JPH0438718Y2 - - Google Patents

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JPH0438718Y2
JPH0438718Y2 JP1987093715U JP9371587U JPH0438718Y2 JP H0438718 Y2 JPH0438718 Y2 JP H0438718Y2 JP 1987093715 U JP1987093715 U JP 1987093715U JP 9371587 U JP9371587 U JP 9371587U JP H0438718 Y2 JPH0438718 Y2 JP H0438718Y2
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shafts
screws
kneading device
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、水産練製品やこれに類した食肉加工
品等の製造において、主副の原料を回分操作で混
合、擂潰させる混練装置。詳しくは原料の攪拌移
送スクリユーに切断刃を並設して、混練、擂潰の
効果を向上させた装置に関する。
(従来の技術) 従来、水産練製品やこれに類した食肉加工品の
混練装置として、図面第3図に示すように筐体1
5内に相反回転される一対の軸16,16を並設
し、これら軸16,16の半分ずつに反対ねじれ
のスクリユー17,17と18,18を相互が食
い違つて、一方17,17と他方18,18とが
対称をなすように取り付けた構造のものが公知で
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 前記した従来の混練装置は、主副の原料が食い
違うスクリユー17,17と18,18により攪
拌、摺擦されながら両側から中央部へ移送され、
中央部に於いて衝突すると、反転して両側に戻さ
れ、両側から中央部へ送られる循環を繰り返し
て、主副の原料の混合と擂潰を行わせるもので、
この間に原料の切り返しが行われないため、混
練、擂潰の効果が不十分で、製品に原料の混合む
らや擂潰むらを生じる問題点があつた。
本考案は、前記した従来の問題点を解決するた
めになされたもので、主副の原料にスクリユーに
よる攪拌、摺擦に加えて、刃物による切り返しを
施し、主副の原料の混合、擂潰の効果を高めて、
原料が均一に混合、擂潰される混練装置を提供す
ることを目的としている。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) 前記した従来の問題点を解決するための本考案
の手段は、筐体1内に相反回転される一対の軸
3,3を並設して、これら軸3,3の半分ずつに
反対ねじれのスクリユー4,4と5,5を相互が
食い違つて、一方4,4と他方5,5とが対称を
なすように取り付けた混練装置に於いて、前記し
た軸3,3の中間上方に軸8を配置し、この軸8
の前記した4つのスクリユー4,4と5,5の端
が集まる部分にカツター9を設けたことを特徴と
する混練装置の構成に存するものである。
(作用) 前記のように構成される連続混練装置は、筐体
1内へ主副の原料を投入して、スクリユー4,4
と5,5及びカツター9を動力により回転させる
と、原料は食い違うスクリユー4,4と5,5に
より攪拌、摺擦されつつ、両側から中央部へ移送
され、中央部に於いて衝突すると上方へ盛り上が
つて両側へ崩れ落ち、両側から再び中央部へ向つ
て移動する循環運動を繰返して、この間に中央の
盛り上がり位置に於いては、カツター9が回転し
て原料を狭い巾に分断しつつ各分断部分を強制転
換する切り返しを行うため、主副の原料は均一に
混合、擂潰されて、各部の品質が一律に揃つた製
品に調製されるから、この製品を取出口15の蓋
16を開いて取り出し、取り出し後に蓋16閉じ
て次の混練処理を行う様にするものである。
(実施例) 以下に本考案に関する連続混練装置の実施の一
例を図面に基づいて説明する。
図面第1図及び第2図において1は筐体で、そ
の底部を後記するスクリユーの周縁に適合させる
ため円弧状に形成し、側壁部には空〓2を設け
て、この空〓2に冷却媒体を流通させ、摩擦によ
り発熱する原料を冷却させて、その変質を防止さ
せるようにし、又、前記した筐体1の内部には、
一対の軸3,3を平行に貫設して、これら軸3,
3の中央部より一方と他方に、第2図に示すよう
に反対ねじれのスクリユー4,4及び5,5を相
互が食い違つて、且つ、一方のスクリユー4,4
と他方のスクリユー5,5とが対称となるように
取付け、前記した軸3,3の一方へチエン6によ
り減速機モータ7の回転を伝達し、前記スクリユ
ー4,4と5,5を回転させて、主副の原料を筐
体1の両側から中央部へ攪拌、摺擦しつつ移送
し、中央部に於いて衝突すると上方へ盛り上がつ
て外側へ反転移動し、両側から中央部へ戻る循環
運動を反復して、主副の原料の混練を行う様に形
成してある。
8は前記した軸3,3の中間部上方に支持させ
た軸で、その中央部、即ち、前記したスクリユー
4,4と5,5により原料が盛り上げられる位置
にカツター9を順次に位相を変化させて数個取り
付け、前記した軸8へ前記軸3からチエン10に
より回転を増速して伝達し、前記の様に盛り上が
る原料を狭い巾に分断させて、各分断部分を強制
的に転換させて原料の切り返しを行わせる。
11,11は前記した軸8に、前記カツター9
を挟むように取り付けた反対ねじれのスクリユー
で、カツター9,9により切り返しを受けた原料
が、筐体1の両側へ反転移動する動作を確実に行
わせる作用をする。
12は前記した筐体1の蓋で、一端を筐体1に
蝶番13により取り付けて開閉自在とし、他端は
原料の投入後、止め具14により止めて置くよう
にしたものである。
15は前記した筐体1の下部に設けた原料の取
出口で、混和を行う時は蓋16により閉塞して置
き、混和を終了して製品を取り出す時、蓋を外し
てこれを開放させるものである。
ハ 考案の効果 前記のように本考案の混練装置は、スクリユー
による攪拌、摺擦の操作に加えて、カツターによ
る切り返しの操作を施すから、原料は混合と擂潰
を均一、適切に施されて、品質が安定した水産練
製品原料やこれに類した食肉加工品原料の能率的
な調製に特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する混練装置の実施の一例
を示す蓋を外した平面図。第2図は同上の中央縦
断側面図。第3図は従来の混練装置を示す平面図
である。 図において1は筐体、3,3は軸、4,4と
5,5はスクリユー、8は軸、9はカツターであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体内に相反回転される一対の軸を並設して、
    これら軸の半分ずつに反対ねじれのスクリユーを
    相互が食い違つて、一方と他方が対称をなすよう
    に取り付けた混練装置に於いて、前記した一対の
    軸の中間上方に軸を並設し、この軸の前記した4
    つのスクリユー端が集まる部分に切断刃を装着し
    たことを特徴とする混練装置。
JP1987093715U 1987-06-18 1987-06-18 Expired JPH0438718Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987093715U JPH0438718Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987093715U JPH0438718Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63201490U JPS63201490U (ja) 1988-12-26
JPH0438718Y2 true JPH0438718Y2 (ja) 1992-09-10

Family

ID=30956525

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JP1987093715U Expired JPH0438718Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

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JPS63201490U (ja) 1988-12-26

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