JPH0439048B2 - - Google Patents

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JPH0439048B2
JPH0439048B2 JP1124253A JP12425389A JPH0439048B2 JP H0439048 B2 JPH0439048 B2 JP H0439048B2 JP 1124253 A JP1124253 A JP 1124253A JP 12425389 A JP12425389 A JP 12425389A JP H0439048 B2 JPH0439048 B2 JP H0439048B2
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clamp
optical fiber
groove
center
sheath
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JP1124253A
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、定偏波光フアイバ融着接続機の回転
クランプに関するもので、回転クランプのV溝に
定偏波光フアイバの中心と回転クランプの回転中
心との芯合せを、定偏波光フアイバの線径の大小
に関わらず容易に、かつ高精度に行なえるように
するために利用して有効なものである。
[従来技術及びこの考案の課題] 定偏波光フアイバ融着接続機においては互いに
融着接続される左右一対の光フアイバの芯線の中
心合せと、芯線の左右に設けられた一対の応力付
与部相互の回転方向位置合せとを行わなければな
らない。このために一方の定偏波光フアイバを固
定する固定クランプに対しては、他方の定偏波光
フアイバをクランプした回転クランプを回転させ
て、一方の定偏波光フアイバの応力付与部に対す
る他方の定偏波光フアイバの応力付与部の回転方
向位置を調整しなければならない。
仮りに左右の定偏波光フアイバの中心を互いに
一致させておいても、その中心と回転クランプの
回転中心とが一致していなければ、回転クランプ
の回転によつて定偏波光フアイバ相互の芯ずれを
起こすことになる。このために定偏波光フアイバ
の中心と回転クランプの回転中心とを正確に一致
させなければならない。
定偏波光フアイバ(以下単に「光フアイバ」と
いう)はクランプ部材のV溝に嵌められ、このV
溝の傾斜面の間に挟持して固定されるのである
が、光フアイバの線径が異なると、クランプされ
た位置における光フアイバの中心線の位置が異な
るので、この位置の調整を従来は第3図、第4図
に示すガイドプレートの位置調整によつて行なつ
ていた。
すなわちこの従来技術のガイドプレート118
はクランプ部材104,104に対して左右にス
ライド自在であり、光フアイバ12を下から支え
る上面に多段の受面124,126が設けられて
おり、大径の光フアイバ12をクランプするとき
は光フアイバ10を低い受面124で支えさせ
て、光フアイバの中心の上下方向位置を規定し、
この位置において左右のクランプ部材104のV
溝116の傾斜面によつて光フアイバ12を左右
から挟んで把持させて、光フアイバの中心をクラ
ンプの回転中心と一致させる。小径のの光フアイ
バ12に対しては、ガイドプレート118を左右
へスライドさせて高い受面126によつて支持さ
せてその中心の上下方向位置を規定し、左右のク
ランプ部材104,104のV溝116の傾斜面
で把持させてその中心を回転クランプの回転中心
に一致させる。
この従来技術においては、光フアイバの線径及
びその被覆径が非常に小さいので、クランプ部材
のV溝の深さは概略0.1mm、開き角度が150度程度
となる。実際には存在することを確認することが
困難な程度の浅いV溝となり、光フアイバをクラ
ンプするときは相当の熟練者でないと光フアイバ
をV溝の所定の位置に入れることができず、光フ
アイバ芯線が通常曲がりぐせがあるためにこの作
業は一層困難である。更に最近は光フアイバ径が
80μm、被覆径が0.15mmというものも存在してい
るので、現実的には、このような細線に対する対
応が従来技術によつては不可能であるといつても
過言ではない。
そこで、この発明は、定偏波光フアイバ融着接
続機の回転クランプのV溝の開き角度を小さくで
きるようにして定偏波光フアイバの線径の大小に
関わらず、同光フアイバのクランプ所定位置への
装着を容易にし、かつ高い精度で回転クランプの
V溝に把持された定偏波光フアイバの把持中心を
回転クランプの回転中心に確実に一致させること
が出来るようにすることをその課題とするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 上記課題解決のために講じた手段は次の要素(イ)
〜(ヘ)によつて構成されるものである。
(イ) 回転クランプ本体にクランプブロツク装着凹
部を設けること、 (ロ) V溝付クランプブロツクを回転クランプ本体
の上記凹部に着、脱自在に装着すること、 (ハ) シースクランプ支持アームの一端をクランプ
本体に枢支させること、 (ニ) シースクランプ支持アームの他端にV溝シー
スクランプブロツクを着、脱自在に取付けるこ
と、 (ホ) V形シースクランプブロツクのV形部先端を
平面にすること。
(ヘ) V形シースクランプブロツク、V溝付きクラ
ンプブロツクの両クランプブロツクを定偏波光
フアイバの線径に合わせて適宜交換して、両ク
ランプブロツクによる定偏波光フアイバの把持
中心と回転クランプの回転中心とを一致させた
こと。
[作用] V形シースクランプブロツクのV形部がV溝に
嵌まり込んで密着し、そのV形部の先端の平面と
V溝の左右両傾斜面との三つの平面によつて光フ
アイバを押えて固定する。
シースクランプ支持アームは、V形シースクラ
ンプブロツクをV溝付クランプブロツクのV溝に
押し込む方向にばね等によつて付勢されていの
で、この付勢力に抗してシースクランプ支持アー
ムを回動させて、V形シースクランプブロツクを
上記V溝から外して、光フアイバに対するクラン
プを解除する。
融着接続すべき光フアイバの線径に合わせて、
V溝付クランプブロツク、V形シースクランプブ
ロツクを用意しておいて、これらのクランプブロ
ツクを光フアイバの線径に合せて適宜交換する。
このV溝付クランプブロツクのV溝の深さ、開
き角度は、線径の大小に関係しないので、その開
き角度を小さくし、深さを深くすることができ
る。
さらに1つのV溝の底の部分でクランプするの
で、この点からもV溝の開き角度を小さくし、そ
の深さを大きくすることができる。
V溝付クランプブロツクの縦の中心はV溝の深さ
に関係なく回転クランプの回転中心を通る。そし
て、把持する定偏波光フアイバの線径に応じてV
溝の深さを調整することによつて、定偏波光フア
イバ把持中心の、回転クランプ本体の上記凹部の
底から高さを一定にすることが出来る。したがつ
て、定偏波光フアイバの線径に応じたV形シース
クランプブロツク、V溝付きクランプブロツクの
両クランプブロツクを回転クランプ本体とシース
クランプ支持アームにそれぞれ装着することの回
転中心は他方の固定クランプに把持された定偏波
光フアイバの中心に正確、確実に一致させられ
る。
したがつて、光フアイバのV溝への装着作業が
比較的容易で、各ブロツク毎に、光フアイバの固
定中心位置は決められているので、光フアイバの
中心位置は正確に決められる。
[実施例] 本発明の実施例を第1図〜第2図を参照しつつ
説明する。
回転クランプ本体1の光フアイバ受け面2の中
心に凹所3を設け、この凹所3にV溝υを有する
V溝付クランプブロツク4を着、脱自在に嵌合固
定する。V溝付クランプブロツクは四角なブロツ
クであつて、そのV溝υの位置を所定の径の光フ
アイバ12の中心が回転クランプ本体1の回転中
心cと一致する様に定めている。
回転クランプ本体1に直接、あるいは間接にピ
ン5によつてシースクランプ支持アーム6の一端
を枢支させ、このシースクランプ支持アーム6を
ばね7によつて反時計方向に付勢している。
シースクランプ支持アーム6の受け面8の中央
に凹部9を設け、この凹所にV形シースクランプ
ブロツク14を着、脱自在に嵌合固定している。
V形シースクランプブロツク14は、V溝付ク
ランプブロツク4と同様に四角なブロツクであつ
て、V形突部を有し、このV形突部の傾斜面15
の傾斜角αはV溝付クランプブロツク4のV溝υ
の開き角度と等しく、その先端は平面16になつ
ている。この平面16とV溝υの傾斜面とによつ
て光フアイバ12を押えて、その中心を回転クラ
ンプ本体1の回転中心cと一致させる。
シースクランプ支持アーム6は枢支ピン5を中
心として反時計方向にばね7によつて付勢されて
いるので、V形シースクランプブロツク14のV
形突部がV溝付クランプブロツク4のV溝υに圧
接されて位置決めされる。V溝の開き角度は、光
フアイバ12の線径に関わらず任意に選定できる
が、仮にこのV溝の開き角度αが90度のときはV
形突部の平面16に長さlを、光フアイバ線径を
dとすると、 l=2(√2d/2+d/2)=d(√2+1) とする。この長さlの平面16と開き角度90度の
V溝υの傾斜面とによつて光フアイバ12を挟持
したとき、V形突部の傾斜面15がV溝υの傾斜
面に密着する。
光フアイバの線径dが小径のd1であるとき、そ
のV溝付クランプブロツク4′(第2図B参照)
のV溝υ′の位置は大径の光フアイバに対するもの
のV溝υよりも上方に位置する(第2図Bの第2
図Aに対する位置関係参照)。
シースクランプ支持アーム6をばね7に抗して
時計方向に回動させて、V形シースクランプブロ
ツク14をV溝付クランプブロツク4のV溝υか
ら外すことによつて、光フアイバをV溝υから出
し入れすることができる。
光フアイバの線径に合わせて、V溝付クランプ
ブロツク4及びV形シースクランプブロツク14
を交換する。
[効果] 従来技術の前記問題を前述のとおり解消できた
ことの外、次の利点を有する。本発明による光フ
アイバクランプ部の機構は、V溝加工したV溝付
クランプブロツクとV形突部を有するV形シース
クランプブロツクとによつて構成されるもので、
これらの加工は、極めて単純な機械加工であり、
かつその加工精度は現在の技術をもつてすれば極
めて高く、したがつて、光フアイバのクランプ位
置の中心の位置決めは、極めて正確に行われると
いう効果を生じる。また両クランプブロツクの機
械加工コストは低く、かつシースクランプ支持ア
ーム等の他の部分の製作、組立コストも、従来技
術におけるクランプ部の機構に比して極めて低
い。したがつて、製作コストの低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図面であり、第
2図A及び第2図Bは上記実施例の要部拡大図、
第3図、第4図は従来技術に説明図である。 図中、1……回転クランプ本体、2……光フア
イバ受け面、3……凹所、4,4′……V溝付ク
ランプブロツク、5……ピン、6……シースクラ
ンプ支持アーム、7……ばね、8……シースクラ
ンプ支持アームの受け面、9……凹所、10,1
2……光フアイバ、14……V形シースクランプ
ブロツク、15……傾斜面、16……平面、υ…
…V溝、c……回転クランプ本体の回転中心、1
04……クランプ部材、116……V溝、118
……ガイドプレート、124,126……多段の
受け面である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転クランプ本体にクランプブロツク装着凹
    部を設け、V溝付きクランプブロツクを回転クラ
    ンプ本体の上記凹部に着脱自在に装着し、シース
    クランプ支持アームの一端をクランプ本体に枢支
    させ、シースクランプ支持アームの他端にV形シ
    ースクランプブロツクを着脱自在に取付け、V形
    シースクランプブロツクのV形部先端を平面に
    し、これら両クランプブロツクを定偏波光フアイ
    バの線径に合わせて適宜交換して、定偏波光フア
    イバの把持中心と回転クランプの回転中心とを一
    致させるものとした定偏波光フアイバ融着接続機
    の回転クランプ。
JP12425389A 1989-05-19 1989-05-19 定偏波光ファイバ融着接続機の回転クランプ Granted JPH02304402A (ja)

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JPH02304402A JPH02304402A (ja) 1990-12-18
JPH0439048B2 true JPH0439048B2 (ja) 1992-06-26

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