JPH0553851U - 光ファイバー・フェルール研磨用治具 - Google Patents

光ファイバー・フェルール研磨用治具

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JPH0553851U
JPH0553851U JP11158691U JP11158691U JPH0553851U JP H0553851 U JPH0553851 U JP H0553851U JP 11158691 U JP11158691 U JP 11158691U JP 11158691 U JP11158691 U JP 11158691U JP H0553851 U JPH0553851 U JP H0553851U
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JP
Japan
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optical fiber
polishing
ferrule
reference surface
fiber ferrule
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Pending
Application number
JP11158691U
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English (en)
Inventor
節夫 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ono Sokki Co Ltd
Original Assignee
Ono Sokki Co Ltd
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 種々の径の光ファイバー・フェルールの先端
面を適切な研磨圧をもって研磨することができる光ファ
イバー・フェルール研磨用治具を提供する。 【構成】 一面が研磨操作において研磨フィルムに当接
される基準面41となっている本体1と、本体にパンタグ
ラフ機構53,54,55を介して基準面に垂直方向に変位可
能に取り付けられ、光ファイバー・フェルールの先端部
を把持するフェルール把持部材9と、フェルール把持部
材を本体の基準面41と反対側から基準面に向かう方向に
押圧し、研磨圧を付与するようになっている弾性部材8
とから構成する。更に、フェルール把持部材を基準面に
平行な軸線91周りに回動位置決めする手段92,93を具備
してもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、光アファイバー・フェルール(光ファイバーの先端部にフェルー ルを取付けられたもの)の端面の研磨に用いる研磨用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
光アファイバーは、例えば図5に示すような同心積層構造をしており、中心の コアa、クラッドb、干渉層(シリコン)c、一次被覆(ポリエチレン)d、耐 張力材e、二次被覆fから構成され、先端部においては、二次被覆f及び耐張力 材eが剥ぎ取られ、更に最先端部では一次被覆d及び干渉層cも剥ぎ取られてい る。
【0003】 そして、先端部及び最先端部には、ステンレス鋼スリーブ部gとセラミック環 状体hとが一体となつたフェルールFが接着剤層iを介して嵌着されている。即 ち、先端部には、ステンレス鋼スリーブ部gが、最先端部には、セラミック環状 体hが夫々嵌着されている。
【0004】 光アファイバー共々フェルールの先端面は、同一面に研磨されなければならな い。 そこで、従来の技術における光アファイバー・フェルールの端面の研磨に用い る研磨用治具は、図4に示すように一面が基準面21となった円板状体22の他面中 央に案内筒状体23が突出して形成されており、その中空孔24の軸線が基準面21に 垂直であると共に、案内筒状体23には光アファイバー・フェルール固定手段が設 けられている。
【0005】 上記の研磨用治具を使用するに際しては、案内筒状体23の中空孔24に光アファ イバー・フェルールFを基準面21の反対側から挿入し、その先端を基準面21から 所望量だけ突出させて、固定手段で光アファイバー・フェルールFを研磨用治具 に固定する。
【0006】 そして、研磨用治具を把持して、光アファイバー・フェルールFの突出端を研 磨フィルムに適宜の研磨圧で押圧しながら往復摺動操作を行い、光アファイバー ・フェルールFの突出部が除去され、先端面が基準面と同一面になるように研磨 を行う。 かくして、光アファイバー・フェルールFの先端面は、垂直面に研磨される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記の研磨用治具を用いると、手による押圧のため適切な研磨圧が得ることが できない上、研磨圧が不規則となるので、光アファイバー・フェルールFの先端 面は、適切に研磨されない。しかも、案内筒状体23の中空孔24の径と光アファイ バー・フェルールFの径とが必ずしも適合しないので、その場合には、光アファ イバー・フェルールFの先端面の垂直精度が悪い。又、光アファイバー・フェル ールFの先端面の角度を垂直以外の角度に調整するには、光アファイバー・フェ ルールFの径の対応と共に、多数の研磨用治具の用意が必要となる。しかもそれ によっても角度調整は不十分である。 この考案は、そのような欠点がない光ファイバー・フェルール研磨用治具を提 供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案の光ファイバー・フェルール研磨用治具は、一面が基準面となってい る本体と、本体にパンタグラフ機構を介して基準面に垂直方向に変位可能に取り 付けられたフェルール把持部材と、フェルール把持部材を本体の基準面と反対側 から基準面に向かう方向に押圧する弾性部材とから構成されており、好ましくは フェルール把持部材が基準面に平行な軸線周りに回動位置決め手段を具備してい る。
【0009】
【作用】 上記の光ファイバー・フェルール研磨用治具を用いて光ファイバー・フェルー ルの先端面を研磨する際には、フェルール把持部材で光ファイバー・フェルール の先端部を把持し、光ファイバー・フェルールの先端部が基準面から適宜量だけ 突出させて研磨用治具に固定する。
【0010】 その研磨用治具を手で把持して、本体の基準面を研磨フィルムに当接すように 押圧すると、光アファイバー・フェルールの突出端は、弾性部材の所定のバネ力 をもって研磨フィルムに押圧され、そして研磨用治具に往復摺動を加えると、光 アファイバー・フェルールの突出部は、弾性部材の所定のバネ力が研磨圧となっ て先端面が基準面と同一面状態で研磨される。 従って、光アファイバー・フェルールの先端面は、軸線に対し所定の角度(通 常は垂直)に正確に仕上がる。
【0011】
【実施例】
この考案の実施例における光ファイバー・フェルール研磨用治具を図面に従っ て説明する。 なお、以下の説明においての上下方向は、図面における方向である。
【0012】 図1、図2及び図3において、基板1の上面には、後部の固定板部2及び門型 固定枠部3が立設されており、下面には、セラミックの基準板4が貼付されてい て基準板4の下面が基準面41となっている。前側板部51と後側板部52とが並行に なり、夫れ夫れの上縁同士及び下縁同士は、、連結板53,54により板バネ55、55 を介して連結されて支持枠部5が構成されている。
【0013】 支持枠部5は、門型固定枠部3内に位置しており、後側板部52が固定板部2に 板バネ56及び止めねじ57を介して固着され、前側板部51は、基板1の前縁より前 方に位置している。従って、前側板部51は、引きねじ57a及び押しねじ57bによ り後側板部52を調整することにより基準面に垂直になると共に、後側板部52、即 ち固定板部2に対し並行に弾性的に変位可能となるので、基準面41に対し垂直方 向を維持して弾性的に変位可能である。
【0014】 門型固定枠部3の頂部31の中央には、円形孔部32と溝孔部33との複合の案内孔 が穿設されていると共に、支持枠部5の連結板53に貫通孔531 が穿設されており 、更に支持枠部5の前側板部51の背面には、バネ支承片6が固着されている。
【0015】 上端の摘み71、直径方向にピン72が突出した中間の案内部73及び下端の小径部 74からなる案内杆7の案内部73は円形孔部32に、ピン72は、溝孔部33に夫れ夫れ 挿入され、小径部74はバネ支承片6を貫通し、突出下端に止め片75が取り付けら れている。案内部73の下端段部とバネ支障片6との間に小径部74を捲回した圧縮 コイルバネ8が挿着されている。
【0016】 支持枠部5の前側板部51の前面には、光ファイバー・フェルールFの把持部9 が装着されている。把持部9は、支持枠部5の前側板部51の前面に固着された取 付板部90、取付板部90の前面に接して基準面41と並行な軸線周り回動自在に枢軸 91で枢着され、取付板部90の前面に植設された止めねじ92に係合する円弧溝孔93 が形成された回動板部94と、回動板部94の前面に接して止めねじ95,95で固着さ れ、前面に上下方向のV溝96が形成されたV溝部材97と、V溝部材97のV溝に対 向して離合するように締付けねじ98,98でV溝部材97に取り付けられた押圧片99 から構成されている。
【0017】 上記の研磨用治具を用いて光ファイバー・フェルールFの先端面を研磨する際 には、止めねじ92を緩め回動板部94を適宜の角度位置(通常は基準面41に体して 垂直位置)に位置決めし、再び止めねじ92を締め付けて回動板部94を固定する。
【0018】 次ぎに、止めねじ95を緩めV溝部材97のV溝と押圧片99との間に光ファイバー ・フェルールFの先端部を挿入し、V溝部材97の下端面から、即ち基準面41から 適宜量だけ突出させ、再び止めねじ95を締め付けて光ファイバー・フェルールF の先端部を研磨用治具に固定する。
【0019】 更に、案内杆7の摘み71を回してピン72を門型固定枠部3の溝孔部33に合致さ せて案内杆7を押し込み、再び摘み71を回してピン72を頂部31の下面に係合させ る。かくして、圧縮コイルバネ8は、案内部73の段部とバネ支承片6との間の所 定間隔に予圧をもって圧縮されて保持される。
【0020】 それから、研磨用治具を手で把持して、基準板4の基準面41を研磨フィルムに 当接すように押圧すると、光アファイバー・フェルールFの突出端は、圧縮コイ ルバネ8の所定のバネ力をもって研磨フィルムに押圧される。そして、研磨用治 具に往復摺動を加えると、光アファイバー・フェルールFの突出部は、圧縮コイ ルバネ8の所定のバネ力が研磨圧となって先端面が基準面41と同一面状態で研磨 される。 従って、光アファイバー・フェルールFの先端面は、軸線に対し所定の角度( 通常は垂直)に正確に仕上がる。
【0021】
【考案の効果】
光ファイバー・フェルールの先端面を研磨する際、この考案による光ファイバ ー・フェルール研磨用治具を用いると、適切な所定の研磨圧をもって研磨するこ とができると共に、種々の径の光ファイバー・フェルールにも対応して、光ファ イバー・フェルールを安定して保持することができる。
【0022】 従って、光アファイバー・フェルールの先端面は、軸線に対し所定の角度の平 面に正確に仕上がる。 更に、光アファイバー・フェルールの先端面の軸線に対し任意の角度に研磨す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例における光ファイバー・フェ
ルール研磨用治具の正面図である。
【図2】この考案の実施例における光ファイバー・フェ
ルール研磨用治具の平面図である。
【図3】この考案の実施例における光ファイバー・フェ
ルール研磨用治具の側面図である。
【図4】従来の技術における光ファイバー・フェルール
研磨用治具の断面図である。
【図5】光ファイバー・フェルールの断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 固定板部 3 門型固定枠部 31 頂部 32 円形孔部 33 溝孔部 4 セラミックの基準板 41 基準面 5 支持枠部 51 前側板部 52 後側板部 53,54 連結板 531 貫通孔 55,56 板バネ 57a 引きねじ 57b 押しねじ 6 バネ支承片 7 案内杆 71 摘み 72 ピン 73 案内部 74 小径部 75 止め片 8 圧縮コイルバネ 9 把持部 90 取付板部 91 枢軸 92,95 止めねじ 93 円弧溝孔 94 回動板部 96 V溝 97 V溝部材 98 締付けねじ 99 押圧片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面が基準面となっている本体と、本体
    にパンタグラフ機構を介して基準面に垂直方向に変位可
    能に取り付けられたフェルール把持部材と、フェルール
    把持部材を本体の基準面と反対側から基準面に向かう方
    向に押圧する弾性部材とから構成された光ファイバー・
    フェルール研磨用治具。
  2. 【請求項2】 フェルール把持部材が基準面に平行な軸
    線周りに回動位置決め手段を具備した請求項1に記載さ
    れた光ファイバー・フェルール研磨用治具。
JP11158691U 1991-12-24 1991-12-24 光ファイバー・フェルール研磨用治具 Pending JPH0553851U (ja)

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JP11158691U JPH0553851U (ja) 1991-12-24 1991-12-24 光ファイバー・フェルール研磨用治具

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JP11158691U Pending JPH0553851U (ja) 1991-12-24 1991-12-24 光ファイバー・フェルール研磨用治具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462769B1 (ko) * 2002-10-24 2004-12-23 우리로광통신주식회사 광섬유어레이의 연마장치
CN108398308A (zh) * 2018-06-05 2018-08-14 吉林重通成飞新材料股份公司 纤维增强复合材料压缩试样端面处理装置及方法

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