチ5の出力取込みのタイグ制御、
及びカウンタ14の計数時間のタイミング制御を
はかる。これによつて、何時、どの時間帯で高圧
カツトスイツチ5の出力を監視するかの設定が行
われる。
比較回路16は、カウンタ14の計数値と基準
計数値Nqとの大小関係を比較し、基準計数値Nq
よりも大きい計数値の時、冷媒過封入である旨の
過封入検出信号16Aを発生し、更には、ランプ
17を点灯し、運転者に認知させる。検出信号1
6Aは、システムダウン信号として使用できる。
以上の実施例によれば、冷媒過封入の検出を自
動的に行うことができた。更に、タイグ回路15
によつて、随時、高圧カツトスイツチのオン、オ
フ状態とを監視できる利点を持つ。タイミング回
路15での監視時間の設定は、運転員によつて行
つてもよく、或いは自動設定させてもよい。
第4図は検出装置の他の実施例を示す。第5図
はそのタイムチヤートを示す。モノマル(MM)
20は、高圧カツトスイツチ5の出力を取込み、
オン時を示す立上り時にトリガを受け、微小巾パ
ルスを発生する。モノマルチ21は、モノマルチ
20の出力パルスの立下りでトリガを受け、微小
巾のパルスを発生する。このモノマルチ21の出
力はカウンタ22のリセツト信号となる。
カウンタ22は、モノマルチ21の出力が入力
する毎にリセツトを受けると共に、そのリセツト
信号の間の時間を計数する。この時間計数は、ク
ロツク発振器23の出力クロツクを計数すること
によつて達成する。ラツチ回路24は、モノマル
チ20の出力パルスがラツチ信号となり、その時
のカウンタ22の計数値をラツチする。モノマル
チ20の出力は、モノマルチ21の出力よりも前
の時間で発生する故に、モノマルチ21によるカ
ウンタ22のリセツトされる直前の計数値がラツ
チ回路24にラツチされる。
比較器25は、ラツチ回路24ラツチした値T
と基準周期設定器26の基準周期設定値T0との
大小比較を行う。冷媒過封入の時には、T<T0
であり、そうでなければT≧T0である。比較器
25は、T<T0の時に冷媒過封入である旨の出
力信号25Aを発生する。
この冷媒過封入を示す信号25Aをもつて直接
に冷媒過封検出信号とみなすこともできるが、単
なる1周期の区間の監視なるが故に信頼性に欠け
る面を持つ。
本実施例では、信号25Aが発生した時に、高
圧カツトスイツチ5オン/オフの繰返し回数の監
視を行うようにした。ナンドゲート27以下の回
路がその役割を持つ。
このことを以下、詳述する。ナンドゲート27
は、出力信号25Aによつてオンとなり、このオ
ンとなつている区間でのモノマルチ21出力を通
す。カウンタ29はナンドゲート27の出力であ
るモノマルチ21の出力を計数する。従つて、カ
ウンタ29は、高圧カツトスイツチ5のオン/オ
フの回数(周波数)を計数する。
比較器30は、カウンタ29の計数値Nと基準
繰返し回数(周波数)Nqとの大小比較を行う。
N>Nqの時にN>Nq表示信号30Aを発生
し、N≦Nqの時にN≦Nq表示信号30Bを発生
する。この2つの信号はインバータ32,33を
通り、ナンドゲート34の入力となる。ナンドゲ
ート34の出力は、N>Nqの時に“1”となり、
N≦Nqの時に“0”となる検出信号16Aを発
生する。
尚、カウンタ29は、比較器25の出力25A
のインバータ28を介しての反転出力によつてリ
セツトを受ける。従つて、T<T0の間にあつて
は、週旅25Aは“1”であり、インバータ28
の出力は“0”となり、T<T0の区間にあつて
は、カウンタ29はリセツトされることなく、モ
ノマルチ21の出力を引き続き計測することにな
る。
本実施例によれば、先ず周期を監視し、この周
期が規定値よりも大きくなつた時に(正確には大
きくなつた状態が維持される間の区間)、高圧カ
ツトスイツチのオン/オフ繰返し回数を監視し
た。
これによつて、信頼性のある冷媒過封入の自動
検出を可能にした。
以上の実施例では、コンプレツサの吐出圧を監
視したが、温度を監視することによつても過封入
を検出できる。温度は圧力に対応して変化するか
らである。
更に、本実施例では、回数を監視することにし
たが、周期そのもの監視でもよく或いは回数の変
化量(微分量)又は周期の変化量(微分量)を監
視すことによつても過封入を検出できる。
またデイジタル処理を基本としたが、アナログ
処理であつても過封入検出は可能である。アナロ
グ処理では、カウンタの代りに積分器を使用した
り、微分回路を使用したりすることになる。
システムダウンに際しての対象となるシステム
とは、自動車空調用サイクルシステムそのものの
ダウンが一般的であるが、サイクルシステムを低
速で運転させる等の処理をさせてもよい。
実際のサイクルにあつては、そのサイルクルに
よつてオン/オフ回数は異なるが、一般的に云え
ば、10秒間に1回以上オン/オフを継続する場合
は過封入による異常と考えてよい。また、サイク
ルの制御をサーモスタツトで行つている場合、高
圧カツトスイツチに直列にサーモスタツトが挿入
されるが、この際も、サーモスタツトのオン/オ
フ時間は、20秒以上であり、上記の10秒で1回の
検出を行つておけば、正常なサーモスタツトの動
作と誤ることはない。
〔発明の効果〕 本発明によれば、冷媒過封入状態によるシステ
ムの異常が発生した時点で検出することが可能で
あり、冷媒過封入によるシステムの寿命を低下さ
せることがなく、特にコンプレツサの耐久性を大
幅に向上させる効果を持つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車空調用サイクルのシステム構成
図、第2図は冷媒封入量と高圧カツトスイツチの
作動回数との関係図、第3図は本発明の実施例
図、第4図は本発明の他の実施例図、第5図はそ
のタイムチヤートである。 1……コンプレツサ(圧縮機)、4……電磁ク
ラツチ、5……高圧カツトスイツチ、6……コン
デンサ、8……膨張弁、9……エバポレータ、1
4,22,29……カウンタ、16,25,30
……比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コンプレツサと、該コンプレツサの吐出側に
    設けられたコンデンサと、該コンデンサの吐出側
    に設けられたダンパータンクと、該ダンパータン
    クの出側に設けられた膨張弁と、該膨張弁の出側
    と上記コンプレツサとの間に設けられたエバポレ
    ータと、上記コンプレツサの吐出側圧力が規定値
    よりも高いことを検出する高圧カツトスイツチ
    と、該高圧カツトスイツチの出力によつて上記コ
    ンプレツサへのエンジンからの駆動力の印加調整
    を行う電磁クラツチとを備えた自動車空調用サイ
    クルに於いて、上記コンプレツサの吐出圧又は温
    度を検出し冷媒過封入か否かをチエツクする第1
    の手段と、該手段からの冷媒過封入検出時にその
    旨を外部に導出する第2手段とにより成り、前記
    第1の手段が、上記高圧カツトスイツチのオン/
    オフ状態を検出する検出手段と、該検出手段によ
    るオン/オフ状態をもとにオンからオフに至るま
    での周期を求め基準値よりも小さい時にオン/オ
    フ繰返し回数を算出し該基準値よりも小さい状態
    下でのオン/オフ繰返し回数が予め定めた基準値
    よりも大きくなつた時に冷媒過封入と判定する判
    定手段から成ることを特徴とする自動車空調用サ
    イクル内の冷媒過封入検出装置。
JP19898582A 1982-11-15 1982-11-15 自動車空調用サイクル内の冷媒過封入検出装置 Granted JPS5989968A (ja)

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JPS5989968A JPS5989968A (ja) 1984-05-24
JPH0442590B2 true JPH0442590B2 (ja) 1992-07-13

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Families Citing this family (3)

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