JP3469659B2 - 光コネクタフェルールの端面研磨用クランプ装置 - Google Patents
光コネクタフェルールの端面研磨用クランプ装置Info
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Description
付けた光コネクタフェルールの端面を研磨する際に、光
コネクタフェルールを把持するクランプ装置に関するも
のである。
フェルールの端面を研磨する際には、フェルールを研磨
盤面に対し予め定められた正確な角度に保持しなければ
ならない。研磨盤面に対するフェルールの角度はフェル
ールを把持するクランプ装置によって定められる。
−7454号公報に見られるように、フェルール受け台
に形成された凹部にフェルールをセットし、フェルール
を前面と上面から押さえ付けて、所定の角度に保持する
ようになっている。
フェルールを前面と上面の2方向から押さえ付ける必要
があるため、フェルールの取り付け作業が面倒である。
またフェルールはかなり小さい部品であり、クランプ装
置もそれに応じて小型なものであるため、フェルールを
上面から押さえ付けるねじは、フェルールから上方に伸
びる光ファイバ心線にかなり接近して配置されることに
なる。しかも前記ねじは光ファイバ心線と同方向に向い
ている。このため、前記ねじを指で操作するときに誤っ
て光ファイバ心線をねじってしまい、光ファイバ心線を
損傷させる危険性がある。
み、フェルールを簡単な操作で固定でき、しかも光ファ
イバ心線に損傷を与えるおそれのない光コネクタフェル
ールの端面研磨用クランプ装置を提供することにある。
本発明のクランプ装置は、光コネクタフェルールの背面
およびフランジ下面が押し当てられる基準面および上面
を有する受け台と、受け台にセットされた光コネクタフ
ェルールの前面および上面に押し当てられる直角面を有
するクランプブロックと、このクランプブロックを、受
け台にセットされた光コネクタフェルールの前面側斜め
上方向に前進後退できるように保持するクランプホル
ダ、を備えていることを特徴とする(請求項1)。
形穴、三角穴またはV溝の内面で構成することができ
る。
クをゆるみを持って取り付けたねじ軸と、このねじ軸が
ねじ結合された枠体とで構成することが望ましい(請求
項2)。
を中心として回動できるように受け台に連結されたもの
であることが望ましい(請求項3)。
ルをその背面とフランジ下面がそれぞれ受け台の基準面
と上面に当接するように受け台にセットした後、斜め上
方からクランプブロックを、その直角面が光コネクタフ
ェルールの前面と上面に当接するように前進させるだけ
で、すなわち1方向からの操作だけで、光コネクタフェ
ルールを基準面によって規制される所定の状態にクラン
プすることができる。またクランプブロックを前進後退
させる操作は、光コネクタフェルールの斜め上方から行
うことなるため、操作時に光コネクタフェルールから上
方に伸びる光ファイバ心線に指が接触するおそれは殆ど
なく、光ファイバ心線の損傷を防止できる。
をねじ軸の先端にゆるみを持って取り付けておくと、ク
ランプブロックが直角面でフェルールを押さえるときに
自由に向きを変えられるため、フェルールを無理なく基
準面に合わせることができ、正確にクランプすることが
できる。
ようにしておくと、枠体の回動によりクランプブロック
をフェルールの着脱にじゃまにならない位置に待避させ
ることが可能となり、フェルールの着脱を容易に行え
る。
に説明する。図1ないし図5は本発明の一実施例を示
す。図において、11は光コネクタのフェルール、13はフ
ェルール11に端部が固定された光ファイバ心線、15はこ
の実施例によるクランプ装置、17は研磨盤である。図1
ないし図3はクランプ装置15がフェルール11をクランプ
した状態を、図4および図5はクランプ装置15がフェル
ールをクランプする前の状態を示している。
端に固定された受け台21を有している。受け台21の先端
部には上下方向に矩形穴23が形成されている(図5参
照)。この矩形穴23は、フェルール11の本体部より大き
く、フランジ部11aより小さく形成されている。したが
って矩形穴23にフェルール11を挿入すると、フランジ部
11aの下面が受け台21の上面25に当接することになる。
矩形穴23内のフェルール11の背面が当接する面は、フェ
ルール11の端面の研磨角度を規制する基準面27となって
いる。
を備えている。この枠体29の両脚先端部は受け台21の両
側面に軸ピン31により連結されている。これにより枠体
29は受け台21に対し軸ピン31を中心として回動可能であ
る。枠体29の頂部中央部にはねじ穴33が形成され、この
ネジ穴33にはねじ軸35がねじ結合された状態で貫通して
いる。ネジ軸35の外端にはつまみ37が固定され、内端に
は略凹形のクランプブロック39がゆるみを持って(首振
り可能に)取り付けられている。つまみ37によりねじ軸
35を回転させると、枠体29内でクランプブロック39が前
進後退する。
ル11の前面と上面に当接する直角面41が形成されている
(図1、図5参照)。クランプブロック39が略凹形に形
成されているのは、直角面41をフェルール11の前面と上
面に当接させるときに、クランプブロック39が光ファイ
バ心線13に接触しないようにするためである。
け台21の上面にはストッパー43が固定されている。この
ストッパー43は、受け台21の両側に突出する突出部を有
し、その突出部の下面が第1のストップ面45と第2のス
トップ面47を構成しているものである。第1のストップ
面45は垂直面に対し片側に45°傾斜しており、第2のス
トップ面47は反対側に45°傾斜している。第1のストッ
プ面45は、枠体29が図1のように45°の角度に起こされ
ると、その面45に枠体29の両脚部上面49が突き当たっ
て、それ以上回動できないようにする。また第2のスト
ップ面47は、枠体29が図5のようにほぼ水平に寝せられ
ると、その面47に枠体29の両脚先端部に形成された傾斜
面51が突き当たって、それ以上回動できないようにす
る。これによって枠体29の回動範囲は図1の状態から図
5の状態までの45°の範囲に規制される。
であるが、次にこのクランプ装置15の使用方法を説明す
る。まずフェルール11を取り付ける場合には図4および
図5のように枠体29を水平に寝せる。すると上面に矩形
穴23が見えるので、そこにフェルール11を挿入し、フラ
ンジ部11aの下面を受け台21の上面25に当接させる。こ
れでフェルール11は受け台21にセットされる。
ストップ面45に突き当たるまで起こし(図3参照)、そ
の状態でつまみ37によりねじ軸35を回転させてクランプ
ブロック39を前進させる。するとクランプブロック39が
斜め上方からフェルール11に向かい、最終的にはクラン
プブロック39の直角面41がフェルール11の前面と上面に
当接して、フェルール11がクランプされた状態となる
(図1参照)。この状態でフェルール11はその背面を基
準面27に押し当てられるので、基準面27によって規制さ
れた角度でクランプされることになる。
ール11の端面を研磨盤17に当接させて研磨を行う。支持
アーム19の中間部には、研磨したフェルール端面を観察
する際にピント合わせを行うためのアジャスタ53が設け
られている。研磨終了後は上記と逆の操作を行って、フ
ェルール11を開放する。
ンプ装置はクランプブロック39を1方向(斜め上方)か
らのフェルール11に押し当てるだけで簡単にフェルール
11をクランプすることができる。またクランプブロック
39を押し当てる操作はフェルールの斜め上方から(光フ
ァイバ心線13の立上り方向と異なる方向に、光ファイバ
心線13から離れた位置で)行うので、操作時に指で光フ
ァイバ心線13をねじるおそれがなく、光ファイバ心線13
の損傷を確実に防止できる。
の実施例を説明する。前記実施例では、テープ状多心光
ファイバ心線13用の断面矩形のフェルール11をクランプ
する装置を示したが、この実施例では、単心光ファイバ
心線63用の断面円形のフェルール61をクランプする装置
を示す。このクランプ装置15は、受け台21にV溝65を形
成して、このV溝65に断面円形のフェルール61をセット
するようにしたものである。すなわちこの装置では、V
溝65の内面がフェルール61の角度を規制する基準面を構
成している。それ以外の構成は前記実施例と同様である
ので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
る装置の場合は、前記V溝の代わりに三角穴を採用する
ことも可能である。
プ装置は、受け台にセットされたフェルールに斜め上方
からクランプブロックを押し当てるだけで、フェルール
を適正な状態にクランプすることができるので、クラン
プ操作がきわめて簡単である。またクランプ操作は、フ
ェルールの上方に伸びる光ファイバ心線から異なる方向
に離れた位置で行えるので、光ファイバ心線を誤ってね
じるおそれがなく、光ファイバ心線の損傷を防止でき
る。
図。
の状態を示す平面図。
の状態を示す断面図。
面図。
Claims (3)
- 【請求項1】光コネクタフェルール(11)の背面およびフ
ランジ下面が押し当てられる基準面(27)および上面(25)
を有する受け台(21)と、 受け台(21)にセットされた光コネクタフェルール(11)の
前面および上面に押し当てられる直角面(41)を有するク
ランプブロック(39)と、 このクランプブロック(39)を、受け台(21)にセットされ
た光コネクタフェルール(11)の前面側斜め上方向に前進
後退できるように保持するクランプホルダ、 を備えていることを特徴とする光コネクタフェルールの
端面研磨用クランプ装置。 - 【請求項2】クランプホルダが、先端にクランプブロッ
ク(39)をゆるみを持って取り付けたねじ軸(35)と、この
ねじ軸(35)がねじ結合された枠体(29)とから構成されて
いることを特徴とする請求項1記載のクランプ装置。 - 【請求項3】枠体(29)が、受け台(21)の両側面に設けら
れた支点(31)を中心として回動できるように受け台(21)
に連結されていることを特徴とする請求項2記載のクラ
ンプ装置。
Priority Applications (1)
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JP28151494A JP3469659B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 光コネクタフェルールの端面研磨用クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP28151494A JP3469659B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 光コネクタフェルールの端面研磨用クランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08118225A JPH08118225A (ja) | 1996-05-14 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP28151494A Expired - Fee Related JP3469659B2 (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 光コネクタフェルールの端面研磨用クランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3469659B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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CN108889502B (zh) * | 2018-08-27 | 2020-06-30 | 至高建设集团有限公司 | 一种建筑用u型钢外表面处理用装夹设备 |
CN112658890A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-04-16 | 萍乡市恩硕科技有限公司 | 一种铝材加工用自动化打磨设备 |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP28151494A patent/JP3469659B2/ja not_active Expired - Fee Related
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