JP2014075430A - 太陽電池モジュール - Google Patents

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【課題】設置の際に裏面保護シートの表裏の設置を間違うことなく確実に行える太陽電池モジュールを提供する。
【解決手段】透光性絶縁基板上に太陽電池素子が配置され、太陽電池素子上に充填部材及び裏面保護シート23が順次配置された太陽電池モジュールであって、裏面保護シート23に、裏面保護シート23の表裏を判別するためのマーク25が付与されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、透光性絶縁基板上に太陽電池素子が配置され、前記太陽電池素子上に充填部材及び裏面保護シートが順次配置された太陽電池モジュールに係り、より詳細には、裏面保護シートの表裏の確認が可能な太陽電池モジュールに関する。
建物の屋根等に複数枚の太陽電池ストリングをマトリックス状に配置した太陽電池モジュールを敷設して太陽光発電を行う太陽光発電システムが広く一般に普及しはじめている。
図5は、従来の太陽電池モジュールを構成する各部の関係を分解して示す分解斜視図である。なお、図5に示す太陽電池モジュールの構成例は特許文献1にも記載されている。
従来の太陽電池モジュール100は、太陽電池ストリング101と、端子電極115と、バスバーリード116と、導出リード120とを備えている。太陽電池ストリング101の裏面(図では上面)の両端には端子電極115が配置され、端子電極115には端子電極115に重ねて配置されたバスバーリード116が接続され、バスバーリード116には太陽電池ストリング101で発生した電力を導出する導出リード120が接続されている。
導出リード120は、太陽電池ストリング101の裏面に形成された絶縁樹脂成膜層121を介して太陽電池ストリング101の裏面に配置されている。
そして、このように太陽電池ストリング101の裏面に絶縁樹脂成膜層121、バスバーリード116、導出リード120を設けた状態で、充填部材シート122及び裏面保護シート123が配置され、その後の加熱加圧処理(例えば、真空ラミネート処理。)によって一体に形成されている。
充填部材シート122、裏面保護シート123は、いずれも導出リード120の先端を引き出すための穴(充填部材シート122の場合はリード引き出し穴122a、裏面保護シート123の場合はリード引き出し穴123a。)を有しており、導出リード120は、引き出し位置で折り曲げられ、リード引き出し穴122a、リード引き出し穴123aを通って外部へ引き出される。
裏面保護シート123から導出された導出リード120は、裏面保護シート123の外部で端子ボックス103に接続され、電力取り出しケーブル136から電力を取り出すことが可能となる。なお、端子ボックス103は、裏面保護シート123に接着剤によって接着固定される。
特開平9−326497号公報
ところで、裏面保護シート123は、耐湿性を向上させるため、一般に複数の層が積層された構造のものが多く用いられている。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムによる3層構造のものでは、各層によって膜厚や材質(PETの材質)が異なっている。
つまり、裏面保護シート123には、表面側(すなわち、受光面側となる太陽電池ストリング側)と裏面側(受光面とは反対側の大気に接する側)とがある。
しかし、この表面側と裏面側は目視等によっては見分けがつきにくく、加熱加圧処理による封止作業において表裏を間違って設置してしまう場合があった。特に、図5に示した裏面保護シート123は、穴の位置が左右対称となっているため、表裏を間違っても穴の位置は一致してしまうため、表裏の間違った設置に気付くことが難しかった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、設置の際に裏面保護シートの表裏の設置を間違うことなく確実に行うことができる太陽電池モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の太陽電池モジュールは、透光性絶縁基板上に太陽電池素子が配置され、前記太陽電池素子上に充填部材及び裏面保護シートが順次配置された太陽電池モジュールであって、前記裏面保護シートに、該裏面保護シートの表裏を判別するためのマークが付与されていることを特徴としている。すなわち、裏面保護シートにマークを付与することで、裏面保護シートの表裏の判別を可能としている。
また、本発明の太陽電池モジュールでは、前記マークは、左右非対称の形状としている。マークを左右非対称形状とすることで、表裏を間違って設置した場合には、マークの形状が左右反転する。
また、本発明の太陽電池モジュールでは、前記マークが英文字または数字のいずれか、若しくはこれらを組み合わせた構成としてもよい。マークとして、左右非対称形状の英文字や数字等、意味のある図形とすることで、直感的な判断を可能としている。
また、本発明の太陽電池モジュールでは、前記マークは、前記裏面保護シートに穴を開けることで形成することが可能である。
裏面保護シートには、太陽電池素子に接続された導出リードを外部に取り出すための開口部(穴)が形成されている。従って、マークも穴形状とすることで、開口部の形成とマークの形成を同時に行うことが可能である。
また、本発明の太陽電池モジュールでは、前記マークは、前記裏面保護シートの裏面側に形成することが可能である。例えば、マークをテープ状のもので作製して裏面保護シートに貼り付けたり、裏面保護シート上に直接印刷等によってマークを形成すればよい。また、裏面側にマークを形成することで、太陽電池モジュールを封止するために各部材を配置するときの作業性を向上させることができる。
また、本発明の太陽電池モジュールでは、前記裏面保護シートには、前記太陽電池素子に接続された導出リードを外部に取り出すための開口部が形成されるとともに、前記導出リードと外部出力ケーブルとを接続する端子ボックスが前記開口部を塞いで前記裏面保護シートに接着固定されており、前記マークは、前記開口部の近傍に設けられた構成としている。より具体的には、前記マークは、前記端子ボックスの接着領域内に設けられた構成とするのがよい。マークを端子ボックスの接着領域内に設けることで、最終的にマーク自体が端子ボックスによって被覆される。よって、太陽電池モジュール内への水分等の浸入を防ぐことができる。
本発明の太陽電池モジュールは上記のように構成したので、裏面保護シートに付与されたマークを目視により確認することで、裏面保護シートの表裏の設置が適当かどうかの確認を容易かつ確実に行うことができる。
本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュールに適用される太陽電池ストリングの裏面要部を拡大して示す要部拡大平面図である。 図1Aの矢符B−Bでの断面図である。 本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュールを構成する各部の関係を分解して示す分解斜視図である。 マークを付した裏面保護シートの裏面側を示す平面図である。 図3の矢符B−Bでの断面図であり、マークの一構成例を示している。 図3の矢符B−Bでの断面図であり、マークの他の構成例を示している。 従来の太陽電池モジュールを構成する各部の関係を分解して示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1Aは、本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュールに適用される太陽電池ストリングの裏面要部を拡大して示す要部拡大平面図、図1Bは、図1Aの矢符B−Bでの断面図である。
太陽電池ストリング1は、透光性絶縁基板10に太陽電池セル1cが列状に複数配置され直列接続された形態とされている。透光性絶縁基板10は、太陽電池ストリング1の表面1fsを構成し、透光性絶縁基板10へ照射された太陽光を太陽電池セル1cへ入射させる。太陽電池ストリング1の裏面1rsには、太陽電池セル1cの裏面電極13が列状に複数配置されている。裏面電極13は、分離溝14によって分離形成されている。
太陽電池セル1cは、透光性絶縁基板10に形成された表面電極11、表面電極11に積層された半導体層12、半導体層12に積層された裏面電極13を備えている。表面電極11は、隣接する太陽電池セル1cの裏面電極13に接続されている。つまり、太陽電池セル1cは、太陽電池ストリング1の全体にわたって直列接続されている。
透光性絶縁基板10は、例えばガラス基板で構成され、透光性絶縁基板10が太陽光の入射面(太陽電池ストリング1の表面1fs)となる。
表面電極11は、透明電極であり、例えばSnO2、ITO、ZnOなどの金属酸化物で構成される。金属酸化物は、例えばCVD法やスパッタ法などにより成膜することが可能である。
半導体層12は、例えばシリコン系の非晶質膜や微結晶膜を適用することが可能であり、CVD法などにより成膜することが可能である。
裏面電極13は、例えばAg,Alなどの金属膜や、金属膜と金属酸化物とを積層したものを適用することが可能であり、スパッタ法や電子ビーム蒸着法などにより成膜することが可能である。
表面電極11、半導体層12、裏面電極13を加工形成するレーザ光は、いずれも透光性絶縁基板10の方向から照射される。表面電極11、半導体層12、裏面電極13の成膜およびレーザパターニングにより、複数の太陽電池セル1c(薄膜太陽電池セル)が互いに直列接続された太陽電池ストリング1(薄膜太陽電池ストリング)が作製される。
図2は、本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュールを構成する各部の関係を分解して示す分解斜視図であり、図5に示した従来のものと同じであるが、ここではもう少し詳細に太陽電池モジュールを説明する。
本実施の形態に係る太陽電池モジュール2は、太陽電池ストリング1と、端子電極15と、バスバーリード16と、導出リード20とを備えている。太陽電池ストリング1の裏面1rsの両端には端子電極15が配置され、端子電極15には端子電極15に重ねて配置されたバスバーリード16が接続される。なお、バスバーリード16は、例えば半田めっきされた銅線で形成されている。
また、バスバーリード16には太陽電池ストリング1で発生した電力を導出する導出リード20が例えば半田付けによって接続されている。
本実施の形態では、導出リード20は、裸導線(例えば銅線)で構成されており、裏面1rsに形成された絶縁樹脂成膜層21を介して裏面1rsに配置され、端子電極15と交差する方向で太陽電池ストリング1の中心側に向けて延長されている。
導出リード20は、裏面1rsに形成された絶縁樹脂成膜層21を介して裏面1rsに配置され太陽電池セル1cの裏面電極13から絶縁される。
このように太陽電池ストリング1の裏面1rsに、絶縁樹脂成膜層21、バスバーリード16、導出リード20を設けた状態で、太陽電池ストリング1の裏面1rsを封止するために、裏面1rsに対応させて、充填部材シート22および裏面保護シート23が配置される。充填部材シート22は、充填部材シート22および裏面保護シート23に対して施される加熱加圧処理(例えば、真空ラミネート処理。)によって、絶縁樹脂成膜層21と導出リード20との間に充填された充填部材層を形成する。なお、充填部材シート22としては、EVA(エチレンビニルアセテート)シートを適用することが可能である。
充填部材シート22、裏面保護シート23は、いずれも導出リード20の先端を引き出すための穴(充填部材シート22の場合はリード引き出し穴22a、裏面保護シート23の場合はリード引き出し穴23a。)を有する。つまり、導出リード20は、引き出し位置で折り曲げられ、リード引き出し穴22a、リード引き出し穴23aを通って外部へ引き出される。
裏面保護シート23から引き出された導出リード20は、裏面保護シート23の外部で端子ボックス3に接続され、電力取り出しケーブル36から電力を取り出すことが可能となる。端子ボックス3は、リード引き出し穴23aを塞いで、裏面保護シート23に接着剤によって接着固定される構成としている。
また、太陽電池ストリング1、充填部材シート22、裏面保護シート23は、一体化され、太陽電池モジュール2として完成した状態となる。
なお、裏面保護シート23としては、上記従来技術で説明したPETフィルムによる3層構造のものの他、例えば、絶縁性を考慮して中央部の層をアルミニウム(Al)箔とした、受光面側である透明PET(12μm)/Al箔(30μm)/大気側である黒PET(50μm)の3層構造のもの、受光面側である黒PET(50μm)/透明PET(12μm)/大気側であるポリエチレンナフタレート:PEN(25μm)の3層構造のもの、受光面側である白PET(50μm)/大気側である透明PET(12μm)の2層構造のもの、受光面側である白PET(50μm)/透明PET(12μm)/大気側により耐候性の優れた白PET(50μm)の3層構造のもの等、種々の構造のものがあり、そのいずれにおいても本発明の適用が可能である。
上記構成において、裏面保護シート23には、上記したように、表面側と裏面側とがあるので、配置する際に、表裏を間違わないようにする必要がある。しかし、裏面保護シート23の表裏を目視により見分けるのは難しく、表裏を間違わないための何らかの工夫が必要となる。
そこで、本実施の形態では、裏面保護シート23に表裏を判別するためのマークを付している。すなわち、太陽電池ストリング1の裏面1rsに、充填部材シート122と裏面保護シート123とを載置する際に、裏面保護シート23の表裏が正しいかどうかを、このマークを目視することで確認できるようにしている。
図3は、マークを付した裏面保護シート23の裏面側を示す平面図である。
本実施の形態では、裏面保護シート23の裏面側を平面視したとき、左側のリード引き出し穴23aの近傍に英文字の「L」を付してマーク25としている。
マーク25を「L」とした一つの理由は、2つのリード引き出し穴23a,23aのうち、左側のリード引き出し穴23aが左側であることをLeftの頭文字である「L」を付して作業者に知らしめるためである。これにより、作業者は、「L」のマークが付されたリード引き出し穴23aが常に左側にくるように配置するだけでよく、裏面保護シート23の表裏を気にしなくても、裏面保護シート23を正しく配置することができる。その意味では、裏面保護シート23の裏面側を平面視したとき、右側のリード引き出し穴23aの近傍に、右側を意味する英文字の「R」を付してマークとしてもよい。
また、マーク25を「L」や「R」とするもう一つの理由は、英文字の「L」や「R」は左右非対称であり、反転したときには「L」または「R」と読めないことで、裏面保護シート23の表裏が反転していることを容易に認識できるためである。すなわち、表裏を間違って設置した場合には、マークの形状が反転するため、裏面保護シートの設置が適当かどうかの確認が容易となる。従って、文字自体に意味を持たせず、文字が反転することで認識させる場合には、「A」、「H」、「W」、「X」等といった左右対称文字以外の任意の文字を用いることができる。また、英文字に限らず、左右非対称の数字やひらがな、カタカナ等を用いたり、これらを組み合わせて用いることも可能である。
マークとして、左右非対称の図形ではなく、左右非対称の英文字や数字等、意味のある図形を用いることで、マークが反転しているか否か(すなわち、表裏が逆になっているかどうか)を作業者が直感的に判断することができるという利点がある。
図4Aは、マーク25の一構成例を示す部分拡大断面図である。
図4Aに示すマーク25は、リード引き出し穴23aと同じ貫通穴として形成されている。このように、マーク25を貫通穴とすることで、リード引き出し穴23aを形成するときに、マーク25も同時に形成することができる。
図4Bは、マーク25の他の構成例を示す部分拡大断面図である。
図4Bに示すマーク25は、裏面保護シート23の裏面上に形成されている。より具体的に説明すると、マーク25を、裏面に粘着剤を塗布したテープ状のもので形成し、このテープを裏面保護シート23の裏面においてリード引き出し穴23aの近傍に貼り付けることで設けるようにしてもよい。ここで、テープの材質としては、例えばポリエステル、PET、ポリイミド等を好適に用いることができる。
また、裏面保護シート23の裏面に直接印刷等によってマーク25を形成してもよい。さらに、裏面保護フィルムの裏面側(大気側)のフィルムの厚みを、マーク形成部分だけ他の部分より厚くすることでマークを形成してもよい。
このように、裏面保護シート23の裏面上にマーク25を形成した場合には、裏面保護シートに穴を開ける必要がないため、裏面保護シートの信頼性を低下させることがない。
また、本実施の形態では、マーク25をリード引き出し穴23aの近傍に設けている。より具体的には、マーク25を、端子ボックス3の接着領域23b(図3中二点鎖線で示す領域)内に設けている。このように、マーク25を端子ボックス3の接着領域23b内に設けることで、最終的にマーク25自体が端子ボックス3によって被覆され、外部からは見えない状態となる。
また、端子ボックス3内には最終的に封止樹脂が充填されるため、例えばマーク25を貫通穴として形成した場合でも、この貫通穴にも封止樹脂が入り込むため、裏面保護シートとしての機能になんら問題はない。
なお、上記実施の形態では、薄膜系のシリコン太陽電池を用いた太陽電池モジュールを例示しているが、裏面側が裏面保護シートによって保護されている太陽電池モジュールであれば本発明の適用が可能である。例えば、結晶系のシリコン太陽電池を用いた太陽電池モジュール、化合物半導体太陽電池を用いた太陽電池モジュール、色素増感型太陽電池を用いた太陽電池モジュール等にも本発明を適用することが可能である。
また、上記実施の形態では、太陽電池モジュールは平面視長方形状のものを例示しているが、屋根のコーナー部分に載置するように三角形や五角形等に形成された太陽電池モジュール(いわゆるコーナーモジュール)にも本発明を適用することが可能である。コーナーモジュールは、右用と左用の、左右対称の2種類の形状が存在する。よって、裏面保護シートも、右用と左用それぞれのコーナーモジュールに適した左右対称な形状の2種類が存在することになる。従って、形状だけで判断すると、例えば左用の裏面保護シートを裏返すと、右用のコーナーモジュールに配置してしまう可能性があるが、本発明により、左右で間違った裏面保護シートを配置することを防止することが可能となる。
さらに、上記実施の形態では、裏面保護シートにマークを付しているが、充填部材シート22にも同じようにマークを付してもよい。充填部材シート22であるEVAシートは、裏面側がざらざらしているため、目視や手触りによって判別することが可能であるが、手袋等を着用して作業を行う場合等は手触りによって判断することが難しくなる。EVAシートに、マークを付すことで、視覚的な判断が行いやすくなり、作業効率があがるとともに、正確な作業を行うことが可能となる。EVAシートは、最終的には熱処理加工によって溶融するものであるが、太陽電池素子との接着性や裏面保護シートとの接着性、溶融時の脱泡のし易さ等、を考慮して配置することが好ましい場合もあるため、充填部材シートにもマークを付して表裏を正しく配置することには意味がある。
なお、今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 太陽電池ストリング
1c 太陽電池セル(太陽電池素子)
1fs 表面
1rs 裏面
2 太陽電池モジュール
3 端子ボックス
10 透光性絶縁基板
11 表面電極
12 半導体層
13 裏面電極
14 分離溝
15 端子電極
16 バスバーリード
20 導出リード
21 絶縁樹脂成膜層
22 充填部材シート(充填部材)
22a リード引き出し穴
23 裏面保護シート
23a リード引き出し穴
23b 接着領域
25 マーク
36 電力取り出しケーブル

Claims (7)

  1. 透光性絶縁基板上に太陽電池素子が配置され、前記太陽電池素子上に充填部材及び裏面保護シートが順次配置された太陽電池モジュールであって、
    前記裏面保護シートに、該裏面保護シートの表裏を判別するためのマークが付与されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 請求項1に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記マークは、左右非対称の形状であることを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 請求項2に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記マークが英文字または数字のいずれか、若しくはこれらの組み合わせであることを特徴とする太陽電池モジュール。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記マークは、前記裏面保護シートに穴を開けることで形成されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の
    前記マークは、前記裏面保護シートの裏面側に形成されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記裏面保護シートには、前記太陽電池素子で発生した電力を導出する導出リードを外部に導出するための開口部が形成されるとともに、前記導出リードと外部出力ケーブルとを接続する端子ボックスが前記開口部を塞いで前記裏面保護シートに接着固定されており、
    前記マークは、前記開口部の近傍に設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  7. 請求項6に記載の太陽電池モジュールであって、
    前記マークは、前記端子ボックスの接着領域内に設けられていることを特徴とする太陽電池モジュール。
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