JPH0439761Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439761Y2 JPH0439761Y2 JP1985101130U JP10113085U JPH0439761Y2 JP H0439761 Y2 JPH0439761 Y2 JP H0439761Y2 JP 1985101130 U JP1985101130 U JP 1985101130U JP 10113085 U JP10113085 U JP 10113085U JP H0439761 Y2 JPH0439761 Y2 JP H0439761Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- connecting element
- ribs
- shape
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- DOSMHBDKKKMIEF-UHFFFAOYSA-N 2-[3-(diethylamino)-6-diethylazaniumylidenexanthen-9-yl]-5-[3-[3-[4-(1-methylindol-3-yl)-2,5-dioxopyrrol-3-yl]indol-1-yl]propylsulfamoyl]benzenesulfonate Chemical compound C1=CC(=[N+](CC)CC)C=C2OC3=CC(N(CC)CC)=CC=C3C(C=3C(=CC(=CC=3)S(=O)(=O)NCCCN3C4=CC=CC=C4C(C=4C(NC(=O)C=4C=4C5=CC=CC=C5N(C)C=4)=O)=C3)S([O-])(=O)=O)=C21 DOSMHBDKKKMIEF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(利用分野)
本考案は自転車用リム、特に、軽合金リムの押
し出し材を曲成して製作する形式のリムに関する
ものであり、リム断面の内面に円周方向のリブを
形成してリムの剛性を高めるとともに、接合端相
互に圧入される接合素子による接合強度を高めよ
うとするものである。
し出し材を曲成して製作する形式のリムに関する
ものであり、リム断面の内面に円周方向のリブを
形成してリムの剛性を高めるとともに、接合端相
互に圧入される接合素子による接合強度を高めよ
うとするものである。
(従来技術及びその問題点)
従来のこの種リムでは、リム1の断面は一様な
肉厚に形成されており、第3,4図の如く、接合
端相互に圧入される接合素子2としては、リム断
面の内周形状に合わせた断面のものを採用する。
肉厚に形成されており、第3,4図の如く、接合
端相互に圧入される接合素子2としては、リム断
面の内周形状に合わせた断面のものを採用する。
この従来のものでは、場合によつては、第4図
の如く、スポーク取付用のハトメ3,3によつて
リム1に固定されるから、接合端11,11相互
が接続されるが、原理的には、車輪組立状態にお
いて、リムの接合端11,11相互には、スポー
ク張力によつて互いに対接する方向の力が作用す
ることとなり、接合素子2を圧入するだけでも前
記接合状態に維持される。
の如く、スポーク取付用のハトメ3,3によつて
リム1に固定されるから、接合端11,11相互
が接続されるが、原理的には、車輪組立状態にお
いて、リムの接合端11,11相互には、スポー
ク張力によつて互いに対接する方向の力が作用す
ることとなり、接合素子2を圧入するだけでも前
記接合状態に維持される。
また、リムの接合手段として特公昭28−2869号
の発明が提案されているが、このものは接続素子
の中央部に孔を穿設し、これにピンを挿入し、リ
ムの両接合端が該ピンに当接するまで圧入した後
ピンを抜脱し、両接合端を当接させることによ
り、リムの接合端に圧入される深さのバランスが
採れ、接合部の強度が均一化される効果のあるこ
とは公知である。
の発明が提案されているが、このものは接続素子
の中央部に孔を穿設し、これにピンを挿入し、リ
ムの両接合端が該ピンに当接するまで圧入した後
ピンを抜脱し、両接合端を当接させることによ
り、リムの接合端に圧入される深さのバランスが
採れ、接合部の強度が均一化される効果のあるこ
とは公知である。
ところが、この従来のものでは、接合端11,
11相互の当接端にズレが生じ易い。
11相互の当接端にズレが生じ易い。
リム1の断面は特殊な形状となつていることか
ら、この断面に正確に一致する断面形状に構成す
ることが困難であり、接合素子2とリム1とが偏
心状態に圧入され易いからである。
ら、この断面に正確に一致する断面形状に構成す
ることが困難であり、接合素子2とリム1とが偏
心状態に圧入され易いからである。
(技術的課題)
本考案は、このような、リムの断面形状に押し
出し成形された素材をリング状に曲成してその接
合端11,11相互に接続素子2を圧入するもの
において、接合端相互にズレが生じないようにす
るため、リムと接続素子との同心性が得られ易い
ようにすることをその技術的課題とする。
出し成形された素材をリング状に曲成してその接
合端11,11相互に接続素子2を圧入するもの
において、接合端相互にズレが生じないようにす
るため、リムと接続素子との同心性が得られ易い
ようにすることをその技術的課題とする。
(手段)
上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、リムの中空断面形状に押し出し
成形された素材をリング状に曲成してその接合端
11,11相互に接続素子2を圧入する自転車用
リムにおいて、リム1の内面に対向させて円周方
向に延びるリブを突設し、他方、リム断面の内面
形状に一致させた接続素子とし、この接続素子に
は前記リブに嵌合する凹溝21,21を外周面に
軸線方向に設け、該接続素子の凹溝21,21と
該リブを夫々嵌合する形状に設定したことであ
る。
の技術的手段は、リムの中空断面形状に押し出し
成形された素材をリング状に曲成してその接合端
11,11相互に接続素子2を圧入する自転車用
リムにおいて、リム1の内面に対向させて円周方
向に延びるリブを突設し、他方、リム断面の内面
形状に一致させた接続素子とし、この接続素子に
は前記リブに嵌合する凹溝21,21を外周面に
軸線方向に設け、該接続素子の凹溝21,21と
該リブを夫々嵌合する形状に設定したことであ
る。
(作用)
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。リム1の内面には、その対向壁にリブ12が
突設され、互いに対向するこれらのリブ12,1
2に嵌合する態様で、接続素子2が圧入される。
る。リム1の内面には、その対向壁にリブ12が
突設され、互いに対向するこれらのリブ12,1
2に嵌合する態様で、接続素子2が圧入される。
リブ12,12の間隔・形状・寸法は予め所定
に設定されるものであるから、接続素子2におけ
るこれらリブ嵌合部は、これらリブに正確に嵌合
させやすい。従つて、リブ12,12と接続素子
との嵌合が正確なものとなる。接続素子2とリブ
12,12との嵌合が正確な場合には、接続素子
2とリム1の内面との嵌合精度のいかんにかかわ
らず、接続素子2とリム1との同心性がたもた
れ、リブによつて接合素子の道案内が容易であ
る。
に設定されるものであるから、接続素子2におけ
るこれらリブ嵌合部は、これらリブに正確に嵌合
させやすい。従つて、リブ12,12と接続素子
との嵌合が正確なものとなる。接続素子2とリブ
12,12との嵌合が正確な場合には、接続素子
2とリム1の内面との嵌合精度のいかんにかかわ
らず、接続素子2とリム1との同心性がたもた
れ、リブによつて接合素子の道案内が容易であ
る。
(効果)
本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
を有する。
接続素子2とリム1との同心性がリブ12,1
2との嵌合によつて確保されるものとなるから、
接合端11,11相互にズレが生じにくくなるた
め、リムの真円度が向上するため、走行時に車輪
の転がり抵抗が減少する。
2との嵌合によつて確保されるものとなるから、
接合端11,11相互にズレが生じにくくなるた
め、リムの真円度が向上するため、走行時に車輪
の転がり抵抗が減少する。
そして、又、リブ12,12はリム1の内面に
突出し、これが長手方向に連続するから、従来の
ものにくらべて剛性が向上する。
突出し、これが長手方向に連続するから、従来の
ものにくらべて剛性が向上する。
さらに、リブ12,12を形成したことから、
リム1と接続素子2との接触面積が多くなり、両
者の摩擦力による接合力が大きくなる。
リム1と接続素子2との接触面積が多くなり、両
者の摩擦力による接合力が大きくなる。
且つ、リムと接続素子の挿入時リブが道案内と
なるため、位置合わせを厳密にする必要なく圧入
作業が簡単になる。
なるため、位置合わせを厳密にする必要なく圧入
作業が簡単になる。
走行時ブレーキを使用した際に、接合端に段差
がなくなるためブレーキゴムの減りが減少する。
がなくなるためブレーキゴムの減りが減少する。
(実施例)
以下、本考案の実施例を第1図〜第2図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図に示す第1実施例のものは、リム1は側
壁13,13の内面に四角形状の断面のリブ1
2,12を突設した構成とし、他方、接続素子2
はリム1の内面形状に一致させ、特に、側面に設
けた凹溝21,21の形状・大きさ・間隔は、前
記リブ12,12のそれに一致させてある。
壁13,13の内面に四角形状の断面のリブ1
2,12を突設した構成とし、他方、接続素子2
はリム1の内面形状に一致させ、特に、側面に設
けた凹溝21,21の形状・大きさ・間隔は、前
記リブ12,12のそれに一致させてある。
従つて、このリム1と接続素子2との組み合わ
せによる場合には、接続素子2を圧入したとき、
リブ12,12と凹溝21,21の関係が適正に
保たれるかぎり、リム1と接続素子2との同心性
が保たれ、接続素子2を圧入する際にリブが道案
内の役目も果たすことになる。
せによる場合には、接続素子2を圧入したとき、
リブ12,12と凹溝21,21の関係が適正に
保たれるかぎり、リム1と接続素子2との同心性
が保たれ、接続素子2を圧入する際にリブが道案
内の役目も果たすことになる。
又、この場合は、リブ12,12が側壁13,
13にもうけられているから、この側壁に対して
直角な方向の剛性が向上することとなり、ブレー
キパツドがこの側壁13,13に圧接される使用
状態において、リムの強度が向上するものとな
る。
13にもうけられているから、この側壁に対して
直角な方向の剛性が向上することとなり、ブレー
キパツドがこの側壁13,13に圧接される使用
状態において、リムの強度が向上するものとな
る。
次に、第2図に示す第2実施例は、リム1の内
周壁14と外周壁15の内面にもリブ12を突設
したものであり、接続素子2の外周面にこれらリ
ブに合わせた凹溝21,21を形成する構成とす
れば、第1実施例と同様の効果が得られる。
周壁14と外周壁15の内面にもリブ12を突設
したものであり、接続素子2の外周面にこれらリ
ブに合わせた凹溝21,21を形成する構成とす
れば、第1実施例と同様の効果が得られる。
又、この場合には、内周壁14、外周壁15に
設けたリブ12,12によつて、これら壁面に直
角な方向の剛性も向上したものとなる。
設けたリブ12,12によつて、これら壁面に直
角な方向の剛性も向上したものとなる。
尚、リブ12と凹溝21との形状については、
前記以外の他の形状とすることは可能であり、ま
た、従来のものと同様、ハトメ3を組み合わせる
ことも可能である。
前記以外の他の形状とすることは可能であり、ま
た、従来のものと同様、ハトメ3を組み合わせる
ことも可能である。
特に、第5図に示す如く、リム1の内面に突設
した一つのリブ12に嵌合する接続素子2の嵌合
部分を軸線方向のスリツト22とし、他のリブ1
2に嵌合する接続素子2の嵌合部分を凹溝21と
した接続素子2の構成であり、前記スリツトの幅
を対応するリブ12の厚さより僅かに小さく設定
しておけば接続素子2の圧入によつてスリツト2
2が押し拡げられることとなり、接続素子2の外
周面がリム1の内周面に強く圧接され、接続素子
2とリム1との同心性が一層向上する。
した一つのリブ12に嵌合する接続素子2の嵌合
部分を軸線方向のスリツト22とし、他のリブ1
2に嵌合する接続素子2の嵌合部分を凹溝21と
した接続素子2の構成であり、前記スリツトの幅
を対応するリブ12の厚さより僅かに小さく設定
しておけば接続素子2の圧入によつてスリツト2
2が押し拡げられることとなり、接続素子2の外
周面がリム1の内周面に強く圧接され、接続素子
2とリム1との同心性が一層向上する。
第1図は本考案の第1実施例の要部断面図、第
2図は第2実施例の要部断面図、第3図は本考案
および従来例のリム接合部の説明図、第4図はX
−X断面図、第5図は第3実施例の断面図、第6
図はこれに用いる接続素子2の平面図であり、図
中 1……リム、11……接合端、12……リブ、
13……側壁、2……接続素子、21……凹溝。
2図は第2実施例の要部断面図、第3図は本考案
および従来例のリム接合部の説明図、第4図はX
−X断面図、第5図は第3実施例の断面図、第6
図はこれに用いる接続素子2の平面図であり、図
中 1……リム、11……接合端、12……リブ、
13……側壁、2……接続素子、21……凹溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 リムの中空断面形状に押し出し成形された素
材をリング状に曲成してその接合端11,11
相互に接続素子2を圧入する自転車用リムにお
いて、リム1の中空部の内面に対向させて円周
方向に延びるリブを突設し、他方、リム断面の
内面形状に一致させた接続素子とし、この接続
素子には前記リブに嵌合する凹溝21,21を
外周面に軸線方向に設け、該接続素子の凹溝2
1,21と該リブを夫々嵌合させたことを特徴
とする自転車用リム。 2 リム1の中空部の内面に突設した一つのリブ
12に嵌合する接続素子2の嵌合部分を軸線方
向のスリツト22とした実用新案登録請求の範
囲第1項に記載の自転車用リム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985101130U JPH0439761Y2 (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985101130U JPH0439761Y2 (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS628103U JPS628103U (ja) | 1987-01-19 |
JPH0439761Y2 true JPH0439761Y2 (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=30971594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985101130U Expired JPH0439761Y2 (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0439761Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015133369A1 (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-11 | 信一 小屋野 | スポーツ用手袋 |
-
1985
- 1985-07-01 JP JP1985101130U patent/JPH0439761Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015133369A1 (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-11 | 信一 小屋野 | スポーツ用手袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS628103U (ja) | 1987-01-19 |
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