JPH0437731Y2 - - Google Patents

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JPH0437731Y2
JPH0437731Y2 JP3842587U JP3842587U JPH0437731Y2 JP H0437731 Y2 JPH0437731 Y2 JP H0437731Y2 JP 3842587 U JP3842587 U JP 3842587U JP 3842587 U JP3842587 U JP 3842587U JP H0437731 Y2 JPH0437731 Y2 JP H0437731Y2
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JP
Japan
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union nut
tube
open end
sleeve
joint
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JP3842587U
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JPS63147272U (ja
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、樹脂製フレキシブルチユーブなどの
開口端に継手部品を構成するインサートおよびス
リーブを圧着する分離型継手部品用仮圧着工具に
関する。
[従来技術] 従来、例えば自動車の油圧系をナイロンなどの
樹脂あるいはゴム製などのフレキシブルチユーブ
にて配管する場合、実開昭59−6678号公報に開示
されているような分離型継手を介して接続する手
段が多く採用されている。
すなわち、第6図、第7図に示すように、図示
しない油圧系の接続部などに螺着されている継手
本体1に対し、予めインサート2が装着されてい
るフレキシブルチユーブ3の開口端を挿通し、次
いで、このフレキシブルチユーブ3の外周に挿通
されているユニオンナツト4を上記継手本体1の
ねじ部1aに螺入する。すると、上記フレキシブ
ルチユーブ3の外周に挿通されているスリーブ5
が上記ナツト4によつて先端方向へ移動され、上
記インサート2との間に上記フレキシブルチユー
ブ3の開口端を挟着するとともに、上記スリーブ
5によつて上記継手本体1と上記ユニオンナツト
4の内面がシールされ、次いでこの継手本体1に
上記ユニオンナツト4が締結されて上記フレキシ
ブルチユーブ3の接続が完了する。
[考案が解決しようとする問題点] 従来、上記フレキシブルチユーブ3に上記スリ
ーブ5が圧着されていない状態では、上記インサ
ート2および上記ユニオンナツト4が脱落しやす
く、したがつてこれらインサート2、ユニオンナ
ツト4、スリーブ5は上記フレキシブルチユーブ
3の配管の完了後、上記継手本体1に接続する際
に仮付けしていた。
よつて接続の際の作業性が著しく低下し、しか
も仮付け時の上記各部品構成2,4,5は脱落し
やすいため、一方の手で上記フレキシブルチユー
ブ3を押えながら、他方の手で上記ユニオンナツ
ト4を上記継手本体1に螺着させなければならな
いなど作業が極めて繁雑であるために、組立ライ
ン(パワーライン)上での生産性が大巾に低下す
る。さらに接続作業が両手で行わなければならな
いので、狭隘な区間での接続作業が困難であり、
配管場所が制約を受ける問題がある。
さらに、接続作業の際に上記各構成部品2,
4,5が脱落しやすいために、部品の紛失が反発
し部品の在庫管理が著しく繁雑になる。
その結果、配管に継手部品が予め組付けられて
いるフレアスチールチユーブと、上記フレキシブ
ルチユーブ3とを併用する場合、作業性が著しく
相違し、量産工程を編成することが困難である。
従来上記各構成部品2,4,5を上記フレキシ
ブルチユーブ3に仮付けする治具はほとんど開発
されておらず、またそのような治具を採用したと
しても、接続作業は治具を保持したまま行わなけ
ればならず作業効率はほとんど改善されない。
[考案の目的] 本考案は、従来の分離型継手部品の有する前記
問題点を解消し、作業性の向上が図れて生産性が
大幅に改善されるとともに、配管場所に制約を受
けることなく、しかも部品の紛失が防止されて在
庫管理が容易になるばかりでなく、他の継手手段
との併用で量産工程を編成することが可能になる
分離型継手部品用仮圧着工具を提供することを目
的としてなされたものである。
[考案の構成] 本考案によれば、チユーブの開口端に挿通され
たインサートと、このチユーブの開口端の外周に
挿通されたスリーブとを、上記チユーブに挿通さ
れたユニオンナツトにより上記チユーブの開口端
に挟着させる分離型継手部品用仮圧着工具におい
て、工具本体の回転軸に前記ユニオンナツトに螺
入されるねじ部を有する治具が装着され、また上
記回転軸の軸上に、上記工具本体に固設されて上
記ユニオンナツトを回り止めするガイド部材が設
けらられている。
[考案の作用効果] したがつて、配管作業をする前に、チユーブの
開口端にユニオンナツト、スリーブ、インサート
を順に装着し、次いで上記チユーブを工具本体の
回転軸の軸上に設けられ、且つこの工具本体に固
設されているガイド部材に挿通して上記ユニオン
ナツトを回り止めするとともに、このユニオンナ
ツトを上記回転軸に装着された治具のねじ部に当
接させる。その後、上記工具本体の回転軸を回転
すると、このねじ部が上記ユニオンナツトに螺合
され、このユニオンナツトが上記チユーブの開口
端方向へ移動されるに従い、上記スリーブを同方
向へ押圧し、このスリーブが上記インサートの外
周に上記チユーブの開口端を介して圧着される。
そして上記スリーブが上記開口端に所定に圧着さ
れた後、上記回転軸を逆回転させ、上記治具のね
じ部に対する上記ユニオンナツトの螺合を解く。
すると上記チユーブの開口端に上記インサートと
上記スリーブとが仮圧着される。
このように本考案によれば、配管作業前に、チ
ユーブの開口端にインサート、スリーブが仮圧着
されるとともに、ユニオンナツトが所定に装着さ
れるので、この各構成部品が脱落せず、部品の紛
失が防止されて在庫管理が容易になるばかりでな
く、配管後の接続作用の際にチユーブを把持する
必要がなく作業性が向上し、狭隘な空間での配管
が可能になるなど配管場所に制約を受けることが
なく、生産性が大幅に改善され、従来困難であつ
た他の継手手段との併用での量産工程を編成する
ことが可能になるなど優れた効果が奏される。
なお、好ましくは上記チユーブに、ナイロンな
どの樹脂製、あるいはゴム製などのフレキシブル
チユーブを採用するとよい。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図において、符号6はエアツールなどの自
動締付け用工具本体であり、この工具本体6の先
端に回転軸7が設けられている。さらにこの回転
軸7に治具8が着脱自在に装着されている。ま
た、この治具8に、継手部品を構成するユニオン
ナツト4(第5図、第6図参照)に螺合するねじ
部8aと、フレキシブルチユーブ3の開口端に挿
通されたインサート2を掛止めする凹部8bおよ
びスリーブ5に対する逃げ部8cが各々形成され
ている。
また、上記回転軸7の軸上で且つ前方にガイド
孔9を有するガイド部材10が臨まれている。こ
のガイド部材10は支持アーム11の先端に一体
形成され、さらにこの支持アーム11の基端に曲
げ形成された取付面11aが上記工具本体6にボ
ルト12などを介して締結されている。
また、上記ガイド孔9は継手部品を構成するユ
ニオンナツト4の外周に係合されて、このユニオ
ンナツト4を回り止めする六角形に形成されてい
る。
上記治具8のねじ部8aの先端と上記ガイド部
材10との間に距離lの間隔が開けてあり、上記
支持アーム11を取付け時に進退させるなどし
て、この距離lを予め規制すれば、締め過ぎなど
の品質不良を防止することができる。
次に上述した構成による実施例の作用について
説明する。
まず、第3図に示すようにフレキシブルチユー
ブ3の開口端の外周にユニオンナツト4、スリー
ブ5を挿通し、その後インサート2を装着する。
次いで、このフレキシブルチユーブ3の開口端
を、締付け用工具本体6の回転軸7に装着されて
いる治具8の凹部8bに、この治具8の前方に臨
まされているガイド孔9を経て挿通する。また上
記ユニオンナツト4を上記ガイド孔9に係合させ
るとともに、上記治具8に形成されたねじ8aに
当接させる。
次いで、上記工具本体6の回転軸7を回転させ
ると、上記治具8のねじ部8aに上記ユニオンナ
ツト4が螺合され、上記インサート2の先端が上
記治具8の凹部8bに押圧され、上記ユニオンナ
ツト4が上記フレキシブルチユーブ3の先端方向
へ移動される。すると、このユニオンナツト4が
上記スリーブ5を同方向へ押圧し、このスリーブ
5が上記インサート2の外周に上記フレキシブル
チユーブ3の開口端部を介して圧着される。
そして、上記スリーブ5が所定に仮圧着された
後、上記工具本体6の上記回転軸7を逆方向に回
転し、上記治具8に形成されたねじ部8bの上記
ユニオンナツト4に対する螺合を解く。その結
果、上記フレキシブルチユーブ3の開口端に上記
インサート2と上記スリーブ5とが仮圧着される
とともに、上記ユニオンナツト4がこのスリーブ
5によつて抜け止めされる。
そのため、分離型継手の各構成部品2,4,5
が配管時に脱落することがなく、フレアスチール
チユーブと同等の生産ラインを組むことができ
る。
[まとめ] 以上の如く本考案によれば、フレキシブルチユ
ーブ単品に対し、分離型継手の構成部品であるイ
ンサート、ユニオンナツト、スリーブを予め仮圧
着させておくことが容易に行え、よつてフレキシ
ブルチユーブの接続作用効率が向上するばかりで
なく、従来の如き、上記構成部品の脱落という問
題もなくなり、生産性、経済性の両面が大幅に改
善される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の実施例を示し、
第1図は工具本体および分離型継手の構成部品の
一部断面側面図、第2図は仮圧着時の第1図のA
部拡大断面図、第3図は分離型継手を構成する部
品の分解斜視図、第4図は工具本体の斜視図、第
5図は仮圧着後の分離型継手を構成する部品の斜
視図、第6図は分離型継手の分解斜視図、第7図
は分離型継手の断面図である。 2……インサート、3……チユーブ、4……ユ
ニオンナツト、5……スリーブ、6……工具本
体、7……回転軸、8……治具、8a……ねじ
部、9……ガイド孔、10……ガイド部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チユーブの開口端に挿通されたインサートと、
    このチユーブの開口端の外周に挿通されたスリー
    ブとを、上記チユーブに挿通されたユニオンナツ
    トにより上記チユーブの開口端に挟着させる分離
    型継手部品用仮圧着工具において、工具本体の回
    転軸に前記ユニオンナツトに螺入されるねじ部を
    有する治具が装着され、また上記回転軸の軸上
    に、上記工具本体に固設されて上記ユニオンナツ
    トを回り止めするガイド部材が設けられているこ
    とを特徴とする分離型継手部品用仮圧着工具。
JP3842587U 1987-03-18 1987-03-18 Expired JPH0437731Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3842587U JPH0437731Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3842587U JPH0437731Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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Publication Number Publication Date
JPS63147272U JPS63147272U (ja) 1988-09-28
JPH0437731Y2 true JPH0437731Y2 (ja) 1992-09-04

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ID=30850658

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3842587U Expired JPH0437731Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100369192B1 (ko) * 2000-12-26 2003-01-24 현대자동차주식회사 열가소성 플라스틱 튜브 너트 조립장치

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JPS63147272U (ja) 1988-09-28

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