JPH044201Y2 - - Google Patents
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- JPH044201Y2 JPH044201Y2 JP1985178213U JP17821385U JPH044201Y2 JP H044201 Y2 JPH044201 Y2 JP H044201Y2 JP 1985178213 U JP1985178213 U JP 1985178213U JP 17821385 U JP17821385 U JP 17821385U JP H044201 Y2 JPH044201 Y2 JP H044201Y2
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- Japan
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- fiber strip
- fiber
- flexible material
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- strip
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- Expired
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- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 47
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 15
- 238000009864 tensile test Methods 0.000 claims description 5
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 4
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 241001391944 Commicarpus scandens Species 0.000 description 2
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は合成樹脂、ゴム、ガラス等の細繊維
条の引張試験における試料繊維条のチヤツク装置
に係る。
条の引張試験における試料繊維条のチヤツク装置
に係る。
(従来の技術)
この種細繊維の引張試験における試料繊維のチ
ヤツク手段は専ら一対の挟持部材から成る2個の
治具によつて繊維条の両端を咬持するを一般とす
る。
ヤツク手段は専ら一対の挟持部材から成る2個の
治具によつて繊維条の両端を咬持するを一般とす
る。
(考案が解決しようとする課題)
上記従来の手段において細繊維を挟持片で挟圧
咬持するに際し、細繊維の場合特に光フアイバー
等はその挟圧により押潰されて破断することが多
く、そのチヤツク時に細心の注意と熟練とを要
し、しかもチヤツク後における試験操作の取扱い
中に該挟圧部分で破断し易い弊害があつた。
咬持するに際し、細繊維の場合特に光フアイバー
等はその挟圧により押潰されて破断することが多
く、そのチヤツク時に細心の注意と熟練とを要
し、しかもチヤツク後における試験操作の取扱い
中に該挟圧部分で破断し易い弊害があつた。
(課題を解決するための手段)
本考案は上記従来の挟圧によるチヤツク手段の
欠点を排除し、光フアイバー等の特に破断し易い
細繊維条に好適なチヤツク装置を提供するを目的
とするもので、周面にゴム、フエルト等の柔軟材
を添着した一対の円筒部材を夫々基板に取付けて
設け、試料繊維条の両端を各円筒部材の柔軟材の
外周面に1回以上巻きつけた後、該巻つけた繊維
条の各端部を夫々基板に対して不動に止着して、
試料繊維条を該一対の円筒部材間に張架して成
る。
欠点を排除し、光フアイバー等の特に破断し易い
細繊維条に好適なチヤツク装置を提供するを目的
とするもので、周面にゴム、フエルト等の柔軟材
を添着した一対の円筒部材を夫々基板に取付けて
設け、試料繊維条の両端を各円筒部材の柔軟材の
外周面に1回以上巻きつけた後、該巻つけた繊維
条の各端部を夫々基板に対して不動に止着して、
試料繊維条を該一対の円筒部材間に張架して成
る。
(作用)
本考案によるチヤツク装置は、図示の実施例で
示すように、試験繊維条aを張架した一対の基板
1,1の一方を取付けた固定部材5に対し、他方
の基板1をロードセル7を介して取付けた可動部
材6を螺杵8の回動により離反する矢印方向に移
動させることにより試験繊維条aを牽伸し、その
破断時の牽引力をロードセル7により検測して試
験繊維条aの引張強度を測定するもので、試験中
に繊維条aに作用する引張力は、該繊維条aを巻
締めて円筒部材2との摩擦度を高めるため繊維条
aは確実に円筒部材2に結合されて引張作用に耐
え、また、繊維条aは円筒部材2の円周面に添着
した柔軟材2aによる弾性面に巻つけるため、繊
維条aは柔軟材2a層内に入り込んで包容され、
従つて面接触により繊維条aの保持面は広くな
り、引張力による繊維条の自己破断をなくし、か
つ弾性面による緩衝作用により繊維条の巻つけ操
作時に接触衝動によつて繊維条が破弾することを
防止し、特に破断し易い光フアイバー等の細繊維
条の巻つけを安易にした。
示すように、試験繊維条aを張架した一対の基板
1,1の一方を取付けた固定部材5に対し、他方
の基板1をロードセル7を介して取付けた可動部
材6を螺杵8の回動により離反する矢印方向に移
動させることにより試験繊維条aを牽伸し、その
破断時の牽引力をロードセル7により検測して試
験繊維条aの引張強度を測定するもので、試験中
に繊維条aに作用する引張力は、該繊維条aを巻
締めて円筒部材2との摩擦度を高めるため繊維条
aは確実に円筒部材2に結合されて引張作用に耐
え、また、繊維条aは円筒部材2の円周面に添着
した柔軟材2aによる弾性面に巻つけるため、繊
維条aは柔軟材2a層内に入り込んで包容され、
従つて面接触により繊維条aの保持面は広くな
り、引張力による繊維条の自己破断をなくし、か
つ弾性面による緩衝作用により繊維条の巻つけ操
作時に接触衝動によつて繊維条が破弾することを
防止し、特に破断し易い光フアイバー等の細繊維
条の巻つけを安易にした。
(実施例)
本考案の実施例を図面について説明する。
図面においてaは光フアイバー等の試料繊維条
で、その両端を一対の基板1,1間に張渡して引
張試験を行う。
で、その両端を一対の基板1,1間に張渡して引
張試験を行う。
一対の基板1上には夫々円筒部材2を取付け
て、これに試料繊維条aを巻つけることにより両
基板1,1間に亘つて繊維条aを張架するが、各
円筒部材2の円周面には、ゴム、フエルトその他
適当な柔軟材2aを添着して、該柔軟材2aの外
面に繊維条aを1回以上巻つけた後、繊維条aの
各端部は夫々基板1に対し止具3で不動に止着し
て、試験繊維条aを張架する。
て、これに試料繊維条aを巻つけることにより両
基板1,1間に亘つて繊維条aを張架するが、各
円筒部材2の円周面には、ゴム、フエルトその他
適当な柔軟材2aを添着して、該柔軟材2aの外
面に繊維条aを1回以上巻つけた後、繊維条aの
各端部は夫々基板1に対し止具3で不動に止着し
て、試験繊維条aを張架する。
図中4は基板1に取付けた螺旋条で、これに繊
維条aを挿通案内させることにより円筒部材2に
対する繊維条aの位置を規制してその撓みによる
応力集中に伴う破断を防止した。
維条aを挿通案内させることにより円筒部材2に
対する繊維条aの位置を規制してその撓みによる
応力集中に伴う破断を防止した。
尚、円筒部材2に対する繊維条aの巻つけに当
つては繊維条aが互に接触することのないように
することが望ましい。
つては繊維条aが互に接触することのないように
することが望ましい。
5は引張試験に際して一方の基板1を取付けた
固定部材、6は他方の基板1をロードセル7を介
して取付けた可動部材を示し、該可動部材6は螺
杵8の回動により固定案内杵9に沿つて矢印方向
に移動させるようにした。
固定部材、6は他方の基板1をロードセル7を介
して取付けた可動部材を示し、該可動部材6は螺
杵8の回動により固定案内杵9に沿つて矢印方向
に移動させるようにした。
(考案の効果)
本考案によるときは試料繊維条の両端を夫々基
板に設けた円筒部材の円周面に1回以上巻つけ
後、端部を止具で止着したので、従来手段におけ
る挟着部材による挟圧咬持によるチヤツクのよう
にその挟圧に耐え得ずに繊維条がすることなく、
円筒部材には、その円周面に柔軟材を添着して、
該柔軟材の外面に繊維条を巻つけるから、該柔軟
材の弾性により繊維条は柔軟材層に入り込んで包
容され、従つて繊維条は面接触の状態で該柔軟材
面に保持されるから引張力に対する保持面は広く
なり、従つて摩擦抵抗による繊維条の自己破断を
なくすことができ、更に繊維条は柔軟材の弾性に
よる緩衝作用によつて巻つけ操作中においても接
触衝動により破断することがなく、特に光フアイ
バー等の細繊維条の巻きつけ作業を安易にした効
果を有する。
板に設けた円筒部材の円周面に1回以上巻つけ
後、端部を止具で止着したので、従来手段におけ
る挟着部材による挟圧咬持によるチヤツクのよう
にその挟圧に耐え得ずに繊維条がすることなく、
円筒部材には、その円周面に柔軟材を添着して、
該柔軟材の外面に繊維条を巻つけるから、該柔軟
材の弾性により繊維条は柔軟材層に入り込んで包
容され、従つて繊維条は面接触の状態で該柔軟材
面に保持されるから引張力に対する保持面は広く
なり、従つて摩擦抵抗による繊維条の自己破断を
なくすことができ、更に繊維条は柔軟材の弾性に
よる緩衝作用によつて巻つけ操作中においても接
触衝動により破断することがなく、特に光フアイ
バー等の細繊維条の巻きつけ作業を安易にした効
果を有する。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
平面図、第2図は側面図、第3図は要部の斜視図
である。 a……試料繊維条、1……基盤、2……円筒部
材、2a……柔軟材、3……止具。
平面図、第2図は側面図、第3図は要部の斜視図
である。 a……試料繊維条、1……基盤、2……円筒部
材、2a……柔軟材、3……止具。
Claims (1)
- 周面にゴム、フエルト等の柔軟材を添着した一
対の円筒部材を夫々基板に取付けて設け、試料繊
維条の両端を各円筒部材の柔軟材の外周面に1回
以上巻つけた後、該巻つけた繊維条の各端部を
夫々基板に対して不動に止着して、試料繊維条を
該一対の円筒部材間に張架して成る繊維条の引張
試験におけるチヤツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985178213U JPH044201Y2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985178213U JPH044201Y2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6286537U JPS6286537U (ja) | 1987-06-02 |
JPH044201Y2 true JPH044201Y2 (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=31120138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985178213U Expired JPH044201Y2 (ja) | 1985-11-21 | 1985-11-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044201Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100899092B1 (ko) | 2007-05-31 | 2009-05-25 | (주)티에이치엔 | 대경 와이어링의 인장력 테스트 지그장치 |
KR102431856B1 (ko) * | 2020-11-04 | 2022-08-11 | 부산대학교 산학협력단 | 직물 또는 섬유 소재의 인장 및 피로 성능 시험 장치 및 방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0325160Y2 (ja) * | 1984-10-24 | 1991-05-31 |
-
1985
- 1985-11-21 JP JP1985178213U patent/JPH044201Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6286537U (ja) | 1987-06-02 |
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