JPH0439213Y2 - - Google Patents

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JPH0439213Y2
JPH0439213Y2 JP1987015129U JP1512987U JPH0439213Y2 JP H0439213 Y2 JPH0439213 Y2 JP H0439213Y2 JP 1987015129 U JP1987015129 U JP 1987015129U JP 1512987 U JP1512987 U JP 1512987U JP H0439213 Y2 JPH0439213 Y2 JP H0439213Y2
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JP
Japan
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case
belt
recess
casing
dust
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JP1987015129U
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JPS63123509U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、穀物用昇降機に関するものである。
(従来の技術) 従来の昇降機は、上りケースと下りケースを
別々に設け、その上下端部で両者を連結してなる
ケーシングの中に、複数個のバケツトを取付けた
エンドレスベルトを上下方向に循環するように配
置し、下部の投入口から穀物を投入し、上部の排
出口から他のコンベア等にこれを送出する構成と
なつている。
また、投入口または排出口の除塵のための吸引口
を併設することによつて、バケツトの回動により
ケーシング内部圧力が高くなることを抑え、ま
た、負圧により穀物に含まれている塵埃をケーシ
ングの外に出さないようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、投入口または排出口の側部に吸
引口を取付けると、その分余計にスペースを必要
とし、全体として投入口または排出口は横方向に
大きく突出する構造となり、昇降機の設置空間が
狭い場所においては不都合を生じるものであり、
また、投入口で吸引を行うと穀物も一緒に吸引す
る虞があり吸引力も弱くしなければならなかつ
た。
本考案は、投入口または排出口を横方向に突出
させないことは勿論のこと、確実に除塵を行うこ
とのできる穀物用昇降機を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の目的を鉄製するために、上りケ
ースと下りケースを間隔を開けて配置し、その上
下端部で両者を連結してなるケーシングの中に、
バケツトを取付けたベルトを循環可能に配置し、
前記上りケースの中間部に、点検窓を設けると共
に、該点検窓に臨むベルトの背面のケースの壁面
に凹部を形成し、該凹部には吸引装置に接続され
た吸引口を設けたことを特徴とする構成したもの
である。
(作用) 上記のように構成することにより、ケーシング
内が分離され上りケースにのみ吸引装置の吸引力
が働くので効率が良く、上りケースの中間部に吸
引口を設けたので、搬送途中の穀物はバケツト内
に静置されており浮遊した塵埃のみを吸引でき
る。また、吸引される空気は点検窓の周りを通過
したベルトの背面の凹部に集合してから吸引口に
吸引されるので点検窓付近は負圧になり点検窓に
結露が発生しにくい。
(実施例) 本考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。ケーシング1は上りケース2aと下りケース
2bとを間隔を開けて配置し、その上下端部で両
者を連結した構成からなり、その中に環状の空間
3を有する。環状の空間3には複数のバケツト4
を取付けたベルト5が配置されており、図面では
反時計方向に回動するように設けられている。
ケーシング1の下端には投入口6が設けられて
おり、この上端には排出口7が設けられている。
また、上りケース2aの中間部の外側に点検窓8
が開閉自在に設けられている。そして、点検窓8
と同じ高さ位置でケーシング1の内側、すなわ
ち、ベルト5の背面の壁面に凹部9が形成されて
いる。凹部9の上面には吸引口10が設けられ、
吸引口10には図示を省略した吸引装置が接続さ
れており、上りケース2a内の空気を吸引し、塵
埃と共に吸引口10から吸引して外部に排出する
ようにされている。なお、凹部9を設けるに当た
つては上りケース2aを切り抜き、凹部9を形成
したパネルをその箇所にねじ等により取付けるよ
うにしても良い。
ケーシング1によつて穀物を搬送するとき、投
入口6で穀物から舞い上かつた塵埃は上りケース
2a内に引き込まれるので、外部に飛散せずクリ
ーンな環境が保てる。上りケース2a内の空気は
壁面に沿つて凹部9に流れ込み吸引口10から吸
引される。このため、塵埃は最短距離で吸引口1
0に流れ、負圧により点検窓8に結露が発生しに
くい。
以上のことから、吸引口10を上りケース2a
の中間部に設けたので投入口6および排出口7の
横方向の突出量xを抑えることができ、上りケー
ス2aの中間部で内部の空気を吸引するので、吸
引装置の出力を上げても穀物が吸い込まれること
なく、確実に塵埃を吸い取ることができる。ま
た、吸引口10をケーシング1の内側に設けたの
で狭いスペースでも設置できる。また、結露がほ
とんど発生せず、結露に向かう塵埃もなく、塵埃
が付着して点検窓8を汚すこともないので内部監
視が容易になる。
(発明の効果) 本考案は上記の構成からなるものであるから、
上りケース内に負圧が掛かり、穀物投入の際に、
本来舞い上がる塵埃が内部に吸い込まれので外部
の環境が良くなる。また、点検窓の結露の発生が
抑えられるので、これによつて塵埃が結露に付着
して点検窓を曇らせることもなく、これを開けた
ときでも塵埃が噴出することもない。また、ベル
トのテンシヨンを切詰め等により調節する場合
に、ベルトの背側に凹部による空間があるため作
業がし易いなど効果がある。
【図面の簡単な説明】
本図は本考案の実施例の昇降機の一部切欠縦断
面図である。 1……ケーシング、2a……上りケース、4…
…バケツト、5……ベルト、9……凹部、10…
…吸引口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上りケースと下りケースを間隔を開けて配置
    し、その上下端部で両者を連結してなるケーシン
    グの中に、バケツトを取付けたベルトを循環可能
    に配置し、前記上りケースの中間部に、点検窓を
    設けると共に、該点検窓に臨むベルトの背側のケ
    ースの壁面に凹部を形成し、該凹部には吸引装置
    に接続された吸引口を設けたことを特徴とする穀
    物用昇降機。
JP1987015129U 1987-02-04 1987-02-04 Expired JPH0439213Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987015129U JPH0439213Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

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JP1987015129U JPH0439213Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

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Publication Number Publication Date
JPS63123509U JPS63123509U (ja) 1988-08-11
JPH0439213Y2 true JPH0439213Y2 (ja) 1992-09-14

Family

ID=30805774

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534626U (ja) * 1976-06-29 1978-01-17
JPS6118450A (ja) * 1984-07-05 1986-01-27 井関農機株式会社 籾摺装置等における昇降機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS534626U (ja) * 1976-06-29 1978-01-17
JPS6118450A (ja) * 1984-07-05 1986-01-27 井関農機株式会社 籾摺装置等における昇降機

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JPS63123509U (ja) 1988-08-11

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