JPH04373130A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH04373130A
JPH04373130A JP17722291A JP17722291A JPH04373130A JP H04373130 A JPH04373130 A JP H04373130A JP 17722291 A JP17722291 A JP 17722291A JP 17722291 A JP17722291 A JP 17722291A JP H04373130 A JPH04373130 A JP H04373130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal wiring
slits
insulating film
wiring layer
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17722291A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Takagi
高儀 光治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP17722291A priority Critical patent/JPH04373130A/ja
Publication of JPH04373130A publication Critical patent/JPH04373130A/ja
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係わり、特
に大面積の金属配線層が設けられた半導体装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の種類によっては、半導体基
板上に比較的大面積の金属配線層が設けられる場合があ
る。例えば、図5に示すように、何らかの半導体回路が
形成された半導体基板2上に層間絶縁膜層4が形成され
、その層間絶縁膜層4上に、比較的大面積の金属配線層
6が形成され、その金属配線層6の上に層間絶縁膜8が
形成される場合がある。また、多層配線に際しては、こ
の層間絶縁膜8上にさらに金属配線層と層間絶縁膜とが
繰り返し形成されることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような半導体装置
10では、金属配線層6の下側の層間絶縁膜層4または
上側の層間絶縁膜層8が、図5に示すように、そり変形
または膨らみ変形するおそれがある。このような層間絶
縁膜層4の変形により、金属配線層6には、ストレス・
マイグレーションが生じ、アメーバ状損失部分12が生
じる。また、層間絶縁膜層8には、クラック14が生じ
る場合がある。
【0004】金属配線層6にストレス・マイグレーショ
ンが生じると、配線断面積が減少し、電流密度が激増し
、耐エレクトロン・マイグレーション特性が劣化し、エ
レクトロン・マイグレーションによる断線現象が発生し
易くなる。また、層間絶縁膜層8にクラック14が生じ
ると、絶縁層としての信頼性が低下する。
【0005】このような現象が生じる理由は必ずしも明
らかではないが、絶縁膜層が圧縮内部応力を持っている
場合に、絶縁膜層がそり変形して内部応力を解放しよう
とし、この変形によって生じる体積差が応力を生じ、ス
トレス・マイグレーションを生じさせると考えられてい
る。このようなストレス・マイグレーションを防止する
手段として、絶縁膜層形成時の条件を制御することによ
り、絶縁膜層に生じる圧縮内部応力を軽減することも考
えられる。しかしながら、このように絶縁膜層形成時の
条件を制御したとしても、ストレス・マイグレーション
を有効に防止することはできない。また、絶縁膜層形成
時の条件を厳しくすることは、製造コストの上昇を招き
好ましくない。本発明者は、金属配線層に所定のスリッ
ト群を形成することで、金属配線層と絶縁膜層との密着
性を向上させることにより、特に比較的大面積の金属配
線層に生じるおそれのあるストレス・マイグレーション
を有効に防止し得ることを見い出し、本発明を完成する
に至った。
【0006】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
、製造コストを増大させることなく、特に比較的大面積
の金属配線層に生じるおそれのあるストレス・マイグレ
ーションを有効に防止し得る半導体装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の半導体装置では、金属配線層に、ストレス
・マイグレーション防止用のスリット群が形成してある
。上記スリット群は、所定間隔に平行に配置されている
ことが好ましい。また、上記スリット群にそれぞれ形成
してある各スリットは、隣合うスリット群で互い違いに
なるように配置してあることが好ましい。
【0008】
【作用】本発明の半導体装置では、金属配線層にスリッ
ト群が形成してあるため、金属配線層の上部または下部
に形成される絶縁膜層との密着性が向上するなどの理由
から、絶縁膜層の内部応力による膨らみ変形が生じ難く
なり、結局ストレス・マイグレーションを有効に防止す
ることができる。また、このようなスリット群は、金属
配線層をパターンニングする際に同時に形成することが
可能であるため、製造工程が増大することがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る半導体装置に
ついて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発
明の一実施例に係る半導体装置の要部断面図、図2は図
1に示すII−II線に沿う断面図、図3は本発明の他
の実施例に係るスリット群形状を示す断面図、図4は本
発明の作用を示すグラフである。
【0010】図1に示す実施例の半導体装置20では、
何らかの半導体回路が形成された半導体基板2上に第1
の層間絶縁膜層4が形成され、その第1の層間絶縁膜層
4上に、比較的大面積の金属配線層21が形成され、そ
の金属配線層21の上に第2の層間絶縁膜8が形成され
ている。また、多層配線に際しては、この層間絶縁膜8
上にさらに金属配線層と層間絶縁膜とが繰り返し形成さ
れることがある。
【0011】半導体基板2としては、特に限定されず、
例えばSi基板が用いられる。この半導体基板2の表面
に形成される半導体回路の種類も特に限定されない。
【0012】本実施例では、第1の層間絶縁膜層4と第
2の層間絶縁膜層8との間に形成される金属配線層21
に、図2に示すように、所定間隔Aで平行に配置された
スリット郡24が3列に形成してある。各スリット郡2
4を構成する各スリット22は、所定間隔Cの間隔で配
列され、金属配線層21の層を貫通するように形成され
る。
【0013】スリット郡の間隔Aは、特に限定されない
が、30μm以下、好ましくは20μm以下、特に好ま
しくは15μm以下である。各スリット22のスリット
幅Bは、特に限定されないが、1μm以上、好ましくは
1.5μm以上、特に好ましくは2μm以上である。ま
た、各スリット22の列方向幅Cは、特に限定されない
が、15μm以下、好ましくは10μm以下、特に好ま
しくは5μm以下である。また、各スリット22の長さ
Dは、特に限定されないが、10μm以上、好ましくは
15μm以上、特に好ましくは20μm以上である。こ
のような寸法範囲にすることで、ストレス・マイグレー
ションを有効に防止することができる。
【0014】金属配線層21を構成する金属としては、
特に限定されないが、アルミニウム、銅、金、プラチナ
、チタン、タングステンなどを用いることができる。
【0015】層間絶縁膜層4,8を構成する絶縁膜とし
ては、特に限定されないが、例えば酸化珪素膜、窒化珪
素膜、リンドープ酸化珪素膜(PSG膜)、ボロンドー
プ酸化珪素膜(BSG)等が例示される。これらは、例
えばCVD法により成膜される。
【0016】本実施例の半導体装置20では、金属配線
層21に所定のパターンでスリット群24が形成してあ
るため、金属配線層21の上部に形成される第2の層間
絶縁膜層8の成膜時に、この絶縁膜層8が、スリット郡
24の各スリット22内に入り込み、上下の絶縁物膜層
4,8の密着性が向上する。このため、絶縁膜層4,8
の内部応力による膨らみ変形が生じ難くなり、結局スト
レス・マイグレーションを有効に防止することができる
【0017】また、このようなスリット群22は、金属
配線層21を、エチッングなどの手段でパターンニング
する際に、同時に形成することが可能であるため、製造
工程が増大することがない。
【0018】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。例えば、スリット郡22のパターン形状は
、上述した実施例に限定されるものではなく、ストレス
・マイグレーションを防止する観点から、種々に改変す
ることが可能である。例えば、図3に示すように、平行
に配置されたスリット郡34の各スリット32は、隣合
うスリット群34でそれぞれ互い違いになるように配置
するようにしても良い。このようなパターンニングは、
金属配線層31をエッチングするためのマスクパターン
を代えるだけで容易に実現できる。
【0019】このように、各スリット32を平行にしか
も互い違いに配置することで、図4の曲線Xに示すよう
に、各スリットを単に平行に配置した図2に示すような
スリット郡が形成してある半導体装置(曲線Yで示す)
に比較し、各スリット間間隔Aをより大きくしても、ス
トレス・マイグレーションの発生率を低く押さえること
が可能である。また、上述した実施例では、半導体基板
2上に層間絶縁膜4を形成した上に金属配線層21を形
成しているが、これに限定されることなく、半導体基板
上に直接金属配線層21を形成するようにした半導体装
置にも本発明の適用が可能である。また、複層の金属配
線層が形成してある半導体装置にも本発明の適用が可能
である。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の半導
体装置では、金属配線層にスリット群が形成してあるた
め、金属配線層の上部または下部に形成される絶縁膜層
との密着性が向上するなどの理由から、絶縁膜層の内部
応力による膨らみ変形が生じ難くなり、結局ストレス・
マイグレーションを有効に防止することができる。また
、このようなスリット群は、金属配線層をパターンニン
グする際に同時に形成することが可能であるため、製造
工程が増大することがない。その結果、製造コストが増
大することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る半導体装置の要
部断面図である。
【図2】図2は図1に示すII−II線に沿う断面図で
ある。
【図3】図3は本発明の他の実施例に係るスリット群形
状を示す断面図である。
【図4】図4は本発明の作用を示すグラフである。
【図5】図5は従来の半導体装置の要部断面図である。
【符号の説明】
2  半導体基板 4,8  層間絶縁膜 6,21  金属配線層 10,20  半導体装置 22,32  スリット 24,34  スリット郡

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板上に、直接またはその他の
    層を介して金属配線層及び層間絶縁膜層が形成してある
    半導体装置において、上記金属配線層には、ストレス・
    マイグレーション防止用のスリット群が形成してある半
    導体装置。
  2. 【請求項2】  スリット群は、所定間隔に平行に配置
    されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】  上記スリット群にそれぞれ形成してあ
    る各スリットが、隣合うスリット群で互い違いになるよ
    うに配置してあることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の半導体装置。
JP17722291A 1991-06-21 1991-06-21 半導体装置 Pending JPH04373130A (ja)

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JP17722291A JPH04373130A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 半導体装置

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JP17722291A JPH04373130A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 半導体装置

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ID=16027296

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JP17722291A Pending JPH04373130A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 半導体装置

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JP (1) JPH04373130A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006147812A (ja) * 2004-10-18 2006-06-08 Ricoh Co Ltd 積層薄膜電気配線板

Cited By (1)

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