JPH06144429A - ボックスの蓋開閉装置 - Google Patents

ボックスの蓋開閉装置

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JPH06144429A
JPH06144429A JP32615892A JP32615892A JPH06144429A JP H06144429 A JPH06144429 A JP H06144429A JP 32615892 A JP32615892 A JP 32615892A JP 32615892 A JP32615892 A JP 32615892A JP H06144429 A JPH06144429 A JP H06144429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
box
lid
holding
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP32615892A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Shiaku
保 塩飽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP32615892A priority Critical patent/JPH06144429A/ja
Publication of JPH06144429A publication Critical patent/JPH06144429A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボックス本体2の上部で揺動開閉自在に設け
られた蓋4を、人手を介さず、自動的に開閉できるよう
にする。 【構成】 ボックス本体2を挟持アーム11により挟持
可能な保持手段10と、蓋4を吸盤46により吸着して
揺動させることができる揺動アーム45と、蓋4からボ
ックス本体2へ向けて突出して蓋4の閉止状態を保持す
る弾性フック片5を、水平なゴムローラ27によって押
し上げることができるフック解除部材25とを有する構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ボックスの蓋開閉装
置に関する。
【0002】
【発明の目的】この発明は、ボックス本体と、このボッ
クス本体の上部に揺動開閉自在に設けられた蓋とを有す
るボックスに物品(例えば、清浄を保つ必要があるウエ
ハを多数枚詰めたカセット等)を入れたり出したりする
場合に、人手を介することなく、蓋を自動的に開閉する
ことができるようにした装置を提供することを目的とす
る。
【0003】
【前記目的を達成するための手段】この発明は前記目的
を達成するために以下の如き手段を採用した。即ち、ボ
ックス本体を保持する保持手段と、上記ボックス本体上
部で揺動開閉自在な蓋を保持する持上ヘッドが先端側に
設けられた上下方向に揺動可能な揺動アームと、上記蓋
からボックス本体側へ突出した弾性フック片を押し上げ
る昇降可能なフック解除部材とを有しているものであ
る。
【0004】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。保持手段がボックス本体を保持した後、揺動アー
ムが揺動して、その先端側に設けられた持上ヘッドを蓋
に接近させると共にこの持上ヘッドにより蓋を持上可能
な状態(例えば、吸盤による吸着保持状態)に保持させ
る。そして、蓋の閉止状態を固定するために蓋からボッ
クス本体へ向けて突出した弾性フック片を、フック解除
部材により押し上げて解除させると同時に、上記揺動ア
ームが、蓋の保持状態にある持上ヘッドごと上方向へ揺
動して、蓋を開く。
【0005】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。図1及び図2の如く、ボックス1に対し
て、ボックス本体2を保持するための保持手段10と、
持上ヘッド46を有して蓋4を開閉させるための揺動ア
ーム45と、蓋4の閉止保持状態を解除させるためのフ
ック解除部材25とを有している。なお、上記蓋4は、
ボックス本体2の上部の一辺部に設けられたヒンジ部3
を介して揺動開閉自在となっており、この蓋4における
ヒンジ部3とは反対側の辺部には、ボックス本体2側へ
向けて突出する弾性フック片5が設けられている。図8
の如く、この弾性フック片5は、ボックス本体2の上周
部に係合して蓋4の閉止状態を保持できるようになって
いる。
【0006】図3の如く、上記フック解除部材25は、
昇降片26と、この昇降片26の両側(図2参照)へ向
けて各々水平突出する回転自在なゴムローラ27とを有
しており、昇降片26の下部に接続された2本の支持棒
29(図2参照)がカム機構30によって昇降動される
ようになっている。このカム機構30は、モータ40に
より回転する駆動軸41に取り付けられたカム31と、
上記支持棒29の下端部相互を連結する連結片32(図
4参照)に下向きに保持され上記カム31の外周に乗っ
て転動するカムフォロワー33とを有している。上記支
持棒29には、カムフォロワー33をカム31の外周へ
常時押しつけておくためのばね34が挿通されている。
図4の如く、カム31は、頂上部をやや長めにとったカ
ム山35を円周上で対向する2箇所に有している。
【0007】図5の如く、上記保持手段10は、相互近
接及び離反が可能な2本の挟持アーム11と、これら挟
持アーム11の各内側へ対向するように接続された各2
本の摺動ガイド棒13を進退摺動させるためのカム機構
14とを有している。このカム機構14は、上記したカ
ム機構30(図3参照)のカム31と一緒に駆動軸41
に取り付けられたカム15と、上記摺動ガイド棒13の
内側端相互を連結する連結片16に内向きに保持され、
ばね17の引張付勢力により上記カム15の外周に押し
付けられて転動するカムフォロワー19とを有してい
る。図6の如く、カム15は、半円状をしたカム山20
を円周上で対向する2箇所に有している。挟持アーム1
1の突端部には、ゴム等で形成された押圧片12が取り
付けられている。図7の如く、これら押圧片12の対向
面は、ボックス本体2の側面形状に対応して傾斜されて
いる。
【0008】ところで、図6の如く、保持手段10のカ
ム15は、カム山20相互が水平に位置付けられこれら
カム山20にカムフォロワー19が乗る状態を待機状態
とし、このときカムフォロワー19等を介して設けられ
た挟持アーム11相互(図5参照)は、ボックス本体2
の両側面より更に外側で待機するようになっている。そ
してカム15が矢符方向に回転してカム山20からカム
フォロワー19が降りるアの位置で、挟持アーム11相
互が相互近接してボックス本体2の両側面を挟持し、イ
の位置を通過しウの位置に達するまでこの挟持状態を維
持するようになっている。その後、カムフォロワー19
が再びカム山20に乗り上がるようになって次の待機状
態に戻る。一方、図4の如く、フック解除部材25を昇
降動させるカム31は、カム山35相互が水平状態から
回転方向(矢符方向)の後流側へやや傾いてカムフォロ
ワー33がカム谷に当接する状態を待機状態とし、この
ときカムフォロワー33等を介して設けられたフック解
除部材25(図3参照)は、蓋4の弾性フック片5より
下方で待機するようになっている。そしてカム31が矢
符方向に回転してカムフォロワー33がアの位置(上記
カム15がアの位置へ回転した場合と同じ角度位置)、
即ち、上記挟持アーム11相互がボックス本体2の両側
面を挟持した時点を通過した後にカム山35に乗り上げ
て、フック解除部材25が上昇し、蓋4の弾性フック片
5を押し上げるようになっている。そして、イの位置
(カム15のイの位置と同角度位置)を通過しこの押し
上げ状態を暫時維持した後、カムフォロワー33がカム
山35から降りたウの位置(カム15のウの位置と同角
度位置)で再び待機状態に復帰し、次の待機位置エへと
移動する。フック解除部材25による押し上げ状態を暫
時維持させるのは、弾性フック片5の解放動作に確実性
を得るためである。
【0009】図1及び図2の如く、上記揺動アーム45
は、ボックス1の側方に設置された揺動駆動装置50か
らボックス1に臨んで揺動可能に設けられており、その
揺動端側には水平杆47が直角に接続され、この水平杆
47の突端部に持上ヘッド46が設けられている。持上
ヘッド46としては吸盤を用いてあり、この吸盤が揺動
駆動装置50のケーシング内等に収納された吸引装置
(図示略)と水平杆47及び揺動アーム45内を通じる
等して接続されている。揺動アーム45は、持上ヘッド
46が蓋4へ向けて真下を向く状態から垂直に向く状態
になるまでの約90°程度の揺動を行うようになってい
る。
【0010】
【実施例装置の作用】次に実施例装置の作用を説明す
る。モータ40(図3参照)が駆動を開始すると、最初
に保持手段10のカム15(図6参照)に当接されたカ
ムフォロワー19と共に挟持アーム11(図5参照)が
相互近接を行い、ボックス1のボックス本体2を挟持保
持する。これと略同時に、揺動アーム45(図1,2参
照)が持上ヘッド46をボックス1の蓋4へ当接させる
ように揺動し、持上ヘッド46による蓋4の保持(吸
着)が行われる。その後、カム31(図4参照)に当接
されたカムフォロワー33に伴ってフック解除部材25
が蓋4の弾性フック片5を押し上げるように上昇し、且
つ揺動アーム45が上記とは逆方向へ揺動し始めること
で弾性フック片5によるボックス本体2の上周部との係
合が解放され、引き続き蓋4が開かれるようになる。そ
の後、フック解除部材25が下降した時点(カム15,
31のウの位置)をもって上記モータ40が駆動を一旦
停止し、ボックス本体2に対する物品(図示略)の取り
出し又は収納等、所定の作業を行う。作業終了後は、揺
動アーム45を蓋4の閉止方向へと揺動させ、持上ヘッ
ド46による蓋4の保持を解除して揺動アーム45を待
機状態へと復帰揺動させる。そして、再びモータ40が
駆動して、保持手段10の挟持アーム11によるボック
ス本体2の挟持を解くと共にカム15及びカム31を次
の待機状態に戻した後、モータ40が停止する。
【0011】この発明は、例えば、図9の如く、クリー
ン倉庫55の内部と外部とを通じてボックス1の搬送が
できるようにした搬送装置56に対して、クリーン倉庫
55の外部側となる端部へ設置することができる。すな
わち、この搬送装置56のクリーン倉庫55内の端部に
は、クリーン倉庫55が備えるスタッカークレーン(図
示略)等によりボックス1の受渡しが行われ、搬送装置
56のクリーン倉庫55外の端部では、この発明の蓋開
閉装置Fによりボックス1の蓋4が開かれた後、ロボッ
トハンド57を具備する多関節ロボット58が搭載され
た無人搬送車59等により、ボックス1内に収納された
物品W(多数枚のウエハを詰めたカセット等)を自動的
に取り出して搬出するというシステムの構築が可能とな
る。なお、揺動アーム45の揺動駆動装置50の内部構
造をはじめ、保持手段10が有するカム機構14やフッ
ク解除部材25を昇降動させるカム機構30等は、他の
構造に置換可能である。また揺動アーム45の持上ヘッ
ド46は、例えば保持手段10に用いた如き挟持方式を
採用してもよい。
【0012】
【発明の効果】この発明は前記した如き構成によって以
下の如き効果を奏するものである。ボックスの蓋を自動
的に開閉することができるものであるから、人手に頼っ
ていた作業の能率化及び清浄環境の保持等が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のIII−III線拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図1のV−V線拡大断面図である。
【図6】図5のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】図5のVII−VII線断面図である。
【図8】ボックスの蓋に設けられた弾性フック片を拡大
して示す側断面図である。
【図9】この発明をクリーン倉庫に実施した状況を示す
側面図である。
【符号の説明】
1 ボックス 2 ボックス本体 4 蓋 5 弾性フック片 10 保持手段 25 フック解除部材 45 揺動アーム 46 持上ヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス本体を保持する保持手段と、上
    記ボックス本体上部で揺動開閉自在な蓋を保持する持上
    ヘッドが先端側に設けられた上下方向に揺動可能な揺動
    アームと、上記蓋からボックス本体側へ突出した弾性フ
    ック片を押し上げる昇降可能なフック解除部材とを有し
    ているボックスの蓋開閉装置。
JP32615892A 1992-11-10 1992-11-10 ボックスの蓋開閉装置 Pending JPH06144429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32615892A JPH06144429A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 ボックスの蓋開閉装置

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JP32615892A JPH06144429A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 ボックスの蓋開閉装置

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JPH06144429A true JPH06144429A (ja) 1994-05-24

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ID=18184702

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JP32615892A Pending JPH06144429A (ja) 1992-11-10 1992-11-10 ボックスの蓋開閉装置

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JP (1) JPH06144429A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5671165A (en) * 1995-09-18 1997-09-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of determining position offset of a pattern
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JP2015040076A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 株式会社ダイフク 固定状態判別装置

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