JPH0437982Y2 - - Google Patents

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JPH0437982Y2
JPH0437982Y2 JP583489U JP583489U JPH0437982Y2 JP H0437982 Y2 JPH0437982 Y2 JP H0437982Y2 JP 583489 U JP583489 U JP 583489U JP 583489 U JP583489 U JP 583489U JP H0437982 Y2 JPH0437982 Y2 JP H0437982Y2
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block
gutter
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road
groove
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JP583489U
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  • Road Paving Structures (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、通路の側溝として特に好適な側溝
用ブロツクに関するものである。
《従来の技術》 道路の側溝として使用される側溝用ブロツク
は、道路面と同一平面を形成する上面板を備えて
いる。以下、可変勾配型側溝用ブロツクを例にと
つて従来の技術を説明する。
可変勾配型側溝用ブロツクは、対向する2枚の
側板と該側板をその上縁で連結する上面板とで連
結した門形の構成をしており、第4図に示すよう
な上面板の表面に滑り止めのための多数の突条や
突起21を設けたものは公知である。側溝用ブロ
ツク20では、強度の面から上面板3の厚さhが
規制されているので、その表面3aに滑り止め用
の凹凸を形成する際には、道路面と同一面となる
ブロツクの表面3aに該面より高く突出する突条
ないし突起21を設けることによつて滑り止めの
凹凸を形成していた。
《考案が解決しようとする課題》 側溝用ブロツク20には、道路上の水を構内に
流下させる透孔を設けてあり、一般にこの透孔は
溝蓋14を取り外す際の手挿入用スリツトを形成
する切欠19(第2図参照)によつて形成されて
いる。ところで、道路に隣接する宅地面16や畑
地面が道路面15より低いと、道路上の勾配に沿
つて流れてきた水が勢いのまま側溝用ブロツク2
0を横断して探知や畑地に流入するという問題が
ある。上面板3の表面3aに前述のような滑り止
め用の突起21を設けたものでは、道路上を流れ
てきた水が突起21に衝突して水の勢いは若干は
減殺されるが、道路面15と上面板の表面3aと
が同じ高さであるから、水がブロツク20を越え
て反対側の宅地や畑地に流入するという事情は変
わらない。
この考案は、道路上を流れた雨水が側溝用ブロ
ツクを越えて隣接する宅地や畑地に流入すること
を防止することを課題としてなされたもので、道
路上の勾配に沿つて溝蓋上へと流れてきた水を側
溝内へと円滑に導くことができる側溝用ブロツク
を得ることを課題としている。
《課題を解決するための手段》 本考案の側溝用ブロツクは、表面3aから裏面
3bへと貫通する透孔ないし切欠6,7を設けた
上面板3を有する側溝用ブロツクに、表面3aに
相互に連通し且つ前記透孔又は切欠6,7に連通
する格子状ないし網目状の多数の凹溝8を形成し
たことを特徴とするものである。凹溝8の底面8
aは、道路面15と同一面となるブロツクの表面
3aより低く形成される。上面板を有する側溝用
ブロツクとしては、矩形暗渠型のものや可変勾配
型のものがある。
《作用》 この考案のブロツク1では、上面板3の厚さH
を強度上から要請される厚さhより若干厚くし、
その余裕分で表面3aに凹溝8を形成している。
凹溝の底面8aは、ブロツクの上面3aより低
く、道路面15から流れてきた雨水は、この凹溝
8に導かれる。凹溝8は一連に連続する格子状な
いし網目状に形成されており、これらの凹溝8に
導かれた雨水は該凹溝に沿つて流れて切欠6,7
等で形成されたスリツト17,18を経て側溝内
へと流下する。また凹溝8を格子状ないし網目状
に形成することによつて形成される上面板3の凹
凸は、従来のブロツクにおける突条や突起と同様
に滑り止めの作用をなしている。
《実施例》 第1図は本考案の一実施例を示した斜視図で、
図中、1は門形のコンクリート製可変勾配型側溝
用ブロツク、2は該ブロツクの側板で、両側板2
の下端内側には段部2aが形成されている。3は
側板2を上縁2bで連結している上面板、4は上
面板3の中央に穿設された矩形の嵌合孔、5は嵌
合孔4の下部に形成された支持段部、6は上面板
3のブロツク連接側に形成された浅い幅広の切
欠、7は上面板3の嵌合孔側に形成された切欠で
あり、両切欠6,7は上面板の表面3aから裏面
3bに貫通している。8は上面板の表面3aに一
連に連続させて格子状に形成された凹溝で、その
両端は前記切欠6,7に連通している。
第2図は本考案の可変勾配型側溝用ブロツク1
A,1Bを連接して形成した側溝の斜視図で、1
0は割栗石を敷き詰めた基礎、11は基礎10の
上に打設されたベースコンクリート、12はベー
スコンクリート11上に載置されたブロツク1
A,1Bの内部に打設したインバートコンクリー
ト、13はブロツク1A,1Bの連接部、14は
嵌合孔4に嵌装された溝蓋、15は道路面、16
は宅地面である。可変勾配型側溝用ブロツク1
A,1Bはその端面で相互に連接し、ブロツク連
接側の切欠6と6とでスリツト17が形成され、
嵌合孔側の切欠7と溝蓋に設けられた手挿入用の
切欠19とでスリツト18が形成されている。ブ
ロツク1はインバートコンクリート12に段部2
aを介して支持されているので、ブロツク1に自
動車等の荷重がかかつても、その荷重はインバー
トコンクリート12を介してベースコンクリート
11の全体に伝達されるので、コンクリート11
の耐久性が向上すると共に水漏れをするおそれが
ない。
第3図のように、本考案の可変勾配型側溝用ブ
ロツク1はその厚さHが強度上から要請される厚
さhより若干厚く形成されており、ブロツク1は
その上面3aと道路面15とが同一平面となるよ
うに設置されるので、上面板に形成された凹溝の
底面8aは道路面15より低い位置にくる。道路
面15に沿つて流れてきた雨水は、前記凹溝8に
導かれ、該凹溝に沿つて流れてスリツト17,1
8を経て側溝内へと流下する。上面板の凹凸は滑
り止めの機能を兼備している。
《考案の効果》 この考案のブロツクは、上面板の表面に一連に
連続する格子状ないし網目状の凹溝を形成すると
共に、この凹溝の底面を側板の道路面より低くし
たので、凹溝に導かれた雨水は該凹溝に沿つて流
れてスリツトまたは切欠等を経て側溝内へと流下
し、道路上の勾配に沿つて溝蓋上へと流れてきた
雨水は側溝内へと円滑に導かれ、側溝用ブロツク
を越えて道路に隣接する宅地や畑地に流入するこ
とを防止することができる。また凹溝を格子状な
いし網目状に設けてブロツク表面に凹凸が形成さ
れるようにしたので、従来のブロツクにおける突
条や突起と同様に滑り止めの機能も備えている。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示し
たもので、第1図は可変勾配型側溝用ブロツクの
斜視図、第2図は当該ブロツクを用いて形成した
側溝の斜視図、第3図は道路面と当該ブロツクと
の関係を示した図である。第4図は道路面と従来
構造のブロツクとの関係を示した図である。 図中、1……可変勾配型側溝用ブロツク、2…
…側板、2b……側板の上縁、3……上面板、3
a……上面板の表面、3b……上面板の裏面、6
……連接側の切欠、7……嵌合孔側の切欠、8…
…凹溝、8a……凹溝の底面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面3aから裏面3bへと貫通する透孔ないし
    切欠6,7を設けた上面板3を有する側溝用ブロ
    ツクにおいて、道路面と同一面となる前記上面板
    の表面3aより低い底面8aを備えると共に相互
    に連通し且つ前記透孔又は切欠6,7に連通する
    格子状ないし網目状の多数の凹溝8が形成されて
    いることを特徴とする、側溝用ブロツク。
JP583489U 1989-01-20 1989-01-20 Expired JPH0437982Y2 (ja)

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JP583489U JPH0437982Y2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20

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JP583489U JPH0437982Y2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20

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JPH0297479U JPH0297479U (ja) 1990-08-02
JPH0437982Y2 true JPH0437982Y2 (ja) 1992-09-07

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2676295B2 (ja) * 1992-06-03 1997-11-12 揖斐川コンクリート工業株式会社 側溝用ブロック
JP5137211B2 (ja) * 2009-12-03 2013-02-06 三谷セキサン株式会社 側溝ブロック用型枠
JP6615010B2 (ja) * 2016-03-08 2019-12-04 會澤高圧コンクリート株式会社 自由勾配側溝ブロック

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JPH0297479U (ja) 1990-08-02

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