JPH0442022Y2 - - Google Patents

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JPH0442022Y2
JPH0442022Y2 JP1987001371U JP137187U JPH0442022Y2 JP H0442022 Y2 JPH0442022 Y2 JP H0442022Y2 JP 1987001371 U JP1987001371 U JP 1987001371U JP 137187 U JP137187 U JP 137187U JP H0442022 Y2 JPH0442022 Y2 JP H0442022Y2
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hose
flexible strip
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clamp
clamping
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、プレス金型やその他の物品を固定
するために用いられる流体圧式のクランプ装置を
T溝に沿つて所定クランプ作用位置と待避位置と
の間を移動させるようにした移動装置において、
主にクランプ装置作動用の流体供給ホースの設置
状態の改良に関するものである。
<従来の技術> 従来のこの種の技術としては、第4図に示すも
のや第5図に示すような、プレス型の上型1をス
ライド2に固定するためのものがある。第4図の
ものは、油圧式クランプ装置3を可撓性条体4を
介してスライド2の側面に設けた駆動部(図示省
略)によつてT溝5に沿つて進退駆動するように
したものである。クランプ装置3は油圧ホース6
の先端を接続金具7を介して固定接続され、圧油
をホース6を介して供給されることによりクラン
プ部3aがT溝側へ変位して上型1をスライド2
の下面2aに固定するようになつている。可撓性
条体4は、T溝5の底側の幅の広い部分を進退す
るようにチエン8の両外側にローラ9を設け、チ
エン8のリンク10にホース保持体11を設け、
先端をクランプ位置にある状態のクランプ装置3
にT溝5内で枢軸12により結合され、基端側が
T溝から出て前記駆動部に結合され、基端を枢軸
13により定位置に枢着されている。ホース保持
体11は、チエン先端から少し離れ、すなわちク
ランプ装置3から少し離れた位置までは設けられ
ていない。この保持体11はリンク10から少し
突出して設けものでチエン8が直線状態にあると
き隣り合うものが互いに当接しており、保持体1
1のある側にはチエン8が屈曲しないようになつ
ている。また、この保持体11はホース6をチエ
ン8に略平行して保持するようにホース挿通孔を
有しており、図示のようにホース6を保持してい
る。ホース接続金具7は、クランプ装置3からそ
の進退方向の後方へ突出するように設けられてい
るため、図の左方のクランプ位置と図の右方の待
避位置において先端側の保持体11と接続金具7
との間で夫々必要なホース長さL1,L2に差が
あるため、その長い方に従つてホース長さを決め
てある。
従つて、第4図に示す従来の技術では、ホース
が出張り、これが他の作業のじやまになつたり、
他の物がホース6に引掛つてホースが破損するな
どの問題があつた。特に、所定加工物のプレス工
程が連続していて隣接配置されたプレス機械で加
工されるような場合にそのプレス金型固定用にク
ランプ装置が用いられている場合は、プレス機械
間に加工物を次工程のプレス機械に移送する自動
移送装置がプレス機械のスライドに接近した位置
に設けられることが多く、この移送装置と上記ホ
ースの出張り部分とが干渉する問題があつた。
このような問題を解決するために第5図に示す
ように改良が行われた。その改良点は、クランプ
装置3とホース接続金具7との間にスイベルジヨ
イント14を設けた点である。このスイベルジヨ
イント14を設けたことにより、接続金具7が方
向を変えられるため、図示のようにクランプ装置
3の図の右方の待避位置におけるホース6の出張
りがなくなつた。
なお、第5図中の第4図と同等部分は同一図面
符号で示して説明する。図中15は駆動用スプロ
ケツトでこれをモータで正逆回転することにより
可撓性条体4を介してクランプ装置3が進退駆動
される。クランプ装置3が退避位置に後退した状
態では、可撓性条体4とホース6とが図に実線で
示すように立上る。駆動装置は別にエヤシリンダ
で駆動する構成のものもあるが説明を省略する。
上述したクランプ装置はいずれもホース結合金具
がT溝の外にあるようにクランプ装置に設けられ
ている。これは金具をT溝内にあるように設ける
と、クランプ装置のT溝内部分に金具を結合する
だけでなく、金具に続くかなり長い流体通路を穿
設する必要があり、シリンダに直接結合する場合
などに比べてクランプ装置がコスト高となるた
め、これを避けるようにしたものである。
<考案が解決しようとする問題点> 第5図に示した従来のものは、クランプ装置3
が図の右方の待避位置に後退した状態ではホース
6が出張らないようになつたが、クランプ装置3
が左方のクランプ位置に前進した状態では図示の
ように大きな弛るみ部分6bができて、他の機器
との干渉の問題が完全には除かれていない。ま
た、スイベルジヨイント14はクランプ装置3の
進退移動によつて徐々に回動するように思える
が、実際にはクランプ装置3が待避位置から前進
するとき、図の必要ホース長さL3,L4の長さ
の相違から、ホース6が伸張状態から屈曲するこ
とになり、その屈曲がホースが突張つた状態から
ホース軸方向押圧力により曲げられるために、円
滑でなく、これによつてクランプ装置3の前進が
途中でがたついて滑らかに行われない問題が生じ
ている。
<問題点を解決するための手段> この考案の手段は、前述したようなクランプ装
置の移動装置において、上記クランプ装置が上記
クランプ位置側にある状態でそのクランプ装置と
上記可撓性条体との連結位置に近い位置で上記ホ
ースが可撓性条体に沿う方向から上記金具側へ向
かう方向に略90度方向転換する屈曲部を有するよ
うに配置されており、上記可撓性条体の先端側の
上記保持体が上記ホースの屈曲部の端部位置を保
持するように上記連結位置に近い位置まで設けて
あることと、上記金具のホース接続側を上記クラ
ンプ装置と可撓性条体との連結位置に向わせてそ
の金具をクランプ装置に固定して設けてあること
とのいずれか一方もしくは双方を満足するもので
あることを特徴とするものである。
<作用> この考案の手段によれば、可撓性条体の先端に
近い位置までホースが可撓性条体に平行して保持
体に保持されているか、又はホースの先端とクラ
ンプ装置との結合がその接続用金具のホース接続
側をクランプ装置と可撓性条体との連結位置に向
うように方向づけて金具をクランプ装置に固定さ
れているか、あるいはこれらをすべて満足してい
ることから、ホースがクランプ装置と可撓性条体
との連結部に近い位置を確実に通過していてその
状態を維持されていることになる。これによつ
て、クランプ装置が待避位置とクランプ位置とに
位置を変えても、ホースの必要長さが殆ど変化し
ない。つまりホースはクランプ装置と可撓性条体
との連結部近くで屈曲した状態がその屈曲程度が
若干変化する程度に止まる。従つて、ホース及び
ホース接続金具を出張らないように設けた場合は
常にその状態が維持されることになる。
<実施例> 以下に説明する実施例において、第4図及び第
5図に示した部分と同等部分は同一図面符号を用
いて示してその説明を省略する。
第1実施例を第1図a,bに示す。この実施例
の従来のものと異なる点は、クランプ装置3とホ
ース6との接続金具20の設け方と、保持体11
を増設した点である。
接続金具20は、図の左方のクランプ位置にあ
るクランプ装置3において、ホース6を嵌着され
る側がT溝の方向に向い、T溝5と略直角をなす
ように設けられており、クランプ装置3に固定さ
れている。
増設した保持体11は、第4図のものと較べて
3個多く、また第5図のものに較べて5個多く、
図に見られるように、可撓性条体4のチエン8の
リンクの最先端のものより一つ基端側のものにま
で設けてある。
ホース6は、接続金具20に結合した先端から
T溝5の方向へこれと直角をなして伸延し、枢軸
12に近い位置で屈曲して保持体11内に先端側
から入つている。すなわち、第4図及び第5図に
示したものと較べるとホース6が枢軸12にきわ
めて近い位置を通るように設けられている。な
お、この実施例において、接続金具20が方向づ
けて固定してあるから、増設した保持体11を省
略してもよい。また場合によつてはその逆に増設
した保持体11をそのままとし、接続金具20を
固定しない構成でもよく、その場合は第2実施例
のようになる。
第2実施例を第2図a,bに示す。この実施例
の第1実施例と異なる点は、ホース接続金具20
がスイベルジヨイント14を介して設けられてい
る点である。このスイベルジヨイント14の回動
中心線は枢軸12と平行である。この実施例では
ホース接続金具20が回動可能であるから、増設
した保持体11を省略できない。
第3実施例を第3図a,bに示す。この実施例
の第1実施例と異なる点は、ホース接続金具20
の方向がホース6の嵌着側を図示のように斜め下
側に向けて設けてある点であり、ホース6が2個
所で屈曲している点である。接続金具20は固定
である。この実施例は、ホース接続金具20が固
定されていてもクランプ装置と可撓性条体の連結
部にホース嵌着側を向かわせていない例であり、
増設した保持体11の作用でホース6が連結部に
近い位置を通るように維持される。
以上の第1〜第3実施例において、いずれもホ
ース6はクランプ装置3と可撓性条体4との連結
位置、すなわち枢軸12の位置近くを屈曲して通
過している。このようにホースを拘束しているの
は、第1実施例では固定したホース接続金具20
のホース方向付け作用と増設した保持体11の保
持作用とであり、第2、第3実施例では増設した
保持体11の保持作用である。これによつて、第
1〜第3図の各aの左方と右方とに見られるクラ
ンプ装置3のクランプ位置と待避位置のいずれに
おいても、枢軸12の近くにおいて屈曲している
部分6aの屈曲程度が少し変化し、これによつて
わずかなホース必要長さの変化を吸収している。
従つて、ホース6の出張り状態は少なくてクラン
プ位置から待避位置に移動しても殆ど変化しな
い。
上記従来技術及び実施例において、クランプ装
置3について詳細な説明は省略したが、いずれも
油圧ホース6のほかに、油圧ホース6と略平行し
て信号用ケーブルを設置されており、これによつ
てクランプ装置3に設けた近接スイツチあるいは
リミツトスイツチからのクランプ位置到達信号を
得てクランプ装置3に対する圧油の制御が行われ
るようになつている。これは場合によつては省略
される。
上記実施例は、プレスの上型のクランプに適用
したが、下型のクランプや、他の工作機械におけ
るワークのクランプなどにも適用できるものであ
り、クランプ装置も油圧に限らず、空気圧で作動
するものにも適用できる。またクランプ装置はT
溝を移動できるものであれば使用できる。
<考案の効果> この考案によれば、ホース接続用の金具がT溝
外にあるように設けられていて比較的低コストで
製作できるクランプ装置を用いたクランプ装置の
移動装置において、クランプ装置がクランプ位置
にある時もまた待避位置にあるときもクランプ装
置近くのホースの出張り状態が小さくて殆ど変化
しないから、他の機器及び作業のじやまにならな
いようにホースを設置できる。これによつて他の
機器やホースの損傷か防止される。また、クラン
プ装置の進行時のがたつきが無くなる等の効果が
得られる。
また、第1、第3実施例のようにスイベルジヨ
イントを省略したものにあつては、その分コスト
低減効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示しaはクラ
ンプ装置がクランプ位置(左)と待避位置(右)
とにある状態を示す部分断面正面図、bはaの部
分概略側面図、第2図はこの考案の第2実施例を
示しaはクランプ装置がクランプ位置(左)と待
避位置(右)とにある状態を示す部分断面正面
図、bはaの部分概略側面図、第3図はこの考案
の第3実施例を示しaはクランプ装置がクランプ
位置(左)と待避位置(右)とにある状態を示す
部分断面正面図、bはaの部分概略側面図、第4
図は従来のクランプ装置の移動装置のクランプ装
置がクランプ位置(左)と待避位置(右)とにあ
る状態を示す部分断面側面図、第5図は他の従来
のクランプ装置の移動装置を示しaはクランプ装
置がクランプ位置(左)と待避位置とにある状態
を示す部分断面図、bはaの概略側面図である。 1……被クランプ物(上型)、3……クランプ
装置、4……可撓性条体、5……T溝、6……ホ
ース、12……枢軸(連結部)、20……ホース
接続金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被クランプ物をクランプするクランプ位置と別
    の待避位置との間をT溝に沿つて進退移動するよ
    うに設けられた流体圧式クランプ装置と、上記ク
    ランプ位置側にある状態のクランプ装置に先端を
    上記T溝内で連結されていて上記T溝内を通つて
    T溝から出た部分で屈曲しその屈曲部から基端部
    までの間の部分を駆動部によつて駆動されるクラ
    ンプ装置押引き用可撓性条体と、その可撓性条体
    と略平行して流体圧ホース又は流体圧ホース及び
    信号用ケーブルを可撓性条体に保持するように設
    けられた保持体と、上記T溝の外にあるように上
    記クランプ装置に設けられた上記流体圧ホースを
    クランプ装置に接続する金具とを具備するクラン
    プ装置の移動装置において、上記クランプ装置が
    上記クランプ位置側にある状態でそのクランプ装
    置と上記可撓性条体との連結位置に近い位置で上
    記ホースが可撓性条体に沿う方向から上記金具側
    へ向かう方向に略90度方向転換する屈曲部を有す
    るように配置されており、上記可撓性条体の先端
    側の上記保持体が上記ホースの屈曲部の端部位置
    を保持するように上記連結位置に近い位置まで設
    けてあることと、上記金具のホース接続側を上記
    クランプ装置と可撓性条体との連結位置に向わせ
    てその金具をクランプ装置に固定して設けてある
    こととのいずれか一方もしくは双方を満足するも
    のであることを特徴とするクランプ装置の移動装
    置。
JP1987001371U 1987-01-08 1987-01-08 Expired JPH0442022Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987001371U JPH0442022Y2 (ja) 1987-01-08 1987-01-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987001371U JPH0442022Y2 (ja) 1987-01-08 1987-01-08

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Publication Number Publication Date
JPS63111225U JPS63111225U (ja) 1988-07-16
JPH0442022Y2 true JPH0442022Y2 (ja) 1992-10-02

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ID=30779219

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH024727Y2 (ja) * 1985-02-14 1990-02-05

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JPS63111225U (ja) 1988-07-16

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