JP3268088B2 - 多心光ファイバの一括切断の際におけるクランプ方法 - Google Patents
多心光ファイバの一括切断の際におけるクランプ方法Info
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- JP3268088B2 JP3268088B2 JP24997893A JP24997893A JP3268088B2 JP 3268088 B2 JP3268088 B2 JP 3268088B2 JP 24997893 A JP24997893 A JP 24997893A JP 24997893 A JP24997893 A JP 24997893A JP 3268088 B2 JP3268088 B2 JP 3268088B2
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- optical fiber
- clamping
- clamping method
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多心光ファイバの一括切
断等に際し、多心光ファイバをクランプする方法に関す
るものである。
断等に際し、多心光ファイバをクランプする方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は光ファイバ切断の概略説明図であ
る。図面に示すように光ファイバ心線12の端部付近の被
覆を除去して光ファイバを除去し、光ファイバ心線12を
被覆クランプ13にてクランプすると共に、光ファイバ11
をクランプ14にてクランプする。そして、光ファイバ11
に軸方向の張力を加えながら、切刃15にて光ファイバ11
に初期傷を与え切断する。
る。図面に示すように光ファイバ心線12の端部付近の被
覆を除去して光ファイバを除去し、光ファイバ心線12を
被覆クランプ13にてクランプすると共に、光ファイバ11
をクランプ14にてクランプする。そして、光ファイバ11
に軸方向の張力を加えながら、切刃15にて光ファイバ11
に初期傷を与え切断する。
【0003】図2は上記のような光ファイバの切断の際
における多心光ファイバの従来のクランプ方法の要部の
横断面図である。図面に示すように、被覆を除去して露
出した光ファイバ1の複数本をアルミニウム製、鉄製等
のクランプ台2上に平行に配列し、これらの上方から内
側にゴム、プラスチック等の弾性体4を装着したクラン
プ押え3により押圧してクランプする方法がとられてい
る。
における多心光ファイバの従来のクランプ方法の要部の
横断面図である。図面に示すように、被覆を除去して露
出した光ファイバ1の複数本をアルミニウム製、鉄製等
のクランプ台2上に平行に配列し、これらの上方から内
側にゴム、プラスチック等の弾性体4を装着したクラン
プ押え3により押圧してクランプする方法がとられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクラン
プ方法においては、図面より明らかなように、両端に位
置する光ファイバ1’は他の光ファイバ1とはクランプ
状態が異なっている。このため、クランプ力のバラツキ
や光ファイバ自身のねじれ等が発生し、良好な切断端面
が得られないという問題点があった。
プ方法においては、図面より明らかなように、両端に位
置する光ファイバ1’は他の光ファイバ1とはクランプ
状態が異なっている。このため、クランプ力のバラツキ
や光ファイバ自身のねじれ等が発生し、良好な切断端面
が得られないという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、光ファイバ全数が同条件でクランプできるよう
にした多心光ファイバの一括切断の際におけるクランプ
方法を提供するもので、その特徴は、光ファイバの配列
の両側において弾性体と表面が平坦なクランプ台との間
に、光ファイバ径とほぼ同寸法の厚みをもったスペーサ
を光ファイバの配列ピッチとほぼ同等に配置したことに
ある。
解消し、光ファイバ全数が同条件でクランプできるよう
にした多心光ファイバの一括切断の際におけるクランプ
方法を提供するもので、その特徴は、光ファイバの配列
の両側において弾性体と表面が平坦なクランプ台との間
に、光ファイバ径とほぼ同寸法の厚みをもったスペーサ
を光ファイバの配列ピッチとほぼ同等に配置したことに
ある。
【0006】
【実施例】図1は本発明の多心光ファイバのクランプ方
法の実施例の要部の横断面図である。なお、図2と同一
符号は同一部位をあらわしている。図面に示すように、
クランプ台2上には光ファイバ1の複数本が平行に配列
されている。そして、その両側には、上記光ファイバ径
とほぼ同一の厚みDをもったアルミニウム等の金属製の
スペーサ5が配置されている。このスペーサ5と両端の
光ファイバとの間隔は、光ファイバ1の配列ピッチとほ
ぼ同等にするのが好ましい、このように配列された光フ
ァイバ1の上方から、従来同様に、内側に弾性体4を装
着したクランプ押え3にて押圧し、クランプする。
法の実施例の要部の横断面図である。なお、図2と同一
符号は同一部位をあらわしている。図面に示すように、
クランプ台2上には光ファイバ1の複数本が平行に配列
されている。そして、その両側には、上記光ファイバ径
とほぼ同一の厚みDをもったアルミニウム等の金属製の
スペーサ5が配置されている。このスペーサ5と両端の
光ファイバとの間隔は、光ファイバ1の配列ピッチとほ
ぼ同等にするのが好ましい、このように配列された光フ
ァイバ1の上方から、従来同様に、内側に弾性体4を装
着したクランプ押え3にて押圧し、クランプする。
【0007】このようなクランプ方法においては、両端
に位置する光ファイバに対する弾性体の弾性変形は、他
の光ファイバに対してと同様になり、光ファイバ1の全
数が同条件でクランプされることになり、良好な切断端
面が得られる。
に位置する光ファイバに対する弾性体の弾性変形は、他
の光ファイバに対してと同様になり、光ファイバ1の全
数が同条件でクランプされることになり、良好な切断端
面が得られる。
【0008】
【実験例】10心の光ファイバを切断し、その端面角度
(軸方向の垂直面に対する角度)を調査した。結果を図
4に示す。実線は本発明のクランプ方法、点線は従来の
クランプ方法を示す。図4より明らかなように、従来方
法においては、両端に位置する光ファイバはねじれ等の
ため良好な切断面が得られなかったが、本発明のクラン
プ方法においては、両端の光ファイバも他の光ファイバ
と同様の良好な切断端面が得られることが確認された。
(軸方向の垂直面に対する角度)を調査した。結果を図
4に示す。実線は本発明のクランプ方法、点線は従来の
クランプ方法を示す。図4より明らかなように、従来方
法においては、両端に位置する光ファイバはねじれ等の
ため良好な切断面が得られなかったが、本発明のクラン
プ方法においては、両端の光ファイバも他の光ファイバ
と同様の良好な切断端面が得られることが確認された。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多心光フ
ァイバのクランプ方法によれば、すべての光ファイバが
同条件でクランプされるので、光ファイバ自身にねじれ
を生じないので、切断端面が良好であり、又すべての光
ファイバに一定のクランプ力が与えられるので、張力が
一定となり、切断端面にバラツキが生じない等の効果を
奏するものである。
ァイバのクランプ方法によれば、すべての光ファイバが
同条件でクランプされるので、光ファイバ自身にねじれ
を生じないので、切断端面が良好であり、又すべての光
ファイバに一定のクランプ力が与えられるので、張力が
一定となり、切断端面にバラツキが生じない等の効果を
奏するものである。
【図1】本発明の多心光ファイバのクランプ方法の実施
例の要部の横断面図である。
例の要部の横断面図である。
【図2】従来の多心光ファイバのクランプ方法の要部の
横断面図である。
横断面図である。
【図3】光ファイバ切断の概略説明図である。
【図4】光ファイバのクランプ方法の相違による端面角
度の測定結果を示す図で、実線は本発明のクランプ方
法、点線は従来のクランプ方法を示す。
度の測定結果を示す図で、実線は本発明のクランプ方
法、点線は従来のクランプ方法を示す。
1 光ファイバ 2 クランプ台 3 クランプ押え 4 弾性体 5 スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 清 兵庫県神戸市灘区弓木町二丁目3番25号 (56)参考文献 特開 昭64−52101(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 334 G02B 6/25
Claims (1)
- 【請求項1】 表面が平坦なクランプ台上に平行に配列
した複数本の光ファイバを弾性体を介してクランプ押え
により上方より押圧してクランプする多心光ファイバの
一括切断の際におけるクランプ方法において、上記光フ
ァイバの配列の両側において弾性体とクランプ台との間
に、光ファイバ径とほぼ同寸法の厚みをもったスペーサ
を光ファイバの配列ピッチとほぼ同等に配置したことを
特徴とする多心光ファイバの一括切断の際におけるクラ
ンプ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24997893A JP3268088B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 多心光ファイバの一括切断の際におけるクランプ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24997893A JP3268088B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 多心光ファイバの一括切断の際におけるクランプ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784140A JPH0784140A (ja) | 1995-03-31 |
JP3268088B2 true JP3268088B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=17201021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24997893A Expired - Fee Related JP3268088B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 多心光ファイバの一括切断の際におけるクランプ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3268088B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016142530A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-08 | 株式会社東芝 | 温度補償素子、偏波面保持ファイバ及び光センサシステム |
JP2016142744A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-08 | 株式会社東芝 | 温度補償素子及び光センサシステム |
GB201815406D0 (en) * | 2018-09-21 | 2018-11-07 | Oxford Fiber Ltd | Optical fibre cleaving tool |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP24997893A patent/JP3268088B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0784140A (ja) | 1995-03-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |