JP5771732B1 - 光ファイバ融着接続器及びそれを備える光ファイバ融着接続装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)光ファイバケーブルから光ファイバ心線を取り出す。
(2)取り出された光ファイバ心線を覆う樹脂被覆(先端)を光ファイバ被覆除去工具によって除去する。
(3)先端の被覆が除去された光ファイバ心線のガラス(裸光ファイバ)表面に残る樹脂被覆屑をアルコールで湿らせた布や紙で除去する。
(4)清掃された光ファイバ心線を光ファイバ切断機によって切断する。
(5)切断された光ファイバ心線を光ファイバ融着接続装置によって融着接続する。
(6)融着接続された光ファイバ心線に熱収縮性の補強スリーブを被せ、融着接続装置の加熱器によって加熱補強する。
(7)加熱補強された光ファイバ心線を接続部収納ケースの収納トレイに収納する。
(a)一対の光ファイバ(図示略)を1つあるいは2つの観察用照明で1方向あるいは2方向から照らし、1つあるいは2つの観察用レンズ109と、1つあるいは2つのカメラ(図示略)で、それぞれの方向から光ファイバを1軸あるいは2軸で観察する。
(b)被覆除去された一対の光ファイバのガラス部(心線)は、一対のV溝121,121上に配置されるとともに、一対の光ファイバを上方からV溝121,121に押しつけるための一対のファイバクランプ106A,106Bによって把持される。
(c)左右一対の光ファイバの被覆部分を把持するための、一対の光ファイバの長手方向に可動するファイバクランプ106A,106B、又は、容易に取り外し可能な図示略のファイバホルダが、左右にそれぞれ1つずつ配置される。
(d)風防カバー111が、一対の電極棒115A,115B、V溝121,121、ファイバクランプ106A,106B又は容易に取り外し可能な図示略のファイバホルダを覆い、外部からの風が電極周辺に到達しない構造とされている。
第1の発明は、一対の光ファイバの先端の各々を調心して互いに突き合わせ、該一対の光ファイバの心線同士を放電加熱によって融着接続する光ファイバ融着接続器であって、前記一対の光ファイバの先端の各々を位置決めしながら互いに突き合わせるためのV溝を有する左右一対のV溝台と、前記一対のV溝台をそれぞれ支持する一対の弾性部材であって、各弾性部材が弾性変形可能で互いに平行な2枚の板状部材を有する一対の弾性部材と、前記一対の弾性部材の各々が取り付けられることで該一対の弾性部材を介して前記一対のV溝台が固定され、左右方向で長尺に形成された固定基台と、前記一対のV溝台を前後方向から押圧することで、前記一対の弾性部材を弾性変形させながら前記一対のV溝台を互いに微小移動させ、前記一対の光ファイバの先端同士を調心するための一対のマイクロメータと、を備えてなり、前記一対の弾性部材は、前記固定基台の固定基部から、前後方向にそれぞれ傾斜しながら上方に向けて延びるように設けられているとともに、前記固定基台の左右方向で位置をずらして配置されており、前記一対のV溝台は、各々に設けられた前記V溝が連通するように配置されており、さらに、前記固定基台の左右端部側から見た場合に、前記固定基部に固定された前記一対の弾性部材の一端部同士の間隔L1が、前記一対のV溝台が取り付けられる前記一対の弾性部材の他端部同士の間隔L2よりも狭くなるように構成されていることを特徴とする光ファイバ融着接続器を提供する。
本発明に係る光ファイバ融着接続装置は、例えば、光ファイバの融着接続を行う光ファイバ融着接続器(以下、単に融着接続器と略称することがある)1と、融着接続後の光ファイバに被覆させた補強用のスリーブを加熱収縮させるための光ファイバ接続部補強加熱器(例えば、図8の従来図中に示す符号110を参照)とを備える。また、本実施形態の光ファイバ融着接続装置は、上記の融着接続器1及び光ファイバ接続部補強加熱器に加え、作業者向けに種々の情報等を表示する表示器(例えば、図8中に示す符号120を参照)、条件設定等に用いる操作部等を備える。さらに、光ファイバ融着接続装置は、略立方体状の本体部に、融着接続器1や光ファイバ接続部補強加熱器に加え、これらを総合的に駆動するための手段や制御部等の内蔵装置が配されて構成される。また、本体部の下部に複数の脚部を有する。上記の表示器には、液晶、有機EL、電光式等、各種の表示方式を採用可能である。
図3に示すように、本発明に係る光ファイバ融着接続装置に備えられる融着接続器1によって融着接続される一対の光ファイバ90(90A,90B)は、ガラスからなる心線91が、合成樹脂材料からなる樹脂被覆92によって覆われて一体化されたものである。また、融着接続される一対の光ファイバ90A,90Bは、融着接合される心線91の先端91aの近傍が、樹脂被覆92が予め除去されることで露出している。また、心線91は、図3においては詳細な図示を省略しているが、中心部のコアと周辺部のクラッドとから構成されている。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態の光ファイバ融着接続器について、図1〜図5を用いて詳しく説明する。なお、図1〜図5において示されていない構成については、必要に応じて、従来の光ファイバ融着接続装置の全体斜視図である図8を適宜引用しながら説明することがある。また、本実施形態で参照する図面は、他の実施形態においても適宜、用いることがあり、例えば、各実施形態において構成の配置位置などが異なっている場合であっても、機能が同じものについては同一の符号を付して説明することがある。
また、以下の説明で参照する各図面は、本実施形態の光ファイバ融着接続装置に備えられる融着接続器を模式的に説明するものであることから、図中における左右方向あるいは上下方向の位置関係が、それぞれの図面間で異なる場合がある。
この融着接続器1は、一対の光ファイバ90A,90Bの位置決めを行うためのV溝21を有する左右一対のV溝台2(2A,2B)と、一対のV溝台2A,2Bをそれぞれ支持する一対の弾性部材3(3A,3B)と、一対の弾性部材3A,3Bを介して一対のV溝台2A,2Bが固定される固定基台4と、一対のV溝台2A,2Bを前後方向から押圧することで一対の光ファイバ90A,90Bの先端91a,91a同士を調心する一対のマイクロメータ5(5A,5B)と、を備えている。
以下、本実施形態の融着接続器1に備えられる各構成部品について詳細に説明する。
これに対し、本実施形態の融着接続器1によれば、固定基台4における一対の弾性部材3A,3Bの一端部3a,3a同士の間隔L1を短く構成することで、固定基台4を小型化することができることから、固定基台4に歪みが生じるのを抑制できる。従って、光ファイバ融着接続器の破損や、一対の光ファイバ90A,90Bの調心精度の低下を防止できるとともに、光ファイバ融着接続装置全体の小型・軽量化を図ることが可能となる。
これに対し、本実施形態の融着接続器1においては、一対の弾性部材3A,3Bが、固定基台4から前後方向に傾斜しながら上方に向けて延びるように固定されているとともに左右方向で位置をずらして配置されており、一対の光ファイバ90A,90Bの先端91a,91a同士が突き合わされた融着接続部から離れた位置に一対のV溝台2A,2Bと一対の弾性部材3A,3Bとの連結部が配置された構成を採用している。これにより、左右一対のファイバクランプ6や、このファイバクランプ6を前進駆動する一対の可動ステージ7A,7B等に干渉することが無いので、一対のV溝台2A,2Bの高さ方向の寸法を大きくする必要が無く、融着接続器1の高さを低くすることが可能となる。従って、光ファイバ融着接続装置全体の小型軽量化が可能となる。
これに対し、本実施形態の融着接続器1は、一対の弾性部材3A,3Bが前後方向に傾斜しながら上方に向けて延びるように固定され、且つ、左右方向で位置をずらして配置された構成なので、一対の弾性部材3A,3Bを弾性変形させるための一対のマイクロメータ5A,5B等の駆動機構を、融着接続部から前後に離れた上方に配置できる。これにより、光ファイバ融着接続装置の上方から、これら駆動機構の保守作業を行うのが容易になるので、装置の小型化とメンテナンス性向上の両方の効果が得られる。
まず、先端90a,90aが概略で向かい合った状態となるように、一対の光ファイバ90A,90Bを、それぞれ一対のV溝台2A,2Bに設けられたV溝21,21にセットする。この際、一対のファイバクランプ6に備えられる図示略のクランプ部材は開放した状態とし、この開放されたクランプ部材内に一対の光ファイバ90A,90Bを載置した状態とする。
次いで、一対のファイバクランプ6に備えられるクランプ部材を閉じることで、一対の光ファイバ90A,90Bが狭持された状態とする。
この際、先端91a,91aは、一対の可動ステージ7A,7Bの移動に伴って、一対のファイバクランプ6が、一対のV溝台2A,2Bに設けられたV溝21,21側に向かって移動することにより、V溝21,21内を摺動して、互いに対向した状態で配置される。また、このときの先端91a,91aの調心状態は、一対の観察用照明8A,8Bと対向して配置された一対の観察用レンズ9A,9Bによって検出され、この調心信号が図示略の制御部に入力される。制御部は、上述したように、入力された調心信号を演算処理し、一対のマイクロメータ5A,5Bの各々に備えられる図示略のモータの回転を制御しながら、先端51の突出量を適正に制御することにより、一対のV溝台2A,2Bの各々を、図2中に矢印で示すX方向又はY方向で微小移動させる。これにより、V溝21,21にセットされた一対の光ファイバ90A,90Bの先端91a,91aが調心される。
以上の手順により、一対の光ファイバ90A,90Bが互いに融着接続される。
以下、本発明の第2の実施形態の光ファイバ融着接続器1Aについて、主に図6及び図7を参照しながら説明する。なお、本実施形態においては、一部、上記の第1実施形態と同じ図面を参照しながら説明するとともに、既出である共通の構成、例えば、V溝台を押圧して弾性部材を弾性変形させながら、一対の光ファイバ90A,90Bの先端91a,91a同士を調心する一対のマイクロメータ5等については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
一方、融着接続器1Aは、第1の実施形態の融着接続器1と同様、一対の弾性部材3A,3Bが、固定基台40から前後方向に傾斜しながら上方に向けて延びるように固定されているとともに左右方向で位置をずらして配置された構成とされている。これにより、第1の実施形態の場合と同様に、一対の弾性部材3A,3Bが、左右一対のファイバクランプ6や一対の可動ステージ7A,7B等に干渉することが無いので、一対のV溝台20A,20Bの高さ方向の寸法を大きくする必要が無い。従って、融着接続器1の高さを低くすることができ、光ファイバ融着接続装置全体の小型軽量化が可能となる。
本発明に係る光ファイバ融着接続装置は、上記構成の融着接続器1,1Aを備えるものには限定されず、本発明の特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、種々の変更・追加を施すことが可能である。
例えば、各実施形態の融着接続器1,1Aにおいて、一対のV溝台を押圧することで一対の光ファイバ90A,90Bの先端90a,90aの調心を行うための一対のマイクロメータ5A,5Bとしては、例えば、モータ等の駆動機構を含めて全体的に小型化されたものを採用することが、融着接続器全体をより小型化できる点から好ましい。
Claims (6)
- 一対の光ファイバの先端の各々を調心して互いに突き合わせ、該一対の光ファイバの心線同士を放電加熱によって融着接続する光ファイバ融着接続器であって、
前記一対の光ファイバの先端の各々を位置決めしながら互いに突き合わせるためのV溝を有する左右一対のV溝台と、
前記一対のV溝台をそれぞれ支持する一対の弾性部材であって、各弾性部材が弾性変形可能で互いに平行な2枚の板状部材を有する一対の弾性部材と、
前記一対の弾性部材の各々が取り付けられることで該一対の弾性部材を介して前記一対のV溝台が固定され、左右方向で長尺に形成された固定基台と、
前記一対のV溝台を前後方向から押圧することで、前記一対の弾性部材を弾性変形させながら前記一対のV溝台を互いに微小移動させ、前記一対の光ファイバの先端同士を調心するための一対のマイクロメータと、を備えてなり、
前記一対の弾性部材は、前記固定基台の固定基部から、前後方向にそれぞれ傾斜しながら上方に向けて延びるように設けられているとともに、前記固定基台の左右方向で位置をずらして配置されており、
前記一対のV溝台は、各々に設けられた前記V溝が連通するように配置されており、
さらに、前記固定基台の左右端部側から見た場合に、前記固定基部に固定された前記一対の弾性部材の一端部同士の間隔L1が、前記一対のV溝台が取り付けられる前記一対の弾性部材の他端部同士の間隔L2よりも狭くなるように構成されていることを特徴とする光ファイバ融着接続器。 - 一対の光ファイバの先端の各々を調心して互いに突き合わせ、該一対の光ファイバの心線同士を放電加熱によって融着接続する光ファイバ融着接続器であって、
前記一対の光ファイバの先端の各々を位置決めしながら互いに突き合わせるためのV溝を有する左右一対のV溝台と、
前記一対のV溝台をそれぞれ支持する一対の弾性部材であって、各弾性部材が弾性変形可能で互いに平行な2枚の板状部材を有する一対の弾性部材と、
前記一対の弾性部材の各々が取り付けられることで該一対の弾性部材を介して前記一対のV溝台が固定され、左右方向で長尺に形成された固定基台と、
前記一対のV溝台を前後方向から押圧することで、前記一対の弾性部材を弾性変形させながら前記一対のV溝台を互いに微小移動させ、前記一対の光ファイバの先端同士を調心するための一対のマイクロメータと、を備えてなり、
前記固定基台は、左右方向で平行に配置された一対の固定基部が設けられており、
前記一対の弾性部材は、前記固定基台に設けられた一対の固定基部から、互いに交差し、且つ、前後方向で傾斜しながら上方に向けて延びるように設けられているとともに、前記固定基台の左右方向で位置をずらして配置されており、
前記一対のV溝台は、各々に設けられた前記V溝が連通するように配置されており、
さらに、前記固定基台の左右端部側から見た場合に、前記一対の固定基部に固定された前記一対の弾性部材の一端部同士の間隔L1が、前記一対のV溝台が取り付けられる前記一対の弾性部材の他端部同士の間隔L2よりも狭くなるように構成されていることを特徴とする光ファイバ融着接続器。 - 前記一対の弾性部材は、各々が直交する方向で傾斜して前記固定基台に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光ファイバ融着接続器。
- さらに、前記一対のV溝台、前記一対の弾性部材、前記固定基台及び前記マイクロメータの少なくとも一部を上方から覆うように設けられるトップベース部と、
前記トップベース部に取り付けられ、左右方向で前記一対の光ファイバの先端を挟んで離間して配置されるとともに、前記一対の光ファイバを各々把持して左右方向で可動に設けられる一対のファイバクランプと、
前記一対のファイバクランプの下方に設けられ、該一対のファイバクランプを左右方向で互いに近接又は離間させる一対の可動ステージと、
前記トップベース部の上方における前記一対の光ファイバの先端の両側に配置され、該先端に向けて観察光を照射する一対の観察用照明と、
前記トップベース部の下方における前記一対の光ファイバの先端の両側に、前記一対の観察用照明と対向して配置されるように前記固定基台に取り付けられ、該観察用照明からの入射光により、突き合わされた前記一対の光ファイバの先端同士の調心状態を検出する一対の観察用レンズと、
前記一対のファイバクランプの間で突き合わされた前記一対の光ファイバの先端の両側で対向するように離間して配置され、前記先端を放電加熱する一対の電極棒と、を備え、
前記固定基台が前記トップベース部から下方に向けて突出するように設けられた取付用ボスに固定されてなることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の光ファイバ融着接続器。 - 前記一対の可動ステージは、前記固定基台の上方において、該固定基台の左右方向で位置をずらして配置された前記一対のV溝台の各々と離間するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバ融着接続器。
- 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の光ファイバ融着接続器を備えることを特徴とする光ファイバ融着接続装置。
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