JPH0441386B2 - - Google Patents

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JPH0441386B2
JPH0441386B2 JP5054384A JP5054384A JPH0441386B2 JP H0441386 B2 JPH0441386 B2 JP H0441386B2 JP 5054384 A JP5054384 A JP 5054384A JP 5054384 A JP5054384 A JP 5054384A JP H0441386 B2 JPH0441386 B2 JP H0441386B2
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JP
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data
certificate
automatic
deposit machine
input
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JP5054384A
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Shugo Dono
Koichi Hashimoto
Fumio Myanaga
Shoji Yoshikawa
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Glory Ltd
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Glory Ltd
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Publication date
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野) この説明は、銀行等の金融機関の渉外員(外交
員、得意先係等)が客先に出行して預金の集金を
行ない、これら預金を営業店に持ち帰つて入金処
理を自動的に行なうための携帯用端末装置を用い
た入金処理装置に関する。 (発明の技術的背景とその問題点) 従来、銀行の渉外員が客先で預金を預かつた場
合、渉外員が顧客に対して領収証を発行すると共
に、この領収書の控として取次票を作成し、預か
つた預金、預金通帳及び取次票を営業店へ持ち帰
つて現金と取次票金額合計と照合した後、各取引
毎に入金伝票を起票し、オンライン端末機にこの
データを入力してセンターフアイルを更新し、そ
の後に各預金通帳への機械記帳を行なうようにし
ていた。しかしながら、このような預金集計業務
においては、各所に繁雑な作業が必要となつてい
る。すなわち、先ず客先における領収証や取次票
の発行作成がそれであり、営業店へ帰つてからの
現金と取次票との照合、照合結果についての出納
係の検証、さらには各顧客毎の入金伝票の起票や
オンライン端末機への伝票データの入力作業等が
それである。そして、これら業務処理のうち、客
先における領収証の発行、取次票の作成及び営業
店へ帰つてからのオンライン端末機へのデータ入
力等については、近年、携帯用端末装置が提起さ
れている(たとえば特開昭55−83958号)。 この携帯用端末装置には、(1)その日に訪問する
顧客に関するデータをセンターフアイルから収録
しておき、客先でのデータキーインに基づいて領
収証の発行を行なうと共に顧客のデータを記憶
し、営業店へ帰つてから携帯用端末機装置をオン
ライン端末機に接続し、顧客のセンターフアイル
を更新した後に預金通帳に記帳するものや、(2)客
先から直接電話回線を通じてセンターフアイルの
更新を行なうと共に、その場で預金通帳に記帳す
るようになされているものがある。しかしなが
ら、客先から直接センターフアイルを更新する方
法には法制上の問題があり、さらにはコンピユー
ター犯罪の問題等から未だ実用化されていない。
また、営業店へ帰つてからセンターマシンとの間
で交信を行なう方法も、単に携帯用端末装置に入
力されたデータのみであり、渉外員が持ち帰つて
預金(現金、小切手等)とそのデータとの照合に
ついては何ら合理化がなされておらず、従来通り
の手作業による精算、出納係、役席等の検証等が
必要であつた。 そこで、本出願人の出願に係る特願昭57−
160219号「携帯用端末装置を用いた入金処理機」
が提起された。この発明の目的は、渉外員が客先
へ持参して収集した携帯用端末装置のデータと営
業店へ持ち帰つた預金現金との照合を自動的に行
ない、照合一致によりセンターフアイルの更新を
行なうようにした入金処理機を提供することにあ
つた。しかし、この入金処理機においても小切
手、手形等の証書の処理に関する自動検証が行な
い得ないため、渉外員の入金処理業務全体も最終
的には出納係、役席等の検証が必要となり、渉外
員単独での入金業務の完結が行なえなかつた。 また、上記問題点とは別に銀行における小切
手、手形処理業務を見ると、企業や事業者等の利
用者が当座預金口座を開設すると、銀行からは専
用の小切手帳が交付される。なお、小切手帳の交
付に際しては、その利用者の口座番号(銀行コー
ド、支店コードを含む)が個々の小切手にたとえ
ばMICR(Magnet Ink Character Recognition)
印字されて利用者に渡される。利用者がこの小切
手に手書き又はチエツクライタで金額を記入し、
これによつて支払の振出を行なつたとすると、こ
の小切手を受取つた人は当該小切手を自分の口座
のある銀行等へ持参して入金するよう係員へ提出
する。銀行等ではこのようにして受入れた小切手
を先ず全てマイクロフイルムに撮影し、次にこれ
ら小切手にその額面金額をMICRエンコーダで印
字する。そして、これら小切手を自行券と他行券
とに分類し、他行券には交換印を押し、これら他
行券をその銀行(支店)が属する地区の所定の手
形交換所へ持ち込む。手形交換所には各銀行の小
切手が集まつて来ており、これをMICRリーダ・
ソータにかけて各銀行毎に分類すると共に、各銀
行間の貸借リストを作成する。分類された小切手
は各銀行が自行の分を持帰り、その小切手の振出
人の口座に預金残高があるか否かをチエツクす
る。このチエツクは定められた期間内(例えば交
換後1日)に行なわれ、この期間内に残高不足の
ものについてはその小切手を受入れた銀行に対し
てその旨通知し、小切手を持参した人の口座に入
金しないような手続きを行なう。上記定められた
期間を過ぎれば自動的に持参人の口座に入金処理
がなされ、銀行間では上記貸借リストに基づいて
決済を行なう。一方、自行券についてはオンライ
ン照会などで小切手振出人の口座残高を調べ、残
高があれば小切手金額を引渡すと共に、持参人の
口座へ入金する。 (発明の目的) この発明の目的とするところは、小切手等を含
め全ての入金の検証が自動的に行なえる携帯用端
末装置を用いた入金処理装置を提供することにあ
り、これによつて渉外員それぞれが自己の入金業
務を完結できるようにする。 (発明の実施例) 次に、この発明の一実施例を図面を参照して説
明すると、第1図はこの発明の携帯用端末装置を
用いた入金処理装置の全体構成を示すものであ
り、中央部に配設されたデスク形のマスターター
ミナル1はデータ等を表示するためのCRT表示
装置11と、データ等を印字して出力するプリン
タ12と、データ等を記憶するフロツピーデイス
ク装置13と、オペレータ等がデータ入力を行な
うキーボード14と、図示はしないが携帯用端末
装置100が電気的に接続される接続機構とを具
備している。そして、マスターターミナル1の右
側に硬貨自動入金機200が、左側に紙幣自動入
金機300が連接されている。また、この紙幣自
動入金機300の左側には証書入金処理機として
のMICRエレコーダ(磁気インク文字印字装置)
400が配され、マスターターミナル1に接続さ
れている。 硬貨自動入金機200は第2図に示すように、
計数表示器及びキーボードを含むコントロールユ
ニツト201を有し、混合金種の硬貨を上方から
受入れて装填する硬貨ホツパ202と、1ロツト
(例えば、1渉外員の持ち帰つた現金のうちの全
ての硬貨)の選別計数硬貨を一時保留する金種別
一時保留部203と、1ロツトの選別計数結果が
たとえば特開昭55−83958号公報に示されるよう
な携帯用端末装置の当該データと一致したとき、
これを取込む金種別入金庫204とを具えてい
る。また、紙幣自動入金機300は第3図に示す
ように、計数表示器及び操作キーを含むコントロ
ールユニツト301を有し、混合金種の紙幣を前
方から受入れて装填するホツパ302と、選別計
数した紙幣のうち識別不能券を返却する返却口3
03と、その内部に1ロツトの選別計数した紙幣
を立位置に一時保留する一時保留部304と、1
ロツトの紙幣の選別計数した結果が上記携帯用端
末装置の当該データと一致したとき、これを取込
む入金庫305とを具えている。なお、この発明
においては、紙幣自動入金機300は混合金種の
紙幣を一括してホツパ302に装填すると、この
混合金種の紙幣を金種別に計数した後、再び一括
して一時保留部304及び入金庫305への取込
みを行なうようになつている。しかし、このタイ
プの紙幣自動入金機に替えて、金種別に一時保留
部及び取込みを行なう紙幣選別計数機を用いるこ
とも可能である。 MICRエンコーダ400は第4図に示すよう
に、MICR印字すべき小切手、手形の証書を透明
窓401Aと押圧部材401Bとの間に挟んで装
填する証書装填部401と、装填部401から1
枚ずつ繰出された証書を搬送する搬送通路402
と、搬送通路402の途中で証書にMICR印字を
行なう印字部403と、印字すべきデータを入力
するためのその詳細を第5図に示すようなキーボ
ード404とを有している。また、MICRエンコ
ーダ400は小切手台帳発行時等に印字後の証書
を受入れて一括して排出する排出部406と、印
字後、証書を一時保留する上部が透明材でカバー
された一時保留部407と、一時保留部407に
保証された証書を退没して収納する金庫部408
とを有しており、これら排出部406及び一時保
留部407への分岐搬送路409及び410を有
している。さらに、MICRエンコーダ400はジ
ヤーナルプリント部405を有し、MICR印字デ
ータの集計値等を印字するようになつている。な
お、一時保留部407、金庫部408は施錠可能
であり、外部からは手が触れられないようになつ
ている。 第5図はMICRエンコーダ400のキーボード
404の詳細を示す図であり、レジスタクリアキ
ー4001は全フイールドのバツチレジスタをク
リアするキーであり、クリアに際してレジスタの
内容がジヤーナルプリント部405で印字され
る。また、照合キー4002はバツチ照合を行な
い、ゼロ照合された場合にバツチ金額レジスタと
バツチ枚数レジスタの内容を印字部403で
MICR印字し、バツチ金額キー4005は照合用
合計金レジスタに金額を置換するモードを指定す
るものであり、このキー4005を押すとその左
の表示ランプ4007が点灯し、置数終了、つま
り「+」キー4010を押した時に消える。バツ
チ枚数キー4004は照合用合計枚数レジスタに
枚数を置数するモードを指定するものであり、こ
のキー4004を押すと同様にその左の表示ラン
プ4007が点灯し、置数終了した時に消える。
さらに、オンラインキー4003は1度押すとそ
の左の表示ランプ4007が点灯し、MICRエン
コーダ400とマスターターミナル1がオンライ
ン接続され、MICRエンコーダ400側のデータ
はマスターターミナル1へ転送される。そして、
キー4003をもう一度押すと表示ランプ400
7が消え、オフラインモードに復帰する。エンコ
ードキー4006を押して表示ランプ4007が
点灯している時、MICRエンコーダ400は印字
モードとなり、再度押すと表示ランプ4007が
消え全て非印字モードとなる。 「当」〜「他3」キー4011は証書の分類キ
ーであり、「当」は自店発行の証書、「他1」〜
「他3」は自店意外の証書を適宜分類するための
キーである。これら分類キー4011を押すとそ
の左の表示ランプ4008が点灯し、置数終了を
指示する「+」キー4010を押すと消える。入
力データ表示デイスプレイ4013は16桁であ
り、テンキー4012からの置数データを表示す
る。警告ランプ群4014は各種トラブル発生時
にこれを表示し、エンコードエラー4014Aは
正常にMICR印字されなかつたとき等に点灯し、
リボン警告ランプ4014BはMICRインクリボ
ンに異常が生じたとき等に点灯し、入力エラーラ
ンプ4014Cは入力桁数オーバーや、入力桁数
不足操作上適当でないキー操作があつた時、等に
点灯し、不照合ランプ4014Dはバツチ照合時
の不照合で点灯し、フイールド表示ランプ401
5はプログラムの入力手順に従つて、次に入力す
べきフイールドのランプが点灯し、下記に使用す
るフイールドをそれぞれ示す。
【表】
【表】 また、スキツプキー4020は複数のフイール
ドの入力操作中に、このキーを押すと1フイール
ド分のスキツプを行ない、クリアキー4022は
数値表示データをクリアし、エラー解除キー40
23は前途の警告を解除するためのキーである。
さらに、デユープキー4031は全フイールドの
データが前データと同じ場合、このキーを押すこ
とによりデータ入力を省略することができ、ジヤ
ーナルフイードキー4032を押すと印字部40
3のジヤーナルがフイードされ、証書フイードキ
ー4033を押すと証書装填部401より証書が
1枚フイードされる。そして、プログラムキー4
030を併用してプログラム選択を行ない、テン
キー4012で入力したプログラム番号がプログ
ラム番号表示デイスプレイ4034で表示され
る。ここで、プログラムとは適用業務毎に用意さ
れているもので、例えばこのMICRエンコーダ4
00は単体でMICR印字業務を行なつたり、この
発明に使用する如くマスターターミナル1とオン
ライン接続され、MICRエンコーダ400のキー
ボード404からのデータ入力によりMICR印字
とマスターターミナル1でのデータの照合の両方
を行なう等の種々の業務毎にプログラムが用意さ
れており、上記プログラムキー4030及びテン
キー4012で所望のプログラムを選択するよう
になつている。さらに、プログラム番号表示デイ
スプレイ4034の隣接部には、処理すべき証書
の枚数、つまりテンキー4012で入力した枚数
を表示する枚数表示デイスプレイ4035が設け
られており、証書を1枚処理する枚に減算表示さ
れるようになつている。 ところで、マスターターミナル1の電気的なハ
ードウエア構成は第6図に示すようになつてお
り、マイクロプロセツサユニツト(MPU)20
はマスターターミナル1の各ハードウエアを制御
すると共に、データの演算読出及び書込を行なう
ようになつており、図示はしていないが、プログ
ラム格納用ROM及びプログラム用一時メモリと
してのRAMを含んでいる。また、キーボード1
5はMPU20に対して各種プログラムの選択、
起動、データの入力を行なうようになつており、
シリアルインタフエース21は装着された携帯用
端末装置100との間でデータの送受信を行な
い、パラレルインタフエース22は硬貨自動入金
機200及び紙幣自動入金機300からのデータ
を、それぞれコントロールユニツト201及び3
01を経てMPU20側へ取込む。また、シリア
ルインターフエース27はMICRエンコーダ40
0の受信、マスターターミナル1からのコマンド
の送受信等を行なう。そして、CRT表示装置1
1はキーボード15からの入力データ、携帯用端
末装置、硬貨自動入金機200及び紙幣自動入金
機300からの各種データや、通信インタフエー
ス16を介して受信されるセンターフアイルのデ
ータを表示すると共に、マスターターミナル1の
各種状態を表示する。プリンタ12は渉外員毎の
勘定締上データや、後述するフロツピーデイスク
へ書込んだセンターフアイル更新用データ又は通
信インタフエースを介してセンターフアイルへ送
信するデータを伝票として印字するようになつて
おり、フロツピーデイスク装置13は、センター
フアイル更新用データをバツチ処理する場合の記
憶装置として用いられる。このバツチ処理の場
合、データを貯蔵したフロツピーデイスクは、こ
の発明のマスターターミナル1又は他のオンライ
ン端末装置にかけられてセンターフアイルのデー
タを更新する。カードリーダ14は第1図には図
示しないが渉外員の個人認証用カード(IDカー
ド)2を読取る装置であり、通信インタフエース
16はセンターフアイルとの間で、顧客情報やセ
ンターフアイル更新データの送受信を行なう。 さらに、テンポラリメモリ23は渉外員が客先
で携帯用端末装置100へ集録した入金データ
を、1渉外員分だけ一時的に記憶するものであ
り、このテンポラリメモリ23は携帯用端末装置
が集録している顧客毎の取引明細、科目別(普
通、当座、定期等)取引合計金額、券種別(現
金、当店券、他店券)合計金額(小切手について
は、枚数をも含む)を記憶するエリアを有し、テ
ンポラリモメリ24は硬貨自動入金機200及び
紙幣自動入金機300によつて選別計数された1
渉外員の現金の金種別金額と、そのトータル金額
とを記憶するエリアを有すると共に、キーボード
15から入力される当店券、他店券等の小切手の
枚数及び金属データをも記憶するエリアを有して
いる。また、マスターメモリ25は顧客別取引明
細、担当者別勘定合計、科目区別合計、券種別合
計等の各フアイルを有しており、このマスターメ
モリ25の更新はテンポラリメモリ23及び24
の各データが一致した時点に行なわれる。 一方、渉外員が客先へ持参する携帯用端末装置
100の電気的なハードウエア構成は第7図に示
すようになつており、マイクロプロセツサユニツ
ト(MPU)101はこの端末装置100の各ハ
ードウエアを制御すると共に、データの演算、読
出及び書込を行なう。そして、液晶デイスプレイ
102は後述するキーボード106より入力され
たデータ及び各種演算結果、本端末装置の状態等
を表示し、ROM103には本端末装置100の
コントロールプログラムが格納されている。
RAM104はこのシステムに使用されるメモリ
エリア及びユーザー用メモリエリアとして使用さ
れ、バツテリ及び電圧レギユレータ105は本端
末装置100が外部電源から切離されて使用され
る場合には、各ハードウエアへ電源を供給する。
なお、内蔵レギユレータは端末装置100が外部
電源に接続されている場合には、このレギユーレ
ータを通じて各ハードウエアへ電源を供給するよ
うになつている。 また、キーボード106は客先での預金データ
の入力や、各ハードウエアのコントロール命令の
入力に用いられ、プリンタ(たとえばサーマルプ
リンタ)107は客先での領収証、取次票の発
行、メモリ内のデータの印字を行ない、入出力イ
ンタフエース108にはハンドスキヤナ110が
接続されている。なお、このハドンスキヤナ11
0は渉外員が客先にて、顧客の預金通帳に付され
ている磁気ストライプのデータ、すなわち預金者
コード等を読取るのに使用されるが、このハンド
スキヤナ110に替えて、携帯用端末装置側に固
定式の磁気ストライプリーダを設けるようにして
も良い。さらに、シリアルインタフエース109
は本端末装置100をマスターターミナル1に接
続して、端末装置100内のデータをマスタータ
ーミナル1に送信したり、マスターターミナル1
から顧客情報を受信するのに用いられる。 次にこの発明の動作を説明する。 渉外員は携帯用端末装置100を客先へ持参
し、訪問先でハンドスキヤナ110により各コー
ド、通帳残高等を読取ると共に、顧客から預かる
預金の金額、科目、券種等を携帯用端末装置10
0のキーボード106から入力し、これら取引明
細データをRAM104に記憶させる。次いで、
入金内訳と入金合計との照合を行なつた後、キー
ボード106の印字キーを押してプリンタ107
で領収証を印字出力すると共に、複写の一片を取
次票として持ち帰る。そして、渉外員は帰店後に
携帯用端末装置100をマスターターミナル1の
所定位置に装着し、自己のIDカード2をカード
リーダ14に挿入して読取らせることにより担当
者登録を行なう。マスターターミナル1のMPU
20は、上記IDカードのデータを読取つて既に
登録されている渉外員データと照合し、上記カー
ドデータに該当するデータが存在しておれば、そ
の後の渉外員の操作を可能とさせる。このよう
に、IDカード2によつて渉外員の確認を行なう
ようにしているが、渉外員毎に割当てられたパス
コードをキーボード15から入力することにより
本人の確認を行なうようにしても良い。 このようにして渉外員の本人確認がとれた後、
渉外員がキーボード15の精算キーを押すと、
MPU20はシリアルインタフエース21を通じ
て携帯用端末装置100に対してデータの送信を
命令する。これにより携帯用端末装置100の
MPU101は、シリアルインタフエース109
を介してマスターターミナル1からのデータ送信
命令を受信し、RAM104に格納されている取
引明細、科目別合計、券種別合計等のデータを読
出し、シリアルインタフエース109を経てマス
ターターミル1側へ送信する、マスターターミナ
ル1のMPU20はシリアルインタフエース21
を経て送信データを送信すると。このデータをテ
ンポラリメモリ23の該当エリアへ各データを格
納する。次に、渉外員が集金してきた現金を硬貨
と紙幣に選別し、硬貨は硬貨自動入金機200の
ホツパ202に装填し、紙幣は紙幣自動入金機3
00のホツパ302に装填し、キーボード15の
スタートキーを押すことによりそれぞれの装置を
起動させる。マスターターミナル1のMPU20
は、パラレルイタフエース22を通じて紙幣自動
入金機300又は硬貨自動入金機200から計数
パルスが得られる毎に当該金種を判別し、テンポ
ラリメモリ24の金種別現金メモリエリアへ「+
1」加算を行なう。このような現金の自動計数と
平行して、渉外員が持ち帰つた現金外入金、すな
わち小切手や手形等の証書の入金処理をMICRエ
ンコーダ400で行なう。この場合、渉外員は証
書の束を揃えて透明窓401Aと押圧部材401
Bとの間に挟んで装填し、プログラムキー403
0で所要のプログラム番号を選択すると共に、オ
ンラインキー4003でオンラインを指示するこ
とによりシリアルインタフエース27を介してマ
スターターミナル1にオンライン接続される。そ
して、バツチ枚数キー4004を押してテンキー
4012で挿填した枚数を設定すると、この設定
枚数が枚数表示デイスプレイ3035で表示され
る。更に前もつて証書毎に記入されている金額を
合計してバツチ金額キー4005によつて入力
し、照合用合計金レジスタに記憶される。この
後、装填部401に装填された証書の手前側のも
のから順次処理を行なうが、手前側の証書を透明
窓401Aを透して証書の内容を見てキーボード
404を操作する。この場合、分類キー4011
で当店券、他点券の分類を指定すると共に、テン
キー4012で証書に記入されている金額を入力
し、置数終了を指示する「+」キー4010を押
すことにより金額データが入力されると共に、金
額はデイスプレイ4013に表示される。そして
証書フイードキー4033を押すことにより手前
側の証書が1枚搬送通路402に送出され、その
途中の印字部403でたとえば小切手の場合には
第8図の部の如く金額がMICR印字され、更に
搬送されて一時保留部407に保留される。この
ようなMICR印字の動作を装填枚数だけ繰返して
行ない、印字された証書は全て一時保留部407
に保留された後、照合キー4002が押され、先
に入力した照合用合計金レジスタの内容とMICR
印字された証書の合計金額と照合され、また、照
合用合計枚数レジスタの内容とMICR印字された
証書の枚数とも照合され、ゼロ照合された場合
に、金庫部408に収納される。これと同時に、
金額データはシリアルインタフエース27を介し
てマスターターミナル1内のテンポラリメモリ2
4の券種別メモリエリアに加算される。なお、第
8図に示す小切手のMICR印字の部は、小切手
発行時に銀行等から顧客に渡される時にMICR印
字されている。また、硬貨自動入金機200によ
り選別計数された硬貨は、金種別一時保留部20
3に金種別に一時保留され、紙幣自動入金機30
0により選別計数された紙幣は、再び混合されて
一時保留部304に一括して一時保留される。そ
して、硬貨及び紙幣の計数が全て終了すると、当
該入金機より計数終了が出される。 MPU20が上記各計数終了信号を受信した後
に渉外員がキーボード15のキーを押すと、
MPU20はテンポラリメモリ23及び24の現
金メモリ、当店券メモリ、他店券メモリ等をそれ
ぞれ対応されて比較する。そして、全ての比較が
一致した時、MPU20は渉外員が持ち帰つた現
金現物及び証書データと、渉外員が客先で携帯用
端末装置100ヘインプツトしたデータとが一致
したことを判定して照合一致信号を出力する。こ
の照合一致信号が出力されてから渉外員がキーボ
ード15のトランスフアキーを押すと、MPU2
0はテンポラリメモリ23の各分類データをマス
ターメモリ25の該当メモリエリアに加算すると
共に、テンポラリメモリ24の金種別データを現
物メモリ26に金種別に加算し、フロツピーデイ
スク装置13のフリツピーデイスクにテンポラリ
メモリ23の顧客取引明細を書込む。なお、フロ
ツピーデイスクに顧客別取引明細を書込む目的
は、全ての渉外員の顧客別取引明細をフロツピー
デイスクへ書込んだ時点で、センターフアイルの
顧客データの更新をフロツピーデイスクを用いて
バツチ処理でオンライン送信するためである。し
たがつて、フロツピーデイスクを用いずに、マス
ターメモリの顧客別取引明細記憶エリアの顧客毎
の取引明細を、全ての渉外員の精算が終つた時点
で通信インタフエース16を介してセンターフア
イルへ送信するようにしても良い。フロツピーデ
イスクへの取引データの書込み後、MPU20は
プリンタ12を介して当該渉外員の全取引データ
を精算用として科目別、券種別及び金種別に印字
する。このようにトランスフアキーが押されたと
き、MPU20は上述のように各データを当該メ
モリエリアへ転送する一方、硬貨自動入金機20
0及び紙幣自動入金機300に対し、一時保留し
ている硬貨及び紙幣をそれぞれの入金庫204及
び305へ取込むことを命令する。 上述のように全ての渉外員の入金処理が終了し
た時に係員がキーボード15の合計キーを押す
と、MPU20は全渉外員についての科目別、券
種別及び金種別データをプリンタ12を介して精
査表として打出す。このときの金種別金額は、硬
貨自動入金機200、紙幣自動入金機300及び
MICRエンコーダ400の金額と一致する。その
後にバツチ処理として前述のフロツピーデイスク
がオンライン端末機にかけられ、これによりセン
ターフアイルの顧客データが更新される。 (発明の効果) 以上のようにこの発明の携帯用端末装置を用い
た入金処理装置によれば、従来の携帯用端末装置
のみを用いた入金処理方式のように、データと現
金との照合結果についていちいち出納係、役席等
の検証をうける必要がなく、自動的に渉外員の現
金や証書の入金処理を行ない得る。 なお、上述の実施例ではマスタータヘミナル及
び携帯用端末装置の各中央処理装置としてMPU
を用いているが、別にMPUに限定されるもので
はなく、一般的なCPU(Processing Unit)技術
を用いても良い。また、マスターターミナルや硬
化自動入金機、紙幣自動入金機及びMICRエンコ
ーダの外観構成は第1図〜第4図に示すものに限
定されることなく、種々変更しても良い。排出部
406は新しい証書を発行する時に証書装填部4
01に挿填して、先に述べた小切手のMICR印字
の部に印字する場合に排出されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の携帯用端末装置を用いた入
金処理装置の一例を示す外観図、第2図はその硬
化自動入金機の一例を示す外観図、第3図はその
紙幣自動入金機の一例を示す外観図、第4図はそ
のMICRエンコーダの一例を示す外観図、第5図
はMICRエンコーダのキーボードの一例を示す配
列図、第6図はこの発明の携帯用端末装置を用い
た入金処理装置の回路構成の一例を示すブロツク
図、第7図はこの発明に用いる携帯用端末装置の
回路構成の一例を示すブロツク図、第8図は小切
手のMICR印字の一例を示す図である。 1……マスターターミナル、2……IDカード、
100……携帯用端末装置、200……硬化自動
入金機、300……紙幣自動入金機、400……
MICRエンコーダ、401……装填部、402…
…搬送通路、403……印字部、404……キー
ボード、408……金庫部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも、キー入力装置と、このキー入力
    装置からの入力データを記憶する記憶装置と、こ
    の記憶装置のデータを出力するデータ出力機構と
    を有する携帯用端末装置と、混合金種の紙幣を金
    種別に計数すると共に、当該紙幣をその内部に収
    納する紙幣自動入金機と、混合金種の硬貨を金種
    別に計数すると共に、当該硬貨をその内部に収納
    する硬貨自動入金機と、小切手又は手形等の現金
    外証書の少なくとも額面金額を入力する証書デー
    タ入力手段とこの証書データ入力手段により入力
    された額面を当該証書にMICR印字するMICR印
    字手段とを有する現金外証書処理装置と、前記紙
    幣自動入金機、硬貨自動入金機及び現金外証書処
    理装置がそれぞれ接続されると共に当該紙幣自動
    入金機と硬貨自動入金機の各計数データ及び前記
    現金外証書処理装置の証書データ入力手段により
    入力されたデータを記憶し、前記携帯用端末装置
    のデータ出力機構にも接続可能なデータ入力機構
    を有し、前記携帯用端末装置からのデータを一時
    的に記憶するテンポラリメモリを有する演算記憶
    装置と、前記携帯用端末装置から自動的に入力さ
    れる入力データと、この入力データに対応する貨
    幣を前記紙幣自動入金機と硬貨自動入金機によつ
    て計数して得られる計数データ及び前記現金外証
    書処理装置の証書データ入力手段により入力され
    たデータとを前記演算記憶装置において照合する
    照合手段とを具備したことを特徴とする携帯用端
    末装置を用いた入金処理装置。
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