JPH0439654A - 肌色再現性を改良したハロゲン化銀カラー感光材料 - Google Patents

肌色再現性を改良したハロゲン化銀カラー感光材料

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JPH0439654A
JPH0439654A JP14692890A JP14692890A JPH0439654A JP H0439654 A JPH0439654 A JP H0439654A JP 14692890 A JP14692890 A JP 14692890A JP 14692890 A JP14692890 A JP 14692890A JP H0439654 A JPH0439654 A JP H0439654A
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JP
Japan
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yellow
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magenta
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JP14692890A
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English (en)
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Fumiyoshi Fukazawa
深沢 文栄
Toshihiko Kimura
木村 寿彦
Kuniaki Uesawa
邦明 上澤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀カラー感光材料に関する。特に
、中性灰色露光時の階調バランスをくずすことなく、肌
色再現性を改良したハロゲン化銀カラー感光材料に関す
るものである。
〔従来の技術〕
ハロゲン化銀カラー感光材料の色再現性向上のために、
従来、様々な技術が検討されてきている。
眉間効果、即ち、インターイメージ効果による再現色の
改良は、当業界でもよく知られた手段の一つである。し
かしながらこの手段は、必ずしもカラー感光材料全般に
ついて効果的なものとは言えない0例えば、カラーリバ
ーサル感光材料においては、色再現性を改良するに充分
なインターイメージ効果は得られていない、このことは
例えば、肌色再現性の改良についてあてはまる。即ち、
特開平1−303437号公報等に記載されているよう
なインターイメージ効果では、肌色再現性については、
その改良は不充分である。インターイメージ効果を更に
強めることによって、肌色再現性を改良することは可能
ではあるが、この場合には同時に、中性灰色露光時の階
調のバランスがくずれたり、他色の再現性を劣化させた
りするなど、好ましくない状況をひき起こしてしまう。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決して、中性灰
色露光時の階調のバランスをとりくずすことなく、肌色
再現性を従来より改良したカラー感光材料を提供するこ
とである。
〔発明の構成〕
本発明者らは鋭意研究の結果、上記目的を、透明支持体
上に、シアンカプラーを含む赤感性層、マゼンタカプラ
ーを含む緑感性層、イエローカプラーを含む青感性層を
有し、それぞれの色感性層が感度の異なる2層以上から
なるハロゲン化銀カラー感光材料において、中性灰色露
光によって得られた色素画像のD−LogE(Dは透過
濃度、Eは露光量)特性曲線における濃度点0.50と
1.0を結ぶ直線の傾きの絶対値が、イエロー、マゼン
タ、シアンのすべてにおいて、1.0〜1.5の範囲に
あり、かつイエローに対してマゼンタの傾きの絶対値が
小さく、かつ、感光性層を塗設した側の表面反射濃度が
450nmにおいて1.10〜1.40、または550
n−において0.80〜1.10、または650nmに
おいて0.70〜1.00であることを特徴とするハロ
ゲン化銀カラー感光材料によって、達成した。
以下に、本発明について更に詳しく説明する。
本発明でいう、中性灰色露光によって得られた色素画像
のD−LogE特性曲線の傾きを求める条件は、以下に
示すとおりである。
(1)試験条件 試験は温度20±5°C1相対湿度60±10%の室内
で行い、被検体である感光材料はこの状態に1時間以上
放置した後、試験に供する。
(2)露光 ■ 露光面における基準光の相対分光エネルギー分布は
、表1に示されるようなものとする。
表  1 ■ 露光面における照度変化は光学くさびを用いて行い
、用いる光学くさびはどの部分でも、分光透過濃度の変
動が360〜700n−の波長域で40on−未満の領
域は10%以内、400n−以上の領域は5%以内のも
のを用いる。
■ 露光時間は1 /100秒とする。
(3)現像処理 ■ 露光から現像処理までの間は、被検体である感光材
料を温度20±5“C1相対湿度60±10%の状態に
保つ。
■ 現像処理は露光後30分以上6時間以内に完了させ
る。
■ 現像処理は、下記の通りに行うものとする。
処理工程  処理時間 第1現像   6分 水   洗    2分 反  転    2分 発色現像   6分 調   整    2分 処理温度 38℃ 38°C 38°C 38°C 38°C 注31′ 560n−の値を100に基準化して定めた値である。
漂  白    6分     38℃定  着   
 4分     38℃水  洗    4分    
 38°C安  定   1分    常温 乾  燥 上記処理工程に用いた処理液組成は以下の通りである。
〈第1現像液〉 テトラポリ燐酸ナトリウム       2g亜硫酸ナ
トリウム          20gハイドロキノン・
モノスルホネート  30g炭酸ナトリウム(1水塩)
30g 1−フェニル−4−メチル−4−ヒド ロキシメチル−3−ピラゾリドン  2g臭化カリウム
            2.5gチオシアン酸カリウ
ム        1.2g沃化カリウム(0,1%溶
液)        2m水を加えて(p H9,60
)       1000d〈反転液〉 ニトリロトリメチレンホスホン酸・ 6ナトリウム塩           3g塩化第1錫
(2水塩)          Igp−アミノフェノ
ール       0.1g水酸化ナトリウム    
       8g氷酢酸             
  15M!水を加えて(p H5,75)     
  1000dく発色現像液〉 テトラポリ燐酸ナトリウム       3g亜硫酸ナ
トリウム           7g第3燐酸ナトリウ
ム(2水塩)36g 臭化カリウム             1g沃化カリ
ウム(0,1%溶液)       90m水酸化ナト
リウム           3gシトラジン酸   
        1.5gN−エチル−N−β−メタン
スルホン アミドエチル−3−メチル−4−ア ミノアニリン・硫酸塩       11g2.2−エ
チレンジチオジェタノール 1g水を加えて(p H1
1,70)       100(ld〈調整液〉 亜硫酸ナトリウム エチレンジアミン四酢酸ナトリウム (2水塩) チオグリセリン 氷酢酸 水を加えて(p H6,15) く漂白液〉 エチレンジアミン四酢酸ナトリウム (2水塩) エチレンジアミン四酢酸鉄(Iff) アンモニウム(2水塩) 臭化アンモニウム 水を加えて(p H5,65) く定着液〉 チオ硫酸アンモニウム 亜硫酸ナトリウム 重亜硫酸ナトリウム 水を加えて(p H6,60) (4)濃度測定 濃度は10 g +o(φ。/φ)で表す。
2g g o、4威 、3d 000d g 20g 00g 000M1 0g g g 000jd φ。は 濃度測定のための照度光束、φは被測定部の透過光束で
ある。濃度測定の幾何条件は、照明光束が法線方向の平
行光束であり、透過光束として透過して半空間に拡散さ
れた全光束を用いることを基準とし、これ以外の測定方
法を用いる場合には標準濃度片による補正を行う、また
測定の際、乳剤膜面ば受光装置側に対面させるものとす
る。濃度測定は青、緑、赤のステータス11度とし、そ
の分光特性は濃度計に使用する光源、光学系、光学フィ
ルタ、受光装置の総合的な特性として表2に示す値にな
るようにする。透過濃度には、透明支持体の透過濃度も
含まれるものとする。
表2 ステータスA log16濃度分光特性(対数表
示、ピークを5.000に基準化)* 赤のスロープ0
.270/n−緑のスロープ0.220/nIIL。
青のスロープ0.380/nm ** 赤のスロープ0.040/na、緑のスロープ0
.170/nm。
青のスロープ0.1407rm 本発明において、透過濃度の測定は、具体的にはX−r
fte社製フォトデンシトメーター310T型を用い、
ステータスA条件で行うことが好ましい。
(5)特性曲線と傾きの求め方は次のとおりとする。
各露光量ごとの透過濃度を求め、各色ごとの露光量の対
数(LogE)に対する透過濃度(D)をプロットし、
各点を曲線にて結ぶ。
このようにして、特性曲線を得る。
得られた特性曲線における濃度点0.5と1.0を結ぶ
ほぼ直線である部分の傾きを、各色素画像ごとに求める
本発明のカラー感光材料について、所望の階調を得るに
は、その手段は特に限定されないが、カラーリバーサル
感光材料の場合であれば、緑感性層を構成する層のうち
、低濃度部をになう層において、沃化銀含量の異なる2
種以上の乳剤粒子を適用すること、あるいは、銀量(銀
装置)を変化させることによるのが、好ましい。
本発明のカラー感光材料は、中性灰色露光により得られ
る画像のイエローに対するマゼンタの傾きの絶対値の比
率は、80〜98%であることが好ましい。
表面分光反射濃度を本発明の範囲にするのは、塗設層に
含まれる素材の種類や量をコントロールすることで、こ
れを達成できる0表面分光反射濃度を左右する素材は一
意ではないが、好ましいコントロール剤の例としては、
例えば染料が挙げられる。
用いることができる水溶性染料としては、通常のハロゲ
ン化銀カラー感光材料に用いられる公知のものを種々利
用できる。中でもオキソノール系、メロシアニン系、ベ
ンジリデン系、アントラキノン系、シアニン系、スチリ
ル系、アゾ系、ヘミオキソノール系等の染料が好ましく
、特にスルホン酸基、カルボン酸基等の酸性基を有する
染料が好ましい、更に本発明においては、水溶性染料の
水溶液での極大吸収波長が、420ns〜480nmあ
るいは520nm〜580nm、あるいは600ns〜
680r+++の範囲にあるものが好ましい。
以下に本発明において用いる染料として有用な水溶性染
料の具体例を示す。但し当然のことであるが、以下例示
に限定されるものではない。
(染料−1) (染料−2) NH。
(染料−3) (染料−4) (染料−5) (染料−8) ■ (染料−6) (染料−7) (染料−10) (染料 SO2龜 (染料−12) (染料−13) (染料−14) 水溶性染料は、任意の層に添加することができる。水溶
性染料の添加量については、用いる染料の分子吸光係数
、分子量、溶解度等によって異なるが、通常好ましくは
0.1〜1000■/ボ、より好ましくは0.5〜50
0■/イの範囲で用いられる。
本発明における表面分光反射濃度の測定は、積分球を装
備した分光光度計で行う0例えば、日立自記分光光度計
U−3210を用いて測定する。
本発明における表面分光反射濃度は、好ましくは、45
0n−において、1.1〜1.4でありかつ550nm
において0.9〜1.2であり、かつ650nmにおい
て0.7〜1.0であるのがよい。
本発明の感光材料の青感性層に含まれるイエローカプラ
ーとしては、ピバロイルまたはベンゾイルタイプのイエ
ローカプラーが望ましく、緑感性層に含まれるマゼンタ
カプラーとしては、ピラゾロタイプのマゼンタカプラー
が望ましく、赤感性層に含まれるシアンカプラーとして
は、ナフトールまたはフェノールタイプのシアンカプラ
ーを用いることが望ましい。
それらカプラーの具体例は、RD(リサーチ・ディスク
ロージャー) 308119、RD17643 、RD
18716に記載されている。下表に関連ある記載箇所
を示す。
〔項   目〕
イエローカプラー マゼンタカプラー シアンカプラー (RD308119の頁〕 1001  ■−D項 1001  ■−D項 1001  ■−り項 (RD17643)  (RD18716)■C−G項 ■C−C項 10〜0項 ハロゲンコンバージラン  994I−C項ハロゲン置
換       9941−C項金属含有    99
4I−D項 単  分  散         9951−F項溶媒
添加    9951−F項 本発明のカラー感光材料を構成するためのハロゲン化銀
乳剤は、RD308119に記載されているものを用い
ることができる。下表に記載箇所を示す。
〔項  目〕
ヨード組織 (RD308119のページ〕 9931−A項 エピタキシャル ■ A項 適用感光材料 ネガ         9951−H項ポジ(内部カブ
リ粒子台)995I−H項乳剤を混合して用いる   
9951−J項脱塩     995n−A項 本発明のカラー感光材料を構成する場合、ハロゲン化銀
乳剤は、物理熟成、化学熟成及び分光増感を行ったもの
を使用することができる。このような工程で使用される
添加剤は、RD17643 、RD 18716及びR
D308119ニ記載されテいる。
下表に記載箇所を示す。
〔項  目〕
化学増感剤 分光増感剤 強色増感剤 かぶり防止剤 安定剤 (RD308119の頁〕 996m−A項 9961V−A−A、B。
C,D、H,I、J項 9961V−A−E、 J項 998■ 998■ (RD 17643) 23〜24 23〜24 24〜25 24〜25 (RD1B716] 648〜9 648〜9 本発明のカラー感光材料を構成する際に使用できる各種
の写真用添加剤も、上記RDに記載されている。下表に
関連のある記載箇所を示す。
〔項   目〕
色濁り防止剤 色素画像安定剤 増白剤 紫外線吸収剤 光吸収剤 光散乱剤 フィルタ染料 バインダ スタチック防止剤 硬膜剤 可塑剤 潤滑剤 湖(ト)・p園側 マット剤 現像剤 (感光材料中に含有) (RD308119の頁〕 (RD17643) (RD18716) γ褐 o03 o03 1■拓 o05 o07 ■−■項 ■−J項 ■−C,XIC項 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ VI XX8項 怒 5〜部 5〜26 α沿 また、本発明において必要に応じ、上記RDに記載のカ
プラ一種を用いることもできる。以下に記載箇所とカプ
ラ一種を示す。
〔項  目)     (RD308119の項)  
(RD17643)  (RD18716)カラードカ
プラー   1002  ■−G項   ■G項DIR
カプラー  1001 ■−F項  ■F項BARカプ
ラー  1002 ■−F項アシアルカリ可溶カプラー
001  ■−E項使用する添加剤は、RD30811
9X IVに記載されている分散法などにより、添加す
ることができる。
本発明のカラー感光材料には、前述のRD 17643
28頁、RD1B716 647〜8頁及びRD308
119のX■に記載されている支持体を使用することが
できる。
本発明の感光材料には、前述RD308119■−に項
に記載されているフィルタ層や中間層等の補助層を設け
ることができる。
本発明の感光材料は、前述RD308119■−に項に
記載されている順層、逆層、ユニット構成等の様々な層
構成をとることができる。
本発明は、一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム
、スライド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルムに
代表される種々のカラー感光材料に適用することができ
る。
〔実施例〕
以下に本発明について実施例をもって更に具体的に説明
する。但し当然ではあるが、本発明は以下述べる実施例
により限定されるものではない。
実施例1 下引加工したセルローストリアセテートフィルム支持体
上に、下記組成の各層を支持体側より順次塗布して、多
層カラー感光材料の比較用試料101を作製した。各成
分の塗布量は、g/%で示す。但し、ハロゲン化銀につ
いては、銀に換算した塗布量で示す。
第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀          0.24紫外線吸
収剤 U−10,14 紫外線吸収剤 U −20,072 紫外線吸収剤 U −30,072 紫外線吸収剤 U −40,072 高沸点溶媒  0−1       0.31高沸点溶
媒  0−2        0.098ポリNビニル
ピロリドン       0.15ゼラチン     
        2.02第2層(中間層) 染  料    D −10,011 高沸点溶媒  0−3        0.011ゼラ
チン             1.17第3層(低感
度赤感性層) 赤色増感色素S−1,S−2で分光増感された沃臭化銀
乳剤(沃化銀含有率3.0モル%。
平均粒径0.3μm)          0.60カ
プラー   (、−10,37 高沸点溶媒  0−2        0.093ポリ
Nビニルピロリドン       0.074ゼラチン
             1.35第4層(高感度赤
感性層) 赤色増感色素S−1,S−2で分光増感された沃臭化銀
乳剤(沃化銀含有率3.0モル%。
平均粒径0.80μm)          0.60
カプラー   C−10,85 高沸点溶媒  0−2       0.21ポリNビ
ニルピロリドン       0.093ゼラチン  
            1.56第5層(中間層) 混色防止剤  A S −10,20 高沸点溶媒  0−3       0.25マツト化
剤  MA −10,0091ゼラチン       
      1.35第6層(低感度緑感性層) 緑色増感色素S−3で分光増感された沃臭化銀乳剤(E
m−A)(沃化銀含有率3.0モル%。
平均粒径0.30μm)          0.70
カプラー   M−10,31 カプラー   M−20,076 高沸点溶媒  0−3       0.059ポリN
ビニルピロリドン       0.074ゼラチン 
             1.29第7層(高感度緑
感性層) 緑色増感色素S−3で分光増感された沃臭化銀乳剤(沃
化銀含有率3.0モル%、平均粒径0.80μm)0.
70 カプラー   M−10,80 カプラー   M−20,19 混色防止剤  A S −10,055高沸点溶媒  
0−3        0.16ポリNビニルピロリド
ン       0.12ゼラチン         
     1,91第8層(中間層) ゼラチン             0.90第9層(
イエローフィルター層) 黄色コロイドffl             0.1
1混色防止剤  A S −1’    0.068高
沸点溶媒  0−3        0.085マツト
化剤  MA−10,012 ゼラチン             0.68第10層
(低感度青感性層) 青色増感色素S−4で分光増感された沃臭化銀乳剤(沃
化銀含有率3.0モル%、平均粒径0.30μm)  
            0.70カプラー   Y−
10,86 画像安定剤  G−10,012 高沸点溶媒  0−3       0.22ポリNビ
ニルピロリドン       0.078化合物   
 F −10,020 化合物    F−20,040 ゼラチン             1.09第11層
(高感度青感性層) 青色増感色素S−4で分光増感された沃臭化銀乳剤(沃
化銀含有率3.0モル%、平均粒径0.85 a m)
              0.70カプラー   
Y−11,24 画像安定剤  G−10,017 高沸点溶媒  0−3       0.31ポリNビ
ニルピロリドン       0.10化合物    
F −10,039 化合物    F −20,077 ゼラチン             1.73第12層
(保護層−1) 非感光性微粒子沃臭化銀(沃化銀含有率1.0モル%、
平均粒径0.08 a m)       0.075
紫外線吸収剤 U −10,048 紫外線吸収剤 U −20,024 紫外線吸収剤 U −30,024 紫外線吸収剤 IJ −40,024 高沸点溶媒  0−1       0.13高沸点溶
媒  0−2        0.13化合物    
F −10,075 化合物    F −20,15 ゼラチン             1.2第13層(
保護層−2) スベリ剤   WA X −10,041マツト剤  
 M A −20,0090マツト剤   MA−30
,051 界面活性剤  S U −10,0036ゼラチン  
           0.55(註:各層で使われた
、ポリNビニルピロリドンの平均分子量は、350 、
000である。)なお、上記試料中には、上記組成物の
他に、ゼラチン硬膜剤H−1,H−2,H−3、防黴剤
DI−1、安定剤5T−1、カブリ防止剤AF−1を必
要に応じて適宜添加した。
各感光層に用いたハロゲン化銀乳剤は、特開昭59−1
78447号の実施例1の方法を参考にして調製した。
いずれも分布の広さ20%以下の単分散乳剤であった。
各乳剤は脱塩、水洗したのち、チオ硫酸ナトリウム、塩
化金酸及びチオシアン酸アンモニウムの存在下にて最適
な化学熟成を施し、増感色素、4−ヒドロキシ−6−メ
チル−1,3,3a、7−チトラザインデン、1−フェ
ニル−5−メルカブトテトラゾールを加えた。
上記に示した各化合物の構造を示す。
−一一゛ニー H M−2 しt 1〜U (lll) ■ CaHq(t) H CmHq(t) −can、(t) C4H9D) −C)13 e caHq(t) CaHw(t) Q ジー2 エチルへキジルックレート ジ−ブチルフタレート ト ノ クレジルホスフェート A− 1 コロイダルシリカ粒子(平均粒径3.5μm)A− 2 ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒径3.0μm)
A (j! : m : n=30:30:40)lJ AX (平均分子量: 30,000) CH2COOCHz(CFzCF2)3HH−2 [(CH2= Ct(SOzCHz) *CCHzSO
z (CIり z] J (CHz) zsOxK更に
、第6層のハロゲン化銀乳剤を以下のように変え、また
、第13層に、水溶性染料(9)、(7)。
(1)を適宜添加し、試料隘102〜104を作成した
表3 T−1 H Em−B−・・−・Em−Aについて、その沃化銀含有
率を2.5モル%とした他は、Em−Aと同様の乳剤 以上のように作成した試料Nα101〜104を敷部に
分割し、その一部を用いて、表面分光反射濃度を、前記
説明した通り、即ち、各未露光試料を積分球を装備した
日立自記分光光度計U−3210を用いて、測定した。
更に別の分割部分を用いて、中性灰色露光によって得ら
れた色素画像のD−LogE特性曲線の傾きを前記説明
した方法にて求めた。即ち前記説明した該特性曲線を求
める条件で中性白色露光を行い、前記説明した現像処理
を行って、前記した手法で特性曲線を得て各傾きを求め
た。以上の結果をまとめて表4に示す。表4中、Tm、
rG、Tmは得られた各色素画像の特性曲線の濃度点0
.50と1.0を結ぶ直線の傾きであり、Tmはイエロ
ー画像、TGはマゼンタ画像、γ、はシアン画像につい
ての該(頃きである。γc / r mは、イエローに
対するマゼンタの上記傾きの比を%で表示したものであ
る。
また、各試料を用いて、肌色の再現性を次のように評価
した。
皿上J■11に胤 試料101〜104を35皿幅に裁断してパーフォレー
ション孔を設け、市販のカメラを用いて人物の撮影を、
晴天直射日光下、薄曇屋外、室内ストロボ光源下でそれ
ぞれ行った。撮影後、上記と同様の現像処理を施し、目
視で、得られた画像の評価を行った。
パネラ−5人で、以下のような評価基準で、評価した。
試料101の晴天直射日光下におけるシーンの肌色再現
性を普通=3としてこれを基準とし、他を5段階評価し
た。パネラ−5人の平均値を表5にまとめた(数字が大
きいほど再現性がよいことを示す)。
表  4 表5 表41表5から理解されるように、本発明の構成を満足
する試料104は、様々な撮影条件下でも、優れた肌色
再現性を示す。
実施例2 実施例1で用いた試料102について、その第6層の乳
剤の塗布量を0.65g/rdとし、それ以外は試料1
02と同様の試料105を作成した。
この試料105のγ8は1.33、γ6は1.28、γ
は1.32で、TG/Tm は約96%であった。45
0nm、550nm 、650nmの各波長における感
光層側の表面反射濃度は、試料102と同しであった。
よってこの試料105は、本発明の構成を満足するもの
である。
本実施例において、上記試料105につき実施例1と同
様の試験を行ったところ、実施例1の本発明の試料と同
様、良好な効果が得られた。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、
中性灰色露光時の階調のバランスをとりくずすことなく
、肌色再現性が改良されたものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、透明支持体上に、シアンカプラーを含む赤感性層、
    マゼンタカプラーを含む緑感性層、イエローカプラーを
    含む青感性層を有し、それぞれの色感性層が感度の異な
    る2層以上からなるハロゲン化銀カラー感光材料におい
    て、中性灰色露光によって得られた色素画像のD−Lo
    gE(Dは透過濃度、Eは露光量)特性曲線における濃
    度点0.50と1.0を結ぶ直線の傾きの絶対値が、イ
    エロー、マゼンタ、シアンのすべてにおいて、1.0〜
    1.5の範囲にあり、かつイエローに対してマゼンタの
    傾きの絶対値が小さく、かつ、感光性層を塗設した側の
    表面反射濃度が450nmにおいて1.10〜1.40
    、または550nmにおいて0.80〜1.10、また
    は650nmにおいて0.70〜1.00であることを
    特徴とするハロゲン化銀カラー感光材料。
JP14692890A 1990-06-05 1990-06-05 肌色再現性を改良したハロゲン化銀カラー感光材料 Pending JPH0439654A (ja)

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