JPH0442478Y2 - - Google Patents

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JPH0442478Y2
JPH0442478Y2 JP1985047981U JP4798185U JPH0442478Y2 JP H0442478 Y2 JPH0442478 Y2 JP H0442478Y2 JP 1985047981 U JP1985047981 U JP 1985047981U JP 4798185 U JP4798185 U JP 4798185U JP H0442478 Y2 JPH0442478 Y2 JP H0442478Y2
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JP
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guide
guide rail
side walls
rail
pieces
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばガレージや店舗の入口に設置
して使用されるシヤツタードアのガイドレールに
関する。
〔従来の技術〕
シヤツタードアのガイドレールにおいては、シ
ヤツタードアのスラツト端部が挿入されるガイド
片間の溝を上拡がりに拡開してスラツトがガイド
レールの上端部に引つ掛からないようにすること
が必要である。そして、上拡がりに拡開する手段
としては、従来から次の二つの方式が知られてい
る。
一つは、実公昭54−39882号公報等によつて開
示されている方式であり、第7図に示すように、
シヤツタードアのスラツトの端部が挿入される溝
aを有し、該溝aの両側に対向して位置する側壁
b,bの端縁から夫々溝a内方へ向けて折れ曲が
つたガイド片c,cを有するチヤンネル状レール
材dの側壁b,bと背壁eとの隅角部に切欠き
f,fを設けて、側壁b,b及びガイド片c,c
の全体を外側に曲げ加工することにより、上拡が
りに拡開したものである。g,gは、再下端のス
ラツトに固着された断面逆T字状の水切りと当接
してそれ以上のシヤツタードアの巻上げを阻止す
るストツパーである。
他の一つは、実公昭56−46462号公報等によつ
て開示されている方式であり、第8図に示すよう
に、チヤンネル状レール材dを全長にわたつて同
一断面形状とし、上拡がりに拡開したガイド部材
h,hをストツパーg,gの上部に折曲連設し、
チヤンネル状レール材dの上端部をストツパー
g,g間にガイド部材h,hの直下位置まで挿入
するようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前者においては、側壁b,b及びガイド片c,
cの全体を外側に曲げ加工するため、長手方向の
一端に局部的な突出部ができてガイドレールの梱
包に不便であるばかりでなく、輸送途中や現場で
の取扱い中に、外側へ曲げ加工した部分が他物に
当たつて内側に変形してしまうことがあつた。ま
た側壁b,b及びガイド片c,cの全体が外側に
変形しているため、ストツパーg,g間にガイド
レール上端部を差し込むためには、ストツパー
g,g間の間隔を前記の外側への変形した部分の
幅以上に広くしておく必要があり、ガイドレール
の取付け状態において、側壁b,bとストツパー
g,gとの間に隙間i,iが生じ、その結果、ガ
イドレールの取付け状態が不安定になつたり、ガ
イド片c,c間の溝幅が拡がつてしまう虞れがあ
つた。
後者においては、ガイド部材h,hとガイドレ
ールとが別体であるが故に、製作誤差や施工誤差
によつて、第8図の二点鎖戦で示すように、ガイ
ド片c,cの上端とガイド部材hhの下端との間
に段差lや隙間kができやすく、シヤツタードア
を開閉する際、スラツトがガイド片c,c上端角
部c1,c1及びガイド片h,hの下端角部h1,h1
当たつて不快な異音が発生することがあつた。即
ち、シヤツタードアを開閉する際、各々のスラツ
トはスラツト同士の枢支軸芯周りに揺れ動きなが
ら昇降するので、ガイド片c,cの上端角部c1
c1及びガイド部材h,hの下端角部h1,h1にスラ
ツトが断続的に当接し、異音が発生するのであ
る。
本考案は、これらの従来欠点を一掃せんとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するため、背壁の両
端に対向して位置する側壁の端縁から夫々内方へ
向けてガイド片を形成し、そのガイド片の上端
に、ガイドレールの長手方向に切欠きを形成し、
各切欠きの内側に位置するガイド片部分を外側へ
曲げ加工することにより、ガイド片部分の内端を
上拡がりに拡開させたことを特徴としている。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
1は塗装鋼板等の金属から製作されたシヤツター
ドア、1aはスラツト、1bは最下端のスラツト
1aに溶接等の手段により固着された断面逆T字
状の水切り、1cは最下端のスラツト1aの長手
方向複数位置に枢支連結された取付け片である。
2はシヤフト3に回転自在に支持されたホイール
であり、ホイール2の外周には合成ゴム等よりな
る消音用リング4が嵌着され、該消音用リング4
と前記取付け片1cとはホイール2にねじ込まれ
たボルト5にて共締めされている。6はシヤフト
3とホイール2との間に介装したコイルばねであ
る。7はブラケツト、8はブラケツト7にねじ止
めあるいは溶接等の手段により固着されたストツ
パー、9はガレージ等の隅柱である。ブラケツト
7は隅柱9にねじ止めされている。10はシヤツ
タードア1のガイドレールであり、その背面に溶
接等の手段にて固着されたアングル材11を隅柱
9にねじ止めしてある。
前記ガイドレール10の構成は次の通りであ
る。
即ち、背壁10dとその両端にシヤツタードア
1のスラツト1aの端部が挿入される溝12を隔
てて対向位置する側壁10a,10aと該側壁1
0a,10aの端縁から夫々内方へ向けて折れ曲
がつたガイド片10b,10bとを有するチヤン
ネル状レール材10′における前記両ガイド片1
0b,10bの上端に、ガイドレール10の長手
方向に、たとえば第5図に示す如く平行に切欠き
13,13を形成し、各切欠き13,13の内側
に位置するガイド片部分10c10cを外側へ曲
げ加工することにより、前記ガイド片部分10
c,10cの内端を上拡がりに拡開させてある。
ガイド片部分10c,10cの上端と切欠き1
3,13よりも外側に位置するガイド片部分と
は、第4図に示すように、互いに当接させること
が強度上、望ましい。
尚、この実施例では、前記ガイド片10b,1
0bの先端部に塩化ビニール等の樹脂材料よりな
る消音材14,14を長手方向から全長にわたつ
て嵌着し、しかる後、前記ガイド片部分10c,
10cを消音材14,14ごと外側へ変形させて
あるが、消音材14,14を省略してもよい。消
音材14,14を設けるにあたつては、第4図に
示す通り、各々の消音材14,14の側縁と前記
側縁10a,10aに設けた補強リブ10a′,1
0a′とを当接させて、補強リブ10a′,10a′で
消音材14,14の位置決めを行うように構成す
ることが望ましい。
上記の構成によれば、切欠き13,13の内側
に位置するガイド片部分10c,10cを外側へ
へ曲げ加工することによつて溝12を上拡がりに
拡開したので、側壁10a,10aは初期状態、
つまり、全長にわたってストレートな形状に保た
れており、ガイドレール10の横幅はチヤンネル
状レール材10′のときの横幅と同じである。
従つて、第2図に示すように、ストツパー8,
8同士の間隔をチヤンネル状レール材10′の横
幅と同程度に設定してあつても、ストツパー8,
8間にガイドレール10の上端部を容易に挿入す
ることができる。
しかも、ガイドレール10の取付け状態におい
て、ガイドレール10の側壁10a,10aとス
トツパー8,8とを密接又は近接させることがで
きるから、ストツパー8,8でガイドレール10
の側壁10a,10aを挟持することにより、ガ
イドレール10の上端部のぐらつきが抑制され、
且つガイド片10b,10b間の間隔が必要以上
に拡がることを防止できる。
尚、上記の実施例では、ガイド片10b,10
bの先端が背壁10d側へ向けて略直角に折れ曲
がつた形状となつているが、これに限らず、例え
ば第6図に示すように、先端を180度折り返した
形状でもよく、さらにはこの折り返し部を省略し
た形状、その他の形状等としてもよい。
また、図示の且つ実施例では、いずれも、塗装
鋼板等の金属板を曲げ加工してなるチヤンネル状
レール材10′を用いているが、チヤンネル状レ
ール材10′をアルミの押出し成型によつて製造
してもよく、二次的に曲げ加工が可能であれば、
合成樹脂製の押出し成型品としてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、上述した構成よりなり、切欠きの内
側に位置するガイド片部分を曲げ加工することに
よりガイド片部分の内端を上拡がりに拡開したの
で、側壁の上端が外側に突出しておらず、ガイド
レールの梱包に支障がなく、且つ輸送途中や現場
での取扱い中に、外側に突出した部分が他物に当
たつて不側に内側へ変形してしまう虞れがない。
また側壁の上端が外側へ局部的に突出していな
いので、ガイドレールを施工する際、ガイドレー
ルの上端部をストツパー間に容易に挿入すること
ができ、且つガイドレールの取付け状態において
ガイドレールの側壁とストツパーとを密接又は近
接させることができるから、ガイドレールの取付
け状態が安定し、ガイドレール上端部がぐらつい
たり、ガイド片間が必要以上に拡がつてしまうこ
とを防止でき、さらに、ガイド片部分とガイド片
とが一体に形成されているので、シヤツタードア
開閉時に発生する不快な異音も小さくできる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は斜視図、第2図は側面図、第3図は横断
平面図、第4図はガイドレールの要部斜視図、第
5図はチヤンネル状レール材の要部側面図であ
る。第6図は本考案の別実施例を示すガイドレー
ルの要部斜視図である。第7図及び第8図は従来
例の説明図である。 10……ガイドレール、10a……側壁、10
b……ガイド片、10c……ガイド片部分、10
d……背壁、13……切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背壁の両端に対向して位置する側壁の端縁から
    夫々内方へ向けてガイド片を形成し、そのガイド
    片の上端に、ガイドレールの長手方向に切欠きを
    形成し、各切欠きの内側に位置するガイド片部分
    を外側へ曲げ加工することにより、ガイド片部分
    の内端を上拡がりに拡開させてあることを特徴と
    するシヤツタードアのガイドレール。
JP1985047981U 1985-03-30 1985-03-30 Expired JPH0442478Y2 (ja)

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JPS61163891U JPS61163891U (ja) 1986-10-11
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