JP2008181057A - 光ファイバ加工機および光ファイバの加工方法。 - Google Patents
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Abstract
【課題】光ファイバを高精度に切断するための光ファイバカッタおよび光ファイバの切断方法を提供すること。
【解決手段】本体2と、光ファイバ30を支持するためのホルダ10と、このホルダ10から延びる光ファイバ30を本体2との間に挟んで固定するための固定部7’と、光ファイバ30を切断するためのカッタ5とを具備する光ファイバカッタ1であって、ホルダ10は、光ファイバ30を挟んで支持するためのベース部11と押さえ部12とを有し、ベース部11と押さえ部12との界面を含む平面が、本体2と固定部7’との界面を含む平面に対して交差する向きに設置されている。
【選択図】図4
【解決手段】本体2と、光ファイバ30を支持するためのホルダ10と、このホルダ10から延びる光ファイバ30を本体2との間に挟んで固定するための固定部7’と、光ファイバ30を切断するためのカッタ5とを具備する光ファイバカッタ1であって、ホルダ10は、光ファイバ30を挟んで支持するためのベース部11と押さえ部12とを有し、ベース部11と押さえ部12との界面を含む平面が、本体2と固定部7’との界面を含む平面に対して交差する向きに設置されている。
【選択図】図4
Description
本発明は、光ファイバを高精度に加工するための光ファイバ加工機および光ファイバの加工方法に関するものである。
光通信に用いられる光ファイバの加工をするための光ファイバ加工機として、光ファイバを切断する光ファイバカッタが、特許文献1などに開示されている。
従来の光ファイバカッタの概略図を図6に示す。従来の光ファイバカッタ101は、一つの光ファイバホルダ110に光ファイバ130を保持し、この光ファイバホルダ110を光ファイバカッタ101の本体102に装着している。そして、光ファイバカッタ101には、光ファイバ130に疵をつけるためのカッタ刃105が付いており、このカッタ刃105で光ファイバ130に疵をつけた後に、押圧をかけて光ファイバ130を切断している。
また、特許文献2には光ファイバの被覆を除去する光ファイバ被覆除去装置が開示されている。
特開2001−133633号公報
特許第3245850号公報
しかしながら、従来の光ファイバカッタ101では光ファイバホルダ110で光ファイバ130を支持し、この光ファイバホルダ110から延びる光ファイバ130を、本体102と蓋部107とで構成するクランク部106によって挟み込んで固定しているものの、カッタ刃105で切断する際に光ファイバが横方向にずれ、高精度な切断ができないという問題があった。
また、他の光ファイバ加工機においても同様に光ファイバが横方向にずれ、高精度な加工ができないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光ファイバを高精度に加工するための光ファイバ加工機および光ファイバの加工方法を提供することにある。
本発明の光ファイバ加工機は、本体と、光ファイバを支持するためのホルダと、該ホルダから延びる前記光ファイバを前記本体との間に挟んで固定するための固定部と、前記光ファイバを加工するための加工部とを具備する光ファイバ加工機であって、前記ホルダは、前記光ファイバを挟んで支持するためのベース部と押さえ部とを有し、前記ベース部と前記押さえ部との界面を含む平面が、前記本体と前記固定部との界面を含む平面に対して交差する向きに設置されていることを特徴とする。
本発明の光ファイバ加工機において好ましくは、前記ベース部と前記押さえ部との界面を含む平面が、前記本体と前記固定部との界面を含む平面に対して80〜100°で交差していることを特徴とする。
本発明の光ファイバ加工機において好ましくは、前記ホルダは、前記本体に対して前記光ファイバの軸方向に移動可能とされていることを特徴とする。
本発明の光ファイバ加工機において好ましくは、前記ホルダは、複数設けられていることを特徴とする。
本発明の光ファイバ加工機において好ましくは、前記ホルダは、複数のものが一つにまとめられていることを特徴とする。
本発明の光ファイバ加工機において好ましくは、前記ホルダは、複数のものが互いに接触してまとめられているとともに隣接しているもの同士の界面に嵌合可能な凹凸が形成されていることを特徴とする。
本発明の光ファイバ加工機において好ましくは、前記加工部は、前記光ファイバを切断するためのカッタであることを特徴とする。
本発明の光ファイバ加工機において好ましくは、前記加工部は、前記光ファイバを切断するためのカッタであることを特徴とする。
本発明の光ファイバ加工機において好ましくは、前記加工部は、前記光ファイバの被覆を除去するための切込み刃であることを特徴とする。
本発明の光ファイバ加工機において好ましくは、前記固定部にヒータが設けられていることを特徴とする。
本発明の光ファイバ加工機において好ましくは、前記加工部は、前記光ファイバを溶融するための溶融器であることを特徴とする。
本発明の光ファイバの加工方法は、上記本発明の光ファイバ加工機による光ファイバの加工方法であって、前記光ファイバを前記ホルダに固定する工程と、該ホルダを前記本体に前記光ファイバと前記カッタとが対応するようにセットして前記光ファイバを切断する工程と、前記ホルダを前記本体から取り外し、前記光ファイバの切断部に第二の光ファイバを接続する工程と、前記ホルダを前記本体に前記第二の光ファイバが前記カッタに対応するようにセットして前記第二の光ファイバを切断する工程とを具備することを特徴とする。
本発明の光ファイバの加工方法は、上記本発明の光ファイバ加工機による光ファイバの加工方法であって、複数の前記光ファイバを複数の前記ホルダにそれぞれ固定する工程と、該複数のホルダを一つにまとめてホルダ集合体を形成する工程と、該ホルダ集合体を前記本体に前記複数の光ファイバと前記カッタとが対応するようにセットして前記複数の光ファイバを切断する工程と、前記ホルダ集合体を前記本体から取り外し、前記複数の光ファイバの切断部に複数の第二の光ファイバをそれぞれ接続する工程と、前記ホルダ集合体を前記本体に前記複数の第二の光ファイバが前記カッタに対応するようにセットして前記複数の第二の光ファイバを切断する工程とを具備することを特徴とする。
本発明の光ファイバの加工方法は、上記本発明の切込み刃を有する光ファイバ加工機により光ファイバの被覆を除去する工程と、前記被覆が除去された光ファイバを保持した状態で前記ホルダを取り出した後、該ホルダを上記本発明のカッタを有する光ファイバ加工機に設置して前記光ファイバを切断する工程とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、光ファイバの固定を良好にすることができ、光ファイバを高精度に加工することが可能となる。
以下において、本発明の光ファイバ加工機としての光ファイバカッタについて、図1〜図5を参照しながら説明する。
図1は、本発明の光ファイバカッタのホルダを外した状態での実施形態を示す図である。本発明の光ファイバカッタ1は、本体2、ホルダガイド3、スライドステージ4、カッタ5、ファイバクランプ6、蓋部7(固定部7’)、押圧部8、支軸9と、を備えている。
スライドステージ4は、光ファイバの軸に対して垂直になるようにカッタ5が固定されているとともに、光ファイバの軸に対して直交する方向にスライドすることができる。
カッタ5の材質としては、例えば、タングステンカーバイドなどの超硬合金製もしくはそれらにダイヤコートを施したものが用いられる。
図示はしていないが切断したい光ファイバを図2のホルダ10で保持し、この光ファイバを保持したホルダ10を本体2のホルダガイド3にセットし、蓋部7を閉め、カッタ5が乗るスライドステージ4を動かして、上記の切断したい光ファイバに疵をつけ、さらに押圧部にて圧力をかけて光ファイバを切断できる構造である。
また、ホルダガイド3は、例えば、ホルダ10の外形形状に対応させた溝が形成されて成る。この溝を光ファイバの軸方向に延在させることによって、ホルダ10を光ファイバの軸方向に光ファイバの軸方向を一定に維持した状態でスライドさせることができる。
図2は本発明の光ファイバカッタ1に装着されるホルダ10の実施例を示す図である。ホルダ10はベース部11、押さえ部12、ホルダ支軸13、ファイバガイド14で構成されている。光ファイバをファイバガイド14にセットし押さえ部12を閉じることで保持できる構造である。なお、ファイバガイド14は、例えば断面がV字状の溝であり、このV字溝の2つの側面と押さえ部12とで光ファイバを良好に固定することができる。
ベース部11および押さえ部12には、それぞれ少なくとも1つの平面部を有し、この平面部同士を互いに対向させて光ファイバを挟み込むことができる。例えば、ベース部11および押さえ部12は四角平板状に形成されている。
図4は、本体2に2つのホルダ10を装着した本発明の光ファイバカッタ1を示す図である。2つのホルダ10は、その端面、すなわち、光ファイバを挟むベース部11と押さえ部12との界面に直交する側面をホルダガイド3に合わせて、並列状態にセットされている。すなわち、ベース部11と押さえ部12との界面を含む平面が、本体2と固定部7’(本実施例では蓋部7の一部が固定部を兼ねている)との界面を含む平面に対して交差する向きに設置されている。つまり、本体2と固定部7’との界面に対してベース部11と押さえ部12との界面が平行にならないように配置されている。この構成により、光ファイバ30を固定部7’と本体2とで挟み込む方向と、ホルダ10のベース部11と押さえ部12とで挟み込む方向とを異ならせることによって、光ファイバ30のわずかなずれを有効に抑制して光ファイバ30を良好に固定することができる。その結果、光ファイバ30をきわめて高精度に切断することが可能となる。
ベース部11と押さえ部12との界面を含む平面が、本体2と固定部7’との界面を含む平面に対して交差する角度としては10〜170°であれば有効に光ファイバの切断精度を向上することができる。
好ましくは、ベース部11と押さえ部12との界面を含む平面が、本体2と固定部7’との界面を含む平面に対して80〜100°で交差しているのがよい。これにより、光ファイバ30のずれをより有功に抑制できる。すなわち、光ファイバ30を固定部7’と本体2とで挟み込む方向と、ホルダ10のベース部11と押さえ部12とで挟み込む方向とを直交状態により近づけることによって、光ファイバ30をより良好に固定できる。
また図示はしていないが、ファイバクランプ6にV溝等のファイバ位置決め構造を設けることで、ファイバ横方向にをぶれ防ぎ、切断精度を向上させることもできる。
また、図4では、各々のホルダ1に別々の光ファイバ30(30a,30b)が保持されており、2本の光ファイバ30a、30bがファイバクランプ6の上にのるようにセットされている。この状態において、蓋部7を閉めて光ファイバ30および、ホルダ10を押さえ、スライドステージ4を移動させることでカッタ5を移動させて光ファイバ30に疵をつける。さらに押圧部8を光ファイアバ30に押し当てることで疵が広がり、2本の光ファイバ30a,30bを同時に切断することができる。
このようにホルダ10は、複数の光ファイバ30a,30bが本体2と固定部7’との界面に対して平行な状態で並列に配置されるように本体2に複数設けられているのがよい。これにより、複数の光ファイバ30を同時にカッタ5で切断することができ、工程が簡略化できるとともに、光ファイバ30同士の長さのばらつきを、一本ずつ切断した場合に比べてより小さくすることができる。
さらに、図示はしていないが、光ファイバ融着器などを用いて、光ファイバ30の切断部に、第二の光ファイバとして例えばレンズ機能を有する屈折率分布型の光ファイバ(以下、GIファイバともいう)を接合し、レンズ付光ファイバとする場合がある。そのような場合、ホルダ10は、複数のものが一つにまとめられているのがよい。これにより、複数の光ファイバ30を同時に切断した後、これらの光ファイバ30をホルダ10に保持した状態で、一つにまとめられたホルダ10(以下、ホルダ集合体ともいう)を光ファイバ融着器などに移動させることができる。そして、GIファイバなどの第二の光ファイバを光ファイバ30の切断部に融着などによって接合し、その後、再度、本体2にホルダ集合体をGIファイバがカッタ5と対応するように設置して、GIファイバを切断することができる。その結果、複数の光ファイバ30を互いの位置関係を保持した状態で切断、第二の光ファイバ接合、第二の光ファイバ接合を連続して行なうことにより、光ファイバ間の位置精度をきわめて高くすることができる。
また好ましくは、ホルダ10は複数のものが互いに接触してまとめられているとともに隣接しているもの同士の界面に嵌合可能な凹凸が形成されているのがよい。例えば、図3は、ホルダ10の他の実施形態であり、一つのホルダ10-Rの一部(図3では押さえ部12)に凹状の嵌合部15-Rが形成されており、他のホルダ10-Lの一部に凸状の嵌合部15-Lが形成されており、これらの嵌合部15-R,15-L同士が嵌合されることにより、ホルダ10同士の位置精度をきわめて良好にすることができる。
次に図4は光ファイバ融着器を用いて光ファイバ30の切断部に融着したGIファイバ31を光ファイバカッタ1で所望の長さに切断する方法を説明する図である。
ホルダ10はホルダガイド3に沿って移動可能とされている。そして、光ファイバカッタ1のホルダガイド3にスペーサー20を挿入し、ホルダ10を上記光ファイバ30を切断した位置から後退した状態で配置する。これにより、ホルダ10の光ファイバ30に融着されたGIファイバ31がカッタ5に対応するようになる。すなわち、光ファイバ30をホルダ10にセットし直す必要はなく、ホルダ10をずらすだけでよい。この状態で蓋部7を閉め、スライドステージ4を動かし、押圧部を押せばGIファイバ31が切断される。ホルダ10を用いて複数のGIファイバ31を同時に切断しているためGIファイバ31の長さのばらつきをきわめて小さくして切断できる。
このように本発明の光ファイバカッタ1で光ファイバ30およびGIファイバ31を同時に切断しているのでGIファイバ31の長さをきわめて近づける効果がある。GIファイバ31の長さをそろえることで、対になるGIファイバ31の接続損失を低く抑える効果がある。
また光ファイバ30を同時に切断しているので、一本ずつ切断する場合に比べて、作業時間を短縮できる効果がある。
次に、本発明の光ファイバ加工機として、光ファイバの被覆を除去するための光ファイバリムーバを、図7,8の実施例を参照しながら説明する。
本発明の光ファイバリムーバ200は、本体201、スライド部202、加熱部203、蓋部(固定部)204、切込み刃205、スライド軸受206で構成され、光ファイバ216を保持したホルダ210がスライド部202にセットされる。
なお、このホルダ210は上記光ファイバカッタ1で用いたホルダ10としても用いることができる。すなわち、本発明の光ファイバリムーバ200により光ファイバ216の被覆を除去した後、この被覆が除去された光ファイバ216を保持した状態でホルダ210を取り出し、続いてホルダ210を上記本発明の光ファイバカッタ1に設置して光ファイバ216を切断することにより、光ファイバ216をホルダ210にセットした状態で被覆除去と切断の一連の工程を行なうことができ、光ファイバ216の位置精度を高めることができるとともに、光ファイバ216をセットする工程が簡略化できる。
図8においては、被覆したい2本の光ファイバ216が、並列に並べられた各ホルダ210に保持され、セットされている。このホルダ210は、上記光ファイバカットで用いたものと同様に、複数のものが互いに接触してまとめられているとともに隣接しているもの同士の界面に嵌合可能な凹凸が形成されているものを用いることができる。
この光ファイバ216を保持したホルダ210をスライド部202に載せ、加熱部203側に突き当てる。そして開閉可能な蓋部204を閉じ、光ファイバ216を加熱部203との間に挟みこむ。加熱部3には図示していないヒータ(加熱機構)が内蔵され、図示していない電源部より電力を供給し、光ファイバ216を加熱し、光ファイバ216の被覆部を軟化する。なお、ヒータは蓋部204に内蔵されていてもよい。
さらに蓋部204を閉じて押さえた状態で、ホルダ210を加熱部203と反対方向(図8では左方向)にスライドさせると、前述の軟化した光ファイバ216の被覆部は切込み刃205にあたり、光ファイバ216から除去される。
本発明の光ファイバリムーバ200によれば、光ファイバ216を固定部204と本体201とで挟み込む方向と、ホルダ210のベース部と押さえ部とで挟み込む方向とを異ならせることによって、光ファイバ216のわずかなずれを有効に抑制して光ファイバ216を良好に固定することができる。その結果、光ファイバ216をきわめて高精度に被覆除去することが可能となる。
次に、本発明の光ファイバ加工機として、光ファイバ同士を融着接続するための光ファイバ融着接続機を、図9の実施例を参照しながら説明する。
本発明の光ファイバ融着接続機300は、本体301、溶融器(放電電極部)305、蓋部(固定部)304で構成され、光ファイバ316を保持したホルダ310が本体301にセットされる。なお、このホルダ310は上記光ファイバカッタ1や光ファイバリムーバ200で用いたホルダ10,210としても用いることができる。
図9においては、2本の光ファイバ316が、並列に並べられた各ホルダ310に保持され、セットされている。このホルダ310は、上記光ファイバカットで用いたものと同様に、複数のものが互いに接触してまとめられているとともに隣接しているもの同士の界面に嵌合可能な凹凸が形成されているものを用いることができる。
この光ファイバ316を保持したホルダ310を本体301に載せ、光ファイバ316の先端部を一対の放電電極305間に配置して蓋部304で固定する。そして、この光ファイバ316に融着接続したい他の光ファイバ316’を本体301にセットし、同様にその先端部を放電電極305に配置して、光ファイバ316の端面と他の光ファイバ316’の端面とを当接する。しかる後、放電電極305間で放電を行ない、光ファイバ316と他の光ファイバ316’とを加熱して溶融接続する。
なお、図9に示すように、他の光ファイバ316’も同様に、ホルダ310を用いて本体301にセットし、蓋部で固定するのが、位置精度を高める上で好ましい。
本発明の光ファイバ融着接続機300によれば、光ファイバ316を固定部304と本体301とで挟み込む方向と、ホルダ310のベース部と押さえ部とで挟み込む方向とを異ならせることによって、光ファイバ316のわずかなずれを有効に抑制して光ファイバ316を良好に固定することができる。その結果、光ファイバ316をきわめて高精度に融着接続することが可能となる。
なお、本発明は上記の実施の形態の例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を行うことは何等支障ない。加工部としては切断、被覆除去、融着接続を行なうものについて示したが、他の加工を行なうものであってもよい。例えば、光ファイバ表面に金属などを被着させるものであってもよい。
1、光ファイバカッタ
2、201、301、本体
3、ホルダガイド
4、スライドステージ
5、カッタ
6、ファイバクランプ
7、204、304、蓋部
7’、保持部
8、押圧部
9、支軸
10、210、310、ホルダ
11、ベース部
12、押さえ部
13、ホルダ支軸
14、ファイバガイド
20、スペーサー
30、216、316、光ファイバ
31、GIファイバ
200、光ファイバリムーバ
203、加熱部
205、切込み刃
300、光ファイバ融着接続機
305、放電電極
2、201、301、本体
3、ホルダガイド
4、スライドステージ
5、カッタ
6、ファイバクランプ
7、204、304、蓋部
7’、保持部
8、押圧部
9、支軸
10、210、310、ホルダ
11、ベース部
12、押さえ部
13、ホルダ支軸
14、ファイバガイド
20、スペーサー
30、216、316、光ファイバ
31、GIファイバ
200、光ファイバリムーバ
203、加熱部
205、切込み刃
300、光ファイバ融着接続機
305、放電電極
Claims (14)
- 本体と、光ファイバを支持するためのホルダと、該ホルダから延びる前記光ファイバを前記本体との間に挟んで固定するための固定部と、前記光ファイバを加工するための加工部とを具備する光ファイバ加工機であって、前記ホルダは、前記光ファイバを挟んで支持するためのベース部と押さえ部とを有し、前記ベース部と前記押さえ部との界面を含む平面が、前記本体と前記固定部との界面を含む平面に対して交差する向きに設置されていることを特徴とする光ファイバ加工機。
- 前記ベース部と前記押さえ部との界面を含む平面が、前記本体と前記固定部との界面を含む平面に対して80〜100°で交差していることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ加工機。
- 前記ホルダは、前記本体に対して前記光ファイバの軸方向に移動可能とされていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光ファイバ加工機。
- 前記ホルダは、複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光ファイバ加工機。
- 前記ホルダは、複数のものが一つにまとめられていることを特徴とする請求項4記載の光ファイバ加工機。
- 前記ホルダは、複数のものが互いに接触してまとめられているとともに隣接しているもの同士の界面に嵌合可能な凹凸が形成されていることを特徴とする請求項5記載の光ファイバ加工機。
- 前記加工部は、前記光ファイバを切断するためのカッタであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光ファイバ加工機。
- 前記加工部は、前記光ファイバを切断するためのカッタであることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の光ファイバ加工機。
- 前記加工部は、前記光ファイバの被覆を除去するための切込み刃であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の光ファイバ加工機。
- 前記固定部または前記本体にヒータが設けられていることを特徴とする請求項9記載の光ファイバ加工機。
- 前記加工部は、前記光ファイバを溶融するための溶融器であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の光ファイバ加工機。
- 請求項7記載の光ファイバ加工機による光ファイバの加工方法であって、前記光ファイバを前記ホルダに固定する工程と、該ホルダを前記本体に前記光ファイバと前記カッタとが対応するようにセットして前記光ファイバを切断する工程と、前記ホルダを前記本体から取り外し、前記光ファイバの切断部に第二の光ファイバを接続する工程と、前記ホルダを前記本体に前記第二の光ファイバが前記カッタに対応するようにセットして前記第二の光ファイバを切断する工程とを具備することを特徴とする光ファイバの加工方法。
- 請求項8記載の光ファイバ加工機による光ファイバの加工方法であって、複数の前記光ファイバを複数の前記ホルダにそれぞれ固定する工程と、該複数のホルダを一つにまとめてホルダ集合体を形成する工程と、該ホルダ集合体を前記本体に前記複数の光ファイバと前記カッタとが対応するようにセットして前記複数の光ファイバを切断する工程と、前記ホルダ集合体を前記本体から取り外し、前記複数の光ファイバの切断部に複数の第二の光ファイバをそれぞれ接続する工程と、前記ホルダ集合体を前記本体に前記複数の第二の光ファイバが前記カッタに対応するようにセットして前記複数の第二の光ファイバを切断する工程とを具備することを特徴とする光ファイバの加工方法。
- 請求項9または請求項10記載の光ファイバ加工機により光ファイバの被覆を除去する工程と、前記被覆が除去された光ファイバを保持した状態で前記ホルダを取り出した後、該ホルダを請求項7または請求項8記載の光ファイバ加工機に設置して前記光ファイバを切断する工程とを具備することを特徴とする光ファイバの加工方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006347903 | 2006-12-25 | ||
JP2007017314A JP2008181057A (ja) | 2006-12-25 | 2007-01-29 | 光ファイバ加工機および光ファイバの加工方法。 |
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CN108572418A (zh) * | 2018-06-13 | 2018-09-25 | 汇聚科技(惠州)有限公司 | 一种连接器的插芯对接装置 |
WO2020013059A1 (ja) * | 2018-07-13 | 2020-01-16 | 株式会社フジクラ | 光コネクタ、光コネクタ付き光ファイバケーブルの製造方法及び光ファイバ接続用工具 |
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CN108572418B (zh) * | 2018-06-13 | 2023-10-20 | 汇聚科技(惠州)有限公司 | 一种连接器的插芯对接装置 |
WO2020013059A1 (ja) * | 2018-07-13 | 2020-01-16 | 株式会社フジクラ | 光コネクタ、光コネクタ付き光ファイバケーブルの製造方法及び光ファイバ接続用工具 |
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