JPH0439793B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、透明部品の、または、それに関する
改良、および該部品と他の部材とから成る集成部
品（アツセンブリ）の改良に関する。

本発明は特に、反対側の主面から区別されてい
るひとつの主面を有し、その主面が他の部材に遠
い側となるように固定される必要のある薄い透明
部品に関する。このような薄い透明部品の例とし
ては太陽電池カバー（時にはカバーガラスと呼ば
れる）がある。このようなカバーは、通常は一方
の主面に反射防止用塗膜や帯電防止用塗膜（また
はそのどちらか一方）が施され、もう一つ主面が
太陽電池部材に接するように、すなわち塗布面が
外側になるように太陽電池部材に固定されねばな
らない。太陽電池のカバーガラスは非常に薄いの
で、どちらの面が塗膜面であるか即座に確かめる
のが難しく、従つて塗膜面を電池から遠い側とな
るようにして電池と接着させるために、カバーを
正しい方向に位置せしめることが難しいという問
題がある。

この問題を解決するために、カバーガラスの一
隅を切り落とし、その切り落した隅が正しい位置
（例えば右上）にあるかどうか確認することによ
り、カバーガラスを正しい向きに置くという方法
が提案されている。この切り落しは非対称に、例
えば30゜、60゜、90゜の三角形が切り取られるように
されるので、三角形の正しい位置づけによる方法
も利用でき、特に四角形のカバーの場合に用いら
れる。この切り落し工程では、カバーガラスの小
さな部分が、その塗膜も含めて取り除かれるの
で、カバーの保護機能が損なわれるという欠点が
ある。さらに、カバーガラスは取り扱い中に偶然
に偶が欠けることがあるので、どちらが意図的に
切りおとした偶なのかわからなくなる。また、カ
バーガラスの一端に沿つて、あるいはその一部に
プリントを施し、プリントを正しい位置に置くこ
とによりカバーガラスを正しい向きに位置せしめ
ることも提案されている。しかしながらプリント
は非常に薄いので、時々正しく見えないことがあ
る。

カバーガラスがその保護機能を充分はたすため
には、塗膜が傷つけられないことと、カバーがそ
の完全な大きさを保つことが望ましい。さらに、
太陽電池にエネルギーを付与するのに必要な放射
光が不必要に散乱したり反射したりすることを避
けるために、カバーガラスはその透明さを維持し
なければならない。

本発明は、一つの面上に表面レリーフマークを
有する透明な部品と、その部品の当該面との間に
付与された接着剤により該部品を固定している部
材とから成り、該接着剤が該部品の屈折率に実質
的に等しい屈折率を有し、これにより上記マーク
が実質的に見えなくなるようにされていることを
特徴とする集成部品を提供するものである。

本発明はまた、反対側の主面から、たとえば、
塗膜が設置されることにより区別されている一つ
の主面を有する薄い透明部品であつて、その透明
部品は或る部材に、該部品の前記主面を遠い側に
して固定されるようにされており、かつ上記反対
側の主面に方向表示表面レリーフマークを有する
ことからなる透明部品も提供するものである。

表面レリーフマークは、屈折率が実質的に等し
い媒体をそこに付与すると実質的に見えなくなる
ような性質を有している。従つて、このような透
明部品は部材から離れている時には、マークを見
ることができ、その部品を正しい向きに位置せし
めるために利用できるので、一つの主面を既知の
方向に向けさせることができ、従つてその面を効
率よく判別することができる。その後、反対側の
主面と該部材との間に屈折率調和性接着剤（すな
わち、該部品の屈折率と実質的に等しい屈折率を
有する接着剤）を付与することにより、部品を部
材に固定することができる。このような接着剤を
用いることによりマークを実質的に見えなくする
ことができ、従つて部品と部材からなる集成部品
においては、マークは実質的に見えなくなる。こ
のため部品の透明度が保たれる。さらに、誤つて
接着剤が部品の間違つた面、すなわち上記の一主
面に付与され、その部品が該部材に間違つた方法
で接着されても、あるいは接着されそうになつて
も、マークが見えるので誤りはすぐにわかる。

「薄い透明部品」という用語は、人間の正常な
裸眼で見ただけでは、それぞれの主面を区別す
る、たとえばどちらの面が塗膜を有する面か区別
するのが難しいほど非常に薄い、実質的に透明な
部品を意味する。厚さは約２mmより薄く、多くは
１mmより薄い。本発明は、この透明部品を特に厚
さが約500ミクロン（0.5mm）から50ミクロン
（0.05mm）の範囲の太陽電池カバーとして提供す
る。一般に部品は比較的小さく、たとえば大きい
側の寸法が約100mm以下、多くは50mm以下である。
典型的な太陽電池カバーは長さが約20mmから70mm
の範囲で、幅は約10mmから30mmの範囲である。特
に例を挙げれば20mm×10mm、20mm×20mm、40mm×
20mm、62mm×25mmなどの大きさを示すことができ
る。

さらに本発明は、反対側の主面と、たとえば、
塗膜が設置されることにより区別されている一つ
の主面を有し、かつ該反対側の主面には方向表示
表面レリーフマークを有する薄い透明部品を含む
集成部品であつて、透明部品の該反対側主面は、
透明部品の屈折率と実質的に等しい屈折率を有す
る接着剤により或る部材に固定されていることに
より集成部品中において該マークが実質的に見え
ないようにされていることを特徴とする集成部品
を提供するものである。本発明は特に、該部材が
太陽電池から成り、該透明部品が太陽電池カバー
であることを特徴とする集成部品を提供するもの
である。

またさらに、本発明は、太陽電池カバーのよう
な透明部品と太陽電池部材のような部材を組み立
て集成する方法をも提供するものであり、その方
法は、組立てられた集成部品において部材に隣接
することになる透明部品の面に設けられた方向表
示表面レリーフマークを調べることにより該部品
を正しい方向に位置せしめる工程と、該部品の屈
折率と実質的に等しい屈折率を有する接着剤を上
記部材と上記部品の当該表面との間に付与するこ
とにより該部品を該部材に固定する工程とからな
る。接着剤を先ず部品の該面に付与し、そののち
接着剤のついた部品を部材に固定することが好ま
しい。また、該マークがもはや見えないことを確
かめるために、接着剤を付与した後の部品を点検
する工程を含むことが望ましい。

マークの方向表示は面上のマークの位置およ
び／またはその形状によりおこなうことができ
る。従つて長方形の面をした部品については、マ
ークは例えば部品の隅の近く、または隅の方向に
位置することにより方向表示することができ、マ
ークの形状はそれ自体方向表示できるものでなく
てもよい。しかしながら正方形の面をした部品の
場合には、マーク自体が方向表示できる形状、た
とえば矢印とかその他の記号、あるいは一つ又は
それ以上の文字や単語がよい。

表面レリーフマークは、表面に凹みや窪みをつ
けることにより付設することが好ましく、例えば
エツチングやサンドブラストにより付設すること
ができる。しかしながらマークはエンボス加工あ
るいは表面に突起を設ける方法などによる浮彫り
加工を施してもよい。

本発明の理解を容易にするために、添付の図面
と実施例により本発明の実施態様を下記に説明す
る。

第１図は、太陽電池集成部品の概略図であり、
第２図は、第１図の集成部品で使われている太陽
電池カバーの概略図であり、そして第３図は、太
陽電池カバーの他の形態を示す概略図である。

第１図は、ブロツク１として示されている太陽
電池部材とその前面に固定されているカバーガラ
ス２とから成る太陽電池集成部品を示す。ブロツ
ク１における太陽電池に、既知の方法でカバーガ
ラス２を通つて伝えられる太陽光に対してカバー
ガラス２は透明である。カバーガラス２は反射防
止用塗膜と帯電防止用塗膜（又はそのどちらか一
方）を施してある一つの主面３を有し、塗膜面３
が、外側に向くように、すなわちブロツク１から
遠い側となるように、ブロツク１に固定されてい
る。従つて、ブロツクと塗膜面３と反対側の主面
との間に設けられた接着剤層４により、その反対
側の主面がブロツクと接するようにしてカバーガ
ラス２はブロツク１に固定されている。

カバーガラス２は第２図にも示されているが、
この図では塗膜面３が裏面に在り（従つて直接に
は見えない）、その反対側の付与されていない主
面５が表側の方に向くように置かれている。本発
明によれば、カバーが正しい方向に向いて、すな
わち塗膜面３が外側に向いてブロツク１に固定で
きるように、マーク６が該表面５に設けられてい
る。マーク６は方向表示できるので、作業者がこ
のマークを見ることによりカバーガラスを正しい
向きに置くことができる。第１図と第２図に示さ
れているような長方形のカバー２については、面
５上にあるマークの位置により方向を表示するこ
とができる。第２図においては、マーク６は面５
の一隅の方角に位置する単純な円として示されて
いる。マーク６が（第２図に示すように）右上の
隅にあり、長方形のカバーの長い辺が水平である
時には、塗膜面３は観察者から見て反対側にある
のにちがいない。もし塗膜面３が観察者の方に向
いている状態で、観察者が透明なカバーガラス２
を見れば、マーク６が長方形の長い辺を水平にし
た状態で右上の隅に位置することはないというこ
とが理解されよう。従つて作業者はマークを見る
ことにより、塗膜面３が既定の方向に向くように
カバーを向けることが出来、それ故、効果的に塗
膜面を判別することができる。その後、塗膜のな
い面５をブロツクに接するように（そして塗膜面
３をブロツクに対して遠い側にして）カバー２を
ブロツク１に固定することができる。

マーク６は、屈折率の等しい媒体をそこに塗布
すると消えるような表面レリーフマークである。
例えば、マークはエツチングもしくはサンドブラ
ストによつてカバーガラス２から物質を取り除い
て面５に凹みや窪みをつけることにより付設する
ことができる。凹みや窪みから散乱する光により
通常はマークを見ることができる。しかし、凹み
や窪みが屈折率の等しい媒体で埋められると、光
は散乱しないので、マークは見えなくなる。

カバーガラス２をブロツク１に固定するのに使
用される接着剤４はカバーガラス２の屈折率と実
質的に等しい屈折率を有する媒体を構成する光学
セメントである。接着剤とカバーガラスの屈折率
が等しいことにより、接着剤とカバーガラスの中
間面でおこる不必要な光の反射を防ぐことができ
るので、いかなる場合においても屈折率が等しい
ことが望ましい。本発明による表面レリーフマー
クに関して、屈折率の等しい接着剤をマーク６を
覆うように表面５に付与すると、接着剤はマーク
を見えなくする作用をする。最初に接着剤層をカ
バー２の表面５に設け、その後、接着剤を表面に
有するカバーをブロツク１に付設することが望ま
しい。この工程により、作業者は接着剤を施した
後カバーガラスを点検し、カバーが実際にブロツ
ク１に固定される前にマークがすでに見えなくな
つているかどうかを確かめることができる。もし
もマークがまた見えていて、接着剤がカバーガラ
スの誤まつた面に施されていることを示している
ならば、そのカバーガラスはブロツクからはがす
必要もなく処分することができる。あるいはまた
接着剤を最初にブロツク１の面に付与し、それか
らカバーガラスをそのブロツクの面上に設置する
こともできる。しかしながら、この方法は次のよ
うな欠点を有する。すなわち、もしカバーガラス
を誤つた方法で、つまり塗膜面３がブロツクに接
するようにブロツクに付設され、従つてマークが
まだ見える状態となるにしても、そのことはカバ
ーガラスをブロツクに固定するまでわからない。
その結果カバーガラスをブロツクから取りはずさ
ねばならず、また他のカバーガラスを設置する前
にブロツクの表面をきれいにしなければならない
という困難を生じることがある。

カバーガラスが正しい方向に向いて使用されて
いるかどうかを点検することと同様に、マークが
消えることにより、組み立てられた集成部品にお
ける透明度が損なわれないということが評価され
よう。従つて、組み立てられた集成部品において
マークが屈折率の等しい接着剤に接する場合に
は、マークはカバーガラスを通つて伝えられた太
陽光を散乱させず、従つて太陽電池に入射する太
陽光の量を低減させることはない。

長方形のカバーガラスについては、第２図に示
すような簡単なマーク６を使用し、そのマークが
カバーガラス面５上のどこに位置するかにより、
カバーガラスを正しい向きに設定することができ
る。正方形のカバーガラスについては、マークの
形それ自体が方向を示すようなものでなければな
らない。第３図にはマーク８を有する正方形のカ
バーガラス７が概略的に示されており、マーク８
は、カバーガラスの非塗膜面５上の一隅に位置す
る例えば矢印の形で示されている。もし矢印が右
上の隅で上を向いているならば、カバーガラスの
向きは、塗膜面が観察者から反対側で見えない側
（裏側）と確認されるような向きであるにちがい
ない。もし塗膜面が観察者の方に向いているなら
ば、矢印は右上の隅で上を向いて位置することは
不可能である。

これまでに述べたマークの特定の形状は単に例
として挙げたものであり、他の形状でも使用でき
ることは理解されるだろう。また、上述したよう
に、面５が屈折率の等しい接着剤４によりブロツ
ク１に固定されるとマークが視界から消えるので
マークは面５を必要なだけ占有することができる
ことも理解されるだろう。従つて、もう一つの例
として、マークは塗膜面を判別するのに効果的な
方法でカバーガラスが正しい向きにある時しか正
しく読むことができない一つ又はそれ以上の文字
や単語であつてもよい。

表面レリーフマークは、屈折率の等しい媒体を
塗布した時にマークが見えなくなるような種類の
ものであればどのようなものでもよいことがわか
るであろう。上述したように、マークはカバーガ
ラス２に凹みまたは窪みをつけたものであること
が好ましい。しかしながら、面５から突出してい
る突起物のような形、たとえばエンボス加工面あ
るいは何らかのものを面に取り付けたような形で
もよい。面５におけるマークの形成は、面３に塗
膜を設ける前、塗布しながら、あるいは塗布後の
いずれの段階でも可能であるが、マークが正しい
面に形成されているかを確認できるような方法で
行なわれなければならないのは言うまでもない。
通常、太陽電池のカバーガラスは大きいガラス板
から切断され、さらに小さく分割されて個々のカ
バーガラスとする方法により製造する。そして大
きなガラス板を切断して個々のカバーガラスを製
造した時にマークが適当な位置にくるように、切
断前の大きな板の上に複数個のマークを形成する
ことができる。

第１図に示す集成部品は単に図解するための概
略であり、実際にはそれぞれにカバーガラスを持
つ多数の太陽電池、たとえば人工衛生の太陽電池
などがある。

さらに、太陽電池とそのカバー以外に、マーク
を有する透明部品を完成した集成部品においてそ
のマークがみえなくなるように他の部材（透明で
あつてもよい）に固定する必要がある場合、例え
ば積層品などに、そして特に他の方法では即座に
判別できないある特殊な面を持つ薄い透明部品を
その面を部材とは遠い側にして該部材に固定させ
るような場合に本発明を採用することができると
いうことが理解されよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は、太陽電池集成部品の概略図であり、
第２図は、第１図の集成部品で使われている太陽
電池カバーの概略図であり、そして第３図は、太
陽電池カバーの他の形態を示す概略図である。 １：ブロツク、２：カバーガラス、３：主面
（塗膜面）、４：接着剤（層）、５：主面、６：レ
リーフマーク、７：カバーガラス、８：レリーフ
マーク。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 一つの主面上に表面レリーフの変形による方
   向表示表面レリーフマークを有する透明な部品と
   基材から成り、その部品の表示する当該主面とそ
   の基材の間に付与された接着剤により該部品が該
   基材の隣接面に固定されており、該接着剤が該部
   品の屈折率に実質的に等しい屈折率を有し、これ
   により該接着剤は、該表面材を該基材に固定し、
   かつ完成した集成部品において上記表面レリーフ
   マークを実質的に見えなくなるようにしているこ
   とを特徴とする集成部品。 ２ マークが、該表面の凹み又は窪みとされてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   集成部品。 ３ マークが表面から浮彫りされていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の集成部品。 ４ 上記部品が太陽電池カバーであることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項乃至第３項のいずれ
   かの項記載の集成部品。 ５ 反対側の主面から区別されている一つの主面
   を有する表面材を含む薄い透明部品であつて、そ
   の表面材は基材に、該表面材の前記主面を該基材
   から遠い側にして固定されるようにされており、
   かつ上記反対側の主面に表面レリーフの変形によ
   る方向表示表面レリーフマークを有し、該表面材
   の屈折率に実質的に等しい屈折率を有する接着剤
   により表面材が基材に固定されている場合に表面
   レリーフマークが実質的に見えなくなる透明部
   品。 ６ 上記マークによる方向表示が該面上における
   マークの位置を利用して行なわれることを特徴と
   する特許請求の範囲第５項記載の透明部品。 ７ 上記マークによる方向表示がマークの形を利
   用して行なわれることを特徴とする特許請求の範
   囲第５項または第６項記載の透明部品。 ８ マークが、該表面の凹み又は窪みとされてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第５項乃至第
   ７項のいずれかの項記載の透明部品。 ９ マークが表面から浮彫りされていることを特
   徴とする特許請求の範囲第５項乃至第７項のいず
   れかの項記載の集成部品。 １０ 上記部品が太陽電池カバーであることを特
   徴とする特許請求の範囲第５項乃至第９項のいず
   れかの項記載の集成部品。 １１ 組立てられた集成部品において基材に隣接
   することになる透明部品の面に設けられた方向表
   示表面レリーフマークを調べることにより透明部
   品を正しい方向に位置せしめる工程と、該部品の
   屈折率と実質的に等しい屈折率を有する接着剤を
   上記基材と上記部品の当該表面との間に符与する
   ことにより該部品を該基材に固定する工程とから
   なる、一つの主面上に表面レリーフの変形による
   方向表示表面レリーフマークを有する透明な部品
   と基材から成り、その部品の表示する当該主面と
   その基材の間に付与された接着剤により該部品が
   該基材の隣接面に固定されており、該接着剤が該
   部品の屈折率に実質的に等しい屈折率を有し、こ
   れにより該接着剤は、該表面材を該基材に固定
   し、かつ完成した集成部品において上記表面レリ
   ーフマークを実質的に見えなくなるようにしてい
   る集成部品の製造方法。 １２ 先ず接着剤を上記部品の当該表面に付与
   し、そののち接着剤が付与された上記部品を上記
   基材に接するように位置せしめることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１１項に記載の方法。 １３ 上記マークがもはや見えなくなつているか
   どうか確認するために、接着剤付与後の部品を点
   検する工程を更に含むことを特徴とする特許請求
   の範囲第１１項または第１２項に記載の方法。 １４ 上記マークによる方向表示が該面上におけ
   るマークの位置を利用して行なわれることを特徴
   とする特許請求の範囲第１１項乃至第１３項のい
   ずれかの項記載の方法。 １５ 上記マークによる方向表示がマークの形を
   利用して行なわれることを特徴とする特許請求の
   範囲第１１項乃至第１４項のいずれかの項記載の
   方法。 １６ マークが、該表面の凹み又は窪みとされて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１１項乃
   至第１５項のいずれかの項記載の方法。 １７ マークが表面から浮彫りされていることを
   特徴とする特許請求の範囲第１１項乃至第１５項
   のいずれかの項記載の方法。 １８ 上記部品が太陽電池カバーであることを特
   徴とする特許請求の範囲第１１項乃至第１７項の
   いずれかの項記載の方法。