JPH0439880B2 - - Google Patents
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- JPH0439880B2 JPH0439880B2 JP61113381A JP11338186A JPH0439880B2 JP H0439880 B2 JPH0439880 B2 JP H0439880B2 JP 61113381 A JP61113381 A JP 61113381A JP 11338186 A JP11338186 A JP 11338186A JP H0439880 B2 JPH0439880 B2 JP H0439880B2
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- dehydration
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は、水流チヤート及び洗濯時間を自動的
に決定する全自動洗濯機に関する。 (従来の技術) 従来より、洗濯行程中の撹拌翼の回転速度を速
度検知器によつて検知することにより洗濯物の量
を判別し、また外槽の底壁に設けられた光センサ
の出力によつて洗濯物の汚れ具合を判別し、それ
ぞれの判別結果を全自動洗濯機の制御パラメータ
として利用する全自動洗濯機が提供されている
(例えば、特開昭59−71779号公報)。 しかしながら、上記した全自動洗濯機では、撹
拌翼の回転速度を検知するための速度検知器は、
撹拌翼の下面に多数の磁石を円形に配置し、それ
ら磁石の通過を検出する磁気センサを回転槽の下
面に配置した構成となつており、多くの磁石が必
要となるばかりでなく、撹拌翼と回転槽部分の構
造が複雑化するといつた問題があつた。また、洗
濯物の汚れ具合を検知する光センサは外槽の底壁
に対向する形で設けられており、撹拌翼の回転に
よつて洗濯水が対流するとはいうものの、主とし
て底面付近の洗濯水の状態しか検知できず、対流
が十分でない場合には洗濯物の汚れ具合を正確に
検知することができないといつた問題があつた。 本発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、
その目的は、撹拌翼と回転槽部分の構造を複雑化
することなく、また洗濯水の対流を十分行わせる
ことによつて洗濯物の汚れを正確に検知すること
のできる全自動洗濯機を提供することにある。 (発明の構成) 本発明の全自動洗濯機は、機枠を構成する外槽
と、洗濯・脱水槽である内槽と、前記外槽の側壁
と底壁とに流水口を有する循環水路とを備えたも
のであつて、前記外槽の側壁に設けられた脱水行
程時に飛散する水滴を検知する脱水センサと、前
記循環水路内に設けられた洗濯液の透明度を検知
する光センサと、所定水量の注水後、脱水行程が
実行されたときに前記脱水センサから出力される
信号のパルス幅に基づいて洗濯量を判別する洗濯
量判別部と、洗濯行程が開始されてから一定時間
後に読み込んだ前記光センサの出力値に基づいて
洗濯物の汚れ具合を判別する汚れ具合判別部と、
前記洗濯量判別部の判別結果と前記汚れ具合拌物
部の判別結果とから相関的に実質的な水流チヤー
ト及び洗濯時間を決定する制御部とを備えた構成
とする。 (作用) 洗濯行程前に所定水量注水されて洗濯物が浸水
されると、洗濯量を検出するための脱水行程が実
行される。このとき、外槽の側壁に設けられた脱
水センサは、内槽の洗濯物から飛散してくる水滴
を検知し、その検知信号を洗濯量判別部に与え
る。洗濯量判別部では、その与えられた検知信号
の出力パルス幅に基づいて洗濯量を判別する。こ
の後、洗濯行程が一定時間行われると、汚れ具合
判別部は、循環水路内に設けられた光センサの出
力値に基づいて洗濯物の汚れ具合を判別する。制
御部では、これら2つの判別結果に基いて相関的
に実質的な水流チヤート及び洗濯時間を決定す
る。 (実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。 第6図は、本発明に係る全自動洗濯機の概略構
成を示す断面図である。 この全自動洗濯機は、機枠を構成する外槽1及
び洗濯・脱水槽である内槽2からなり、洗濯、す
すぎ時にはモータ3によりパルセータ4が回転さ
れ、脱水時には内槽2が回転される。前記外槽1
の側壁には、脱水時に飛散する水滴を検知する脱
水センサ5が設けられている。また、外槽1に
は、その側壁と底壁とに流水口を有する循環水路
8が設けられており、この循環水路8内の途中に
洗濯の透明度を検知して洗濯物の汚れ具合を検知
する光センサ9が設けられている。洗濯行程時、
循環水路8には、外槽1に注水された洗濯水がほ
ぼ一定の水量で循環することになるので、光セン
サ9は、洗濯水全体の実際の汚れ具合に近い状態
を検知することができるようになつている。な
お、図面中の符号6は給水弁、符号7は排水弁を
示しており、また矢印は洗濯水の流れを示してい
る。 第1図は全自動洗濯機の制御系の構成を示すブ
ロツク図であり、制御部13はCPU及びI/O
部(入出力部)を含む素子からなるプログラム・
固定データメモリ(ROM)10、一時記憶メモ
リ(RAM)11、タイマー12を備えるととも
に、種々の外部インターフエースが接続されてい
る。本例では、前記外部インターフエースのうち
入力側インターフエースとして脱水検知部14、
全自動動作を始動させるスタートスイツチ15及
び前記光センサ9と、この光センサ9の出力Vを
デジタル信号に変換して前記制御部13に入力す
るためのA/D変換回路16が設けられている。
脱水検知部14は前記脱水センサ5の出力を増幅
回路14aで増幅した後、比較回路14bで予め
設定されている一定基準レベルと比較して、比較
結果を前記制御部13にパルス出力するものであ
る。また、本例は出力側インターフエースとして
は前記モータ3をON/OFF制御するトライアツ
ク等のスイツチ素子19を作動させる駆動回路1
8が設けられている。 第4図は、前記光センサ9の構成を例示する回
路図である。 この回路は、フオトダイオードPDによつて発
光部が構成され、フオトトランジスタPTによつ
て受光部が構成された回路で、前記フオトダイオ
ードPDには一定の電圧(Vcc)が印加されてお
り、洗濯液の光透過度が大きい程(すなわち汚れ
具合が小さい程)フオトトランジスタPTのエミ
ツタ側の出力電圧が大きくなる。 第2図は、前記制御部13の動作を規制するソ
フトウエアを示す流れ図である。 ステツプでスタートスイツチ15が操作され
ると、ステツプ〜及びまでのステツプで示
している洗濯量を判別するルーチンに移る。まず
ステツプで注水すべき水位が低水位に設定され
注水される。洗濯物が十分浸水するのを待つて、
ステツプでモータ3を駆動させる。ステツプ
でタイマー12がスタートすると、ステツプで
前記脱水検知部14によつて検出された脱水セン
サ5の出力信号Iを読み込み、ステツプ〜は
この脱水センサ5の検知結果によつて洗濯物が存
在しない、いわゆる無負荷の場合を判別するとと
もに、有負荷の場合には脱水センサ5の出力信号
Iが、予め設定されている低い方の基準値「L」
から高い方の基準値「H」までに達するまでの時
間Tをセンサ出力時間として検知するステツプを
示している。すなわち、ステツプで前記脱水セ
ンサ5の出力信号Iが「L」であるかどうかを判
断し、「L」でなければステツプへ移り、一定
時間T0にわたつて「L」状態に達していない場
合には無負荷であると判断し、ステツプでモー
タ3を停止し、ステツプでタイマー12をスト
ツプし、ステツプでタイマー12をクリヤーし
て洗濯物が投入された場合に備える。一方、ステ
ツプで前記出力信号Iが「L」であるのを確認
すると、「H」になるまでステツプにとどまる。
しかして、出力信号Iが「H」になるとステツプ
へ移り、前記ステツプでカウントが開始され
たタイマー12の経過時間を計時した後、ステツ
プ〜を実行して初期状態に戻る。ステツプ
、は洗濯量を数段階(本例では3段階)に区
分して判別するステツプである。ステツプ及び
において、前記ステツプで設定されたセンサ
出力時間Tと予め設定された基準レベルT1、T2
(T1<T2)とが比較される。この基準レベルT1、
T2は、洗濯量の「小」、「中」、「大」の相互を区
別するしきい値となるレベルで、T1は「小」と
「中」とを区別するレベルとなり、T2は「中」と
「大」を区別するレベルとなる。すなわち、ステ
ツプでT<T2でない場合、すなわちT2≦Tの
場合にはステツプで洗濯量が「大」に判別さ
れ、ステツプでT<T2でかつステツプでT
<T1でない場合、すなわちT1≦T<T2の場合に
はステツプで洗濯量が「中」に判別され、さら
に、ステツプでT<T1の場合にはステツプ
で洗濯量が「小」に判別される。 第3図aは前記脱水センサ5のセンサ出力例を
示し、同図b〜dは洗濯量に多じて前記制御部1
3に入力される信号例である。同図bは同図aの
センサ出力に対応する信号であつて、洗濯量が
「中」の場合、同図cは洗濯量が「小」の場合、
同図dは洗濯量が「大」の場合を例示しており、
それぞれの洗濯量に応じた「L」のパルス幅を有
し、洗濯量が多くなればなる程「L」の幅が長く
なつている。 次に、第2図に戻つて洗濯物の汚れ具合の検知
手順について説明する。 ステツプでは上述したステツプないしに
よつて決定された洗濯量に応じて水位が決定され
る。すなわち、洗濯量が多い程高水位に設定され
る。そして、ステツプで所定水位まで注水した
後、ステツプ〓〓で洗剤が投入されると、ステツプ
でモータ3を駆動し洗濯行程を開始する。この
とき、同時にタイマー12がスタートする(ステ
ツプ〓〓)。ステツプ〓〓は前記光センサ9の出力V
を読み込むための待ち時間ステツプであり、タイ
マー12が一定時間(T3)を経過したのを確認
すると、ステツプ〓〓で光センサ9の出力Vの読み
込みが開始される。ステツプ〓〓及び〓〓はこの光セ
ンサ9の出力Vの大きさによつて3段階に汚れ具
合を判別するステツプで、本例では2つの基準レ
ベルV1、V2(V1<V2)が予め設定されており、
ステツプ〓〓で読み込んだ出力Vが小さい方の基準
レベルV1より小さい時、すなわちV≦V1の時に
は、ステツプ〓〓で汚れ「大」と判別する。一方、
大きい方の基準レベルV2と小さい方の基準レベ
ルV1との間、すなわちV1<V≦V2の時にはステ
ツプで汚れ「中」と判別し、さらに、大きい方
の基準レベルV2よりも大きい時、すなわちV2<
Vの時はステツプで汚れ「小」と判別する。ス
テツプは上述したステツプないしによつて
求めた洗濯量と、ステツプ〓〓〜によつて求めた
汚れ具合によつて以下に示す「表」に示す相関的
な水流チヤート及び洗濯時間を設定する。この
「表」は、予め洗濯量と汚れ具合に応じた最適な
水流チヤートA〜I及び洗濯時間TA〜TIを実験
的に求めた値である。「表」において、例えば洗
濯量が「中」で汚れ具合が「大」と判別される
と、水流チヤートB及び洗濯時間TBが設定され、
この条件に従つて自動運転が行われる。 第5図は前記光センサ9の出力信号の一例を示
すグラフであり、グラフ20は汚れ「小」と判別さ
れる場合の出力波形を示し、グラフ21は汚れ
「中」と判別される場合の出力波形を示し、グラ
フ22は汚れ「大」と判別される場合の出力波形を
それぞれ示している。
に決定する全自動洗濯機に関する。 (従来の技術) 従来より、洗濯行程中の撹拌翼の回転速度を速
度検知器によつて検知することにより洗濯物の量
を判別し、また外槽の底壁に設けられた光センサ
の出力によつて洗濯物の汚れ具合を判別し、それ
ぞれの判別結果を全自動洗濯機の制御パラメータ
として利用する全自動洗濯機が提供されている
(例えば、特開昭59−71779号公報)。 しかしながら、上記した全自動洗濯機では、撹
拌翼の回転速度を検知するための速度検知器は、
撹拌翼の下面に多数の磁石を円形に配置し、それ
ら磁石の通過を検出する磁気センサを回転槽の下
面に配置した構成となつており、多くの磁石が必
要となるばかりでなく、撹拌翼と回転槽部分の構
造が複雑化するといつた問題があつた。また、洗
濯物の汚れ具合を検知する光センサは外槽の底壁
に対向する形で設けられており、撹拌翼の回転に
よつて洗濯水が対流するとはいうものの、主とし
て底面付近の洗濯水の状態しか検知できず、対流
が十分でない場合には洗濯物の汚れ具合を正確に
検知することができないといつた問題があつた。 本発明はかかる実情に鑑みてなされたもので、
その目的は、撹拌翼と回転槽部分の構造を複雑化
することなく、また洗濯水の対流を十分行わせる
ことによつて洗濯物の汚れを正確に検知すること
のできる全自動洗濯機を提供することにある。 (発明の構成) 本発明の全自動洗濯機は、機枠を構成する外槽
と、洗濯・脱水槽である内槽と、前記外槽の側壁
と底壁とに流水口を有する循環水路とを備えたも
のであつて、前記外槽の側壁に設けられた脱水行
程時に飛散する水滴を検知する脱水センサと、前
記循環水路内に設けられた洗濯液の透明度を検知
する光センサと、所定水量の注水後、脱水行程が
実行されたときに前記脱水センサから出力される
信号のパルス幅に基づいて洗濯量を判別する洗濯
量判別部と、洗濯行程が開始されてから一定時間
後に読み込んだ前記光センサの出力値に基づいて
洗濯物の汚れ具合を判別する汚れ具合判別部と、
前記洗濯量判別部の判別結果と前記汚れ具合拌物
部の判別結果とから相関的に実質的な水流チヤー
ト及び洗濯時間を決定する制御部とを備えた構成
とする。 (作用) 洗濯行程前に所定水量注水されて洗濯物が浸水
されると、洗濯量を検出するための脱水行程が実
行される。このとき、外槽の側壁に設けられた脱
水センサは、内槽の洗濯物から飛散してくる水滴
を検知し、その検知信号を洗濯量判別部に与え
る。洗濯量判別部では、その与えられた検知信号
の出力パルス幅に基づいて洗濯量を判別する。こ
の後、洗濯行程が一定時間行われると、汚れ具合
判別部は、循環水路内に設けられた光センサの出
力値に基づいて洗濯物の汚れ具合を判別する。制
御部では、これら2つの判別結果に基いて相関的
に実質的な水流チヤート及び洗濯時間を決定す
る。 (実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。 第6図は、本発明に係る全自動洗濯機の概略構
成を示す断面図である。 この全自動洗濯機は、機枠を構成する外槽1及
び洗濯・脱水槽である内槽2からなり、洗濯、す
すぎ時にはモータ3によりパルセータ4が回転さ
れ、脱水時には内槽2が回転される。前記外槽1
の側壁には、脱水時に飛散する水滴を検知する脱
水センサ5が設けられている。また、外槽1に
は、その側壁と底壁とに流水口を有する循環水路
8が設けられており、この循環水路8内の途中に
洗濯の透明度を検知して洗濯物の汚れ具合を検知
する光センサ9が設けられている。洗濯行程時、
循環水路8には、外槽1に注水された洗濯水がほ
ぼ一定の水量で循環することになるので、光セン
サ9は、洗濯水全体の実際の汚れ具合に近い状態
を検知することができるようになつている。な
お、図面中の符号6は給水弁、符号7は排水弁を
示しており、また矢印は洗濯水の流れを示してい
る。 第1図は全自動洗濯機の制御系の構成を示すブ
ロツク図であり、制御部13はCPU及びI/O
部(入出力部)を含む素子からなるプログラム・
固定データメモリ(ROM)10、一時記憶メモ
リ(RAM)11、タイマー12を備えるととも
に、種々の外部インターフエースが接続されてい
る。本例では、前記外部インターフエースのうち
入力側インターフエースとして脱水検知部14、
全自動動作を始動させるスタートスイツチ15及
び前記光センサ9と、この光センサ9の出力Vを
デジタル信号に変換して前記制御部13に入力す
るためのA/D変換回路16が設けられている。
脱水検知部14は前記脱水センサ5の出力を増幅
回路14aで増幅した後、比較回路14bで予め
設定されている一定基準レベルと比較して、比較
結果を前記制御部13にパルス出力するものであ
る。また、本例は出力側インターフエースとして
は前記モータ3をON/OFF制御するトライアツ
ク等のスイツチ素子19を作動させる駆動回路1
8が設けられている。 第4図は、前記光センサ9の構成を例示する回
路図である。 この回路は、フオトダイオードPDによつて発
光部が構成され、フオトトランジスタPTによつ
て受光部が構成された回路で、前記フオトダイオ
ードPDには一定の電圧(Vcc)が印加されてお
り、洗濯液の光透過度が大きい程(すなわち汚れ
具合が小さい程)フオトトランジスタPTのエミ
ツタ側の出力電圧が大きくなる。 第2図は、前記制御部13の動作を規制するソ
フトウエアを示す流れ図である。 ステツプでスタートスイツチ15が操作され
ると、ステツプ〜及びまでのステツプで示
している洗濯量を判別するルーチンに移る。まず
ステツプで注水すべき水位が低水位に設定され
注水される。洗濯物が十分浸水するのを待つて、
ステツプでモータ3を駆動させる。ステツプ
でタイマー12がスタートすると、ステツプで
前記脱水検知部14によつて検出された脱水セン
サ5の出力信号Iを読み込み、ステツプ〜は
この脱水センサ5の検知結果によつて洗濯物が存
在しない、いわゆる無負荷の場合を判別するとと
もに、有負荷の場合には脱水センサ5の出力信号
Iが、予め設定されている低い方の基準値「L」
から高い方の基準値「H」までに達するまでの時
間Tをセンサ出力時間として検知するステツプを
示している。すなわち、ステツプで前記脱水セ
ンサ5の出力信号Iが「L」であるかどうかを判
断し、「L」でなければステツプへ移り、一定
時間T0にわたつて「L」状態に達していない場
合には無負荷であると判断し、ステツプでモー
タ3を停止し、ステツプでタイマー12をスト
ツプし、ステツプでタイマー12をクリヤーし
て洗濯物が投入された場合に備える。一方、ステ
ツプで前記出力信号Iが「L」であるのを確認
すると、「H」になるまでステツプにとどまる。
しかして、出力信号Iが「H」になるとステツプ
へ移り、前記ステツプでカウントが開始され
たタイマー12の経過時間を計時した後、ステツ
プ〜を実行して初期状態に戻る。ステツプ
、は洗濯量を数段階(本例では3段階)に区
分して判別するステツプである。ステツプ及び
において、前記ステツプで設定されたセンサ
出力時間Tと予め設定された基準レベルT1、T2
(T1<T2)とが比較される。この基準レベルT1、
T2は、洗濯量の「小」、「中」、「大」の相互を区
別するしきい値となるレベルで、T1は「小」と
「中」とを区別するレベルとなり、T2は「中」と
「大」を区別するレベルとなる。すなわち、ステ
ツプでT<T2でない場合、すなわちT2≦Tの
場合にはステツプで洗濯量が「大」に判別さ
れ、ステツプでT<T2でかつステツプでT
<T1でない場合、すなわちT1≦T<T2の場合に
はステツプで洗濯量が「中」に判別され、さら
に、ステツプでT<T1の場合にはステツプ
で洗濯量が「小」に判別される。 第3図aは前記脱水センサ5のセンサ出力例を
示し、同図b〜dは洗濯量に多じて前記制御部1
3に入力される信号例である。同図bは同図aの
センサ出力に対応する信号であつて、洗濯量が
「中」の場合、同図cは洗濯量が「小」の場合、
同図dは洗濯量が「大」の場合を例示しており、
それぞれの洗濯量に応じた「L」のパルス幅を有
し、洗濯量が多くなればなる程「L」の幅が長く
なつている。 次に、第2図に戻つて洗濯物の汚れ具合の検知
手順について説明する。 ステツプでは上述したステツプないしに
よつて決定された洗濯量に応じて水位が決定され
る。すなわち、洗濯量が多い程高水位に設定され
る。そして、ステツプで所定水位まで注水した
後、ステツプ〓〓で洗剤が投入されると、ステツプ
でモータ3を駆動し洗濯行程を開始する。この
とき、同時にタイマー12がスタートする(ステ
ツプ〓〓)。ステツプ〓〓は前記光センサ9の出力V
を読み込むための待ち時間ステツプであり、タイ
マー12が一定時間(T3)を経過したのを確認
すると、ステツプ〓〓で光センサ9の出力Vの読み
込みが開始される。ステツプ〓〓及び〓〓はこの光セ
ンサ9の出力Vの大きさによつて3段階に汚れ具
合を判別するステツプで、本例では2つの基準レ
ベルV1、V2(V1<V2)が予め設定されており、
ステツプ〓〓で読み込んだ出力Vが小さい方の基準
レベルV1より小さい時、すなわちV≦V1の時に
は、ステツプ〓〓で汚れ「大」と判別する。一方、
大きい方の基準レベルV2と小さい方の基準レベ
ルV1との間、すなわちV1<V≦V2の時にはステ
ツプで汚れ「中」と判別し、さらに、大きい方
の基準レベルV2よりも大きい時、すなわちV2<
Vの時はステツプで汚れ「小」と判別する。ス
テツプは上述したステツプないしによつて
求めた洗濯量と、ステツプ〓〓〜によつて求めた
汚れ具合によつて以下に示す「表」に示す相関的
な水流チヤート及び洗濯時間を設定する。この
「表」は、予め洗濯量と汚れ具合に応じた最適な
水流チヤートA〜I及び洗濯時間TA〜TIを実験
的に求めた値である。「表」において、例えば洗
濯量が「中」で汚れ具合が「大」と判別される
と、水流チヤートB及び洗濯時間TBが設定され、
この条件に従つて自動運転が行われる。 第5図は前記光センサ9の出力信号の一例を示
すグラフであり、グラフ20は汚れ「小」と判別さ
れる場合の出力波形を示し、グラフ21は汚れ
「中」と判別される場合の出力波形を示し、グラ
フ22は汚れ「大」と判別される場合の出力波形を
それぞれ示している。
【表】
(発明の効果)
本発明の全自動洗濯機は、洗濯物の量を外槽の
側壁に設けた脱水センサによつて検知するように
構成したので、従来のような磁石と磁気センサと
からなる速度検知器をパルセータや内槽に設ける
といつた必要がないことから、パルセータや内槽
部分の構造が簡単なものとなる。また、洗濯行程
時においてはほぼ一定の水量で循環する循環水路
に光センサを設けているので、洗濯水の実際の汚
れ具合に近い状態を検知することができる。その
ため、実際の汚れ具合に則した水流チヤート及び
洗濯時間を決定できるので、最適な自動運転を行
うことができるといつた効果を奏する。
側壁に設けた脱水センサによつて検知するように
構成したので、従来のような磁石と磁気センサと
からなる速度検知器をパルセータや内槽に設ける
といつた必要がないことから、パルセータや内槽
部分の構造が簡単なものとなる。また、洗濯行程
時においてはほぼ一定の水量で循環する循環水路
に光センサを設けているので、洗濯水の実際の汚
れ具合に近い状態を検知することができる。その
ため、実際の汚れ具合に則した水流チヤート及び
洗濯時間を決定できるので、最適な自動運転を行
うことができるといつた効果を奏する。
第1図は本発明に係る全自動洗濯機の制御系を
示すブロツク図、第2図(その1)(その2)(そ
の3)は連続する図面であり、水流チヤート及び
洗濯時間の決定手順を説明する流れ図、第3図a
は脱水センサのセンサ出力例を示す波形図、第3
図b〜dは制御部へ入力される信号波形を例示す
る波形図、第4図は光センサの構成を例示する回
路図、第5図は光センサ出力を例示するグラフ、
第6図は全自動洗濯機本体を示す概略断面図であ
る。 5……脱水センサ、9……光センサ、13……
制御部(洗濯量判別部、汚れ具合判別部を含む)、
14……脱水検知部。
示すブロツク図、第2図(その1)(その2)(そ
の3)は連続する図面であり、水流チヤート及び
洗濯時間の決定手順を説明する流れ図、第3図a
は脱水センサのセンサ出力例を示す波形図、第3
図b〜dは制御部へ入力される信号波形を例示す
る波形図、第4図は光センサの構成を例示する回
路図、第5図は光センサ出力を例示するグラフ、
第6図は全自動洗濯機本体を示す概略断面図であ
る。 5……脱水センサ、9……光センサ、13……
制御部(洗濯量判別部、汚れ具合判別部を含む)、
14……脱水検知部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 機枠を構成する外槽と、洗濯・脱水槽である
内槽と、前記外槽の側壁と底壁とに流水口を有す
る循環水路とを備えた全自動洗濯機であつて、 前記外槽の側壁に設けられた脱水行程時に飛散
する水滴を検知する脱水センサと、 前記循環水路内に設けられた洗濯液の透明度を
検知する光センサと、 所定水量の注水後、脱水行程が実行されたとき
に前記脱水センサから出力される信号のパルス幅
に基づいて洗濯量を判別する洗濯量判別部と、 洗濯行程が開始されてから一定時間後に読み込
んだ前記光センサの出力値に基づいて洗濯物の汚
れ具合を判別する汚れ具合判別部と、 前記洗濯量判別部の判別結果と前記汚れ具合判
別部の判別結果とから相関的に実質的な水流チヤ
ート及び洗濯時間を決定する制御部とを備えたこ
とを特徴とする全自動洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61113381A JPS62268594A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61113381A JPS62268594A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 全自動洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62268594A JPS62268594A (ja) | 1987-11-21 |
JPH0439880B2 true JPH0439880B2 (ja) | 1992-06-30 |
Family
ID=14610855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61113381A Granted JPS62268594A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62268594A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639662Y2 (ja) * | 1989-09-08 | 1994-10-19 | 東京瓦斯株式会社 | 自動洗濯機 |
JP4952738B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2012-06-13 | パナソニック株式会社 | 洗濯機 |
JP2011030923A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5755196A (en) * | 1980-09-18 | 1982-04-01 | Sanyo Electric Co | Full automatic washing machine |
JPS5971779A (ja) * | 1983-09-08 | 1984-04-23 | 株式会社東芝 | 洗濯機の |
JPS62224396A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-02 | シャープ株式会社 | 全自動洗濯機 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP61113381A patent/JPS62268594A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5755196A (en) * | 1980-09-18 | 1982-04-01 | Sanyo Electric Co | Full automatic washing machine |
JPS5971779A (ja) * | 1983-09-08 | 1984-04-23 | 株式会社東芝 | 洗濯機の |
JPS62224396A (ja) * | 1986-03-26 | 1987-10-02 | シャープ株式会社 | 全自動洗濯機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62268594A (ja) | 1987-11-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |