JP2758729B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP2758729B2 JP2758729B2 JP3071347A JP7134791A JP2758729B2 JP 2758729 B2 JP2758729 B2 JP 2758729B2 JP 3071347 A JP3071347 A JP 3071347A JP 7134791 A JP7134791 A JP 7134791A JP 2758729 B2 JP2758729 B2 JP 2758729B2
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- Japan
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- film
- polycrystalline silicon
- wiring
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
層間絶縁膜に関する。
層間絶縁膜に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置は、図3に示す様に、
シリコン基板1の上に設けたフィールド酸化膜2の上に
第1及び第2の層間絶縁膜7,8を設け、層間絶縁膜8
の上に配線6を形成している。
シリコン基板1の上に設けたフィールド酸化膜2の上に
第1及び第2の層間絶縁膜7,8を設け、層間絶縁膜8
の上に配線6を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体装置
は、半導体基板と配線との間の寄生容量は、フィールド
酸化膜と層間絶縁膜の誘電率に比例し膜厚に反比例す
る。従って、半導体基板と配線との間の容量は層間絶縁
膜の誘電率が大きく膜厚が薄い場合に大きくなり、配線
の伝播遅延時間が遅くなる。
は、半導体基板と配線との間の寄生容量は、フィールド
酸化膜と層間絶縁膜の誘電率に比例し膜厚に反比例す
る。従って、半導体基板と配線との間の容量は層間絶縁
膜の誘電率が大きく膜厚が薄い場合に大きくなり、配線
の伝播遅延時間が遅くなる。
【0004】また、容量低減のため、膜厚を厚くすると
層間絶縁膜に設けるコンタクト孔のステップカバレージ
が低下するという欠点がある。
層間絶縁膜に設けるコンタクト孔のステップカバレージ
が低下するという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、層間絶縁膜の厚さを厚く
することなく半導体基板と配線との間の厚さを増し、配
線に寄生する容量を低減させて、伝播遅延時間の増加を
抑制する半導体装置を提供することにある。
することなく半導体基板と配線との間の厚さを増し、配
線に寄生する容量を低減させて、伝播遅延時間の増加を
抑制する半導体装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板上に設けられたフィールド絶縁膜と、前記フ
ィールド絶縁膜の配線形成領域の上面に被着され、たが
いに所定の間隔を有して設けられたブロック状の複数の
多結晶シリコン層と、前記間隔を充填してブロック状の
複数の前記多結晶シリコン層を覆って設けられ上面を平
坦化し、かつ前記多結晶シリコン層上の膜厚が該多結晶
シリコン層の膜厚より薄くなるように形成されたスピン
塗布法によるシリカ膜と、ブロック状の複数の前記多結
晶シリコン層上および複数の前記間隔上をその幅方向で
跨いで前記シリカ膜の上面上に設けられた配線とを有す
る。
半導体基板上に設けられたフィールド絶縁膜と、前記フ
ィールド絶縁膜の配線形成領域の上面に被着され、たが
いに所定の間隔を有して設けられたブロック状の複数の
多結晶シリコン層と、前記間隔を充填してブロック状の
複数の前記多結晶シリコン層を覆って設けられ上面を平
坦化し、かつ前記多結晶シリコン層上の膜厚が該多結晶
シリコン層の膜厚より薄くなるように形成されたスピン
塗布法によるシリカ膜と、ブロック状の複数の前記多結
晶シリコン層上および複数の前記間隔上をその幅方向で
跨いで前記シリカ膜の上面上に設けられた配線とを有す
る。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明の第1の実施例を示す断面図
である。
である。
【0009】図1に示すように、シリコン基板1に素子
形成領域を区画するフィールド酸化膜2を形成し、フィ
ールド酸化膜2を含む表面に多結晶シリコン層を堆積し
て選択的にエッチングし、フィールド酸化膜2の上の配
線形成領域にブロック状の多結晶シリコン層3を配置し
て形成する。次に多結晶シリコン層3を含む表面にスピ
ン法により塗布して形成したシリカ膜4を形成して上面
を平坦化し、シリカ膜4の上に酸化シリコン膜5を堆積
する。次に、多結晶シリコン層3を配置した領域の酸化
シリコン膜5の上に配線6を形成する。
形成領域を区画するフィールド酸化膜2を形成し、フィ
ールド酸化膜2を含む表面に多結晶シリコン層を堆積し
て選択的にエッチングし、フィールド酸化膜2の上の配
線形成領域にブロック状の多結晶シリコン層3を配置し
て形成する。次に多結晶シリコン層3を含む表面にスピ
ン法により塗布して形成したシリカ膜4を形成して上面
を平坦化し、シリカ膜4の上に酸化シリコン膜5を堆積
する。次に、多結晶シリコン層3を配置した領域の酸化
シリコン膜5の上に配線6を形成する。
【0010】図2は本発明の第2の実施例を示す断面図
である。
である。
【0011】図2に示すように、フィールド酸化膜2の
上に酸化シリコン膜5を設け、酸化シリコン膜5の上に
多結晶シリコン層3及びシリカ膜4を設け、シリカ膜4
の上に配線6を設けた以外は第1の実施例と同様の構成
を有している。
上に酸化シリコン膜5を設け、酸化シリコン膜5の上に
多結晶シリコン層3及びシリカ膜4を設け、シリカ膜4
の上に配線6を設けた以外は第1の実施例と同様の構成
を有している。
【0012】なお、多結晶シリコン層3は素子形成領域
に形成した素子領域の引出電極と同時に形成しても良
く、酸化シリコン膜5の代わりに窒化シリコン膜や酸化
タンタル膜を使用しても良い。
に形成した素子領域の引出電極と同時に形成しても良
く、酸化シリコン膜5の代わりに窒化シリコン膜や酸化
タンタル膜を使用しても良い。
【0013】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、層間絶縁膜
の厚さを変えずに半導体基板と配線層の間の層間膜の厚
さを実質的に増加させることにより、配線と半導体基板
との間の寄生容量が低減できるので、配線の伝播遅延時
間の増加を抑制できるという効果がある。
の厚さを変えずに半導体基板と配線層の間の層間膜の厚
さを実質的に増加させることにより、配線と半導体基板
との間の寄生容量が低減できるので、配線の伝播遅延時
間の増加を抑制できるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図3】従来の半導体装置の一例を示す断面図である。
1 シリコン基板 2 フィールド酸化膜 3 多結晶シリコン層 4 シリカ膜 5 酸化シリコン膜 6 配線 7,8 層間絶縁膜
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/3205 H01L 21/3213 H01L 21/768
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板上に設けられたフィールド絶
縁膜と、前記フィールド絶縁膜の配線形成領域の上面に
被着され、たがいに所定の間隔を有して設けられたブロ
ック状の複数の多結晶シリコン層と、前記間隔を充填し
てブロック状の複数の前記多結晶シリコン層を覆って設
けられ上面を平坦化し、かつ前記多結晶シリコン層上の
膜厚が該多結晶シリコン層の膜厚より薄くなるように形
成されたスピン塗布法によるシリカ膜と、ブロック状の
複数の前記多結晶シリコン層上および複数の前記間隔上
をその幅方向で跨いで前記シリカ膜の上面上に設けられ
た配線とを有することを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3071347A JP2758729B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3071347A JP2758729B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04307739A JPH04307739A (ja) | 1992-10-29 |
JP2758729B2 true JP2758729B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=13457877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3071347A Expired - Fee Related JP2758729B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2758729B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61152038A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-10 | Hitachi Ltd | 多層配線 |
JPS61270849A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-12-01 | Nec Corp | 集積回路装置 |
JPH0283953A (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-26 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路 |
JPH0335529A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-15 | Fujitsu Ltd | バイポーラ半導体装置およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP3071347A patent/JP2758729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04307739A (ja) | 1992-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980217 |
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