JP2007072080A - 光ファイバ端部の保持装置及びその方法 - Google Patents

光ファイバ端部の保持装置及びその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ファイバの外径に関わらず、押圧部材を取り変えることなく、光ファイバの端部を保持する。
【解決手段】 支持台17のV溝15に載置された光ファイバ3の端部を押圧部材21の平坦な底面19で押圧保持する際に、前記底面19の幅がV溝15の長さ方向と同じ方向の一端側から他端側に向けて次第に広がるように配置された押圧部材21を用いて、V溝15に載置された光ファイバ3の端部を押圧部材21の底面19で押圧する。光ファイバ3が小径のときは、押圧部材21の狭い幅側の底面19で光ファイバ3の端部をV溝15に押圧保持する。一方、光ファイバ3が大径のときは、押圧部材21がV溝15の長手方向と同じ方向に回動して押圧部材21の広い幅側の底面19で光ファイバ3の端部をV溝15に押圧保持する。
【選択図】図1

Description

この発明は、光ファイバ端部の保持装置及びその方法に関し、特に光ファイバ融着接続機で光ファイバの端面同士を接し合わせて加熱溶着する際に、光ファイバの端部を位置決めするための光ファイバ端部の保持装置及びその方法に関する。
従来から、光ファイバを接続する場合には、接続すべき光ファイバの端面同士を接し合わせた後に、両者を加熱溶着する融着接続方式が用いられている。光ファイバを接続する際には、接続損失を低くするために、両方の光ファイバの軸心をどれだけ正確に一致させることができるかということが重要である。
このため、図15のように、光ファイバ端部の保持装置101が用いられ、接続すべき両者の光ファイバ103は、支持台105に備えた断面の幅が開口部に向けて広くなるV字形状の保持溝としてのV溝107に配置される。さらに、前記V溝107に嵌合するように断面がV字形状の斜面を持つ押圧部材109を用いて、この押圧部材109の先端部の平坦な底面111で前記光ファイバ103が前記V溝107に押圧されることにより、両者の光ファイバ103の軸心を正確に一致させるようにしている。このとき、前記押圧部材109の底面111の幅Wが接続すべき光ファイバ103の大きさに合わせるようにすることで、V溝107と押圧部材109の斜面の隙間Sを適度に保つことができる。
ところで、接続すべき光ファイバ103には、用途に応じて外径が異なる複数種のものがある。これらの外径が異なる光ファイバ103をV溝107の底部に保持するための第1の従来の光ファイバ端部の保持方法としては、上記の押圧部材109を交換するという方法がある。
例えば、図15は、大径の光ファイバ103を底面111の幅Wが広い押圧部材109で保持された状態であり、図16は、小径の光ファイバ103を底面111の幅Wが狭い押圧部材109で保持した状態である。このように、押圧部材109を交換することにより、光ファイバ103の外径に合わせた押圧部材109先端部の幅Wに変えることができ、正確にV溝107の底部に光ファイバ103を保持できる。
しかし、図15の大径の光ファイバ用の保持機構で、小径の光ファイバ103を保持すると、図17のように押圧部材109の底面111と光ファイバ103との間に隙間Tができてしまうために、光ファイバ103をV溝107の底部に保持することができない。
また、図16の小径の光ファイバ用の保持機構で、大径の光ファイバ103を保持すると、図18(A)のようにV溝107の斜面と押圧部材109の斜面との隙間Sが大きくなるために、図18(B)のように押圧部材109がずれたり、図18(C)のように押圧部材109が傾いたりして、光ファイバ103を正確にV溝107の底部に保持できない。したがって、外径が異なる光ファイバ103をV溝107の底部に正確に保持するためには、光ファイバ103の外径に合わせた押圧部材109に交換する必要がある。
また、第2の従来の光ファイバ端部の保持方法としては、特許文献1に示されているように、押圧部材を交換せずに、外径が異なる光ファイバをV溝の底部に保持する方法もある。
図19(A),(B)を参照するに、詳しくは、支持台105に備えたV溝107の中間部に凹部113を設け、押圧部材としてのファイバクランプ115には前記V溝107の凹部113に嵌合するようにファイバクランプ115の中間部に凸部117が設けられている。これにより、光ファイバ103がV溝107の中心部からずれた場合でも、前記V溝107の凹部113に対してファイバクランプ115の凸部117がV溝107の凹部113に嵌合して光ファイバ103をV溝107の底部に押し付けるので、光ファイバ103をV溝107の中心に案内移動させて保持できる。
また、第3の従来の光ファイバ端部の保持方法としては、特許文献2に示されているように、押圧部材を交換せずに、外径が異なる光ファイバをV溝の底部に保持する方法もある。
図20を参照するに、詳しくは、支持台105に備えたV溝107の後方の部分に深さが小さいV溝107となるように段差を設けてある。押圧部材は、前部に大径用のファイバクランプ119、後部に小径用のファイバクランプ121と2種類あり、これらが独立して可動する構造となっている。
特開2003−14974号公報 特開2004−4350号公報
ところで、第1の従来の光ファイバ端部の保持方法においては、外径が異なる光ファイバ103をV溝107の底部に保持する場合、光ファイバ103の外径に合わせた押圧部材109を数種類そろえ、しかも、光ファイバ103の外径が変わるたびに押圧部材109の交換作業を行わなければならないので、光ファイバ103を接続するにあたり、段取り作業が煩雑化するようになり、作業時間が延びるという問題点があった。また、装置の部品点数も多くなるために、装置の製造コストが上がるという問題点があった。
第2の従来の光ファイバ端部の保持方法においては、小径の光ファイバ103を保持するためにはファイバクランプ115の底面の幅は最も小径の光ファイバ103用に狭くする必要がある。この場合、大径の光ファイバ103では、図21(A)に示されているようにファイバクランプ115が傾きやすくなり、光ファイバ103の頂点部では保持できないという問題点があった。また、光ファイバ103の頂点部を保持しないと、光ファイバ103は線癖等の理由で上方へ跳ね上がる恐れがある。
また、V溝107の中間部の凹部113のV溝107の深さは小径光ファイバ103を保持するために、浅くする必要がある。このために、大径の光ファイバ103を保持する場合は、図21(B)に示されているように光ファイバ103が上記のV溝107の中間部の凹部113のV溝107に接していないために浮いてしまい、光ファイバ103がファイバクランプ115で曲げられてしまい、光ファイバ103を傷つける恐れがあるという問題点があった。
この方式では、例えば小径をφ125μmとすると、最大径は400μm程度までしか対応できないことになる。しかし、実際の光ファイバ103は直径がφ80μm〜900μm程度まであるので、結局は複数のファイバクランプ115もしくはV溝107を用意する必要があるという問題点があった。
第3の従来の光ファイバ端部の保持方法においては、図22(A)に示されているように前部の深いV溝107で大径の光ファイバ103を保持する場合、大径の中でも最も小径の光ファイバ103にファイバクランプ119の底面の幅を合わせる必要があるため、図22(B)に示されているように光ファイバ103の直径が大きくなるほど保持状態は不安定になる。
したがって、それぞれの光ファイバ103の直径に合わせたファイバクランプ119を順々に並べる場合は、把持部分が長くなり、装置は大型化してしまう上に、部品点数も増えるのでコストも上がるという問題点があった。
また、小径の光ファイバ103の場合は、図22(C)に示されているように後部の浅いV溝107とファイバクランプ121だけで保持するので光ファイバ103の先端部がV溝107の底部に押さえつけられないために光ファイバ103の先端部が上方へ跳ね上がる恐れがあるという問題点があった。
また、第2及び第3の従来の光ファイバ端部の保持方法においては、いずれも、光ファイバ103を保持するV溝107や押圧部材の形状および構造が複雑となり、製造コストが増大してしまうという問題点があった。
この発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
この発明の光ファイバ端部の保持装置は、光ファイバの端部を載置するV溝を備えた支持台と、前記V溝に載置された光ファイバの端部を押圧すべく、正面視にて前記V溝に嵌合するV形状をし、かつ、平坦な底面を備えていると共に前記光ファイバの端部を押圧離反すべく移動可能で、かつ前記V溝の長手方向と同じ方向に回動可能な押圧部材であって、前記底面の幅がV溝の長さ方向と同じ方向の一端側から他端側に向けて次第に広がるように構成された押圧部材と、を有していることを特徴とするものである。
この発明の光ファイバ端部の保持装置は、前記光ファイバ端部の保持装置において、前記押圧部材が、前記底面の幅が広がる方向に向かって前記V溝との距離が前記一端側から他端側に向けて離隔するように傾斜されていることが好ましい。
この発明の光ファイバ端部の保持方法は、支持台のV溝に載置された外径の異なる小径から大径までの光ファイバの端部を、前記V溝の長手方向と同じ方向に回動可能で、正面視にて前記V溝に嵌合するV形状をした押圧部材の平坦な底面で押圧保持する光ファイバ端部の保持方法において、前記底面の幅が前記V溝の長さ方向と同じ方向の一端側から他端側に向けて次第に広がるように配置された前記押圧部材を用いて、前記V溝に載置された前記光ファイバの端部を前記押圧部材の底面で押圧することにより、前記外径の異なる小径から大径まで変化する光ファイバの径が小径から大径未満のときは、前記押圧部材の一端側である狭い幅側の底面で光ファイバの端部を前記V溝に押圧保持し、一方、前記光ファイバが前記大径のときは、前記押圧部材が前記V溝の長手方向と同じ方向に回動して前記押圧部材の底面の少なくとも前記他端側である広い幅側の底面で光ファイバの端部を前記V溝に押圧保持することを特徴とするものである。
また、この発明の光ファイバ端部の保持方法は、支持台のV溝に載置された光ファイバの端部を、前記V溝の長手方向と同じ方向に回動可能で、正面視にて前記V溝に嵌合するV形状をした押圧部材の平坦な底面で押圧保持する光ファイバ端部の保持方法において、前記底面の幅が前記V溝の長さ方向と同じ方向の一端側から他端側に向けて次第に広がるように配置された前記押圧部材を用いて、前記V溝に載置された前記光ファイバの端部を前記押圧部材の底面で押圧することにより、前記押圧部材の他端側の広い幅を、予め設定した設定径の光ファイバをV溝に載置された状態で当接可能な寸法に設定すると共に、押圧すべき光ファイバの径が設定径未満の小径のときは、前記押圧部材の狭い幅側の底面で光ファイバを当接させた点と、前記押圧部材の広い幅側の断面V字形状の傾斜面による前記V溝の上端の両肩の2点との3点支持で押圧し、前記光ファイバの径が設定径と同じ径以上のときは、前記押圧部材の底面の長手方向にわたって光ファイバを当接させた当接部を直線的に押圧することを特徴とするものである。
この発明の光ファイバ端部の保持方法は、前記光ファイバ端部の保持方法において、前記押圧部材は、予め、前記底面の幅が広がる方向に向かって前記V溝との距離が前記一端側から他端側に向けて離隔するように傾斜されていることが好ましい。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明の光ファイバ端部の保持装置によれば、外径が異なる光ファイバをV溝の底部に保持する場合、押圧部材の前記底面の幅がV溝の長さ方向と同じ方向の一端側から他端側に向けて次第に広がるように構成されていると共に前記底面の幅が広がる方向に向かって前記V溝との距離が前記一端側から他端側に向けて離隔するように傾斜されているので、光ファイバの外径に関わらず、押圧部材を取り変えることなく、光ファイバの端部を保持できるから、光ファイバの外径に合わせた押圧部材を数種類そろえる必要がない。
しかも、光ファイバの外径が変わるたびに押圧部材の交換作業をしないので、光ファイバを接続するにあたり、段取り作業を簡単にできる。
また、光ファイバを保持するV溝や押圧部材の形状および構造が複雑にならないので、製造コストを低減できる。
この発明の光ファイバ端部の保持方法によれば、上記の装置と同様の効果があり、外径が異なる光ファイバをV溝の底部に保持する場合、光ファイバの外径に関わらず、押圧部材を取り変えることなく、光ファイバの端部を保持できるので、光ファイバの外径に合わせた押圧部材を数種類そろえる必要がない。
しかも、光ファイバの外径が変わるたびに押圧部材の交換作業をしないので、光ファイバを接続するにあたり、段取り作業を簡単にできる。
また、光ファイバを保持するV溝や押圧部材の形状および構造が複雑にならないので、製造コストを低減できる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
この第1の実施の形態に係る光ファイバ端部の保持装置は、光ファイバを接続する際に、接続すべき光ファイバの端面同士を接し合わせた後に、両者を加熱溶着する光ファイバ融着接続機に用いられている。なお、この発明に適用される光ファイバとは、裸光ファイバ、光ファイバ素線、光ファイバ心線からなるものである。以下、この明細書では単に「光ファイバ」と称している。
図14を参照するに、光ファイバ融着接続機1は、一対の光ファイバ3の先端を互いに突合わせるために位置決めする突合わせ用V溝5を有する突合わせ部7と、この突合わせ部7の両側で前記一対の光ファイバ3をそれぞれ位置決めして把持する光ファイバ端部の保持装置9と、この保持装置9の両側に前記光ファイバ3の後方側をさらに把持する光ファイバ把持部11が設けられている。
なお、この実施の形態では光ファイバ3としては例えば光ファイバ心線3Aが用いられており、光ファイバ心線3Aの先端側はシース材が除去されて口出しされて裸光ファイバ3Bがむき出しになっている。この実施の形態では、上記の光ファイバ把持部11で光ファイバ心線3Aが把持され、上記の光ファイバ端部の保持装置9で裸光ファイバ3Bが保持されるように構成されているが、光ファイバ端部の保持装置9で光ファイバ心線3Aを把持するようにしても構わない。以下、各光ファイバ心線3A及び裸光ファイバ3Bは単に「光ファイバ3」として説明する。
上記の突合わせ部7はほぼ四角形状のブロックで、このブロックの図14において左右方向のほぼ中央には幅方向(図14において上下方向)に向けて横溝13が設けられている。この横溝13の両側のブロック上面には前後方向(図14において左右方向)に向けて上記の光ファイバ3を位置決めすべく収めるための突合わせ用V溝5が設けられている。なお、両側のブロック上面の互いに対向する各V溝5の中心は、一直線上に配置されている。
また、横溝13の図14において上下方向の両側には突合わせ部7で互いに突き合わされた光ファイバ3を融着して接続するための光ファイバ溶融手段としての例えば一対のアーク放電電極15が設けられている。
図1乃至は図4を参照するに、この発明の第1の実施の形態に係る光ファイバ端部の保持装置9は、光ファイバ3の端部を載置するV溝17を備えた支持台19と、前記V溝17に載置された光ファイバ3の端部を押圧する平坦な底面21を備えた押圧部材23とから構成されている。
なお、上記の支持台19は、図示しない昇降駆動装置により光ファイバ3としての裸光ファイバ3Bを保持する場合と、光ファイバ3としての光ファイバ心線3Aを保持する場合の両方を行えるように上下動自在に設けられている。
また、前記押圧部材23は、図2(A),(B)に示されているように、前記底面21の幅が前記V溝17の長さ方向と同じ方向の一端側(図2(B)の左端)から他端側(図2(B)の右端)に向けて次第に狭い幅Wから広い幅W’のように広がっており、且つ前記底面21の幅が広がる方向に向かって前記V溝17との間隔距離を次第に離間する方向に前記幅W’に対応して傾斜するように配置されている。この第1の実施の形態では、前記押圧部材23は狭い幅Wの側が前方側(図1において左端側)に位置しており、広い幅W’の側が後方側(図1において右端側)に位置している。
また、光ファイバ融着接続機1の基台には可動部材としての例えばクランプアーム25が回動自在に設けられており、前記クランプアーム25の先端部に設けた摺動穴部27には可動部材の一部を構成する押圧軸29が図1において上下方向に摺動自在に保持されていて、上記の押圧軸29に支軸31を介して押圧部材23がぶら下がっている。
なお、前記押圧軸29は、図1において上部側が上記の摺動穴部27に摺動する摺動面を形成し、且つ上部に開口部33を有する円筒形状をなしており、上端部の外周には摺動穴部27の上端面に当接するフランジ部35が設けられており、押圧軸29の図1において下端部に凸状の球面37を形成している。また、押圧軸29は、押圧軸29の円筒内とクランプアーム25の上壁面との間に設けた圧縮スプリング39により、常時下方へ押し下げるように付勢されており、この付勢力は上記のフランジ部35が摺動穴部27の上端面に当接して停止されている。
一方、押圧部材23は、縦断面がV字形状をなすブロック形状であり、上述した平坦な底面21が前記V字形状の先端〔図2(A)において下端〕に設けられており、図2(A)において上端面には上記の押圧軸29の凸状の球面37に嵌合する凹状の球面41が備えられている。なお、図1に示されているように凹状の球面41は曲率半径が凸状の球面37より若干大きく形成されている。
さらに、上記の押圧部材23は、前記凹状の球面41を押圧軸29の凸状の球面37に嵌合させた状態で押圧軸29に支軸31を中心にして前記V溝17の長手方向と同じ方向に回動自在に軸承されている。
したがって、光ファイバ3を押さえる前の押圧部材23は、圧縮スプリング39と押圧部材23の自重により、押圧軸29の凸状の球面37と押圧部材23の凹状の球面41の接触部を介して押圧部材23の両側の斜面がV溝17に嵌合する方向の下方へ常時付勢されるように力が加えられていることになる。
しかも、上記の押圧部材23は、前記底面21の幅が広がる方向に向かって前記V溝17との間隔距離を次第に離間する方向に傾斜する形態となるように付勢されて押圧軸29の下端部に支軸31を介してぶら下がっている状態である。このぶら下がっている状態は、押圧部材23が前記V溝17に載置された光ファイバ3を押圧する前のアンクランプの状態であり、この実施の形態では押圧部材23の正面視の形状は、V字形状の傾斜角度がV溝17の開き角度θと同じ90°になっている。
上記構成により、クランプアーム25を回動してクランプアーム25の先端部が支持台19のV溝17に対して下降すると、押圧部材23の底面21あるいはV字形状の両側の斜面がV溝17のV字形状の両側の斜面に接触する。クランプアーム25が圧縮スプリング39の付勢力に抗してさらに下降することにより、押圧軸29が圧縮スプリング39の付勢力により押圧されるので、押圧部材23が押圧軸29の凸状の球面37と押圧部材23の凹状の球面41の接触部を介してV溝17を下方へ押圧することなる。
このとき、上記構成のように押圧部材23は、光ファイバ3を押さえる底面21の幅を前方側が狭く、後方側が広くなるように、狭い幅Wから広い幅W’へ変化させて形成したことにより、押圧部材23を交換せずに外径が異なる光ファイバ3をV溝17の底部に正確に保持できる。
すなわち、小径の光ファイバ3を保持する場合は、図1、図3及び図4に示されているように、光ファイバ3が押圧部材23の前方側の狭い幅Wの底面21で押さえられているが、押圧部材23の後方側の広い幅W’の底面21では光ファイバ3が押さえられない。一方、大径の光ファイバ3を保持する場合は、図5、図6及び図7に示されているように、光ファイバ3が押圧部材23の広い幅W’の底面21から狭い幅Wの底面21にかけて押さえられる。
より詳しく説明すると、図8(A)〜(D)を併せて参照するに、小径の光ファイバ3を保持するときは、図1及び図8(B)に示されているように、まず、光ファイバ3をV溝17の底部に載置する。なお、押圧部材23が押圧軸29にぶら下がっている状態では、押圧部材23の底面と水平面とのなす傾斜角度をαとする。
次に、押圧部材23を光ファイバ3の上に下降させると、図8(A),(B)に示されているように押圧部材23の前方端の狭い幅Wの底面21が光ファイバ3の当接点S1に接触してから、押圧部材23が押圧軸29に対して図8(B)において時計回り方向に僅かに回動し、押圧部材23の底面21と光ファイバ3とのなす傾斜角度はα−Δαに変化する。図8(C)に示されているように押圧部材23の後方側の底面21の広い幅W’のV字形状の傾斜面がV溝17の上端の両肩S2,S3に接触することになる。
このとき、上記の光ファイバ3の当接点S1を通ってV溝17の長手方向に対して直交する平面43(VIIIA−VIIIA線の断面)上における押圧部材23のV字形状の角度θは、図8(A)に示されているように押圧部材23が押圧軸29に対して回動した分だけθより大きな角度(θ>θ=90°)となる。同様にして、上記のV溝17の上端の両肩S2,S3を通ってV溝17の長手方向に対して直交する平面45(VIIIC−VIIIC線の断面)上における押圧部材23のV字形状の角度θは、図8(C)に示されているように押圧部材23が押圧軸29に対して回動した分だけθより大きな角度(θ>θ=90°)となる。
この理由で、押圧部材23の後方側の傾斜面はV溝17の上端の両肩S2,S3に接触することになり、図8(D)に示されているように押圧部材23はV溝17に載置された光ファイバ3を上記のS1,S2,S3の3点支持で押圧することになる。
したがって、光ファイバ3は押圧部材23の前方向の先端部の狭い幅Wの底面21で押さえられるが、押圧部材23の後方側の広い幅W’の底面21では光ファイバ3が押さえられていない。すなわち、押圧部材23の後方側のV字形状の両側の斜面はV溝17の上端の両肩S2,S3に接触しているので、押圧部材23の後方側の底面21は光ファイバ3に届かないために、押さえることが無いのである。
押圧部材23は前端と後端との中間ぐらいの位置が押圧軸29によりV溝17の方向に押されるので、必ず、押圧部材23の後方側のV字形状の両側の斜面がV溝17の上端の両肩S2,S3に接触するために、押圧部材23の底面21がV溝17のV字形状の幅方向の中央に位置することになる。その結果、押圧部材23の前方側の狭い幅Wの底面21もV溝17のV字形状の幅方向の中央に位置するので、光ファイバ3の当接点S1が押さえられることになり、光ファイバ3をV溝17の底部に確実に押圧保持できる。
次に、図9(A)〜(D)を併せて参照して中径の光ファイバ3を保持する場合について詳しく説明する。
中径の光ファイバ3をV溝17の底部に載置し、押圧部材23を光ファイバ3の上に下降させると、押圧部材23の前方端の狭い幅Wの底面21が光ファイバ3の当接点S1に接触してから、押圧部材23が押圧軸29に対して図9(B)において時計回り方向に回動する。この場合、光ファイバ3の当接点S1の高さが前述した小径の光ファイバ3の場合より高くなるので、押圧部材23が小径の光ファイバ3の場合より大きく回動する。押圧部材23の底面21と光ファイバ3とのなす傾斜角度は小さくなり、例えばα−2Δαに変化する。そして、図9(C)に示されているように押圧部材23の後方側の底面21の広い幅W’のV字形状の傾斜面がV溝17の上端の両肩S2,S3に接触することになる。
上記のV溝17の上端の両肩S2,S3を通ってV溝17の長手方向に対して直交する平面45(IXC−IXC線の断面)上における押圧部材23のV字形状の角度θは、図9(C)に示されているように押圧部材23が押圧軸29に対して回動した分量に比例してθより大きな角度(θ>θ=90°)となる。なお、上記の光ファイバ3の当接点S1を通ってV溝17の長手方向に対して直交する平面43(IXA−IXA線の断面)上における押圧部材23のV字形状の傾斜角度も同様に、図9(A)に示されているようにθとなる。
したがって、中径の光ファイバ3の場合は、前述した小径の光ファイバ3の場合と同様に、図9(D)に示されているように押圧部材23はV溝17に載置された光ファイバ3を上記のS1,S2,S3の3点支持で押圧することになる。すなわち、押圧部材23の前方側の狭い幅Wの底面21がV溝17のV字形状の幅方向の中央に位置するので、光ファイバ3が当接S1で押さえられることになり、光ファイバ3をV溝17の底部に確実に押圧保持できる。
次に、図5〜図7及び図10(A)〜(D)を用いて大径の光ファイバ3を保持する場合について詳しく説明する。
大径の光ファイバ3を保持するときは、図5及び図10(B)に示されているように、まず、光ファイバ3をV溝17の底部に載置し、次に押圧部材23を光ファイバ3の上に下降させると、押圧部材23が図5の二点鎖線から実線へと支軸31を中心に図9(B)において時計回り方向に回動する。この場合、光ファイバ3の当接点の高さが前述した中径の光ファイバ3の場合より高くなるので、押圧部材23が中径の光ファイバ3の場合より大きく回動して、押圧部材23の底面21と光ファイバ3とのなす傾斜角度は0°に変化する。
このとき、押圧部材23の前方側の狭い幅Wの底面21を通ってV溝17の長手方向に対して直交する平面43(XA−XA線の断面)上における押圧部材23のV字形状の角度θは、図10(A)に示されているように押圧部材23が押圧軸29に対して回動した分量に比例してθより大きな角度θ(θ>θ=90°)となる。同様にして、押圧部材23の後方側の広い幅W’の底面21を通ってV溝17の長手方向に対して直交する平面45(XC−XC線の断面)上における押圧部材23のV字形状の角度も同様に、図10(C)に示されているようにθとなる。このとき、押圧部材23の後方側の底面21の広い幅W’のV字形状の傾斜面はV溝17の上端の両肩とは接触せずに隙間が生じることになる。
したがって、図5の実線及び図10(B),(D)に示されているように、光ファイバ3の当接点が押圧部材23の前端から後端にわたる底面21の全長で直線S4で押さえられる。
このとき、押圧部材23の後方側の底面21の幅W’は前方側の底面21の幅Wより広くなっているので、たとえ横ずれしてV押圧部材23の字形状の傾斜面がV溝17の一方の肩に接触して他方の肩との隙間が生じても、この隙間は僅かであるので、光ファイバ3をV溝17の底部に確実に押圧保持できる。
以上のことから、例えば、押圧部材23の底面21の狭い幅Wから広い幅W’へ変化する量を、大径の光ファイバ3の直径が400μm以上となるように設定すると、小径及び中径の光ファイバ3の直径Dが80〜400μm(D<400μm)となり、上述したようにS1,S2,S3の3点支持で押さえられることになり、大径の光ファイバ3の直径が400μm以上(D≧400μm)では直線S4で押さえられることになる。
また、大径の光ファイバ3の直径は、500μm以上、600μm以上、あるいはそれ以上の寸法となるように設定することができ、この設定量が大きくなるに伴って押圧部材23の底面21の水平面に対する傾斜角αの角度を大きくすることにより、押圧部材23の後方側の底面21の幅W’を大きくすることができる。
以上のことから、外径が異なる光ファイバ3をV溝17の底部に保持する場合、従来のように光ファイバ3の外径に合わせた押圧部材23を数種類そろえる必要がない。しかも、光ファイバ3の外径が変わるたびに押圧部材23の交換作業をする必要がないため、光ファイバ3の接続する際の段取り作業を簡単にできる。
また、光ファイバ3を保持するV溝17や押圧部材23の形状および構造が複雑にならないので、製造コストを低くできる。
次に、この発明の第2の実施の形態に係る光ファイバ端部の保持装置9について図面を参照して説明する。
前述した第1の実施の形態の光ファイバ端部の保持装置9と基本的にはほぼ同様の構造であり、異なる点は、押圧部材23の底面21の幅が前方側を広い幅W’とし、後方側を狭い幅Wとしていることにある。他は同様である。したがって、前述した第1の実施の形態と同様の符号を付して説明する。
すなわち、図11(A),(B)に示されているように、押圧部材23の光ファイバ3を押さえる底面21の幅を前方側が広く、後方側が狭くなるようにさせて形成したことにより、押圧部材23を交換せずに外径が異なる光ファイバ3をV溝17の底部に正確に保持できる。
したがって、小径の光ファイバ3を保持する場合は、図12に示されているように、光ファイバ3が押圧部材23の後方側の狭い幅Wの底面21で押さえられるが、押圧部材23の前方側の広い幅W’の底面21では光ファイバ3が押さえられない。一方、大径の光ファイバ3を保持する場合は、図13に示されているように、光ファイバ3が押圧部材23の前方側の広い幅W’の底面21から狭い幅Wの底面21の全長にかけて直線的に押さえられる。すなわち、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用、効果となるので、詳しい説明は省略する。
なお、前述した第1および第2実施の形態では、予め押圧部材23の底面21がV溝17の平面に対して傾斜角度αをなすように設定しているが、傾斜角度αを有していない状態であってもよい。すなわち、予め押圧部材23の底面21がV溝17の平面に対して平行に設定してあっても、実際に小径の光ファイバ3が押圧部材23で押圧されるときは、押圧部材23の底面21が光ファイバ3に当接するまで押圧部材23が回動することになる。最終的には図8(B)に示されているように傾斜角度α−Δαで光ファイバ3が押圧される。それ以降は上述した例の説明と同じになる。
この発明の実施の形態の光ファイバ端部の保持装置を示すもので、小径の光ファイバを保持するときの状態の縦断面図である。 (A)は図1における押圧部材の斜視図で、(B)は押圧部材の底面図である。 図1の矢視III線の部分的な側面図である。 図1の矢視IV線の部分的な側面図である。 この発明の実施の形態の光ファイバ端部の保持装置を示すもので、大径の光ファイバを保持するときの状態の縦断面図である。 図5の矢視VI線の部分的な側面図である。 図5の矢視VII線の部分的な側面図である。 (A)〜(D)は、小径の光ファイバを保持するときの状態説明図である。 (A)〜(D)は、中径の光ファイバを保持するときの状態説明図である。 (A)〜(D)は、大径の光ファイバを保持するときの状態説明図である。 この発明の第2の実施の形態を示すもので、(A)は押圧部材の斜視図で、(B)は押圧部材の底面図である。 この発明の第2の実施の形態の光ファイバ端部の保持装置の概略を示すもので、小径の光ファイバを保持するときの押圧部材の状態の縦断面図である。 この発明の第2の実施の形態の光ファイバ端部の保持装置の概略を示すもので、大径の光ファイバを保持するときの押圧部材の状態の縦断面図である。 この発明の実施の形態に係る光ファイバ融着接続機の平面図である。 第1の従来の光ファイバ端部の保持方法を概略的に示すもので、大径の光ファイバを保持するときの状態の縦断面図である。 第2の従来の光ファイバ端部の保持方法で小径の光ファイバを保持するときの状態の縦断面図である。 第3の従来の光ファイバ端部の保持方法で小径の光ファイバを保持するときの不具合状態を示す縦断面図である。 (A)〜(C)は、第1の従来の光ファイバ端部の保持方法で大径の光ファイバを保持するときの不具合状態を示す縦断面図である。 (A),(B)は、第2の従来の光ファイバ端部の保持方法を概略的に示す斜視図である。 第3の従来の光ファイバ端部の保持方法を概略的に示す斜視図である。 (A)は、第2の従来の光ファイバ端部の保持方法で小径の光ファイバを保持するときの不具合状態を示す縦断面図であり、(B)は、大径の光ファイバを保持するときの不具合状態を示す縦断面図である。 (A)〜(C)は、第3の従来の光ファイバ端部の保持方法で光ファイバを保持するときの不具合状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 光ファイバ融着接続機
3 光ファイバ
5 突合わせ用V溝
7 突合わせ部
9 光ファイバ端部の保持装置
11 光ファイバ把持部
15 放電電極(光ファイバ溶融手段)
17 V溝
19 支持台
21 底面
23 押圧部材
25 クランプアーム(可動部材)
27 摺動穴部
29 押圧軸(可動部材)
31 支軸
37 凸状の球面
39 圧縮スプリング
41 凹状の球面
43、45 平面

Claims (5)

  1. 光ファイバの端部を載置するV溝を備えた支持台と、
    前記V溝に載置された光ファイバの端部を押圧すべく、正面視にて前記V溝に嵌合するV形状をし、かつ、平坦な底面を備えていると共に前記光ファイバの端部を押圧離反すべく移動可能で、かつ前記V溝の長手方向と同じ方向に回動可能な押圧部材であって、前記底面の幅がV溝の長さ方向と同じ方向の一端側から他端側に向けて次第に広がるように構成された押圧部材と、
    を有していることを特徴とする光ファイバ端部の保持装置。
  2. 前記押圧部材が、前記底面の幅が広がる方向に向かって前記V溝との距離が前記一端側から他端側に向けて離隔するように傾斜されていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ端部の保持装置。
  3. 支持台のV溝に載置された外径の異なる小径から大径までの光ファイバの端部を、前記V溝の長手方向と同じ方向に回動可能で、正面視にて前記V溝に嵌合するV形状をした押圧部材の平坦な底面で押圧保持する光ファイバ端部の保持方法において、
    前記底面の幅が前記V溝の長さ方向と同じ方向の一端側から他端側に向けて次第に広がるように配置された前記押圧部材を用いて、前記V溝に載置された前記光ファイバの端部を前記押圧部材の底面で押圧することにより、
    前記外径の異なる小径から大径まで変化する光ファイバの径が小径から大径未満のときは、前記押圧部材の一端側である狭い幅側の底面で光ファイバの端部を前記V溝に押圧保持し、一方、前記光ファイバが前記大径のときは、前記押圧部材が前記V溝の長手方向と同じ方向に回動して前記押圧部材の底面の少なくとも前記他端側である広い幅側の底面で光ファイバの端部を前記V溝に押圧保持することを特徴とする光ファイバ端部の保持方法。
  4. 支持台のV溝に載置された光ファイバの端部を、前記V溝の長手方向と同じ方向に回動可能で、正面視にて前記V溝に嵌合するV形状をした押圧部材の平坦な底面で押圧保持する光ファイバ端部の保持方法において、
    前記底面の幅が前記V溝の長さ方向と同じ方向の一端側から他端側に向けて次第に広がるように配置された前記押圧部材を用いて、前記V溝に載置された前記光ファイバの端部を前記押圧部材の底面で押圧することにより、
    前記押圧部材の他端側の広い幅を、予め設定した設定径の光ファイバをV溝に載置された状態で当接可能な寸法に設定すると共に、押圧すべき光ファイバの径が設定径未満の小径のときは、前記押圧部材の狭い幅側の底面で光ファイバを当接させた点と、前記押圧部材の広い幅側の断面V字形状の傾斜面による前記V溝の上端の両肩の2点との3点支持で押圧し、前記光ファイバの径が設定径と同じ径以上のときは、前記押圧部材の底面の長手方向にわたって光ファイバを当接させた当接部を直線的に押圧することを特徴とする光ファイバ端部の保持方法。
  5. 前記押圧部材は、予め、前記底面の幅が広がる方向に向かって前記V溝との距離が前記一端側から他端側に向けて離隔するように傾斜されていることを特徴とする請求項3または4記載の光ファイバ端部の保持方法。
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