JPH024727Y2 - - Google Patents

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JPH024727Y2
JPH024727Y2 JP1931885U JP1931885U JPH024727Y2 JP H024727 Y2 JPH024727 Y2 JP H024727Y2 JP 1931885 U JP1931885 U JP 1931885U JP 1931885 U JP1931885 U JP 1931885U JP H024727 Y2 JPH024727 Y2 JP H024727Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、例えば縦形又は横形のプレス機械・
ダイカスト鋳造機・射出成形機・各種切削工作機
械などの加工機械において、そのボルスタ・金型
固定盤・テーブルなどの台盤に金型・ワークパレ
ツト・大形ワークなどの被固定部材を交換すると
きに、被固定部材の搬出入空間内に位置するクラ
ンパをその外側に待避させる装置に関する。
<従来技術> 台盤上に被固定部材を固定するクランパは、被
固定部材の搬出入の邪摩にならないようにするた
め、一般に被固定部材の搬出入空間の横外側に配
置されるが、他の要請から搬出入空間内に配置す
る場合があり、この場合には被固定部材の搬出入
時にクランパをその搬出入空間外に待避させる必
要がある。
この種のクランパ待避装置として、従来では本
出願人が先に提案した実願昭58−130787号考案が
ある。
例えば、第7図ないし第8図に示すように、後
側及び前側にもクランパ5,5aを作用させて被
固定部材4を固定するとともに、この前側クラン
パ5aを被固定部材4の搬出入間口方向にシリン
ダ10で退避させていた。尚、プレス機械1、ボ
ルスタ2、ボルスタ2のT溝、ボルスタ2上にク
ランパ5,5aで固定される金型4などについて
の説明は省略する。
<考案が解決しようとする問題点> しかるに上記従来技術においては、搬出入間口
方向にクランパを待避するように構成したもので
あるから、被固定部材である金型等の交換時に、
当該金型の前後方向の幅に合わせてクランパ及び
ピストンロツドを所要のT溝に装着し直さなけれ
ばならず、その交換作業が容易でなく、金型の前
後の幅がT溝の配設ピツチと適合しない場合に
は、被固定部材をクランプすることができない。
殊に、加工機械が、例えば、数台のプレスを横
一直線上に配置し、これを一連の単独駆動形トラ
ンスフア・フイーダで連結した多工程連続自動加
工用のトランスフア・プレス・ラインである場合
においては、金型を搬入・搬出する間口方向にク
ランパを待避させようとすればシリンダが横のプ
レスのシリンダと相互に干渉し合うため、かかる
従来技術による待避装置を適用することができな
い。
本考案はこのような難点を解消した加工機械の
クランパ待避装置を提供することをその目的とす
る。
<問題点を解決するための手段> 本考案に係る加工機械のクランパ待避装置は、
加工機械の台盤上に所定搬出入方向から搬出入さ
れる被固定部材を、台盤上の所要位置に固定する
複数のクランパを設け、上記クランパのうちの少
なくとも被固定部材の搬出入空間に位置するクラ
ンパは台盤のT溝に沿つて移動可能に設け、被固
定部材の搬出入時搬出入空間に位置するクランパ
を搬出入空間外へ待避させるように構成した加工
機械のクランパ待避装置において、上記台盤のT
溝を搬出入方向と平行に形成し、上記T溝の端部
外面側で台盤に固定され且つT溝に連なるT溝を
上端部に有する案内基枠と、この案内基枠に昇降
可能に装着され上昇位置のときに案内基枠のT溝
に連なるT溝を上端部に有する昇降部材と、案内
基枠に設けられ案内基枠に対して昇降部材を上昇
位置とこの昇降位置から所定ストローク下降した
下降位置とに昇降させる昇降手段とを備えた姿勢
切換装置を設け、上記昇降部材に設けられ、クラ
ンパに連結された曲折自在の駆動条体を介してク
ランパを台盤上の使用位置と案内基枠よりも昇降
部材側へ移動した下方待避可能位置とに亙つて押
引駆動する押引駆動装置を設けたものである。
<作用> 本考案に係る加工機械のクランパ退避装置にお
いては、被固定部材を搬出入するとき、姿勢切換
装置の昇降部材を上昇位置に保持した状態で押引
駆動装置により駆動条体を介してクランパを引駆
動することによりクランパを使用位置から案内基
枠よりも昇降部材側の下方退避可能位置へ切換
え、次に昇降手段により昇降部材を下降させる
と、昇降部材とともにクランパと押引駆動装置は
下降し退避位置に切換えられる。
このように、クランパを退避位置に切換えた状
態で被固定部材を台盤上から外部へ或いはその反
対に搬出入し、台盤上に被固定部材が搬入された
時点で昇降手段により昇降部材とクランパと押引
駆動装置とを同時に上昇位置へ切換え、次に押引
駆動装置により駆動条体を押駆動することにより
クランパを下方退避可能位置から台盤上の使用位
置へ切換える。その後、クランパにより被固定部
材が台盤上に固定される。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本実施例は、本考案に係るクランパ退避装置を
プレス機械に適用した場合の一例であり、第6
図・第1図〜第3図に基いて以下説明する。
第6図において、プレス機械1のボルスタ2の
上面には金型4を搬出入する前後方向(矢印A方
向)に向けて複数のT溝3が形成され、ボルスタ
2上へ搬入された金型4は前側2組のクランパ5
aと後側2組のクランパ5aでボルスタ2の上面
に固定される。
金型4の搬出入空間に位置する前側の2組のク
ランパ5aは夫々T溝3に沿つて前後方向に移動
自在に配設され、これら2組のクランパ5aに
夫々対応するクランパ退避装置であつて、ボルス
タ2の前端面のうちT溝3の前端外面側に固定さ
れた姿勢切換装置7とこの姿勢切換装置7により
昇降駆動されるチエーン式押引駆動装置6aとか
らなるクランパ退避装置が設けられている。尚、
金型4の後側の2組のクランパ5aは夫々伝動帯
式押引駆動装置6bで前後方向に押引駆動される
が、この押引駆動装置6bは後述の別実施例に係
るクランパ退避装置のものと同様のものなので説
明を省略する。
押引駆動装置6aは、第1図及び第3図に示す
ように、油圧シリンダ64で片折れチエン61を
押引き駆動するように構成したものが適用されて
いる。
すなわち、チエン61の基端部61aをUター
ンさせてケース62に対して固定し、チエン61
のUターン部分61bの内周部にスプロケツト6
3を咬合させ、チエン61のUターン部分61b
につながる各縦長チエン部分61cを互いに平行
に走らせるとともに、各縦長チエン部分61cの
外側面に設けたチエンローラ61eをケース62
の縦案内面62aで折曲り防止状に案内させ、油
圧シリンダ64のシリンダバレル65を縦向きに
してケース62に固定するとともに、ピストンロ
ツド66の先端部にスプロケツト63を回転自在
に枢支して構成したものである。
シリンダ64を伸縮駆動するとスプロケツト6
3が下昇して、チエン61を引き下げ、チエン6
1の先端に接続されたクランパ5aをボルスタ2
上から引き戻して後退させる。シリンダ64を収
縮させると、スプロケツト63が上昇しながら、
基端側縦長チエン部分61dのチエンローラ61
eに咬合していく事により左回転させられ、チエ
ン61を押し上げ駆動してクランパ5aを左方に
前進させるように構成されている。このとき、シ
リンダ64のストロークは、動滑車の原理によ
り、チエン61の押引き燥作寸法の半分になる。
姿勢切換装置7は、第1図及び第1図の−
矢視断面を表わす第2図に示すように、上記押引
駆動装置6aの基枠67をボルト68で固定して
保持する昇降部材7aと、この昇降部材7aを上
下方向Bに昇降案内する案内基枠7bとこの案内
基枠7bの下端部に設けられ、昇降部材7aを昇
降させるエアシリンダ7cとによつて構成されて
いる。
そして案内基枠7b及び昇降部材7aの上端部
にはT溝部分3aが形成され、ボルスタ2の上面
に形成された前記T溝3と整合させてボルスタ2
の前部2aに連設し、案内基枠7bはボルト8で
固定されている。そこで、エアシリンダ7cを作
動させて昇降部材7aに支持させた押引駆動装置
6aを下方に降下させ、金型4を交換する時にク
ランパ5が邪摩にならない位置に退避させるよう
に構成したものである。
第2図において、符号9は昇降部材7aの落下
防止手段であり、案内基枠7bの側面に固定され
たエアシリンダ9aの出力ロツド9bを昇降部材
7aの所要部に設けた孔9cに嵌入させ、昇降部
材7aに固定した押引駆動装置6aが落下事故等
を生じないようにしたものである。
次に、本考案の別実施例について第4図・第5
図により説明する。この実施例は上記チエーン式
押引駆動装置6aの代りに伝動帯式押引駆動装置
6bを用いた点以外は前記実施例と同様である。
この伝動帯式押引駆動装置6bは、ニツプローラ
対で伝動帯を押引き駆動するように構成したもの
が適用されている。
すなわち、第4図及び第5図において、符号1
1は金属帯板で形成された伝動帯、5aは伝動帯
11の先端に連結され、ボルスタ2に形成された
T溝3に沿つて進退移動するクランパ、12,1
2は伝動帯11をニツプして押引駆動するニツプ
ローラ対、13はニツプローラ対12,12をト
ルクリミツタ14を介して回転駆動する減速器付
きモータ、15はニツプローラ対12,12を連
動する歯車、16はニツプ圧の調整具、17はニ
ツプローラ対12,12が引き戻した伝動帯11
を収納する収納室である。
この押引駆動装置6bは昇降手段7を介してプ
レス機械のボルスタ2の前部2aへ連設され、第
1の実施例と同様に、押引駆動装置6bで引き渡
したクランパ57を押引駆動装置6bとともに、
昇降手段7で昇降させるように構成されている。
尚、上記姿勢切換装置7に代えて、レバー等を
手動で切換える形式のものでもよく、要するに金
型等の搬出入空間からクランパ5aをボルスタ2
の上面より下方へ退避させ得るものであればよ
い。また上記クランパ5aとして油圧駆動式のも
の又は手動駆動式のものでもよい。
さらに、本考案に係るクランパ退避装置は、台
盤に着脱可能に設け必要に応じて他の加工機械の
クランプ装置と容易に交換して使用することがで
きるようにしてもよい。
<考案の効果> 本考案によれば、前記のように構成され作用す
るから次のような効果を奏する。
イ 金型・ワークパレツト等の被固定部材を台盤
上に搬入・搬出して交換する際に、クランパが
邪摩にならないだけでなく、被固定部材を搬入
したときに、それを前後の幅に関係なく、クラ
ンプすることができるから、その交換作業が極
めて容易となる。
ロ 殊に、前記のトランスフア・プレス・ライン
に本考案を適用した場合には、金型の搬入・搬
出の間口を十分広くとることができ、しかも、
隣接するプレス機械と干渉することもない。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図〜第6図は本考案の実施例を示す
もので、第1図はクランパ退避装置の縦断側面
図、第2図は第1図−線断面図、第3図はチ
エーン式押引駆動装置の斜視図、第4図は別実施
例の第1図相当図、第5図は第4図−線断面
図、第6図はクランパ退避装置を設けたプレス機
械の側面図、第7図ないし第8図は従来技術に関
し、第7図はプレス機械の正面図、第8図は第7
図の−矢視平面図である。 1……加工機械、2……台盤(ボルスタ)、3
……T溝、4……被固定部材(金型)、5a……
クランパ、6a,6b……押引駆動装置、7……
姿勢切換装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 加工機械の台盤上に所定搬出入方向から搬出入
    される被固定部材を、台盤上の所要位置に固定す
    る複数のクランパを設け、上記クランパのうちの
    少なくとも被固定部材の搬出入空間に位置するク
    ランパは台盤のT溝に沿つて移動可能に設け、被
    固定部材の搬出入時搬出入空間に位置するクラン
    パを搬出入空間外へ待避させるように構成した加
    工機械のクランパ待避装置において、 上記台盤のT溝を搬出入方向と平行に形成し、 上記T溝の端部外面側で台盤に固定され且つT
    溝に連なるT溝を上端部に有する案内基枠と、こ
    の案内基枠に昇降可能に装着され上昇位置のとき
    に案内基枠のT溝に連なるT溝を上端部に有する
    昇降部材と、案内基枠に設けられ案内基枠に対し
    て昇降部材を上昇位置とこの昇降位置から所定ス
    トローク下降した下降位置とに昇降させる昇降手
    段とを備えた姿勢切換装置を設け、 上記昇降部材に設けられ、クランパに連結され
    た曲折自在の駆動条体を介してクランパを台盤上
    の使用位置と案内基枠よりも昇降部材側へ移動し
    た下方待避可能位置とに亙つて押引駆動する押引
    駆動装置を設けたことを特徴とする加工機械のク
    ランパ待避装置。
JP1931885U 1985-02-14 1985-02-14 Expired JPH024727Y2 (ja)

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