JPH0437406Y2 - - Google Patents

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JPH0437406Y2
JPH0437406Y2 JP9385185U JP9385185U JPH0437406Y2 JP H0437406 Y2 JPH0437406 Y2 JP H0437406Y2 JP 9385185 U JP9385185 U JP 9385185U JP 9385185 U JP9385185 U JP 9385185U JP H0437406 Y2 JPH0437406 Y2 JP H0437406Y2
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JP
Japan
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fan
cross
wind
flow fan
karawa
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JP9385185U
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JPS621552U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はコンバイン等の脱穀部における風選装
置において、中央部と側部の風力分布の差異を無
くして、選別風を均等に送られるようにするため
の風路の構成に関するものである。
(ロ) 従来技術 脱穀機における風選装置に関する従来技術とし
て、実公昭52−57103号公報の如きものがあるの
である。
前記技術は、横断フアンから吹き出す風力分布
は中央部の風力が強く、両側部の風力が弱い傾向
にあるので、揺動搬送板の両側に外側方向に向か
つて上向きに傾斜させた遮板を設けて、側部と中
央部の選別能力を揺動搬送板にて補正したもので
ある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記のように横断流フアンのみにより風選を行
う場合には、揺動搬送板の構成を変更すればよい
が、コンバインまたは普通形コンバイン等におい
ては横幅が大きくなるので、前記横断流フアンや
揺動搬送板のみでは選別が十分にできないのであ
る。
よつて、フアンとして風力の強い唐箕フアンを
使用し、それに加えて横断流フアンを使用してい
るのである。これら風選装置内においても横断流
フアンによる風力は中央部と側部において差が生
じており、また、唐箕フアンにおいても差異があ
り、これをなくすためにフアンの径を大きくして
風力アツプを図る必要があつたのである。しか
し、径を大きくすると機体全体が大きくなるとい
う不具合があつたのである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案は以上の問題点を解決するために次の如
く構成したものである。
脱穀装置7の下方で、揺動選別装置10の始端
側上方位置に風選を行うための横断流フアン11
を配置し、更に揺動選別装置10の下方に唐箕フ
アン12を配設した風選装置において、横断流フ
アンケース19の下位部と唐箕風路板20の上位
部を、横断フアン11と唐箕フアン12の回転軸
方向の中央部において、風路21により連通した
ものである。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
と作用を説明すると。
第1図は普通形コンバインの全体側面断面図。
第2図は横断流フアン及び唐箕フアン部の拡大側
面断面図。第3図は第2図におけるA−A断面
図。第4図は脱穀装置に扱胴を使用した場合の側
面断面図である。
第1図にて一実施例として普通形コンバインの
全体構成から説明する。
1はデバイダ、2は掻き込みリール、3は横送
りオーガ、4はコンベア、5は操縦席である。掻
き込みリール2にて掻き込まれた穀稈は刈刃6に
て刈り取られ、横送りオーガ3、コンベア4にて
脱穀装置7へ搬送される。
該脱穀装置7はスクリユー扱歯で扱胴8の軸方
向に搬送しながら脱穀をするスクリユー型の脱穀
装置であり、脱粒後の穀稈は後端より排出され
る。クリンプ網9より落下した籾と藁くず等は横
断流フアン11の圧風により粗選別され、揺動選
別装置10による揺動選別、及び、唐箕フアン1
2による風選により更に精選別される。
選別された一番物はコンベア15にて側方に集
められ、揚穀スロワー13にて揚穀され、グレン
タンク14に預留される。二番物は二番コンベア
16にて側方に集められ、二番スロワー17にて
脱穀装置7へ還元される。
本考案の風選装置は前記横断流フアン11と唐
箕フアン12からなり、横断流フアン11は回転
軸周囲に多数の翼板を篭状に設け、一定部位より
排風する円筒状の送風機であり、風力分布は両側
部に比べ、中央部の方が強い傾向にある。
唐箕フアン12は2〜4枚の羽根を回転軸に半
径方向に固設して回転させ風力を得るものであ
り、風力分布は中央部にくらべ両側部の方が強い
傾向にあるのである。
また、通常横断流フアン11と唐箕フアン12
の風路は別々に設けられているが、本考案は横断
流フアン11の中央部の風力の一部を唐箕フアン
12の中央部に供給して、唐箕フアンの中央部の
風力の低下を捕い、風力の平均化を図つたもので
ある。
即ち、第2図、第3図に示す如く、横断流フア
ン11のケース19の中央部19aを開口し、ま
た、唐箕フアンケース20の中央部20aにも同
様に開口し、該両開口部を風路21にて接続して
連通したものである。
尚、前記開口部の大きさは横断流フアン11、
唐箕フアン12のそれぞれの風力により決めるも
のである。
よつて、横断流フアン11の中央部の余分な風
を風路21により唐箕フアン12の中央部に供給
して、横断流フアン11の風力分布も平均化して
風選を均一化し、唐箕フアン12においても吸入
口22より離れた中央部の風力をアツプさせ、風
力分布の平均化を図り、唐箕フアンによる幅方向
の風選の均一化も図れるのである。
(ヘ) 考案の効果 以上の如く構成することにより、次のような効
果が得られるのである。
まず第1に、横断流フアン、唐箕フアンの両中
央部を開口して連通したので、横断流フアンから
の中央部の風力が低下し、そして唐箕フアンの中
央部の風力が増して、唐箕フアンの風力の低下が
なく両フアンの平均化ができ、選別性能の向上を
図ることができたのである。
第2に、唐箕フアンの風力を増すために唐箕フ
アンの径を大きくすることがなく、機体を大きく
する必要もなくなつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は普通形コンバインの全体側面断面図。
第2図は横断流フアン及び唐箕フアン部の拡大側
面断面図。第3図は第2図におけるA−A断面
図。第4図は脱穀装置に扱胴を使用した場合の側
面断面図である。 10……揺動選別装置、11……横断流フア
ン、12……唐箕フアン、19……ケース、20
……唐箕風路板、21……風路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀装置7の下方で、揺動選別装置10の始端
    側上方位置に風選を行うための横断流フアン11
    を配置し、更に揺動選別装置10の下方に唐箕フ
    アン12を配設した風選装置において、横断流フ
    アンケース19の吐出側と唐箕風路板20の上位
    部を、横断流フアン11と唐箕フアン12の回転
    軸方向の中央部において、風路21により連通し
    たことを特徴とする脱穀機における風選装置。
JP9385185U 1985-06-20 1985-06-20 Expired JPH0437406Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9385185U JPH0437406Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9385185U JPH0437406Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS621552U JPS621552U (ja) 1987-01-07
JPH0437406Y2 true JPH0437406Y2 (ja) 1992-09-02

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ID=30651897

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JP9385185U Expired JPH0437406Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4815793B2 (ja) * 2004-11-30 2011-11-16 井関農機株式会社 脱穀装置

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Publication number Publication date
JPS621552U (ja) 1987-01-07

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