JPH0439203Y2 - - Google Patents

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JPH0439203Y2
JPH0439203Y2 JP1987197418U JP19741887U JPH0439203Y2 JP H0439203 Y2 JPH0439203 Y2 JP H0439203Y2 JP 1987197418 U JP1987197418 U JP 1987197418U JP 19741887 U JP19741887 U JP 19741887U JP H0439203 Y2 JPH0439203 Y2 JP H0439203Y2
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arm
driven
shaft
drive
transfer device
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、塵埃の発生を避けなければならな
い、例えば、半導体の製造室内で使用するのに好
適な、収納物を固定棚に対して出し入れさせるた
めの移載装置に関する。
従来技術及びその問題点 従来、発塵を少なくしたこの種の移載装置とし
て第5図,第6図に示すものがある。
この移載装置10は、固定棚11の前面(第5
図の左側)に沿つて移動し且つ昇降する基台12
上に設けたモータユニツト13と、このモータユ
ニツト13上で固定棚11に対して接近離間方向
に移動するリニアガイドレール14と、このリニ
アガイドレール14上でリニアガイドレール14
と同方向に移動するワーク支持台15を有してい
る。
固定棚11と無人台車16の間での収納物Wの
受け渡しは、収納物Wをワーク支持台15に積載
し、モータユニツト13と、リニアガイドレール
14と、ワーク支持台15を基台12上で継ぎ足
すようにして移動させ(第6図)、この3者の合
計の移動量により行つている。
ところが、このような移載装置10によると、
モータユニツト13と、リニアガイドレール14
と、ワーク支持台15を基台12の上で継ぎ足す
ようにして移動させる際、この3者から塵埃が発
生する問題点があつた。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、中間軸で屈曲自在に連結された駆動
アームと従動アームを具え、収納物保持手段を有
する従動軸が前記従動アームの端部に、駆動軸が
前記駆動アームの端部にそれぞれ設けられた腕機
構と、前記駆動軸の回転を前記従動軸の水平移動
に変換する作動機構を有し、前記各アームは前記
作動機構を収納する箱状であるとともに、内部同
士が連通され、内部の空気が吸引されるようにな
つている移載装置により前記の問題点を解決した
ものである。
駆動軸を駆動すると、駆動軸に取り付けた駆動
アームが回転するが、その回転により従動アーム
が中間軸を中心として回動し、作動機構により、
従動軸に設けられた収納物保持手段の水平状態を
保持しながら、腕機構が屈曲(関節)運動をし、
これにより収納物の搬入搬出を行う。
その際、作動機構は箱状のアームに収納されて
いるので、作動機構から生じる塵埃は外部に出な
い。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本考案の移載装置20は、例えば半導体製造室
であるクリーンルーム内で使用され、第1図に示
すように、固定棚21の前面に沿つて垂直状態を
保つて水平移動する支柱22上を支柱22内に設
けた昇降駆動機構(図示省略)により昇降し、ま
た1つのモータで水平方向にのみ伸縮するもので
あり、第2図、第3図に示すように、腕機構23
と、この腕機構23を作動させる作動機構24等
によつて構成されている。
先ず、腕機構23を説明する。
腕機構23は、屈曲(関節)運動をして、収納
物Wを固定棚21に対し搬入搬出するものであ
る。
後述する減速機構30の出力軸31に駆動アー
ム32の端部(腕機構23の基端)が一体に取り
付けてある。駆動アーム32の右端(第3図の右
側)にはベアリング33,33によつて中間軸3
4が回転自在に設けられている。中間軸34の手
前側端部(第3図において手前側)には、従動ア
ーム35が一体に取り付けてある。従動アーム3
5の端部(腕機構23の先端)にはベアリング3
6,36によつて従動軸37が回転自在に設けら
れている。従動軸37の手前側には収納物Wを引
掛保持するフツク38が取り付けてある。
前記駆動,従動アーム32,35の全体は箱状
をなし、側面に取り付けたカバー39,40によ
り、内部が密閉され、前記2個のベアリング3
3,33の一方を支持する軸受け部材41に形成
した連通孔42によつて連通している。
従つて、腕機構23全体は出力軸31によつて
駆動され、従動アーム35は中間軸34を中心に
して駆動アーム32に対して回転する。
次に、作動機構24を説明する。
フレーム50は、駆動モータ51と、駆動モー
タ51に連動した減速機構30を保持し、且つ、
減速機構30の出力軸31を回転自在に支持して
いる。フレーム50の手前側端部には、出力軸3
1と同軸的にスプロケツト52が固定してある。
前記中間軸34上にスプロケツト53が取付けて
ある。スプロケツト52と53の直径比は2:1
である。これらのスプロケツト52,53にはチ
エーン54が掛け渡してある。
そして、これらのスプロケツト52,53、チ
エーン54は駆動アーム32内に収納されてい
る。
駆動アーム32と一体の軸受け部材41の手前
側端部には別のスプロケツト55が固定してあ
る。従動軸37にはさらに別のスプロケツト56
が固定してある。スプロケツト55と56の直径
比は1:2である。これらのスプロケツト55,
56にもチエーン57が掛け渡してある。
そして、これらのスプロケツト55,56、チ
エーン57は従動アーム35内に収納されてい
る。
尚、第3図中の符号60は支柱22内を昇降す
る駆動機構の一部分で前記フレーム50を具えて
いる。
次に収納物Wを搬出する動作について説明す
る。
先ず、駆動アーム32と、従動アーム35がほ
とんど延び、固定棚21の棚21a間に差し込ま
れた状態で、移載装置20全体を前述の駆動機構
により僅かに上昇させる。すると、フツク38は
収納物Wに係合し、収納物Wを棚21aからわず
かに持上げる。この状態で駆動モータ51を駆動
し減速機構30により減速回転された出力軸31
で駆動アーム32を第4図において右回転(時計
方向に回転)させる。駆動アーム32の右回転
は、結果的に中間軸34回りの従動アーム35の
左回転をもたらすことになるのであるが、前述の
スプロケツト52,53,55,56、チエーン
54,57からなる作動機構により従動軸37の
動きは拘束され、第4図に示すように、フツク3
8を水平に保持しながら、従動アーム35の先端
部が水平に移動し、収納物Wを棚21aから徐々
に水平に引き出す。駆動モータ51がなおも回転
を続けるにしたがつて駆動アーム32は右回転を
継続する。これに伴い従動アーム35は中間軸3
4を中心として左回転を継続する。そして、従動
アーム35の先端部は水平直線移動をしながら駆
動軸31の方に近づいていく。従つて収納物Wは
棚21aから水平状態で搬出される。
駆動アーム32がさらに回転し、第4図におい
て左側の想像線の位置までくると、従動アーム3
5の先端部は左の方まで水平移動し、収納物Wを
搬送する無人台車66の真上まで移動する。その
後、移載装置20全体を降下させると、収納物W
は無人台車66上に載る。移載装置20をさらに
僅かに下降させると、フツク38が収納物Wから
外れる。その後、駆動アーム32を右回転させ、
従動アーム35を無人台車66から遠ざける。こ
れにより収納物Wの搬出が終了する。
無人台車66から固定棚21への収納物Wの搬
入は以上の動作を逆に行うことによりできる。
収納物Wの搬出搬入が行われている間は、図示
しない空気吸引機構により駆動アーム32の根元
である駆動軸31付近から駆動、従動アーム3
2,35内の空気を吸引し、両アーム32,35
内を負圧にし、チエーン,スプロケツト,ベアリ
ング等から発生する塵埃の飛散を防止する。
以上の実施例の移載装置によると、次の利点を
有するので、例えばクリーンルーム内での使用に
好適である。
(1) 2つのアームで構成したので、構造が簡単且
つ小形になり、発塵原因が少なくなる。
(2) 発塵部がアームの接続部のみに限定され、発
塵防止対策が容易になる。
(3) 簡単な箱形カバーで容易に密閉でき、且つ内
部を確実に負圧にできる。
尚、以上の実施例では、作動機構にチエーン,
スプロケツトを使用しているが、ベルト,プーリ
であつてもよい。
又、シールとして磁性流体を使用してもよい。
この場合は、密閉がより一層確実になる。
考案の効果 以上のように、本考案の移載装置によると、作
動機構が腕機構内に収納されるので、簡単な構造
にして、塵埃の飛散を完全に防止できる。
また、従動軸は水平移動するので、移載装置の
動きが簡単であり、システムの動きの全体的制御
が簡略化できる。
さらに、駆動、従動アームの内部同士が連通さ
れ、この内部の空気が吸引されるようになつてい
るため、作動機構から発生する塵埃の飛散を確実
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例で、第1図
は移載装置、固定棚、無人台車の関係を示した斜
視図、第2図は移載装置のアーム、スプロケツ
ト、チエーン等の組合せの概略斜視図、第3図は
移載装置の断面図、第4図は移載装置の動作説明
図、第5図、第6図は従来例の移載装置の図で、
第5図は移載装置、固定棚、無人台車の関係を示
した図、第6図は移載装置の動作図である。 20……移載装置、23……腕機構、24……
作動機構、31……駆動軸、32……駆動アー
ム、34……中間軸、35……従動アーム、37
……従動軸、38……フツク(収納物保持手段)、
39……カバー、40……カバー、51……モー
タ、52……スプロケツト、53……スプロケツ
ト、54……チエーン、55……スプロケツト、
56……スプロケツト、57……チエーン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中間軸で屈曲自在に連結された駆動アームと従
    動アームを具え、収納物保持手段を有する従動軸
    が前記従動アームの端部に、駆動軸が前記駆動ア
    ームの端部にそれぞれ設けられた腕機構と、 前記駆動軸の回転を前記従動軸の水平移動に変
    換する作動機構を有し、 前記各アームは前記作動機構を収納する箱状で
    あるとともに、内部同士が連通され、内部の空気
    が吸引されるようになつていることを特徴とす
    る、 移載装置。
JP1987197418U 1987-12-01 1987-12-28 Expired JPH0439203Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987197418U JPH0439203Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28
US07/265,839 US4964776A (en) 1987-12-01 1988-11-01 Article transfer and storage system
US07/821,891 US5249904A (en) 1987-12-01 1992-01-15 Stock handling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987197418U JPH0439203Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01103607U JPH01103607U (ja) 1989-07-13
JPH0439203Y2 true JPH0439203Y2 (ja) 1992-09-14

Family

ID=31487968

Family Applications (1)

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JP1987197418U Expired JPH0439203Y2 (ja) 1987-12-01 1987-12-28

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58143973A (ja) * 1982-02-17 1983-08-26 神鋼電機株式会社 工業用ロボツト
JPS6144761A (ja) * 1984-08-08 1986-03-04 信越化学工業株式会社 高密度フエライトの製造方法
JPS63180610A (ja) * 1987-01-20 1988-07-25 Daifuku Co Ltd 荷保管装置

Patent Citations (3)

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JPH01103607U (ja) 1989-07-13

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